日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

冒頭陳述。




 こんにちは

 今日も、スッキリしない天気ですね

 今週最後の金曜日、張り切って行きましょう


 昨日は、証拠調べというテーマでお話しました

 あくまでも、刑事裁判においては、検察側弁護側が同意した証拠を元に、裁判所が判断するワケです

 起訴事実を争っていない事件では、同意不同意は大して関係ないですが、否認事件に関してはここでのせめぎあいはベリーインポータントです


 さて、今日も、裁判の続きをお話します

 証拠調べが終わって、検察側の冒頭陳述に移りました

 と、思ったのですが、良く考えると、冒頭陳述は証拠調べの前に行われたんですよね

 自分が書いた傍聴メモを、勘違いしていました

 大変失礼致しました

 
 改めて、冒頭陳述とは、刑事訴訟の公判手続において,検察官が証拠調べの初めに行うべき陳述で、証拠によって証明しようとする事実を明らかにするために行われるものです

 まっ、実際には、起訴状の内容を敷延し、事件の具体的な経過が主張されます


 ちょっと、話が前後しますが、証拠調べに先だった冒頭陳述で、徳重選手の今回の犯行動機が明らかとなりました

 
 
 そもそも、徳重選手が児童を買春するようになったのは、警察官としての仕事の激務から、そのストレス解消の為に始めたそうです

 最初は、元から漫画喫茶に行くのが好きで、そこのパソコンから出会い系サイトにアクセスして、児童と知り合ったそうです

 しかし、途中から児童と全然出会えなくなり、悶々としていると、ひょんな事から児童を斡旋する業者の男と出会います

 この男とは、所謂〝援デリ〟業者で、徳重選手がアクセスした出会い系サイトに、女のフリをして書き込みをしていたそうです

 因みに、援デリとは、素人の援助交際を装った、売春業者の事です

 名前の由来は、援助交際のデリヘル版、と言う所から来ています

 なので、もしかしたら皆さんの中でも、未成年ではなく成人した女性と、出会い系サイトを通じてお金でセックスの約束をして会った場合、実は援デリ業者だった可能性があるかも知れません

 皆さんが想像している以上に、出会い系サイトには〝業者〟が潜んでいますよ


 話は戻って、何故徳重選手が今回の犯行に及んだのかと言うと、平成24年に偶然自宅近くで以前買春した女の子と出くわしたからです

 当時の徳重選手の自宅は、葛飾区新小岩にあり、そこの自宅付近で偶然ヤっちゃった娘と会っちゃったそうです

 なので、これまで自分が関係を持った児童達が、どこに住んでいるのかを知りたくて、捜査関係事項照会書を偽造したそうです

 また、そこには、別の理由もあり、児童を斡旋した業者の男が逮捕されたという情報を聞き、自分がこれまでヤってきた事が発覚する事を恐れ、捜査関係事項照会から得た情報で、自分の家から近い娘が居ないかを調べる為に犯行に及んだそうです


 以上が、冒頭陳述の内容です

 裁判の当事者達は、書面で冒頭陳述の内容を見れるからイイものの、傍聴人としては、検察官がバァーっと読み上げる内容をメモしなければいけませんから、ホントに大変です

 ですから、丁寧に書いている暇なんてないので、それはそれは綺麗な字には程遠いです

 改めて見返しても、これ何て書いてあるんだろう、と見直すことが良くあります(笑)


 冒頭陳述を振り返ると、ホント負のスパイラルにハマったなと言う感じでした

 そもそも、警察官なんですから、援助交際なんてしないで、正々堂々と風俗にでも行けばいいのに、それをしなかったが故に、どんどん深みにハマって行きました

 援助交際をしなければ、そもそも捜査事項照会を偽造する必要はなかったのです

 また、援助交際なんてしなければ、偶然自宅近くでヤった娘と会うことも無かったのです(笑)

 正々堂々と風俗にでも行けば、仮に自宅近くでその時ヤった娘と会ったとしても、一切ビビる必要はないし、逆にその偶然がキッカケで、タダで出来たかも知れません

 でもな…、徳重選手の風貌じゃ厳しいかな…(笑)

 と、言うのは冗談だとしても、ホント何の因果か、これだけ人が多い東京都の新小岩で、何でこうもヤっちゃった娘と会っちゃいますかね

 普通は会わないと思うんですよね

 ホント、凄い偶然ですよね


 ともかく、この偶然の出会いが、徳重選手の心に焦りの油を注ぐ事になりました

 尤も、だからと言って、何で捜査関係事項照会を使って、関係を持った女の子の身元を確かめたくなったのかは分かりませんし、仮に分かった所で一体どうしようと言うのか不思議でなりません

 しかし、そう思ってしまった心理状態は、徳重選手しか分からないのです


 これで、何となく事件の背景が分かった所で、証拠調べとなり、弁護側の情状証人となりました

 
 さて、この続きは、来週お話する予定です


 それでは、皆さん良い週末を


 
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