日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

仮釈放当日。


 おはようございます

 今日も、天気がイマイチですが、今週も張り切って行きましょう

 ってか、一気に涼しくなりましたね

 このまま、冬へと直滑降なのでしょうか


 先週は、彼女の仮釈放について、二回に分けてお話ししましたね

 仮釈放の対象になると、余程の問題が無い限り、まず仮釈放のエスカレーターはシャバへと進んで行きます

 そして、いよいよ仮釈放の日が近づいて来ると、釈前房へと移動しました


 今日は、いよいよシャバへと戻る時の状況についてです

 果たして、その時の状況は如何に


 
 内 『で、当日の朝になりました。確か、何か式をやるんだよね

 X 『そうそうそう。何で知ってるの

 内 『誰かからそう聞いたんだよ。当日は何時に起きたの

 X 『いつもと変わらないよ。』

 内 『朝ご飯食べれた

 X 『いや、とっとこうと思って食べなかったの

 内 『分かるその気持ち。ボクも、判決当日は一切食べなかったもん。だって、この後美味しい物を食べれるんだからね。』

 X 『そうそう。だから、一切食べなかった。』

 内 『前日は寝れた

 X 『寝れなかった。ちょこっちょこ何回もお風呂に行ってオ〇ンコ洗ってた。(笑)』

 内 『えっ夜中でもお風呂行けちゃうの

 X 『だって、刑務官は釈前には殆ど見回りに来ないもん。』

 内 『そうなのか。そんなに自由なのか

 X 『かなり自由だよ。でさ、要らない物とか持って帰るのウザいじゃん。シャンプーとかさ。』

 内 『そうだね。』

 X 『しかも、エッセンシャルだったし、刑務所で使っていた物だしさ。(笑)だから、そんなの嫌だから流しに残っていた物を全部捨ててたね。』


 いよいよ、待ちに待った仮釈放当日は、起床時間に変わりはなく、いつもと同じ時間に起きたそうです
 
 移送時のように、早起きしたりとかは無かったそうです


 当日の朝も、いつもと同じく朝ご飯が出たそうですが、そこに箸は一切付けなかったそうです

 何故なら、その後に嫌と言うほど美味しい物が食べれるからです

 この感覚は、ボクも全く一緒だったので、とても良くリアルに分かるのですが、実は同じ〝朝食抜き〟でも、その状況は全く違うのです

 それは、彼女は確実にシャバに出れる事が約束されていますが、ボクはシャバに出れる事は約束されていなかったからです

 判決当日に、必ず逆転無罪になる保証なんてどこにもない訳ですからね

 勿論、相当な自信はありましたが、必ず逆転無罪になる保証なんて、判決を聞くまでは分かりません

 ですから、ボクは〝朝食抜き〟をしても、結果がダメだったらまた〝ムショ飯〟を食べなければいけませんが、彼女には仮釈放が約束されていますから、その心配は一切皆無です

 なので、同じ〝朝食抜き〟でも、その状況は全然違ったのです


 それと、釈前は相当な自由が効くらしく、夜中でも部屋から出たりしても全然大丈夫なのだそうです

 じゃなければ、釈放当日の夜中に、何回もお風呂に行かないでしょう(笑)

 ホント、ここまで自由だと言うのには、大変驚かされました

 ただ、何故に彼女は一番大事な部分を念入りに洗っていたのかは、未だに謎です(笑)



 話は続きます


 内 『まっ、仮釈放当日は、朝ご飯を食べずに式に出たんだね

 X 『そうそう。』

 内 『そこにはお母さんは居たの

 X 『居ないよ。』

 内 『その式は何をやるの
 
 X 『何やったけな…。(笑)何か、歩いってたのしか覚えてないな。(笑)』

 内 『単なる、言い渡しだけか

 X 『そうそう。それはやったね。』

 内 『言い渡しって、何を言い渡されるの

 X 『忘れちゃったよ。(笑)』

 内 『式は何分位やったの

 X 『20分位かな。』

 内 『そこには何名位居たの

 X 『釈前で一緒だった人達が5人かな。』

 内 『そこで、お母さんとはいつ合流するの

 X 『式が終わって、荷物が沢山あったんだけど、それを持って待合室の所で。で、親が前もって差し入れた服を着て、私パクられた時ピンヒールだったから、その靴穿いてさ。(笑)』

 内 『そうなんだ。』

 X 『お母さんは、その時の顔が今でも忘れられないって言ってる。』

 内 『その時の顔って

 X 『私が、〝お母さ~ん〟って、言ってきた時の顔が忘れられないんだって。』

 内 『へぇ、なるほどね。』

 X 『だから、〝もう、二度と悪い事しちゃダメだよ〟って、今でも言われる。』


 彼女は、その後に待っているシャバでの美味しい物の為に、朝食を抜いて式へと参加しました

 しかし、彼女はその後の事が楽しみ過ぎて、式の事なんて全然覚えてないと言います

 まっ、そりゃあそうでしょう(笑)

 待ちに待ちまくった、二年振りのシャバなんですからね


 一応、刑務所としても、形式的に仮釈放式はやらないといけませんからね

 この時の言い渡しって、ボクも逆転無罪判決後に、小菅ヒルズに戻って荷物整理をしてから、シャバに出る前にエライ職員から、名前やヒルズで使っていた称呼番号などを言ってから、

 『本日、東京高等裁判所より無罪判決の言い渡しがあったので、これより東京拘置所から釈放します。』

 と、気を付けをして、言い渡されました

 これと、同じような事を彼女もやったのでしょう

 あくまでも、釈放理由が仮釈放と言うだけで、後はほぼ同じでしょう

 名前等を確認するのは、本人に間違いないかの再確認です

 刑務所側も、本人に間違いないのは十分分かっているのですが、形式的にやらないといけないのです

 万が一、兆が一にも、違う人だったらとんでもないことになりますからね(笑)


 その後、沢山の荷物を持って、母親が待つ待合室へと向かい、二年振りに面会室のアクリル板越しではなくリアルに再会しました

 その時の、彼女の表情が忘れられないと母親は今でも言うそうです

 その位、彼女のお母さんにとっては、印象深かったのでしょう

 
 仮に、皆さんが彼女の母親だったとして、自分の娘(息子)が悪い事をして刑務所に入り、その仮釈放を迎えに行ったと想像してみて下さい

 一体、どんな心境でしょうか

 恐らく、想像付かないでしょうが、少なくとも胸が締め付けられるような、複雑な心境でしょう

 バーチャルでさえ、胸が締め付けられるんですから、リアルで体験した彼女の母親の思いを想像すると、何とも言えません…

 
 そう考えると、つくづく〝ムショ〟に入るなんて、史上最悪ですね

 自分だけではなく、周りをも巻き込むんですからね


 そして、いよいよ彼女は二年振りのシャバへと舞い戻ります


 この続きは、また明日お話しする予定です




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