日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

北海道砂川引き逃げ事件を考察する。



 こんにちは

 今日は、清々しい天気ですが暑いですね

 新しい一週間、張り切って行きましょう


 先週は、GPS捜査の画期的な判決についてお話しました

 裁判官によって、判断が異なる中、将来の違法捜査抑止の見地から、警察の捜査手法を違法とした判断は、実に素晴らしい英断だったと言えます

 何度も言ってますが、捜査の為だから、という言葉が、捜査側の都合のいい免罪符になってはいけませんからね

 そういう意味では、そこに歯止めを掛ける判決っだったという事ですね


 さて、今日は、本来なら例の〝援交デカ〟の裁判の模様をお伝えする予定だったのですが、都合により今日は話題を変更してお送り致します


 先日、北海道の砂川町で、一家四人が死傷する大変痛ましい引き逃げ事件が発生しました

 恐らく、殆どの方が、この事件について知っていると思います

 その位、頻繁に報道されているからです

 事件から日に日に、新たな情報が発覚しています


 改めて、事件を振り返ります


 砂川市の国道交差点で乗用車と歌志内市の会社員永桶(ながおけ)弘一さん(44)の軽ワゴン車の衝突に絡み家族4人が死亡、1人が重体となった事故で、砂川署は12日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の疑いで、乗用車を運転していた空知管内上砂川町鶉(うずら)、建設業谷越隆司(たにこしりゅうじ)容疑者(27)を逮捕した。

 逮捕容疑は6日午後10時35分ごろ、砂川市西1北22の国道交差点で乗用車を運転中、赤信号を無視して法定速度を大幅に上回る時速100キロ以上で交差点に進入し、永桶さんの軽ワゴン車に衝突。永桶さんと妻文恵さん(44)、高校3年の長女恵さん(17)の3人を死亡させ、中学1年の次女光さん(12)に重体となるけがを負わせるなどした疑い。

 谷越容疑者もこの事故で軽傷を負って入院し、同署は回復を待って事情を聴いていた。

 同署によると谷越容疑者は逮捕の際、「事故を起こしたことは間違いないが、信号は青だった」などと容疑を否認した。

 捜査関係者によると、同容疑者は事故後の聴取では「信号は赤だったが行けると思った」と説明していたという。

 同署は、現場近くの防犯カメラの解析結果などから、乗用車が走行していた国道側の信号は赤に変わって数秒たっていたと特定。

 直前に追い抜かれた車の運転手の証言や、永桶さんの軽ワゴン車が衝突後に約60メートル飛ばされていることなどから、谷越容疑者が故意に赤信号を無視した上、交差点に危険な速度で進入したと判断した。

 同署は事故直後、谷越容疑者の職業を土木作業員と発表していたが、その後、自営の建設業と判明した。



 事故現場


 とんでもないことになっています…。


 被害者の軽自動車


 事故の状況


 容疑者たち


 被害者一家は、長女をアルバイト先へ迎えに行き、実家で夕食を食べての帰りだった。

 加害者のBMWとシボレーは友人で、飲酒運転で公道レースをしていた。
 
 同乗者を含む加害者5人は全員飲酒。


 事故の状況

 信号あり交差点で、軽ワゴンの真横に信号無視のBMWが猛スピードで激突。
 事故の衝撃で軽ワゴンは60m飛ばされる。
 1km手前でのBMWとシボレーの走行速度はNHKの調べで108km/h 民放の調べで交差点での走行速度は130km/hと推定される。
  警察の調べでも最低130km/hとの情報。

 事故の衝撃で軽ワゴンの後部ドアが開き、長男が放出。
 BMWの直後を走っていたシボレーが軽ワゴンの開いた後部ドアに衝突し、長男を巻き込んで、約1.5km逃走。
 なお、他3名は即死。

 長男は事故直後は生きていたが、シボレーに巻き込んまれて1.5km引きずられ死亡。
 シボレーは脇道に入り、蛇行運転し、左折左折、右折右折している。

 軽ワゴンは側面が滅茶苦茶に潰れタイヤも無残になくなっている。

 BMWは炎上 乗員3名は軽症だが、入院中。

 シボレーには同乗者がおり、半日後に出頭。

 中1の次女は今なお、意識不明の重体。

 シボレーの運転手は逮捕 書類送検済み。

 BMWの運転手は危険運転致死傷罪で逮捕。

 予想される刑事罰
 
 BMW 危険運転致死傷罪 同乗者 幇助罪。
 シボレー 殺人罪 同乗者 幇助罪。
 共同正犯で併合罪も。

 被害者、加害者は以下

 ◯軽ワゴン
 会社員・永桶弘一さん(44)▼死亡 運転席
 妻・文恵さん(44)▼死亡 助手席
 高校3年・長女恵さん(17) ▼死亡 車外
 高校1年・長男昇太さん(16) ▼死亡 事故現場より1・5キロ先
 中学1年・次女光さん(12) ▽重体 後部座席

