日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

もし、痴漢に間違われて逮捕されたら?

 おはようございます

 梅雨が明けて、非常に寝苦しい日が続いていますね

 皆さんは、冷感マット等敷いて、何か対策はしているのでしょうか


 昨日は、痴漢に間違われない為の対処法と、もし間違われた時の対処法をお話ししましたね

 一番は、変な誤解を生むような行動を執らない事ですが、少ないとは言え、状況的にそうもいかない場面に出くわした時は、〝とにかくダッシュで逃げろが鉄則です

 残念ながら、今の刑事司法、特に痴漢事件に関しては、被害者の供述だけで直ぐに逮捕されてしまうので、それに対抗する手段はこれしかないのです

 だって、向こうは強制力を行使しようとして来ますから、こっちはその強制力を行使させないようにするしかないのです


 
 さて、今日は、それでも現行犯逮捕されてしまった場合の対処法をお話しします

 
 ハッキリ言って、逮捕されてからの身の振り方一つで、その後の運命、もっと言えば人生が変わって来ます

 今日のお話は、実際にやったもいない事で逮捕状を執行され、そこから逆転無罪を勝ち取った生き字引でもあるボクの十八番です


 
 ① もし、現行犯逮捕されてしまったら…


 ホントに、痴漢はしていないのに、勘違いされて逃げたけど、捕まって現行犯逮捕されてしまったら、残念ながら渋々それに従うしかありません

 これは、国家権力の強制力ですので、逮捕を回避する事は絶対に出来ません

 逮捕を回避出来るものなら、回避したいですが、残念ながらその対策はありません

 痴漢事件の場合は、通常逮捕ではなく、現行犯逮捕なので逮捕状がありませんが、〝〇時〇分現行犯逮捕するからな〟と、言われたらもうどうしようもありません


 ここから、自分の忍耐力が試される、過酷な試練との闘いが始まります


 そして、逮捕された瞬間から、携帯電話の電源は落とされて、自分からは一切誰にも電話やメールが出来なくなります

 これは、証拠隠滅を防ぐ為ですから仕方無いのですが、全く身に覚えがない人からすれば、〝せめて、家族に状況だけでも伝えさせてくれ〟と、思いますよね

 しかし、それも一切認められません

 とにかく、逮捕状が執行されたら、何も出来ないと思っておけば間違いありません


 では、誰が家族に連絡してくれるのかと言うと、担当の刑事が事務的に連絡してくれる位です

 〝お宅の旦那さん、痴漢の容疑で逮捕されて、〇〇警察署に勾留されて居ますから〟、と。

 そういう無機質な電話を架けてくれる位です


 ② 逮捕されてから…


 逮捕されると、まず〝弁解録取書〟と、言う簡単な言い分を聞いてくれる調書を取るのですが、そこに自分の言いたいこと(私は一切痴漢していません、一切身に覚えがありません、等。)を記載してくれたとしても、絶対にサインしてはいけません

 これは、警察に逮捕されてからの鉄則なのですが、調書には一切サインしてはいけないのです

 サインしたという事は、そこに記載してある内容を認めたと言う事になるので、とにかく絶対にサインしてはいけません

 例え、それが自分の言いたいことを記載してくれたとしても、裁判でその調書が出て来た時に、法廷で言っている事と違うと、そこを揚げ足取られて、〝被告人の供述は信用できない〟と、されてしまうので、だったらそういう言質を取らせないのが一番なので、初めから何もサインしなければいいのです

