日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

ローラパパの処分保留ってどういう意味?


 おはようございます

 今日も、日差しが強そうですね

 くれぐれも、熱中症には気を付けましょう


 昨日は、バタバタしてまして更新出来ませんでした

 ボクの記事を楽しみにしてくれている、8万人の読者の皆さんすみませんでした(笑)


 さて、今日は、例の彼女の続きをお話しようと思ったのですが、お馴染みの急遽話題変更でお話しします


 つい先日まで、マスコミを少し賑わせていた事件がありましたね


 『ローラの父逮捕』


 そう、モデルでタレントのローラの父親が、海外医療費を巡る詐欺事件で逮捕されたのです

 当時、結構ニュースになっていましたね

 因みに、ボクはローラはスゴクキャワイイと思います(笑)


 そして、この逮捕の後追い報道がこちらです。


 ローラさんの父親、釈放し継続捜査 東京地検


 海外療養費を詐取したとして警視庁に詐欺容疑で逮捕されたタレントのローラさんの父親(54)について、東京地検は15日、処分保留のまま釈放した。

 地検は「現時点では起訴するに足る証拠がない」としている。

 地検は、父親が5回にわたり計約1200万円を詐取していた疑いがあるとして、任意で捜査を続ける。


 (MSN産経ニュースより)


 と、言うように、ローラパパは処分保留で釈放されたのです

 恐らく、皆さんはニュースを見聞きして〝へぇ、処分保留で釈放になったんだね〟位にしか思ってないでしょうが、この処分保留ってどういう意味か分かりますか

 多分、キッチリ説明は出来ないのではないでしょうか。


 では、ここに出て来る〝処分保留〟ってのは、一体何なのかを今日はお話しします


 処分保留とは、字の如く〝処分〟〝保留〟するという事です(笑)

 恐らくは、〝そんなこた誰でも分かるわい〟と、突っ込みが入るでしょう

 勿論、これで終わりでは、殊更このテーマでお話する意味が全くありません


 
 では、具体的な意味に入って行きましょう

 
 まず、処分保留と言うのは、法律用語でもなければ、法律の条文にもありません

 詰まり、刑法や刑事訴訟法にも、処分保留と言う言葉は一切存在しないのです

 では、処分保留と言う言葉は何なのかと言うと、簡単に言えば〝検察用語〟なのです

 
 逮捕した被疑者を、23日以内に起訴するか(裁判にかけるか)しないかを検察官は判断しますが、その結果起訴出来ない場合は被疑者を釈放しないといけません

 この時に、逮捕から23日後に、処分が決まっていない時、処分保留で釈放となり、その後最終的に不起訴にするかどうかを決めるのです


 が、これは建前で、事実上は処分保留になる時はほぼ不起訴です

 詰まり、〝無罪放免〟だという事です

 だって、裁判にかけられないんですから


 要するに、実際は犯人だったとしても、処分保留で釈放されれば無罪判決を勝ち取ったのと同義なのです

 起訴しようと思っている被疑者を、一旦釈放してから起訴するなんて、全くの無意味ですし聞いた事がありません

 〝一応〟、起訴する余地は残していると言う意味ですが、実際は起訴されるなんてことはありません

 
 ただ、例外があって、余罪がある被疑者の場合は、捜査が全部終結してから起訴するかどうかを決める時もあります

 この場合は、処分保留で一旦釈放してから、そのまま別の容疑で再逮捕されます

 従って、釈放と言っても、一秒たりともシャバに出る事はなく、警察の取調室で逮捕状を執行されるので、釈放とは名ばかりなのです

 まっ、ボクが正にこのパターンでしたから

 その後、処分保留になった事件も、他の事件と併せて起訴されるパターンはあります

 あるいは、そのまま不起訴(起訴猶予を含む)になるパターンのどちらかです


 しかし、釈放されるという事は、もう余罪がないと言っているようなものなので、ローラパパはこれ以上逮捕されることも無ければ、起訴されることもありません

 もし、他に余罪があれば、処分保留で釈放された後(あくまでも警察署内でですが)絶対に再逮捕されます

 それが出来なかったという事は、完璧に警察、検察の〝負け〟なのです

 実に、ざま~味噌ラーメンです(笑)

 だって、わざわざ国際手配までして行方を追っていて、やっとこさ逮捕したのに、その23日後には〝パイ〟(チャラになる意味)になっちゃったんですから、それはそれは警察、検察の面目は丸潰れです

 相当、苦虫を噛み潰したような思いでしょう


 逆に、ローラパパの〝勝ち〟なのです

 〝も~しかしてだけど~、も~しかしてだけど~、ホントはアンタが犯人なんじゃないの~

 と、どぶろっくの歌に乗せているように、もしかしたらローラパパは実際には詐欺に関わっていたかも知れません

 しかし、処分保留で釈放されたという事は、事実上の不起訴なので裁判にはかけられませんから、腹の中では相当ほくそ笑んでいることでしょう

 真実は、娘のローラにも分かりません

 唯一の真実を知っているのは、ローラパパの胸臆だけです

 それが、どっちであろうとも(関わっていたかどうか)、もう刑事裁判にはならないんですからローラパパの勝ちなのです


 って言うか、ボクから言わせてもらえれば、起訴出来ないんなら始めからパクんじゃねぇよって事です

 しかも、わざわざ国際手配までして、マスコミも大々的に報道したのにも拘わらず…

 で、結局は〝起訴出来ませんでした〟って、ふざけるなって話ですよね


 因みに、ローラパパが、23日間不当に逮捕勾留されたと言って、ボクがやった刑事補償請求をしたとしても、全く認められません

 12500円×23日間=287500円

 は、一円たりとも貰えません

 何故なら、裁判で無罪になったわけではないからです
 
 あくまでも、〝事実上の無罪〟であって、実際の無罪ではないからです

 従って、23日間の金銭的補償は一切ありません
 


 最後に、今日のポイントをまとめます


 ① 処分保留とは、法律用語ではなく法律の条文にも定めがない。

 ② 処分保留とは、検察用語。

 ③ 処分保留は、事実上の不起訴。

 ④ 処分保留になったのに、起訴される可能性がある時は余罪がある時。

 ⑤ 処分保留で釈放されても、その間の刑事補償は一切出ない。



 まだまだ、セミのオーケストラが聴こえて来る夏の木漏れ日の中、ローラパパは今何を思うのでしょうか…。


 さて、明日は例の彼女の話をする予定です



人気ブログランキングバナー





 (お手数ですが、両方のバナーをクリックして頂けると嬉しいと思います)