日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

考査から配役。


 おはようございます

 今日も、凄まじい暑さになるみたいですが、くれぐれも皆さん熱中症には気を付けて下さい


 昨日は、逆転無罪判決から一年一ヶ月が経ったお話でした

 毎度のことですが、全ての人達に感謝しています

 ホント、ありがとうございます


 さて、今日は、例の彼女の続きです

 前回は、札幌刑務所に到着して、荷物検査をして、自分の称呼番号が書かれた布を縫いつける所までお話ししましたね

 今日は、その続きです


 内 『到着して次の日からは

 X 『工場が決まるまでは、来た人同士で雑居に居るの。』

 内 『その間は考査か

 X 『そうそう。』

 
 X 『しかも、考査行った初日にケンカが始まってさ。何か、班長みたいな偉い人が殴り合いのケンカで血まみれになってさ。その人、殺人で入って来てて刑が長いみたいで。で、ケンカが始まったらバァ~っと警備隊が蟻の様に群がって来てさ。とにかく、初日から何なんだここはと思ったよ。(笑)』

 内 『へぇ。デンジャラスだね。その時の警備隊は、みんな女性の刑務官

 X 『そうそう。』

 内 『ビックリしたでしょう

 X 『ビックリしたし、初日から何なんだここはと思ったよ。(笑)』 


 刑務所に着いてからは、いきなり工場に行くわけではなく、その人がどの工場が適しているかを審査する〝考査〟が、行われます

 期間は、二週間位で、その間に刑務所でのルールや、動作訓練をやったりと、新人研修みたいな事をやるのです


 その考査初日に、事件は起こったそうです

 班長みたいな偉い受刑者が、他の受刑者と殴り合いのケンカをして血塗れになっていたそうです

 その人は、殺人で懲役が長い人だったみたいで、ここでもその気性の荒さをいかんなく発揮していたそうです(笑)


 ここで、登場するのが〝警備隊〟です

 刑務所や、拘置所内でケンカが起こった場合、警察に電話をして到着を待つことは有り得ません

 何故なら、塀の中での出来事なので、基本的には刑務所内で解決するからです

 そこで、こういう非常時に備えているのが〝機動警備隊〟の職員なのです

 
 この職員は、ケンカの通報が入ると、凄い勢いでダッシュして来て、その人数も何十人と集まって来ます

 これは、刑務所経験のある方なら、一度は見た事があると思いますし、それはそれは圧巻です


 では、どうやって通報するのかと言うと、刑務所や拘置所には、至る所に〝非常ベル〟が設置されていて、そのボタンを押すと、何処で押されたか瞬時に分かる様になっており、一気に警備隊の職員がダッシュして来るのです

 その数も、4、5人ではなく、たった二人のケンカであっても、最低30人は集まって来ます

 だから、その勢いはハンパじゃないんです


 彼女としても、初めての刑務所で右も左も分からない不安を抱えていた矢先に、のっけから大騒動を〝傍聴〟する事になりました

 なので、更に不安になったと言います

 確かに、そりゃあそうですよね(笑)

 ボクも、同じ立場なら〝何なんだここは〟と、思うでしょう


 話は続きます


 内 『考査にはどの位居たの

 X 『二週間位かな。』

 内 『考査の時は、初犯と再犯は一緒の部屋なの

 X 『一緒の部屋だよ。』

 内 『へぇ。そうなんだ。みんなと仲良くなった

 X 『いや~、それがさ~、オンナのそういうみみっちさと言うか、暇だから誰かの悪口を言うみたいなさ。』

 内 『なるほどなるほど。』

 X 『そしたらさ、一週間位したら東拘(東京拘置所)で一緒だった〝栃木ちゃん〟が入って来てさ。』

 内 『あっ、後から入って来た人も混ざるんだ

 X 『そうそう。で、〝あっ、Xちゃーん〟とか、急に馴れ馴れしくなっててさ。東拘に居た時は、イライラした感じで全然そんなんじゃなかったのに、札幌に来た途端にみんなの機嫌を取るように態度が全然違くてさ。』

 内 『へぇ。何で、栃木ちゃんなの

 X 『東拘に居た時から、栃木刑務所の事ばかり話してたからさ。』

 内 『それで栃木ちゃんか。(笑)』

 X 『で、やたらと栃木刑務所の事ばかり話してるから、〝あいつウザくいね〟って、なってみんなからいじめられてた。』

 内 『あっ、要するに、ここは札幌なのに栃木の話なんかしても意味ないだろ、と。』

 X 『そうそう。やたらと栃木と比較するから、〝あいつ何なんだ〟みたいになってさ。』

 内 『結局、栃木ちゃんは最後どうなったの

 X 『何か、担当の職員に、〝みんなと仲良くしたいんですけど〟とか、相談してたみたいだけど、最終的に全員からフルシカトされてた。(笑)』

 内 『全く可哀想に。イジメてるんじゃないよ(笑)』


 考査期間の二週間は、考査の人同士で集められて一緒に生活をする訳ですが、そこでもオンナ故のジメジメした感じだったそうです

 その一端が、栃木ちゃんの件ではないでしょうか(笑)

 たかが、栃木刑務所の経験を話していただけなのに、それがウザいと捉われて、全員からフルシカトされるんですから、ホントたまったものではありません(笑)

 栃木ちゃん本人は、全く悪気はないんでしょうからね


 話は続きます


 内 『考査の時に、分類面接があったと思うけど、どんな工場を希望したの

 X 『身体を動かしたい、って言った。(笑)』

 内 『それから、どの位で工場に行ったの

 X 『二週間位。』

 内 『東拘から来た三人も一緒に

 X 『一緒に考査を出たけど、一人とは工場は別々だったね。』

 内 『どんな工場に行ったの

 X 『ミシン工場。』

 内 『そこは、全部で何人居たの

 X 『80人位かな。』

 内 『そこは、札幌では第何工場だったの

 X 『第二工場。』

 内 『どんな事をやるの

 X 『最初、班長から手縫いのやり方を教わって。』

 内 『ミシン工場なのに手縫い

 X 『そう。始めはそれをやらされてさ。』


 考査期間には、本人がどの工場が適切かを判断するに当たり、職員が一度面接をします

 その時、彼女はとにかく身体を動かしたいと、希望を言ったそうです

 しかし、現実に配属されたのは、ミシン工場という座りっぱなしの工場でした

 だいたい、刑務所での希望なんてそんなものです

 自分が希望しているのとは、真逆の方向に行くのです


 ところが、彼女は第二工場を、たった一ヶ月で離れる事となります

 一体その理由とは

 
 続きはまた明日




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