日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

取り調べ室でビンタ⁉



 こんばんは😃🌃

 今日は雨で嫌ですね☔☔


 さて、今日は最近の気になった事件についてお話したいと思います✒

 先日マスコミでも取り上げられた下記の事件ですが、少し思うところがあるのでそれぞれ触れたいと思います😄😄

 まずはこちらをご覧下さい👀


 「警官から平手打ち」 自白の任意性、審理 栃木・小1殺害

 
 2005年に起きた栃木県今市市(現日光市)の小1女児殺害事件で、殺人罪に問われた無職勝又拓哉被告(33)の裁判員裁判は4日、宇都宮地裁で捜査段階の自白の任意性についての審理が始まった。
 
 弁護側は「黙秘すると警察官に平手打ちされた。強制や脅迫があり、意思に反した自白だ」などと主張した。
 被告は商標法違反罪で起訴された14年2月18日の取り調べで、殺害を自白したとされる。
 弁護側は同日以降、被告が殺人容疑で逮捕される6月3日まで殺人罪の取り調べを長期間受けていたと指摘。
 「捜査機関は被告を商標法違反容疑で『別件逮捕』し、起訴後も不当に身柄を拘束した。精神的にも肉体的にも不安な状況で、うその自白をせざるを得なかった」と訴えた。
 被告人質問で「(殺人罪での起訴前に)なぜ自白したのか」と検察側に問われた被告は「警察官から『自白すれば刑が軽くなる。自白しないと死刑にされるかもしれない』と脅された」と話した。
 また殺人罪での起訴後、拉致やわいせつは認めながら、「殺害は別の人物が行った」と供述を変えた理由について「警察官の話が頭を離れず、少しでも認めた方が罪が軽くなると思った」と説明。
 弁護士から供述の矛盾を問われ、昨年5月ごろから全面否認に転じたという。
 「本当のことを言いたくて仕方なかった」と当時の思いを述べた。
 一方、検察側は取り調べについて「厳しく追及した場面もあるが、被告の自由な意思でなされた自白だ」と主張。
 取り調べの様子を録音・録画した記録を法廷で明らかにし、任意性を立証するとした。



 と言うことで、取り調べの際に刑事からビンタされたと言うのです😓😓😓

 つまり、無理矢理自白したものだからそんな供述は信用に価しない、と弁護側が主張しているそうです💨💨💨

 なるほど、これがもしホントならばその供述は証拠としては採用されないでしょう😄😄

 何故なら、任意性がないからです💦💦


 因みに、軽く自白について述べると、自白には憲法38条2項と刑事訴訟法319条1項が、条文上の自白法則の根拠となります📝👓

 それぞれ見ていくと、


 刑訴法319条1項

 強制、拷問又は脅迫による自白、不当に長く抑留又は拘禁された後の自白その他任意にされたものでない疑のある自白は、これを証拠とすることができない。


 憲法38条2項

 強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。



 となっています📎

 要するに、拷問や脅迫をされてしゃべった供述は証拠とすることは出来ないと言うことです❗

 まっ、極めて当然ですよね😄😄

 あくまでも、そういう事が一切ない状態でなされた供述しか証拠とすることは出来ないよ、と言うことです😆😆😆

 まっ、更に掘り下げる事も出来るのですが、そうなると本格的な法律論の話になるのでこの辺までにしておきましょう✨✨(笑)

 とにかく、脅迫や拷問をされた後にしゃべった供述は証拠とすることは出来ない、とだけ覚えて下さい👍👍👍

 
 そうすると、今回の弁護側の主張は、取り調べ室で刑事にビンタされたからその供述は任意性がないから証拠にはならない、と言っているのです❗

 しかしながら、過去に取り調べ室で刑事と対峙したボクからすると、まずあり得ないと思っています😅😅

 率直に“嘘だろこんな”のと思っています😉😉(笑)

