日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

またしても、殺人放火事件。



 こんにちは

 今日も、ホントに暖かいですね

 早く、毎日こんな陽気になるとイイですね


 改めて、最近更新できなくてスミマセン


 さて、今日から何回かに分けて、先日傍聴した裁判員裁判をお話します

 まあたこれも、大変ヘビーな事件でした


 時間は、3月3日(火)に遡ります

 そうです

 この日は、先日お伝えした羽鳥浩一選手の、まさかの無罪判決を観に行った日でした

 
 『不意打ちの無罪判決(後編)』

 (※リンクを貼ったので、参考までに飛んでみて下さい。)


 この日、まさかまさかの無罪判決を傍聴したので、これ以上の収穫はないだろうから、このまま帰ろうかと思ったのですが、やはりジャーナリスト魂が沸き立ち、他にまだ開廷している裁判がないかを調べました

 後々、この判断が間違っていなかった事が証明されます

 開廷表を見ると、くだならい事件などは午前中や午後3時迄には終了していて、もう観るのはないかな、と思っていると、奇跡的に裁判員裁判が開かれているじゃないですか

 し、か、も、事件名を見ると、何と殺人、殺人未遂、現住建造物放火と言う大変ヘビーな事件でした

 ボクは、俄然テンションが高まり、B館へと足早に向かいました


 さいたま地裁301号法廷に到着すると、まだ開廷中のランプが点灯していたので、ちょっと一安心しました

 裁判員裁判は、大抵午前10時から午後5時迄の時間を取っているんですが、日によっては早く終わる時もあるので、夕方位の時間に行くと、もう終わっている場合があるのです

 そう言った理由から、ボクは開廷している事に一安心したのです


 そして、いざ法廷に入ると、証人尋問の真っ最中でした

 傍聴席は、パラパラと人が居る位で満席ではなかったです

 
 ここで、お馴染みのスタメン発表ですが、傍聴席から向かって右側が被告人及び弁護側の席で、弁護人は合計3名で全員男性のスリートップ

 被告人は、髪の毛を一本に結いた40代の男性

 続いて、傍聴席から向かって左側が検察官席で、合計三人で一人女性が居るスリートップ

 そして、メインの裁判員ですが、傍聴席から向かって左側から男性、女性、男性、女性、女性、男性、で、年齢は恐らく左から50代、30代、40代、20代、30代、30代っだと思われますが、こればかりは当てになりません(笑)

 最後に、正面の裁判官ですが、3人で全員男性でした


 このような布陣で裁判は進行して行き、ボクが法廷に入った時は、証人尋問の真っ最中でした

 内容を聞くと、どうやら鑑定人のようで、燃焼実験の結果を証言していました

 この鑑定人は、例えるなら宮崎駿のような白髭を生やしている人でした

 ボクには、まんま宮崎駿にしか見えませんでした(笑)

