日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

一致団結した冤罪被害者達。



 こんにちは

 今日は、清々しい天気ですね

 新しい一週間、張り切って行きましょう


 そういえば、先週の土曜日に、サッカーの帰りに車を運転していると、信号待ちをしていた所にノーブレーキでカマを掘られまして…

 おもいっきり、交通事故の被害者になってしまいました

 この模様は、別の機会にお話します


 さて、今日は、先日のニュースから気になった事件を取り上げます

 ちょっと前になりますが、下記のニュースが飛び込んで来ました

 少し長いですがご覧下さい


 衰弱状態、点滴後に聴取 「現金もらった」叫ばせる 志布志事件、違法捜査を認定


 「全員無罪」の判決から8年余り。
 取り調べの可視化が議論されるきっかけの一つとなった「志布志事件」で、強引な捜査の違法性を司法が認めた。
 原告らには、過ちを認めようとしない捜査側への不信が今も消えない。
 
 二つの民事訴訟判決は、鹿児島県警の複数の捜査員による強引な取り調べの実態を認定した。
 起訴されて無罪となった元被告らが訴えた国家賠償請求訴訟の判決は、元被告の女性の1人が体調不良のため医療機関で点滴を受けた後なのに、志布志署内の簡易ベッドで横になったまま任意聴取を受けたと指摘。
 女性は問いかけがあれば目を開くという衰弱した状態だったとし、判決は、社会通念上許されない違法捜査であったと断じた。
 別の元被告の女性に対しても、捜査員が取り調べの際、意に沿わない供述をすれば本人や親しい人、さらに弁護士らを逮捕する、とうそを述べたと認定。
 元被告の男性にも、捜査員が「認めれば地獄へ行かずに済むが、認めなければ地獄へ行く」といった趣旨の発言をしていた事実も認めた。
 
 取り調べを受けたものの起訴されなかった7人の住民が訴えたもう一つの損害賠償請求訴訟の判決も、任意聴取で、捜査員が住民の女性に交番の中から窓の外に向かって叫ぶことを求めたと指摘。
 女性は要求された言葉通り、「2万円と焼酎2本もらったが、それ以外はもらってません」と大声で叫ばされたと認定した。
 こうした捜査手法について吉村真幸裁判長は「自由な意思決定を阻害し、社会通念上許されない」「原告に著しい屈辱を与え、人格を傷つけるものであり、捜査上の必要性も合理性も見いだせない」などと指摘した。
 
 ■警察・検察「今後も可視化推進」
 
 警察庁幹部は取材に対し「志布志事件などを受けて緻密(ちみつ)かつ適正な捜査のための取り組みを進めてきた。今後も推進していく」と話した。
 志布志事件の無罪判決などを受け、警察庁は、捜査部門と切り離した取り調べの監視・監督部署を設置。
 容疑者への暴力行為や、尊厳を著しく害する言動などを禁じ、定期や抜き打ちで調査する仕組みを作った。
 取調室には外から室内を確認できる透視鏡などを取り付け、容疑者から苦情があれば調査する制度も設けた。
 2008年9月には、警視庁や大阪府警などで取り調べの録音・録画(可視化)の試行を始め、09年4月に全国に広げた。
 14年度は、可視化の対象となる裁判員裁判が3339件あり、2845件で可視化を実施した。警察庁は積極的な可視化を求めている。
 
 判決は、警察の捜査をもとに起訴をした検察の判断も「違法」だと判断した。
 弁護士との接見内容を聞き出して調書化したことも、弁護を受ける権利の侵害に当たるとした。
 「検察が見込み捜査から引き返すことができなかった事件だ」と検察幹部は振り返る。
 別の幹部も「検察が警察による自白を信じてしまった。自白を検証しながら捜査すべきだった。当時は幹部も含め、チェック態勢がなっていなかった」と反省を込めて語った。
 
 無罪判決を受け、最高検は事件を検証。
 07年に「供述に信用性があるかどうかの検討が十分なされていない」「客観証拠による供述の裏付けが非常に乏しい」などと発表した。
 背景として、捜査計画の見通しの甘さや、主任検事への幹部の指導不足などを挙げ、幹部の研修などにも取り組んだ。
 法務省幹部は「検察は裁判員裁判対象事件などに加え、供述の信用性が争いとなるような事件でも取り調べの可視化を進めている。
 志布志事件も、今の検察なら可視化の対象になっているはずだ」と話した。
 
 ■2人の原告団長、思い晴れず 「事件なぜ分からぬまま」「あの悔しさ当事者しか」
 
 「賠償金の支払いを命じる」。鹿児島地裁206号法廷。
 判決を読み上げる裁判長の声を聞き、国家賠償請求訴訟原告団長の藤山忠(すなお)さん(67)は、何度も深く息を吐いた。
 提訴から7年半、高齢の原告たちの思いを背に闘ってきた。
 自身はがんを患い、昨年5月に胃の全摘手術をしている。「負けたらどうしよう。責任は団長の自分にある」。この日もそんな不安な気持ちで家を出た。
 
 志布志事件とは何だったのか――。
 真相を知りたい一心で裁判を起こした。
 しかし、当時の志布志署長や捜査2課の警部らは法廷で「適正な捜査だった」と繰り返すばかり。
 「県と国の責任を認めたのは大きな意味がある。
 ただ、なぜこの事件が起こったのかはわからないまま。残念だ」。今後は、風化させないように語り継ぐつもりだ。
 「心が怒りで爆発しそうだ。これまでの闘いは一体何だったのか」。
 県に損害賠償を求めた訴訟の原告団長、浜野博さん(76)は、原告7人のうち自身を含む4人の請求が棄却となった結果に語気を強めた。
 