 ◯乗用車BMW
 谷越隆司(27) 空知管内砂川町鶉
 渡辺大地(26) 砂川市西6南13
 小笠原拓(23) 上砂川町下鶉南2の1

 ◯長男昇太さん(16)を1.5キロ引きずった後続RV
 空知郡上砂川町鶉 古味竜一(ごみりゅういち)26才
 同乗者 1名 あり



 と言う、何とも言えぬ事件でした

 6月6日の夜に、被害者一家は、こんな事故に巻き込まれるなんて夢にも思わなかったでしょうし、ましてや、今生の別れをするなんて、一ミクロンも思わなかったでしょう

 一体、何の因果でこうなってしまうのでしょうか

 だって、たったの数秒タイミングがズレただけで、今回の事件には巻き込まれなかったでしょう

 ホント、被害者の無念は察するに余りあります

 心よりご冥福をお祈り致します


 一方、事件を起こした加害者達は、とんでもない事この上ないですね

 加害者のBMWとシボレーは友人で、飲酒運転で公道レースをしていた。
 同乗者を含む加害者5人は全員飲酒。


 と、またしても飲酒による死亡事故が起きてしまいました


 過去にも、飲酒運転による死亡事故は起きていて、その度に飲酒運転はダメですよ、と耳にタコが出来るくらい聞かされているのに、どうしてこうも同じ過ちが起きてしまうのでしょうか

 きっと、加害者達は、どーせ自分には関係ないし、とか、俺は飲んでも余裕だし、等と自分の事として考えなかったのでしょう

 
 もう、時効なのでぶっちゃけますが、過去にボクも飲酒運転をした事があります

 ただ、それはもう10年以上前の話で、今のように飲酒運転の厳罰化が進む前の話だったので、当時はボクの周りはみんな飲酒運転をしていました

 まだ、当時は危険運転致死傷罪と言う罪名がない時代でした

 なので、仮に事故を起こしても、たいした罪には問われないだろうと言う、実に浅はかな考えがあったのです

 幸い、事故は一度も起こさなかったので、今もこうしてブログを書けていますが、もし飲酒運転で事故を起こして、被害者を死亡させたら、今頃悲惨な人生が待ち受けていたでしょうね


 で、ボクがスパっと飲酒運転を止めたのは、今回ではなく前回の事件の時に、留置場で同じ部屋の人が、飲酒運転のひき逃げ事件を起こした事に起因します

 その人は、飲酒した後車を運転し、帰り道にお爺さんを轢いて、怖くなりそのまま逃走したそうです

 それだけならまだしも、事故の痕跡を隠す為に、凹んだボンネットを修理して交換していたのです

 ですから、その人は確実に自分が人を轢いた事を認識していたという事です

 要するに、完璧な証拠隠滅を図ったワケです

 しかしながら、その行動も虚しく、事故から約数週間後、あっけなく逮捕されてしまいました

 そして、ボクが居た部屋に入って来たワケです


 ところが、この人がまた相当甘い考えの人で、こんな事件を起こしておきながら、〝執行猶予にならないかな〟等と宣っていたのです

 ボクにも、〝執行猶予は無理ですかね〟、なんて訊いてきたのです

 当時のボクは、今よりも全然法律に詳しくはなかったですが、普通に考えてもこんな事件を起こしておいて執行猶予なんて虫が良すぎるので、


 『いやいや、普通に考えて、飲酒でひき逃げしといて、それだけでも悪質なのに、更にはボンネットを修理して証拠隠滅までしてるのに、それでいて執行猶予でお願いしますなんて無理に決まってるでしょ。』

 
 と、ハッキリと言いました

 当時の適用法律では、道路交通法違反と救護義務違反と言う罪名だったので、これだけの事件を起こしておきながら、求刑は懲役3年6月と言う実に軽いものでした

 そして、判決は2年6月の実刑判決でした


 案の定、ボクの予想は当たりましたが、それ以上に、その人から聞いた現状が悲惨なモノでした

 事故当時、任意保険に入っていたのですが、飲酒運転をしてひき逃げした場合、保険は一円たりとも降りないそうです

 つまり、被害者が死亡した損害賠償金は、全て自腹で支払わなければならないという事です

 その人は、ボクの一つ年上で、奥さんと子供が一人居るそうですが、一体どうやって多額の賠償金を支払っていくのでしょうか

 これを聞いて、ボクはもし自分がこの人の立場ったらと思うと、大変怖くなり、絶対に飲酒運転は止めようと心に決めたのです

 と、言うような、ボクにとっては素晴らしいと言ったらアレですが、非常にいい教材があったので、余計リアルに思えたのです

 尤も、それからシャバに出てきてからは、お酒も殆ど飲まないので、車でどこかに行っても、お酒の事で〝リトルウチダ〟と議論することはありません(笑)

 なので、現在は一切飲酒運転なんてしていません


 話は戻って、今回の事件ですが、捕まった容疑者達は、何と『信号は青だった』と否認していると言うじゃないですか

 しかし、同乗者に供述は、『信号は赤で、自分なら停まっていた。』と、供述しているそうです

 要するに、この容疑者達は、少しでも罪を軽くしたいが為に、悪あがきをしているという事です

 ホントに、ふざけたアホ共です

 素直に罪を認めるのならまだしも、こうして否認するんですから、反省なんて一切していないという事です

 是非とも、こういうアホ共には、厳罰に処して欲しいものです

 とは言っても、殺人罪の適用は無理なので、そこが法律の限界でもあるんですよね

 ホント、不条理、理不尽極まりないです


 なので、皆さんがこの事件から学ぶ教訓は、何があっても絶対に飲酒運転はしないという事です

 仮に、どうしても飲まなければならない状況なら、飲んだとしても、運転代行業者を活用しましょう

 代行業者に支払うお金をケチって、その後の人生を台無しにする位なら、安いものじゃないですか


 今日は、そんなお話でした


 さて、明日は、待ちに待った〝援交デカ〟のお話をする予定です

 

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