日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

いざ、旅立ち。


 おはようございます

 今日も、良い天気で何よりなので、今週最後の金曜日張り切って行きましょう


 昨日は、急遽話題を変更してお話ししましたね

 弁護士と言えども、十人十色だと言うことですね


 さて、今日は、例の彼女のその後についてです

 前回までは、小菅ヒルズの受刑者だけが集められる〝移送待ち受刑者〟の部屋にぶち込まれて、今半の紙袋を作っていました。


 話は、その後に及びました


 内 『実際、アカオチ(受刑者になること)してから、どの位ヒルズに居たの

 X 『二ヵ月位かな。』

 内 『結構長かったんだね。で、移送はどんな感じだったの

 X 『前日に、明日移送だからって言われて、荷物整理して独居に移ったの。』

 内 『へぇ。独居に移るんだね。それで

 X 『で、当日の朝4時半位にいきなり部屋のドアが空いて、〝用意して〟、って言われて。』
 
 内 『そんな早い時間に

 X 『メチャメチャ早かったね。そんで、ご飯を食べさせられてさ。でも、そんな寝起きにご飯なんて食べられないじゃん。』

 内 『確かにね。』

 X 『で、ご飯食べ終わったら、一緒に行く人達みんな並べさせられて、〝では、これから札幌刑務所に移送します〟とか言われて、気絶しそうになってさ。(笑)』

 内 『札幌札幌に希望出したの

 X 『出す訳ないじゃん。みんなからも、初犯だから栃木だよって言われてたから、もうホントビックリでさ。』

 内 『分類で、栃木って書かなかったの

 X 『書いたよ。』

 内 『それなのに札幌とは遠いな。(笑)札幌って聞いてどういう心境だったの

 X 『そりゃあ、もう落ち込んだよね。メチャメチャ遠いじゃんって。』


 彼女は、アカオチしてからも、二ヵ月近く小菅ヒルズに居たそうです

 この間も、刑は着実に一日一日減って行ってますから、彼女にとって何ら不利益はありません

 むしろ、移送待ちが長ければ長いほど、刑務所の様にキッチリ作業しなくていいので楽なんです。


 そして、前日に明日移送だからと知らされて、荷物整理をして独居に移されたそうです

 
 当日は、何と朝の4時半に起こされて、朝食を出されるが流石に食べれなかったそうです


 ただ、この時点でも何処の刑務所に行くか知らされず、いざ拘置所を出る直前に、〝札幌刑務所に移送します〟と、言われて卒倒したそうです

 そうなんです、実は、刑務所に移送する際は、予め何処に行くかを報せずに、移送直前に通達するのです

 これは、予めどこの刑務所に行くかを報せてしまうと、その移送の最中に、仲間が奪還しに来るのを防ぐ為だと思われます

 だから、直前までは極秘にしておくのです


 因みに、移送待ちの間には〝分類〟と、言うのがあって、自分がどこの刑務所に行きたいかを第三希望まで用紙に記入出来るのです

 そこで、彼女は東京から一番近い女子刑務所である栃木刑務所を第一希望に記入したそうです

 これは、母親が面会に来る事を考えての結論だったそうです

 この気持ちは良く分かります

 
 また、周りの仲間も、恐らく初犯だから栃木だろうと予想していたこともあり、彼女の中では、栃木はテッパンだったのでしょう

 しかし、現実には、縁もゆかりもない北海道は札幌に移送される事になってしまったのです

 これも、刑の内の一つなのでしょうか…(笑)


 実際、分類で希望の刑務所を書いたとしても、その希望通り行くかは全く分かりません

 むしろ、希望通り行かないと思っておいて間違いないでしょうね。(笑)


 話は続きます


 内 『で、小菅からどうやって移送するの

 X 『まず、手錠掛けられて、三人紐で繋がれて。で、何故か私靴がピンヒールでさ。(笑)』

 内 『ピンヒールに手錠。(笑)その時の服装は

 X 『ジャージ。(笑)』

 内 『ジャージにピンヒールかい。(笑)凄い格好だな。(笑)』

 
 内 『帯同の職員は何人居たの

 X 『三人で、一人女性で二人はオジサン。』

 内 『じゃあ、一人に付き一人付く感じだね。』

 X 『そうだね。』

 内 『その状態で、小菅からワゴン車に乗せられるの

 X 『そう。』

 内 『で、小菅から羽田に行くんでしょう羽田に着いて、一般の客と同じところから入るの

 X 『違うよ。何か、休憩室みたいな所で待たされてさ。』

 内 『んで、暫くしてから呼ばれて飛行機に行くんだ

 X 『そう。一番最初に乗るの。で、降りる時は最後に降りるの。』

 内 『なるほどね。席は一番後ろじゃなかった

 X 『そうそう。』

 内 『どういう風に乗るの

 X 『二人ずつ縦に座るの。』

 内 『刑務官が隣に座る感じかこの時、刑務官は私服

 X 『そうそう。』

 内 『トイレはどうするの

 X 『片手に手錠したまま行くんだよ。』

 内 『へぇ。普通に行けるんだね。』

 X 『で、一応手錠って分からないように、手錠の所に布を被せて周りからは分からないようにするの。』
 
 内 『じゃあ、傍から見たら、君達が移送されているとは全然分からないんだ

 X 『分からないね。』

 内 『因みにさ、この時キャビンアテンダントは、君達が受刑者だって分かってるの

 X 『全然分かってるよ。』

 内 『そうなんだ。ってか、そりゃそうだよな。(笑)』

 X 『飛行機でさ、機内サービスでコーヒーを飲んだんだよね。で、飲みながら、これが最後のコーヒーだなって思いながら飲んだのを鮮明に憶えてる。(笑)』

 内 『あっ、機内サービスは受けれるんだ何か買ったりは出来ないけど

 X 『そうそう。』

 内 『その時は、ホットだったのアイスだったの

 X 『ホットでブラック。(笑)』


 彼女は、逮捕された時に、ピンヒールで連行されたので、その靴のまま移送される事となりました(笑)

 差し入れで、運動靴でも入れてもらえば良かったんでしょうが、もう後のフェスティバルです(笑)


 そして、手錠と腰縄で繋がれて羽田空港へと向かいますが、事情が事情だけに、一般のお客さんとは別の所へと案内されたそうです

 恐らく、これはもうルール化されているのでしょう

 
 飛行機に乗る際も、連行されている事が分からないように、一番先に乗り、しかも座席は一番後ろで、降りる時は一番最後と言う念の入れようです

 連行する刑務官も、制服ではなく私服ですから、よっぽどの事が無い限り、傍からは連行されているとは気付かないでしょう

 まっ、刑務官の制服を着たままなら、逆に目立ってすぐにバレてしまいますよね。(笑)

 
 CAも、当然ながらこの時は、〝特別な客〟が居る事は熟知しているようです

 従って、CA達は極めて他のお客さんと同じ対応をしながらも、腹心では、〝この人達これから刑務所に行くんだ〟と、否が応にも思っているという事です


 また、意外にも機内サービスが普通に受けられたのはビックリでしたね

 だって、本来はコーヒーは飲めない訳ですから


 と、何だかんだんと、彼女は様々な思いを抱えながら、機上の人となりました…


 来週は、いよいよ札幌刑務所編です

 そこに待ち受けていたものとは

 続きはまた来週


 それでは良い週末を




人気ブログランキングバナー





 (お手数ですが、両方のバナーをクリックして頂けると嬉しいと思います)