日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

逆転無罪じゃなくて、逆転〝有罪〟…。



 おはようございます

 今日は、昨日の反動からかまたしても暑いですね

 今週最後の金曜日、張り切って行きましょう


 さて、今日は、カテゴリのテーマと真逆になってしまいますが、敢えて取り上げたいと思います

 まずは、こちらをご覧下さい


 介護施設暴行:運営会社社長の無罪破棄、実刑に 福岡高裁

 
 佐賀県伊万里市の介護施設で2012年、90代の認知症男性の口に塩を押し込もうとしたなどとして、暴行罪に問われた施設運営会社社長、冨永英之被告(62)に対し、福岡高裁は15日、無罪とした1審・佐賀地裁判決(昨年3月)を破棄し、懲役1年2月の実刑判決を言い渡した。

 福崎伸一郎裁判長は「卑劣で悪質」と述べた。

 争点は「被告が口を無理やり開けさせ、塩を押し込んだ」とする職員(当時)の目撃証言の信用性。

 1審は裁判長自らが法廷で塩を口に入れて検証し「通常なら吐き出すが(証言に)その描写が欠落している」と信用性を認めなかった。
 高裁判決は他の証拠から「口に塩が入ったかどうかは別として、スプーンを押し当てたのは事実」と認定。
 さらに「通常なら吐き出す」とした1審について「健常者の個人的な知見で不相当だ」と批判した。

 高裁判決によると、冨永被告は12年4、5月に計3回、男性にスプーンに盛った塩を口に押し当てるなどの暴行をした。
 


 と言う事件でした

 ご覧のとおり、一審では無罪だったのが、二審の高裁では有罪となっていしまいました

 しかも、実刑判決です

 これは、当事者の被告人には相当キツイですよね

 正に天国と地獄…

 
 一審では、無罪になってますから、釈放されシャバに出て普通に生活していたわけです

 恐らく、控訴審でも一審の判決を支持するだろうと思っていた事でしょう

 ところがどっこい、蓋を開けてみたらまさかまさかの〝逆転有罪〟

 こんな結果は、本人が一番予想していなかったでしょう

 尤も、予想すらしたくはなかったでしょうが


 逆転有罪と言うことは、検察側が一審の判決を不服として控訴したわけです

 無罪になった被告人が、殊更控訴するはずがありませんからね(笑)

 ってことは、検察側は、相当納得が行かなかったのでしょう

 確かに、一審から無罪判決が確定していたら、だったら始めから起訴なんてするなよって話ですからね

 そう考えると、検察の控訴は極めて妥当だという事です


 で、何で今回逆転有罪の事件を取り上げたのかと言うと、改めて裁判とは、ホントに紙一重だなと思ったからです

 だってそうでしょう

 一審では、暴行には当たらないとして無罪になり、控訴審では暴行罪だと判断されて有罪になっちゃうんですから

 別の事件ならともかく、同じ事件でこうも180度見方が人によって変わるんです

 特に、刑事裁判の場合は、有罪か無罪か、黒か白かのどっちかを決めないといけないのです

 ですから、ホントに裁判官の胸三寸一つで、同じ事件でも無罪にもなれば有罪にもなるということです

 ホント恐ろしいですよね


 こういう事件を目の当たりにすると、つくづくボクの逆転無罪は大変な偉業かが分かります(笑)

 ホント、ボクの控訴審を担当した、小川正持裁判長(当時)には心底感謝したいですね


 今日は、同じ裁判でも、こういう〝逆転〟もあるというお話でした


 さて、来週は、最近の話題をお話する予定です

 週末は、大変暑くなるみたいなので、くれぐれも日焼けしましょう(笑)

 それでは、良い週末を

 

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