日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

遠隔操作ウイルス事件の判決は重い?軽い?



 こんにちは

 今日は、今年一番の大寒波だそうで、非常に寒いですね

 ホント、今年も冬らしい日々が続いていますね


 さて、今日は、本ブログでも何回か触れた、世間を大変賑わせた遠隔操作ウイルス事件の判決についてお話します

 さる2月4日に、下記のニュースが流れました


 
 片山被告に懲役8年、遠隔操作ウイルス事件


 4人が誤認逮捕された遠隔操作ウイルス事件で、威力業務妨害やハイジャック防止法違反などの罪に問われたIT関連会社元社員、片山祐輔被告(32)の判決公判が4日、東京地裁(大野勝則裁判長)で開かれ、片山被告に懲役8年(求刑懲役10年)の判決が言い渡された。

 片山被告は匿名化ソフトで発信元を隠してウイルスに感染させた他人のパソコンを遠隔操作。
 平成24年8月に東京都内の幼稚園に無差別襲撃の予告メールを送信したなどとして、計10事件で起訴された。

 これまでの公判で、検察側は「捜査機関をおとしめて優越感を覚え、他人の人生を破壊して支配欲を満たしていた」と指摘。
 弁護側は「被告は事実を包み隠さず述べており、内省も深めている。検察側の求刑は重すぎる」と訴えていた。

 片山被告は昨年2月の初公判で無罪主張し、同3月に保釈。
 その後、「真犯人」メールが自作自演だったことが判明し再収監され、起訴内容を全面的に認めていた。


 (産経新聞より)


 と言う、内容でした

 
 まあ、この事件は発覚当初からマスコミが騒いで、世間の耳目を集めました

 事件自体は、パソコンの普及に伴った専門的なモノでしたが、事件を解決に導いたのは、デジタルに反したアナログの捜査でした

 保釈後も、片山選手を24時間監視していた警察の執念には、ホントに感服しました

 少なくとも、保釈後も警察の捜査が続いていたなんて、ボクは初耳です

 ホント、ビックリしました


 そして、保釈が取り消された後も裁判は続き、先日一審の判決が下されました

 判決は、検察の求刑10年に対し、懲役8年の実刑判決でした


 この判決に対して、ボクの見解を述べるのが今日のテーマですが、ボクが述べる前に、下記のブログで非常に分かりやすい解説があったので、リンクを添付しておきます

 興味がある方は、是非飛んで見て下さい


 『片山被告に懲役8年の実刑、ちょっと重すぎ? 』


 このブログの作者さんは、判決は重い気がすると話していました

 また、再犯加重等の法律論も綴ってあり、ホントに分かり易いですね


 ボクの見解としては、この方と同意見な部分はあって、それは起訴された事件の中に、ハイジャック防止法があった事です

 この罪名で、起訴されたと当時のニュースで知った時、ボクは〝検察は何とかして少しでも長く懲役に行かせたいんだな〟と、思ったのです

 何故なら、片山選手は飛行機をハイジャックした訳ではないからです

 そりゃあ、片山選手が、飛行機に乗ってハイジャックをしたと言うのなら、その罪名での起訴は当然ですが、あくまでも飛行機の爆破予告をして、航空中の飛行機を空港に引き返すなどさせたと言うだけですから、ボクの感覚では威力業務妨害の罪が妥当な気がするのです

 それを、ハイジャック防止法という、より罰則が重い罪名を適用した検察に、強い意志を感じますし、強引な気がしたのです

 要するに、威力業務妨害の罪の上限は懲役3年ですが、ハイジャック防止法の罪なら上限が懲役10年ですから、より罰を重く出来るという事です


 そうした時、ハイジャック防止法を含めた、10件の罪で起訴された片山選手の判決は、重いのかと言うと、ボクは決して重くないと思っています

 むしろ、二年もまかって良かったじゃんと思っています


 確かに、犯行内容的には、よくあるネットの掲示板に殺害予告を記載しただけで、実際に殺害した訳でもないのですが、しかし四名もの無実の人間を、誤認逮捕させ多大なる迷惑を掛けました

 しかも、その内の二人はやっていない、何の身に覚えがないと言うのに、罪を認めていたと言うのです

 これ、非常に恐ろしくないですか

 どういう経緯で認めたのかは不明ですが、自分が何もしていない事を、やりましたと認めちゃったのです

 ここに冤罪の恐ろしさがあるのです


 当時の警察も、掲示板に書き込んだログを解析した結果、こいつに間違いないと確信して逮捕、取り調べをしていますから、まさかそれが第三者に仕組まれたウイルスだとは露とも思わなかったのです

 ですから、逮捕したのに否認する4名は、警察からしたら非常に腹立たしかったことでしょう

 間違っていたのは、自分達だとは知らずに…

 しかしながら、その内の二名は、警察の取り調べに根負けしたのか、やりましたと認めちゃったのです

 そして、起訴されてしまったのです

 その後、片山選手が逮捕されて真実が解明されたから良かったものの、もし解明されなかったら、この四名は無実の罪で裁かれ、犯罪者のレッテルを貼られる所だったのです


 そういう意味から、今回の判決は、ボクからすれば極めて妥当だと思っています

 しかも、最初は冤罪だとギャーギャーのたまっていたのに、保釈後は真犯人を自作自演するなど、極めて悪質じゃないですか

 結果的に、それで墓穴を掘ったんですから、正に天に唾を吐けば自分に返って来るという事です

 ボクとしては、これだけ前代未聞の事件を起こし、社会的にも多大な悪影響を及ぼしたのですから、相当重い判決になるだろうと思っていました

 ボクの予想では、検察の求刑通りの判決だと思っていました

 だから、二年もまかって良かったと言ったのです


 
 そして、先日下記のニュースがありました


 片山被告実刑確定へ「控訴意向なし」 遠隔操作事件


 4人が誤認逮捕された遠隔操作ウイルス事件で、威力業務妨害などの罪に問われ、東京地裁で懲役8年の判決を言い渡されたIT関連会社元社員、片山祐輔被告(32)が控訴しない意向であることが7日、弁護人への取材で分かった。
 検察側も控訴しないとみられ、地裁判決が確定する見通し。

 主任弁護人の佐藤博史弁護士が東京拘置所で6日に接見した際、片山被告が「事件の被害者や多くの方にこれ以上迷惑をかけられない。控訴せずに服役し、罪と向き合い更生に努めたい」と述べたという。


 (産経新聞より)


 という事で、片山選手の判決が確定するそうです

 仮に、量刑不当で控訴したところで、まず相手にされないでしょう

 ですから、控訴しない判断は実に賢明だと思います


 一連の事件で、極めて世間を振り回した身勝手な犯行を、片山選手は今、小菅ヒルズでどう感じているのでしょうか

 
 面会に行ってみようかな(笑)


 さて、明後日は、先日話題になった裁判の事をお話する予定です

 それでは、良い祭日を



人気ブログランキングバナー


 


 (お手数ですが、両方のバナーをクリックして頂けると嬉しいと思います)