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なぜ、痴漢冤罪は起きるのか?(警察の体質)


 こんばんは

 すっかり遅くなっちゃいました…


 昨日は、なぜ痴漢冤罪事件が起きるのか、被害者の視点でお話ししましたね

 〝犯人〟の勘違いか、〝犯行〟の勘違いかによって、痴漢冤罪事件が起こる理由の一つだという事でした


 さて、今日は痴漢冤罪事件が起こる二番目の理由として、警察、検察の体質について焦点を当ててお話しします


 ② 警察、検察の体質

 
 (1) 警察の体質

 まず、痴漢冤罪事件の場合、基本的には被害者が痴漢を訴えて、駅員に申告し、駅員が警察官を呼んで逮捕されます

 詰まり、〝現行犯逮捕〟です

 という事は、警察としては、元々内偵捜査をして証拠を固めていた事件ではなく、突然降って湧いた〝寝耳にウォーター〟の事件なのです

 ですから、逮捕当初の警察は、当該痴漢事件に対して一切の証拠がありません


 では、一体何が当該痴漢事件の証拠かと言うと、〝被害者の証言〟です

 この、被害者証言が唯一の柱となり、それを補完する形で、手のひらの微物鑑定の結果や、防犯カメラの映像などを収集するのです

 
 そうすると、警察としては、被害者から状況を訊く上で、以下の事を無意識に思います


 〝全く見ず知らずの人間を、無実の罪に陥れるはずがない〟


 と、思うので、被害者の言う事は絶対に間違いないと決め付けてしまうのです

 ですから、痴漢行為を否認しようものなら、『本人=嘘吐き、被害者=真実を話している』と言う構図になってしまうのです

 これは、非常に恐ろしいし、極めて男性側にとっては不利です

 だって、幾ら否認しようが、弁解しようが、警察は一切信用しないんですから…


 確かに、全く利害関係のない、たまたま電車で遭遇した見ず知らずの人間を、嘘の痴漢をでっち上げて無実の罪に陥れるなんてことは、現実的にはまず有り得ないでしょう

 ですから、一見すると、前記の無意識の思いは、間違っていないとも言えます

 しかし、被害者が故意ではないにせよ、勘違いしている可能性もある事を、頭の片隅に入れて取り調べをしてもらわないと、一度疑われた人間は皆犯人になってしまいます

 それに、犯行の唯一の証拠は、基本的には被害者証言のみなんですから、その判断は慎重の上にも慎重を重ねないといけないのです


 
 そして、もう一つの悪しき体質として、警察は逮捕した人間に対して、


 〝被疑者(容疑者)は常に嘘を吐く〟


 と、思い込んでいるのです

 要するに、罪を免れたいが為に、コイツは嘘を吐いてるな、という事です

 
 確かに、罪を免れたいのなら、否認しない限りは無理ですからね

 罪を認めちゃったら、罪は免れられませんからね

 事実、そういう人間も居るでしょう(笑)

 それが通用するかしないかは別にして(笑)

 実際に、否認を貫けられたら、起訴できない事件なんてしょっちゅうありますから、警察としては何としてでも罪を認めさせたいと思うものなのです

 だから、そういうパターンも往々にしてあるので、警察としては余計に〝嘘吐きやがって〟と、思うのです

 
 それに、警察としても、〝自白は何よりも一番の証拠〟ですから、何としてでも自供を取りたがるのです

 だって、本人が〝私がやりました〟と、言っているのに、刑事が〝嘘吐けお前じゃなくて別の奴がやったんだろう〟、何て言う訳ないんですから(笑)

 だったら何で逮捕したんだよ、と、そもそも本末転倒ですからね(笑)

 ですから、警察としては、逮捕した人間は何としてでも罪を認めさせたいと思うのです



 もう一つ、警察の悪い体質として、


 〝一度こうだと決めた事件の構図は絶対に変えない〟


 と、言うものがあります

 警察としても、当該事件に対して、〝こういう事件だ〟と、筋読みをします

 ここがタチが悪いのですが、この筋読みは、例え真実がどうであろうとも、警察が描いた構図が絶対なのです

 ですから、実際の真実と、警察が描いた事件の構図が違うのです

 分かり易く言うと、〝真実上〟と〝裁判上〟という事です


 なので、例え事件と矛盾する(被疑者に有利な)証拠が出て来ても、それらは全てシカッティング

 自分達の描いた構図と、それを覆すような証拠が出て来ても、〝そんなのたいした事ではない〟と、敢えて見ないのです

 ホント、汚いし怖いですよね

 例えば、今回の津山さんの事件では、犯行時間帯のバス車内の防犯カメラに、津山さんと被害者が映っていたのですが、津山さんの手は右手で携帯電話を操作していて、左手は吊り革を掴んでいたのです

 と、言うことは、どう考えても痴漢行為なんて出来ないじゃないですか

 この映像は、完璧に被害者証言と矛盾する、極めて明確な客観的証拠なのにも拘わらず、警察は被害者の言い分を信用したのです

 このことは、明らかに警察が描いた構図を押し通した証左です

 このような、信じ難い状況が起きるのが、警察の体質なのです

 
 
 ちょっと、ゴチャゴチャしちゃったので纏めると、


 〈1〉 被害者が〝全く見ず知らずの人間を、無実の罪に陥れるはずがない〟と、思い込んでいる。

 〈2〉 逮捕した被疑者は、常に嘘を吐くと思っている。

 〈3〉 一度こうだと決めた事件の構図は絶対に変えない。



 以上、これらの三点の思いが警察にはある為、逮捕された人間の言い分を全く聞く耳持たないのです

 つくづくふざけた話ですよね

 
 ホントは、検察の体質も書こうと思ったのですが、今日はこの辺にしておきます

 来週は、この続きをお話しします

 それでは、良い三連休を
 


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