日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

覚醒剤使用で無罪になった意外な理由⁉



 こんばんは😃🌃

 今日は昼間は過ごしやすい陽気でしたね😆

 新しい一週間張り切って行きましょう👍✨🆕


 さて、今日は最近の話題と言うことでお話しします✒😆

 先日面白い事件がありました💡😁

 まずはこちらをご覧下さい👀👀


 “客観的証拠ない”無罪に


 覚醒剤を使用した罪などに問われた男が「自分の尿から覚醒剤反応が出たのは覚醒剤を使用した交際相手の尿を飲んだからだ」などと主張し、札幌地方裁判所浦河支部が先月「被告の主張を退ける客観的な証拠がない」として覚醒剤の使用について無罪とする判決を言い渡していたことがわかりました。

 この裁判はおととし11月、傷害事件で逮捕された日高地方の30代の男の被告が逮捕後に採取された尿から覚醒剤の陽性反応が出たとして傷害と覚醒剤を使用した罪に問われていたものです。

 裁判で男は「尿から覚醒剤の反応が出たのは覚醒剤を使っていた交際相手の尿を飲んだためで自分はやっていない」などと主張していました。
 
 先月22日、札幌地方裁判所浦河支部で開かれた裁判で大川恭平裁判官は覚醒剤の使用については「『尿を飲んだ』という供述に疑問がないわけではないが、被告の腕に注射の痕が確認できないことなどから被告の主張を退ける客観的な証拠は見当たらない」として無罪としました。
 
 一方、傷害の罪については懲役3年の有罪判決を言い渡しました。
 判決について男の弁護士は「証拠に基づいた適切な判決だ」と話しています。
一方の検察は判決を不服として控訴しています。



 と言う事件でした❗

 完全無罪ではなく一部無罪判決でした💨💨💨

 
 ただ、皆さんお分かりの通り、その判決理由に思わず突っ込みを入れたくなっちゃいますよね⁉(笑)

 誰がどう見ても“嘘だろ⁉”と思いますよね😆😆

 「尿から覚醒剤の反応が出たのは覚醒剤を使っていた交際相手の尿を飲んだためで自分はやっていない」

 こんな供述は、100人中100人が嘘だと思いますよね⁉

 ボクも絶対に嘘だと思ってます😁😁


 では、何でこんな誰もが嘘だと思うような馬鹿げた供述がまかり通ったのか⁉

 それは、検察が有罪を立証出来なかったからです‼

 換言すると、この誰もが嘘だと思うような供述を覆せなかったと言うことです✨💡

 
 ここからは少し具体的な話になりますが、刑事裁判のルールとして、有罪を立証するのは検察の義務であり責務でもあります💡💡💡

 被告人は、無罪であることを立証する必要はありません❗

 これを立証(挙証)責任と言います📝👓
 
 ちょっと掘り下げると、良く「疑わしきは罰せず」とか「疑わしきは被告人の利益に」という言葉は聞いたことがあると思いますが、刑事裁判では、被告人の有罪を確実な証拠で、合理的な疑いを入れない程度にまで立証することについては検察官がその責任を負います💨💨💨

 そして、検察官の方で立証を尽くしても、被告人を有罪とするために必要なある事実が存在するかどうかが立証できなかった場合には、その事実は存在しなかったものとして、被告人に有利な判断をしなければなりません💡💡

 つまり、「疑わしきは罰せず」の原則により、無罪の判決を言い渡すことになります❗

 これが、刑事訴訟法の原則的なルールです✨✨✨

 
 今回の判決は、この原則的なルールに則ったに過ぎません❗

 ですから、法律上ではごくごく当たり前なのに、何でそれがニュースになるのか⁉

 それは、『疑わしきは罰せず』ではなく、『疑わしきは罰せよ❗』と言うのが刑事裁判の現実になっているからです😒😒😒

 これが、ボクが何度も言っている、法律上と事実上の乖離です😫😫😫

 法律上と事実上では、大きな開きがあると言うことです💧💧💧


 実際、ボクの裁判の時もそうでしたが、被告人側が無罪ないし無実であることを立証しないと、裁判官は絶対に振り向いてくれません‼ 
 
 確かに、法律上では、立証責任は検察側なので、起訴された被告人はお手並み拝見とばかりに、検察がどんな立証をしてくるのかを腕を組んで見ていれば良いのです😏😏

 つまり、黙秘してお好きにどうぞと推移を見守っているだけで良いのです😄😄😄

 検察の立証に対して、反証及び反駁を加える必要は一切ありません❗

 しかしながら、事実上は検察の立証に対して、被告人側が反証及び反駁を加えないと、裁判官は検察の主張のまま事実認定をしてしまうのです😫😫😫

 黙秘することを被告人の不利益と捉えてはいけない、とも刑事訴訟法はなっていますが、事実上は黙秘は不利益と捉える、となっているのが現状です💨💨💨

 ですから、被告人側も検察の主張に対して真っ向から反証及び反駁をしないと、無罪を勝ち取る事は極めて難しいです😭😭😭


 そうした時、今回の裁判で被告人はどんな反証や反駁をしたのか⁉

 それは、前記の供述の通り、“彼女のオシッコを飲んだ”と主張したのです😲😲😲

 この誰もが疑いを差し挟む供述が、まかり通ってしまったのが今回の事件の特長です😄😄(笑)

 こんなデタラメ供述がまかり通ったのには、検察の立証が“合理的な疑いを差し挟む程度”まで届かなかったからです💧💧💧

 例えば、被告人の自宅や関係先から微量の覚醒剤が発見されたとか、被告人から押収したスマートフォンから覚醒剤の売買と思われるやり取りが残っていたとか、腕に注射痕があった等の間接証拠が1つでもあれば恐らく無罪にはなっていなかったでしょう💡💡

 しかしながら、今回は覚醒剤の陽性反応しか証拠がなかった為、それを補強する他の証拠が皆無だったから無罪になったのです💨💨

 少し前に世間を賑わせた、ASKA選手とソックリですね😆😆😆


 ちょっと余談ですが、ボクの一審を担当した私選弁護人は、もうかなり年配の先生でヤクザ絡みの事件を担当する事が多かったそうです😄😄

 そんな過去の事件の中で、今回と同じように覚醒剤使用の罪で起訴された被告人が、『彼女のオシッコを飲んだからだ』と無罪を主張したそうです😲😆💡

 すると、検察がその主張を覆す為に、鑑定人を証人尋問に呼んだそうです🙏🙏🙏

 そして、証人尋問で検察は、

 『もし、彼女のオシッコを飲んだ場合、覚醒剤の陽性反応が出るにはどの位の量のオシッコを飲まないといけませんか⁉』
 
 と鑑定人に訊くと、

 『軽トラック一杯分のオシッコが必要になります❗』

 と証言したそうです😆😆😆(笑)

 案の定、この証言が証拠採用されて、覚醒剤使用の罪で有罪判決を受けたそうです❗(笑)

 ホント漫画みたいな裁判ですね😁😁

 と言うように、普通は検察も被告人の主張に対して、時として何かしら被せて来るものなんですけどね💨💨💨


 しかし今回は、そんな検察の反駁は一切なく、デタラメ供述が通った結果となりました😲😲😲

 繰り返しますが、今回の判決は“法律上”は極めて妥当ですが、“事実上”では異例だと言うことです✨💡

 つくづく、基本に則った裁判官でしたね😄😄

 今日はそんなお話でした✒😆


 さて、水曜日は気になった事件についてお話する予定です✨😲💡

 

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