日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

強姦事件で再審開始!!!



 こんにちは

 今日も、良い天気ですが寒いですね

 
 今日で、東日本大震災から4年が経ちました

 あの日、皆さんはどこで何をしていましたか

 もう、あれから4年も経ったんですね

 ホント、時の流れは早いですね

 被災地の方は、それはそれは大変でしょうけど、是非とも頑張って下さい


 昨日は、強制わいせつ事件の逆転無罪についてお話しました

 やはり、被害者証言だけに頼る立証は、非常に危険ですよね

 ホント、警察や検察は、被害者証言を鵜呑みにするのではなく、真実を話しているか慎重に慎重を重ねて欲しいです


 さて、今日も、最近あった無罪判決についてお話します

 今日のお話は、無罪判決は無罪判決なのですが、〝再審無罪〟のお話です

 ここで、改めて再審とは何かをおさらいすると、再審とは、確定した裁判をもう一度やり直すと言う意味です

 簡単に書いてますが、その扉は非常に重く、そうそう開きません

 だって、そう簡単に再審の扉が開いたら、そもそもの確定裁判の重みがないじゃないですか

 なので、法律上はそういう意味ですが、事実上は殆ど再審なんて開かれません

 これが、何度もお話している、〝法律上と事実上の乖離〟です


 そんな中、先月下記のニュースが飛び込んで来ました 


 強姦事件の再審決定 診療記録、証言と矛盾 大阪地裁
 
 再審開始決定までの経緯と今後の流れ
 
 強姦(ごうかん)されたという女性の訴えとは矛盾する診療記録があったのに、女性の証言をもとに起訴された男性の裁判で審理対象になっていなかったことがわかった。

 無罪を主張した男性の実刑判決が確定し、服役中に診療記録の存在が判明。

 大阪地検が昨年11月に刑の執行を停止する異例の措置につながった。

 大阪地裁(登石〈といし〉郁朗裁判長)は27日、「無罪を言い渡すべき新証拠がある」とし、再審開始の決定を出した。

 関係者によると、男性は大阪市内で2004年と08年に同じ女性を襲い、同年にもこの女性の胸をつかむなどしたとして強姦と強制わいせつの罪で逮捕、起訴された。

 男性は「やっていない」と主張したが、09年の大阪地裁判決は懲役12年の実刑を言い渡した。

 大阪高裁が控訴を棄却し、11年には最高裁が上告を退けて確定した。

 その後、控訴審で弁護を担当した弁護人が女性や事件の目撃者とされた家族から聞き取り調査。

 2人が確定判決の根拠となった被害証言を「うそだった」と翻したため、昨年9月に再審を請求した。

 地検も2人が虚偽の証言をしていたことに加え、「男性が事件に関与していないと示す『客観的証拠』も確認した」として、昨年11月18日に男性の刑の執行を止めて釈放したと発表した。

 男性の服役は約3年6カ月に及んだ。

 この「客観的証拠」について、地検は「関係者のプライバシー」を理由に明らかにしていなかった。

 これに対し、朝日新聞が取材を進めたところ、性的被害を訴えた女性を当時診察した医師の診療記録だったことが判明。

 記録には「女性の体内には性的被害の痕跡はない」という趣旨の見解が書かれていた。

 捜査段階で女性の母親が「娘を医療機関に連れて行った」と説明していたことを踏まえ、弁護人は控訴審で「診療の記録があるはずで、検察側は公判に出すべきだ」と求めた。

 しかし、検察側は「ない」と回答。

 女性らを改めて証人として法廷に呼び、尋問するよう求めた弁護人の請求を高裁も却下していた。



 と言う、とんでもない事件だったのです

 要するに、被害女性の証言は嘘で、それを示す客観的証拠も存在しながら、検察は証拠を隠蔽していたのです

 実に酷い話です


 このパターンは、ボクの事件とも酷似していて、ボクの場合は被害者ではなく共犯者とされる人間の証言でした

 また、似顔絵という客観的証拠も検察は隠蔽していました

 幸い、ボクの場合は、控訴審で証人再尋問も認められ、検察が隠蔽していた似顔絵も、執念で開示させる事が出来たから良かったものの、もしこの事件の様な経緯を辿っていたらと思うと、ホント背筋が凍ります

 あの、何気なく書いてますが、控訴審で、一審で証言した人間がもう一度呼ばれる事は、異例中の異例ですからね


 この事件は、一貫して被告人が否認していて、控訴審では証人の再尋問と、診療記録の開示を請求しましたが、見事に棄却されました

 まっ、証人尋問は裁判所の判断とは言え、診療記録について検察は〝ない〟と言ったそうなので、ホントに酷い話です

 ってか、明確な犯罪でしょう

 何故なら、無罪を示す明確な客観的証拠を隠蔽していたからです
 
 被告側としては、棄却された以上は、もうどうすることも出来ないので、そのまま判決は覆ることはありませんでした

 
 しかし、判決が確定した後も、控訴審で担当した弁護人は諦めずに独自に調査を進めると、実は被害に遭ったのはウソだった事が分かり、更には検察も診療記録があったと言い出したのです

 そこで、既に懲役12年の刑で服役している、男性の刑の執行を停止し釈放したそうです

 これは、足利事件の菅谷さんと同じパターンです

 そもそも、執行している刑を停止するなんて、異例中の異例ですからね

 この男性の服役期間は、3年6ヶ月にも及んだそうです

 3年6ヶ月の間、男性はどんな思いで過ごしていたのかを考えると、ホントに胸が痛いですね

 もし、皆さんが、やってもいない事で、刑務所に3年6ヶ月も服役させられたらどう感じますか

 
 勿論、まだ再審無罪になった訳ではないですが、こんな事態は再審無罪だからこその結果なので、再審無罪と言っていいでしょう

 全く、何でこんなことが起こるのでしょうか

 昨日の事件もそうですが、被害者証言を額面通り受け止めるのは、ホントに危険なんですよね

 つくづく思うのが、こういう嘘をついたアホは、厳しく処罰して然るべきでしょう

 偽証罪ないし虚偽告訴罪で、厳重に罰して、ムショにぶち込んでやればイイんですよ

 
 しかし、警察や検察は、それは極力したくないんです

 何故なら、それをすることは、自分達のミスを積極的に認めることになるからです

 なので、嘘をついたこの女性が、偽証罪などでパクられることはありません

 ホントにふざけた話なんですが

 ボクの事件でも、嘘をついていた後藤や小原は、全く罰せられていません

 こんな不条理、理不尽があっていいのでしょうか


 また、検察の隠蔽体質はどうしようもないですね

 何で、明確な無罪の客観的証拠がありながら、それを隠す必要があるのでしょうか

 これでは、検察自らが、強姦事件を作り上げたのと同じでしょう

 これもまた、何もなかったかのように、誰も処罰されないのです

 なので、一番の被害を被ったのは、加害者とされた男性なのです

 全くふざけた話です


 それにしても、男性の控訴審を担当した弁護士さんは素晴らしいですね

 判決が確定した後も、執念で動き回り、それが実ったんですからね

 恐らくは、私選弁護人だと思いますが、よくやってくれる弁護士さんですよね

 弁護士さんだって、この男性の事件だけ抱えているわけではないのに…

 きっと、この弁護士さんも、無罪だとの確信があったのでしょう

 是非、機会があるなら、お話を聞いてみたいですね


 と、言う事件でした

 ホント、こんな事はあってはならないんですがね

 
 さて、明日も、最近あった無罪判決についてお話する予定です

 
 
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