 裁判所はズルイので、有罪にする時は、そういう些細な部分で揚げ足を取って来るのです
 
 
 因みに、ボクの場合で言えば、前記の弁解録取書に始まり、全ての調書にサインしませんでした

 ですから、裁判でボクの調書は一切出て来ませんでした


 当然、サインしないと、向こうは生意気な野郎だなと思い、あ~でもないこ~でもないと脅して来ますが、それらは全てシカッティングです

 色々言われると、ついつい惑わされてしまいますが、信じれるのは自分だけだと思い、何を言われようが全てシカッティングです


 ③ 弁護士を呼ぶ


 まずは、弁護士を呼んでもらいましょう
 
 前記弁解録取書の中に、弁護士を選任する権利があるのは分かりました、と言う記載があるので、逮捕されたら弁護士を付ける事が出来ます

 なので、刑事も弁護士は呼んでやらないと言う、意地悪は絶対に出来ないので大丈夫です

 ご自身が誰か直接弁護士を知っていれば、担当刑事に名前を言えば、弁護士名簿から電話番号を調べて直ぐに連絡してくれます


 もし、弁護士を誰も知らないと言う場合は、〝当番弁護士〟と、言う制度があり、一回だけ無料で弁護士が接見に来てくれるのです

 当番弁護士とは、逮捕された人が捜査当局(警察、海上保安庁、麻薬取締部など)を通じて、または家族や知人などが所管の弁護士会へ依頼することによって、当番弁護士による初回の接見を無料で行うことができ、防御の手段等のアドバイス、法律相談、弁護の依頼を行なうことが出来る制度です

 当番弁護士が来たら、とりあえずは現状を話して、家族に連絡してもらうなり、また今後どうすれば良いかを訊ねるといいでしょう

 ただ、正直当番弁護士は、〝完全なボランティア〟なので、アタリハズレがあるのですが、誰も呼ばないよりは全然良いですからね

 と、言うのも、基本的にはその当番弁護士が、今後も事件を担当してくれる訳ではないので、どうしてもやっつけ仕事になってしまいがちなんですよね

 だって、全く見ず知らずの人間が、痴漢に間違われたから助けてくれ、と言われても、その後担当する訳でもないんですから、どうしたった適当になるでしょう


 なので、ボクの考えでは、その当番弁護士に、誰か痴漢冤罪をやっている弁護士を紹介してもらうのが良いと思います

 どうせ、本人はやる気がないんですから、よっぽどその方が良いじゃないですか


 ④ 勾留と言う身柄拘束
 

 逮捕されると、そこから警察の48時間勾留と言うのがあって、この二日間に護送バスで検察庁と裁判所に行き、さらに勾留する必要があるかを審査します

 これが、良く報道で耳にする、〝〇〇容疑者は、今日検察庁に送検されました。〟と、言うヤツです

 審査と言っても、これはもう形式的な物で、まず勾留請求がされたら裁判所は勾留を許可するので、ほぼ間違いなくここから10日間勾留されます

 これが、裁判所が〝自動販売機〟と、言われている所以です

 これは、検察庁が請求した物を、殆ど認める事から、この様な揶揄した言い方をされるのです

 
 また、この時、否認していれば証拠隠滅の恐れありで、接見禁止を付けられますので、これもセットでくっついて来ます

 マクドナルドのポテトの様に…(笑)
  
 この決定も、検察庁からの請求で裁判所が決定するのですが、前述の〝自動販売機〟故、全て認められてしまうのです

 接見禁止が付くと、弁護士以外の人間とは、一切面会や手紙のやり取りが出来ませんから、これはもうホントに被疑者にとっては不利です

 しかし、この辛さを耐えるしかないのです


 そして、10日間勾留された後、〝必要がある時は〟更に10日間の延長が認められているのですが、これも法律上そう言っているだけであって、事実上は絶対に10日間延長されます

 ここでも、ボクが何度も言う、〝法律上と事実上の乖離〟が、あるのです


 従って、嫌でも警察での48時間勾留と、検察が請求した10日間の勾留、プラス10日間の延長で、合計22日は留置場にぶち込まれるのです

 これで、見事不起訴になってシャバに出て来れたら、所謂〝20日で出れた〟と言うヤツです



 
 最後に、今日の要点をまとめると、


 ① 現行犯逮捕には従うしかない。

 ② 弁解録取書にも一切サインしない。

 ③ 弁護士を呼んでもらう。

 ④ 弁護士を誰も知らなければ、当番弁護士を呼んでもらう。

 ⑤ 勾留は、22日間続く。

 ⑥ その間、接見禁止が付いて、弁護士以外とは誰とも会えない。
 



 今日は、この辺にして、来週はこれからが本当の闘いである、取り調べについてお話しします

 良い週末を満喫して下さい

 

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