 その理由は、もう時代が違うからです💨💨💨

 時代が違うと言うのは、その昔は取り調べ室で刑事が脅したり暴力を振るって自白を得たりして、それが証拠として採用された時代もあったのです😓😓😓

 今じゃ考えられませんが😅😅

 まっ、現代でももしかしたら暴力とは言わないまでも、明らかに脅して自白を得ようとするバカな刑事も居るかも知れません😓😓

 遠回しに『家族が可哀想に』とか『お子さんに会いたくないのか⁉』等々となだめすかして来ることは今でもあるでしょうね💦💦

 しかしながら、ビンタと言う平手打ちはちょっと考えられませんね😣😣😣

 いくら取り調べを担当した刑事がバカだったとしても、言葉ではキツい事を言ったとしてもさすがに暴力は振るわないでしょう😨😨😨

 少なくとも、ボクの時にはそんな雰囲気すらなかったですよ😄😄

 勿論、たまに怒鳴り合いにはなりましたが、何の証拠もないので刑事も突っ込めなかったのです💨💨💨

 なので、ボクはこのビンタされたは嘘だと思っています😄😄😄


 
 一方で、「捜査機関は被告を商標法違反容疑で『別件逮捕』し、起訴後も不当に身柄を拘束した。精神的にも肉体的にも不安な状況で、うその自白をせざるを得なかった」との主張は分からなくもないですが、まず通らないでしょうね😅😅😅

 確かに、ここにある『別件逮捕』に関してはかなり議論の余地があるのです💨💨💨

 もう、侃々諤々の議論がなされています💦💦

 では、具体的に別件逮捕とは何なのかと言うと、


 「別件逮捕」とは、「警察が本命として捜査したい重大なA事件という事件があった場合に、本当はA事件の容疑で逮捕して取調べたいけど、逮捕の要件が揃っていないので、とりあえず証拠の揃っている軽微なB事件で被疑者を逮捕してA事件についても取調べを行うこと」を言います。

 例えば、「警察が殺人の被疑者と目星を付けている人物がいた場合に、殺人では証拠が十分ではなく逮捕の要件(特に、「犯罪を行ったと疑う相当な理由」)を満たすかどうか分からないので、証拠が十分にある軽犯罪法違反で逮捕し身柄を拘束して殺人事件についての取調べを行う」というケースがこれにあたります。



 要するに、本来逮捕したい事件では証拠が揃っていないので、とりあえず別の事件で逮捕してそれを利用してメインの事件の取り調べを行うと言うことです👣👣🔍

 この手法は昔からよく使われていて、その度にこれはありなのか⁉、と問題になっています😅😅

 確かに、一見すると違法のように思いますが、一概に違法とは言えない部分もあるのです😓😓

 それは、最初にパクった軽微な事件でも、逮捕の要件を満たしていれば違法とは言えないからです💨💨💨

 今回は商法違反だそうですが、とりあえずは商法違反での逮捕状が出たと言うことは、実際にそういう法律違反の疑いがあるから逮捕状が出たのです💦💦💦

 すなわち、商法違反事件に関しては、立派に逮捕の要件を満たしていると言うことなのです😓😓

 ですから、商法違反事件に関しては、警察としてはきちんと適正手続きを踏んでいるのです✨✨

 腹心では別の狙いがあったとしても…😏😏😏

 
 なので、一概に別件逮捕だから不当に身柄を拘束された為、嘘の供述をせざるを得なかった、と言う主張は厳しいと思います😅😅😅

 ってか、単純にまず無理でしょう💨💨

 まっ、明らかに別件逮捕なのは見え見えなんですがね😨😨😨

 だって、商法違反なんて軽微な事件で殊更パクる必要はないからです😣😣

 勿論、犯罪の性質や内容にもよりますが、恐らく強引に商法違反にこじつけたんだと思います😄😄(笑)


 
 とりあえず、舞台は裁判員裁判へと移っているので、これらの点も含めて裁判員は難しい判断を迫られているのです💨💨💨

 つくづく、この事件の裁判員に選任された人は完璧なハズレくじを引かされましたね😆😆😆(笑)

 と言うことで、今日はこの辺でペンを置きます✒


 さて、明日もこの事件について触れる予定です😊😊

 


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