日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

裁判員Q&A (5)



 おはようございます

 今日は、何だかどんよりな天気で、また雪が降るらしいですね

 既に、新橋では降っているそうですよ


 昨日は、久し振りの裁判員Q&Aをお話しました

 昨日の項目は、皆さんが切実に思うところだったので、腑に落ちたのではないでしょうか


 さて、今日は、裁判員Q&Aの最後です

 では、早速見て行きましょう


 Q22です


 Q22

 
 この質問は、裁判に全く無縁な人の為のものでしょう

 こう見ると、実に簡単だなと思うかも知れませんが、実際にはもっと細々しています

 この中の、評議と言う部分が、裁判員裁判の一番の特徴なのですが、この点は後の項目でも触れるので、その時にお話します

 要は、裁判はこんな流れで進行していくんだよという事ですね


 続いて、Q23です


 Q23


 この質問も、初心者には感じるところでしょう

 刑事ドラマのように、何かガチャガチャやるのかと思う人も色かも知れませんが、実際にはそんなことはありません

 率直に言えば、法廷の椅子に、ただ座っているだけと言うのが現実でしょう

 確かに、冊子の回答のように、証拠品を見たりはしますが、裁判の進行は裁判長が指揮を執るので、裁判員はそれに従うだけですから、そういう意味でもただ座っているだけと言うのがホントの所です

 ただ、事件を分かりやすくする為に、証拠を厳選したりして、裁判員にも理解出来るように努めています


 続いてQ24です


 Q24


 この点が、裁判員裁判の一番の特徴です

 評議という、裁判官と裁判員による有罪か無罪かの認定、並びに有罪の場合の量刑判断です

 裁判員も、裁判官と同じ重みを持っているので、非常に重大な責務です

 評議の際に、意見が分かれた場合などは、後の質問で触れているのでそこでお話します


 続いて、Q25です


 Q25


 この点も、素朴な疑問ですね

 しかし、法律の知識がないとダメなら、そもそも裁判員制度と矛盾しますから、これは当然でしょう

 尤も、法律の知識がなくても、万が一分からない時は裁判官が説明してくれるそうなので、心配は要りませんね


 続いて、Q26です


 Q26


 この点は、裁判員になったら気になるところですよね

 意見を言うのが得意な人もいれば、不得意な人も居ますからね

 とは言え、その点は臆せず思った事を言えば良いそうです

 一応、法律上でも裁判員は意見を述べなければならないとなっています

 裁判員裁判ですから、全員の意見の集合体で、最終的な判決を決めるからでしょう

 もし、裁判員に選ばれたら、積極的に意見を言いましょう


 続いて、Q27です


 Q27


 この点は、裁判員裁判において一番気になるところですよね

 必ずしも、全員の意見が一致するとは限りませんから

 この場合、多数決で決めるそうです

 回答にもあるように、裁判員だけによる意見では、被告人に不利な判断(被告人が有罪か無罪かの評決の場面では、有罪の判断)をすることはできず、裁判官1人以上が多数意見に賛成していることが必要だそうです

 例えば、被告人が犯人かどうかについて、裁判員5人が「犯人である」という意見を述べたのに対し、裁判員1人と裁判官3人が「犯人ではない」という意見を述べた場合には、「犯人である」というのが多数意見ですが、この意見には裁判官が1人も賛成していませんので、裁判官1人以上が多数意見に賛成していることが必要という要件を満たしていないことになります

 従って、この場合は、被告人が「犯人である」とすることはできず、無罪ということになります


 分かりやすく言うと、下記の通りです


 『評決の例』

 原則、裁判員は6名、裁判官3名の9名ですから、5名以上で多数となります

 従って、5名が有罪と判断すれば有罪で、5名が無罪と判断すれば無罪となります

 「多数決」の観点からは5名が分かれ目ですが、「双方の意見」の観点で次の例の様に評決されます


 ※多数意見は有罪

 有罪意見:裁判員5名・裁判官0名で合計5名
 無罪意見:裁判員1名・裁判官3名で合計4名
 多数意見:5名から支持された有罪
 実際評決:「無罪」
 ポイント:過半数だが、裁判官の意見を含んでいないので双方の意見でない

 
 ※全員の裁判官は有罪の場合

 有罪意見:裁判員1名・裁判官3名で合計4名
 無罪意見:裁判員5名・裁判官0名で合計5名
 多数意見:5名から支持された無罪
 実際評決:「無罪」
 ポイント:双方の意見があるが、過半数でない

 
 ※過半数で双方の意見がある
 
 有罪意見:裁判員2名・裁判官2名で合計4名
 無罪意見:裁判員4名・裁判官1名で合計5名
 多数意見:5名から支持された無罪
 実際評決:「無罪」
 ポイント:双方の意見あり、過半数である


 と言う、評議の多数決方法です

 これを見ると分かるように、裁判員の一票より、裁判官の一票の方が遥かに重いのです

 これは、果たしてどうなんでしょうかね


 続いて、Q28です


 Q28


 これを制限されちゃうと、どうしようもありませんよね(笑)

 仮に、見ちゃダメだと言われても、見ちゃいますし、見ても〝実は見ました〟なんて誰も言わないでしょう(笑)

 これだけ便利な世の中で、情報に触れないで居るなんて、ジムのサウナ位しかありませんから(笑)

 当然、報道よりも、より詳細な証拠の品々を見て判断する方が良いですし、その権利が裁判員にはありますからね

 なので、実際の判決をする時は、報道に左右されることはないでしょう


 続いて、Q29です


 Q29


 この点は、昨日触れた項目の中にもありましたが、一体裁判員になったらどこまで話していいのか問題です

 これは、実に明快で、感想は述べてもいいけど、誰がどういう評議をしたとかは、流石に話しちゃまずいのは分かります
 
 し、か、し、果たして皆さんが裁判員に選ばれた時、実際の〝裁判員舞台裏〟を話したくはないですか(笑)

 回答にもあるように、法廷で見聞きしたことは話しても良いとは言っていますが、そこは誰でも知れることなので、たいした情報的価値はないでしょう

 でも、例えば無罪判決を下した場合、一体どんな経緯で無罪に至ったのかは、大変興味ありますよね

 ボクが聞き手なら、何とかしてその詳細を聞きたいと思いますもん

 ですが、一応は評議の詳細等のプライバシーは、言ってはいけないそうなので、おしゃべり好きのあなたは、特に気を付けて下さいね(笑)


 そして、最後の質問Q30です


 Q30


 ここでは、何故守秘義務が課されているのかを回答しています

 確かに、ごもっともな回答ですよね

 通常の裁判だって、どうしてその判決に至ったかは明らかにされず、あくまでも判決文で判断するしかありませんからね

 また、加害者や被害者の個人情報も多分に含まれているので、その辺を明らかにされるのは当事者は困りますからね

 ですから、被告人はどこそこのあれで、とか言わなければ問題ないでしょう

 
 もし、守秘義務を守らないと、万が一はパクられる可能性がありますからね


 最後のページです


 裏面


 裏面


 以上、裁判員Q&Aの全てをご紹介しました

 しっくりきましたか


 さて、明日は、裁判員Q&Aを読んだ、ボクの見解をお話する予定です



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