日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

ボクの友人が、歌舞伎町でぼったくりに遭いました…(4)

 こんにちは

 今日も雨ですね

 ここのところスッキリしない天気で、しかも台風まで発生していますが、くれぐれも気を付けましょう


 昨日は、例のぼったくり事件から、法律的な観点で考察しました

 特に、民事的な観点から検証してみました

 民法的には、錯誤の主張が一番しっくり、がっちり来ますね

 他の法律は、何だかこじつけ感が否めないですよね


 さて、今日も、この話題について掘り下げます

 今日は、刑法的な観点から考察してみます

 刑法ですから、民法と違い法律違反には、刑事罰という罰則があります

 まず、皆さんは、ぼったくりの被害は、どんな刑法に該当すると思いますか

 例えば、脅しているんだから脅迫罪だとか、事務所に連れて行かれて長時間監禁されたら逮捕監禁罪だとか、様々なケースがありますね


 ぼったくりの場合、その時その時の状況によって、適用法律が変って来ます

 例えば、お客の腕などの体の一部やベルト、着衣をつかむ、引っ張る、という『身体の接触による力学的な作用』(行為)は暴行罪に該当しますし、明らかな暴力は傷害罪に該当します

 また、身体の拘束が一定時間ある場合は、『逮捕罪(or監禁罪)』が成立します

 それから、『脅迫or暴行』によって金銭の支払を要求することは恐喝罪に該当します

 代金を払わない段階でも『恐喝未遂罪』が成立します

 後は、詐欺罪、詐欺未遂罪に該当すると思います

 そして、直接的な法的根拠は、東京都のぼったくり防止条例違反ですね

 この条例には、料金等の表示義務、不当な勧誘等の禁止、不当な取立の禁止、としっかり明示されています



 ですが、迷惑防止条例は、各都道府県の法律なので、ぼったくり防止条例が施行されている所と、されていない所があるのです

 なので、施行されていなければ、そもそもこの条例で摘発する事が出来ません

 それに、ぼったくり防止条例の罰則は、懲役6か月以下か罰金50万円以下で、事実上罰金刑です

 ですから、非常に刑罰としては軽いのが現状です

 
 ただ、現実的には、ぼったくり被害に遭ったからと言って、直ぐに警察が動いてパクってくれるワケではありません

 彼の事件でもそうであったように、〝民事不介入〟を理由に、警察は何もしてくれませんでした

 全く役立たずなんですよね

 警察としても、明らかに暴行されて怪我をしているとか、長時間に亘り監禁されたとか、目に見える被害がない限り積極的には動きません

 警察からすれば、飲食代金が高いというのが一番の理由ですから、そんなのお店と話し合って自分達で解決してよ、と言うのが本音でしょう

 また、思いの外サービスが悪かったとか、綺麗な女の子が付かなかったからその腹いせに喚いているんじゃないの、と思っているかも知れません

 確かに、お酒が入っての事ですから、自分達が想像していたよりも料金が高くなってしまう事もあるでしょう

 しかし、70分4000円が800000円は明らかにおかしいでしょう

 
 それに、これだけ被害があちこちで訴えられているんですから、もっともっと被害申告に対して真摯に向き合って欲しいですよね

 恐らく、同じ店ではないにせよ、毎晩ぼったくりの110番通報があると思います

 ですから、警察としてもぼったくりの認知はしているんですから、お得意の〝民事不介入〟で逃げないで欲しいですよね


 摘発されたお店は、お客に暴行して怪我を負わせたとか、やり方が余りにも悪質な場合であって、それでも氷山の一角に過ぎないでしょう

 結局、いくら被害者がこの罪に該当すると申告したところで、その通り警察が動いてくれるかどうかは、ホント胸三寸一つなのです

 間違いなく、たった一件の被害申告だけでは動かないですね

 そりゃあ、明らかな暴力があったとかなら別でしょうが、ただ単にぼったくられただけでは動かいないでしょう

 同じお店に対して、かなりの件数の被害申告があって初めて、重い腰が上がるのが現状です

 
 加えて、歌舞伎町の管轄は新宿警察署です

 新宿警察署は、誰が見ても忙しいのが容易に分かりますよね

 ただでさえ、どこの警察署も忙しいのに、歌舞伎町を管轄とする新宿警察署は尚更多忙でしょう

 ですから、警察も人数が限られていますから、取り締まるのにも自ずと限界があります

 そう言った事情も相まって、なかなかぼったくり店が無くならないのが現状です


 と言うように、ぼったくりは明らかな法律違反になりますが、被害に遭ったからと言って、直ぐに取り締まるかは全く別問題だという事です


 悲しいかなこれが現実です

 なので、一番はぼったくりに遭わないようにすればイイのです

 そうすれば、無駄な時間やストレスを抱えなくて済みますからね


 さて、明日は、ぼったくりに遭わないためにはどうすればいいのかを考えます

 

 
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