 ただ、この鑑定人の答えは、聴いてると実にまどろっこしいと言うか、回りくどいと言うか、端的じゃないんですよね

 だから、何か質問しても、こうです、ああです、とハッキリしないので、何が言いたいんだか良く分からないんです…

 そんなやり取りに、裁判長もイライラしているのがあからさまに出ていて、途中何度も合いの手を入れていました

 〝何でそう言えるのですか〟〝何故、そう思うのですか等と、ズバズバ突っ込んでいました


 最後は、裁判員も何名か質問していましたが、その質問にも要領を得ない証言だったので、恐らくあの場に居た全員が、一体どうなんだよ、と思ったことでしょう

 ただ、裁判員全員は、それでも真剣に証言を聞いていました

 因みに、法廷には家の模型が置いてありました

 きっと、ボクが来る前には、その模型を使って、火の燃え方などを証言していたのでしょう


 続いて、休廷を挟み、もう一人の証人尋問が行われました

 その人は、黒い喪服かスーツを着た女性でした

 ボクは、どんな関係の人だろう、と思っていると、その答えは直ぐに分かりました

 この黒い服に身を包んだ女性は、被害者の母親で、被害者遺族としてこの法廷に参加している人っだったのです

 ですから、この母親からしてみれば、証言台のすぐ側に座る被告人は、言葉には表現できない程の憎き相手なのです


 そんな母親が、怒りを堪えて証言台に立ちます

 証言内容は、主に下記の通りです


 ・ 離婚の話は被告人からした(平成20年4月頃)。
 ・ 被害者(娘)は、別れたくないと言った。
 ・ 火事の前の11月に被告人に会ったのが最後。
 ・ 連絡を取ったのは、12月が最後。
 ・ 火事は、被告人からの電話で知った。
 ・ 通夜に、被告人が別の女性を連れて来ていた。
 ・ その女性が、被告人の当時の不倫相手で今の奥さん。 
 ・ そんな行動を、人として無礼だと感じた。
 ・ 49日や納骨に、被告人は来なかった。



 等と証言していました

 この時は、事件の概要が全く分からないまま証言を聞いていたのですが、それでもこれらの被告人の行動には首を傾げたくなりました

 
 結局、何だかんだで17時過ぎにこの日の公判は終了し、ボクは帰路に着きました

 そして、帰ってからネットで被告人の名前を検索すると、事件の概要が出て来ました

 ちょっと長いですが引用します


 別の女と結婚するため?会社員山野輝之容疑者(39)、自宅に放火して妻子を殺した疑いで逮捕


 1 事件は5年前にさかのぼる

 5年前の2008年、埼玉県志木市の民家が放火され、2人の死者が出た。
 被害者は会社員山野輝之容疑者の妻と子供。
 この放火で、妻(当時33)と娘(当時4)がそれぞれ死亡した。

 2 崩れた夫のアリバイ

 夫の山野輝之は、火災の際仕事をしていたと話し、火災の連絡も勤務先で受けたと主張していた。
 火災発生の30分前に自宅を出て、発生時には職場にいたというのである。
 これが事実とすれば夫には完璧なアリバイがあることになる。

 しかし、警察の入念な捜査でアリバイは崩れた。
 現場検証や自宅を再現した燃焼実験まで行い、夫のアリバイの矛盾を立証。
 山野容疑者が自宅を出る直前に火をつけたことを突き止めたのだ。
 事件から5年たって急展開を見せたこの事件、結果として夫の逮捕という結末になった。

 3 なぜ自宅に火をつけた?

 実は、山野容疑者、事件前から妻とは別の女と交際していた。
 そのため妻と離婚したかったようだが、妻が離婚に応じずトラブルになっていたというのだ。

 4 妻が邪魔で仕方がなかった?

 妻さえいなくなれば別の女と結婚できる、そう考えての放火だったのだろうか。
 事実、山野容疑者は2010年ころ、事件前から交際していた女と再婚したということだ。
 もともと容疑者には妻殺害への強い動機があったといえるだろう。
 ところが再婚して手に入れた新生活は、わずか3年で幕を閉じることになった。

 しかし妻が邪魔だったとして、自宅に火をつけるとは一体どういうつもりだったのだろうか。
 放火したのは明け方の朝5時ということだ。
 自宅には娘がおり、寝ているに決まっている。
 事実4歳の娘が焼死している。

 4つの幼い子供に一体どんな罪があったというのだろうか。
 どういういきさつであったにせよ、許されることではない。
 幼い子供が焼け死んだことを思うと、やりきれない。



 と言う、とんでもない事件だったのです

 それに留まらず、何と山野被告は、逮捕当初から一貫して容疑を否認していると言うのです

 これで、ボクはこの事件に尚更興味を持ちました

 何故なら、否認しているということは、少なからず無罪の可能性があるからです

 事件の重大性はともかく、全面的に争っている裁判は、一体どんな判断をするのかに非常に興味があるのです

 なので、ボクはもう一度法廷に足を運ぼうと決めました


 この続きは、明日お話する予定です

 

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