日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

凶器準備集合、傷害事件。



 こんにちは

 今日は雨ですね


 昨日は、さいたま地裁で観た、裁判員裁判についてお話しました

 思いの外、とんでもない事件でしたね

 因みに、その後の経過を調べると、検察の求刑は無期懲役だったそうです

 その点を述べた、ブログを発見したのでリンクを貼っておきます

 
 『傍聴絵日記』


 この記事の中にある、似顔絵は本人に良く似ています

 恐らく、この書き手は、傍聴人の中に居たあの人かな…

 ってか、さいたま地裁にも傍聴マニアが居るんですね


 
 さて、本日は、その後に観た裁判についてお話します

 
 裁判所に着いて、開廷表を見て傍聴スケジュールを立てようとした時、〝んんっと目に付いた事件があったです

 それは、事件名が『凶器準備集合、傷害』と、恐ろしかったからです(笑)

 凶器準備集合と言えば、あの六本木クラブ襲撃事件の際に付けられた罪名と同じです

 なので、大きな事件なのかなと思ったのと、判決だったこともあり、羽鳥選手の裁判員裁判の後に観ようと思っていたのです


 ボクは、昨日お話したように、新館のロビーで缶コーヒーを飲んでいると、予想外に裁判員達の帰宅を目撃し、その後旧庁舎に向かいました

 法廷は、302号法廷で、旧庁舎にあるのです

 開廷時間は、16時20分で、次の裁判が同じ法廷で16時30分からになっていたので、判決の言い渡しに使われるパターンです

 開廷表を見て、公判の時間が10分位の場合は、殆どが判決の言い渡しで、それも争いのない事件です

 まっ、開廷表の横に、判決なら判決と記載があるので直ぐに分かりますが、否認事件の場合は自ずと判決文がそれなりに長くなるので、法廷を押さえる時間が10分では足りません

 最低でも、30分は取るので、これも開廷表を見る時のコツの一つですね

 要は、判決の言い渡しに取られている時間で、その事件が争いのある事件か、そうでないかが分かるという事です

 よって、この事件は争いのない事件だと言うことは、開廷表の時点で分かりました

 ただ、一体どんな判決になるかは興味があったし、時間もあったので覗こうと思ったのです


 開廷3分前に法廷に入ると、そこには既に被告人が座っていました

 その両脇には、刑務官が座っておらず、この被告人は保釈されている事が読み取れました

 ホント、保釈されるなんて、当時のボクからすれば夢のようでした…


 改めて、事件名などを振り返ります


 事件名 凶器準備集合 傷害
 被告人 西山義隆
 法廷  302号法廷
 内容  判決 



 被告人を見ると、20代の体格の良い青年と言った感じで、髪の毛も短髪で爽やかな印象を受けました

 傍聴席の方を見ることはなく、正面をじっと見詰めていました

 前科があるなしに拘わらず、判決次第では塀の中に落とされてしまうんですから、被告人にとっては気が気ではありません

 仮に、初犯だから執行猶予の可能性が高いとは言っても、裁判にも人生にも〝絶対〟はありまえん

 ですから、判決を聞くまでは、安心出来ないのです

 
 お馴染みのスタメンですが、被告人席の後ろに座る弁護人は、二人でどちらも男性のツートップでした

 一方の検察官は、一人のワントップでした

 裁判官は、開廷表からワントップだと言うことは分かりました


 そして、開廷時間になり、裁判官が入廷して来てキックオフです

 裁判官は、非常によく通る声で被告人を証言台へと促し、

 『それではね、あなたに対する凶器準備集合、傷害事件の判決を言い渡します。』

 と、ひと呼吸置いてから、

 『主文。被告人を懲役一年十月に処する。この判決が確定してから、三年間その刑の執行を猶予する。』

 と、宣告しました

 要は、執行猶予の判決だったという事です

 因みに、検察の求刑は2年でした


 そして、そのまま判決理由を読み上げていきます

 内容を聞くと、事件は平成26年7月19日に、埼玉県八潮市で、対立する被害者に危害を加えようと、仲間と金属バット10本と特殊警棒2<本を用意し、被害者に暴行を加え、全治二週間の怪我を負わせたと言うものでした

 正直、ボクは事件の内容を聞いて、未だにこんな事件があるのだなと思いました

 中学生とかなら、あいつムカつくからやっちまおうぜ、と言って喧嘩したりするのは分かりますが、いい大人がそんな事してどうするんだってね

 勿論、被告人達加害者側には、それなりの理由や大義はあるのでしょうが、仮にそうだとしても、このような方法は頂けませんよね


 弁護側の主張としては、被告人は暴行には加わっておらず、その時は自分の車で待機していたからあくまでも幇助犯に留まる、というモノでした

 なので、実際に被告人は金属バットで被害者を殴ったりはしていないのです

 しかし、裁判所の判断は、積極的に自分の車を用意し、共犯者を現場まで乗せ、顔を隠す為にマスクを購入しようと提案したりと、それら一連の行為は、暴行に加わっていないとは言え幇助犯とは言えず、共同正犯が成立すると判示しました

 従って、弁護側の主張は、完全に排斥されました

 まっ、この判断は妥当だと思いました


 そして、執行猶予にした理由は、被告人が初犯であること、父親が監督すること、今回の共犯者達との交友は断ち切ること等を、被告人の為に酌むべき事情として認め、三年間のチャンスを与えると裁判官は被告人に諭しました

 また、執行猶予とはどういうものかを丁寧に説明していました

 それを聞いた被告人は、しっかりと頷いていました

 ボクの見た印象では、この被告人は、今後同じような事件は起こさないだろうなと感じました

 とりあえずは、執行猶予をゲット出来て良かったですね


 まあ、何か特に印象に残った事件ではなかったですが、判決の瞬間の緊張感は、何とも言えないですよね


 と、公判が終わり、帰ろうかと思ったのですが、16時30分からの公判を担当する検察官が、ダンボールを抱えて傍聴席に待機していたので、折角だからと思いそのまま観ていくことにしました


 果たして、その内容とは


 続きは、また明日お話する予定です 


 
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