 12年前、浜野さんは20万円を受け取り、消防団員8人に1万円ずつ配ったという虚偽の自白を強要された。
 同時期に調べられた妻は現金と焼酎を受け取った容疑を認めるよう怒鳴られ続け、支えがなければ歩けないほど衰弱した。
 その妻を「また一から取り調べる」と迫られ、何の罪もない仲間の名前を挙げてしまった。
 申し訳なさから自殺を考えるほど悩んだ。忘れることのできない屈辱的な体験。
 3年後、悩んだ末に虚偽の自白を強要されたことを告発し、事件は広く知られるようになった。
 この日の判決で自身について、「時間が経過して記憶が消失、変容し、供述の信用性が低下している可能性がある」と判断された。
 「冗談じゃない。警察の取り調べで言われたこと、私は100%覚えていますよ。やられた人じゃないとあの悔しさはわからない」
 
 ■起訴違法と断定、聖域にメス
 
 渡辺修・甲南大法科大学院教授(刑事訴訟法)の話 

 起訴という検察の聖域に司法のメスを入れ、起訴を違法と断定したことは高く評価できる。
 今回の事件で、地検は、接見内容の取り調べを繰り返す異様な捜査を行い、アリバイが確認できても証拠を見返さないなど、あるまじき判断を重ねた。
 市民目線から、不合理な起訴は違法だと判断した踏み込んだ判決だ。
 判決で、客観証拠のない事件の見立てを「威迫的取り調べ」による虚偽自白で裏付けようとした警察の捜査手法を違法とした点も、評価できる。
 冤罪(えんざい)の根絶には全事件の取り調べを録音録画し、弁護人の立ち会いも認める「可視化」を徹底するしかない。 



 と言う裁判で、冤罪にあった被害者達の請求を認め、強引な捜査の違法性を司法が認めました

 恐らく、志布志事件と言われても、ピンと来ない人も居ると思うので、事件についてリンクを貼っておくので興味がある人は飛んでみて下さい

 
 『志布志事件とは』


 一言で言うと、選挙で当選した県議が、志布志町の集落の有権者に現金を配ったとして、13人が逮捕、起訴された事件でしたが、裁判の結果、全員が無罪というとんでもない事件でした

 その捜査手法を巡って、無罪が確定した冤罪被害者達が民事裁判を起こし、その判決が今回のニュースなのです


 記事にもあるとおり、警察の捜査はとんでもないですよね

 何とか、自分達の筋書きに沿う供述が欲しいからと、事実上の〝拷問〟をして、無理やり認めさせたそうです

 中には、取り調べを苦に自殺した人まで居ました

 また、取り調べ室で、家族の名前を書いた紙を踏ませるという、〝踏み絵〟をも行っていたと言います

 全く、有り得ないですよね


 幾ら刑事裁判で無罪になって確定しても、この違法捜査に対しての賠償は全くの別物ですから、今回こうして冤罪被害者達が立ち上がったワケです

 と言っても、無罪判決から8年もの月日が経っています

 もの凄い時間が掛かった裁判でしたね


 特に、ボクが許せないのが、明らかに捜査は間違いだったのにも拘わらず、警察は『捜査は適正だった。』と、主張した事です

 ボクは、この事件に興味があったので色々と知っているのですが、お金を配ったとされる時間帯に、全員にアリバイがあったのにも拘わらず、それには見て見ぬフリをしたのです

 アリバイがあるという事は、その日その時間帯にお金を配った事自体が存在しないワケです

 にも拘わらず、警察は無理やり辻褄を合わせるような供述を強要し、無理やり調書にサインさせたのです

 要するに、事件を作ったのです

 なのに、何で捜査は間違いだった、と認められないのでしょうか

 まだ、捜査は間違いだった、と認めたのなら、被害者達も救われるでしょうけど、この期に及んでも自分達の正当性を主張するんですから、開いた口が塞がりません

 ホント酷いですよね


 結局、裁判所が何とか違法捜査を認めたから良かったものの、仮に当事者同士が話していたら、全くの平行線でしたからね

 また、裁判所も、起訴という検察の聖域に踏み込んだ、実に画期的な判決を下したと思います

 しかしながら、一部の人達の請求が棄却されたのは、非常に残念でなりません

 どうせなら、全員の請求を認めるべきでしょう

 誰がどう見たって、明らかなでっち上げなんですから


 因みに、この民事裁判に関して、鹿児島県は控訴しなかったので、判決は確定しました

 ここで思うのが、警察側の主張は認められなかったのに、警察側は何で控訴しなかったのでしょうか

 だって、自分達の捜査は適正だった、と言うのに、判決では捜査は違法だとバッサリ切り捨てられたのですから、普通は納得出来ないと言って控訴するでしょう

 なのに、一審の段階から不服を申し立てないと言うことは、暗に自分達の捜査は間違いだったと認めているようなものでしょう

 単に、裁判上では、〝適正だった〟と言うしかなかったのが真実だと思います

 そう考えると、警察という組織は、いかに汚いかが分かりますよね


 とりあえずは、冤罪被害者の人達の請求が殆ど認められて良かったですね

 今日は、そんなお話でした


 明日は、冒頭でお伝えした交通事故の関係で、病院に行くのでブログはお休みします


 
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