日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

なぜ、痴漢冤罪は起きるのか?(被害者の心理)


 おはようございます

 今日も、暑くなりそうな天気ですね


 昨日は、7月15日に出た、痴漢冤罪事件の逆転無罪判決についてお話ししましたね

 当事者の津山さんと、ボクとでは、同じ逆転無罪と言う結果でも全く境遇が違いましたね

 確かに、津山さんのように、支援者集会に200人が集まったり、冤罪請負人の弁護士が付いたりと、ある意味至れり尽くせりでしたが、でも、ボクはボクでそういうバックボーンは無かったですが、色んな人達が気に掛けてくれているだけで、とても心強かったし幸せでした

 改めて、皆さんありがとうございました


 さて、今日もこの話題で筆を進めたいと思います


 そもそも、何故痴漢冤罪事件が起きてしまうのかを、逆転無罪経験者のボクの考えを述べたいと思います


 ボクは、痴漢冤罪が起きる原因は三つあると考えています

 その三つとは、

 
 ① 被害者の勘違い

 ② 警察、検察の体質

 ③ 裁判所の体質



 です

 それぞれ詳説していきます。


 ① 被害者の勘違い


 まず、被害者の勘違いですが、これは大きく分けて二つあると思います。


 (1) 犯人を勘違い

 (2) 痴漢行為の勘違い



 以上の二点に分かれると思います

 それぞれ詳説していきます


 (1) 犯人の勘違い


 その名の通り、痴漢行為の被害は間違いないけれど、犯人を勘違いしてしまっているパターンです。

 例えば、直ぐ真後ろの人間から痴漢行為をされていると思っていたのに、実際は一人挟んだ状態でされている場合(手を回り込ませるようにして)。

 あるいは、真後ろの人間から痴漢行為をされていると思いきや、実際は左隣の人間が痴漢行為をしていたり、等々。

 色々な状況が考えられると思いますが、被害者からすれば、自分の目が見えない後ろで行われている行為を、そうそう目の当たりに出来ませんから、ある程度の〝推測〟が入り込みます

 そこに危険が潜んでいます

 詰まり、実は全く何もしていない、真後ろの人間が疑われやすくなるのです

 恐らく、痴漢冤罪で一番多いのが、このパターンではないでしょうか。


 (2) 痴漢行為の勘違い


 これは、痴漢行為を別な行為と勘違いしてしまっている状況です

 例えば、今回の津山さんのように、リュックを前に掛けていて、そのリュックが被害者のお尻に車内の揺れで接触し、それを〝触られた〟と、勘違いするパターンです

 あるいは、読んでいた雑誌を、車内が込んでいるから下げておいたら、その雑誌に接触し〝触られた〟と、勘違いするパターンです

 いずれも、頻繁にある状況ではないかも知れませんが、現実に有り得ることでしょう


 
 【女性側の心理】


 そして、これらの恐ろしい所は、被害者が一度〝こうだ〟と、思ったら、それは時間を追うごとに強固なものへとなって行くのです

 被害者の心理としても、一度〝痴漢です〟と、騒いでしまった以上、〝あ~、勘違いでしたかすみません。〟とは、言いずらいですから、余計その勘違いが被害者の中での〝真実〟と、なって行ってしまうのです


 勿論、被害者に一切の悪気はないにせよ、勘違いさせられた方は、とてもじゃないですがたまったものではありません…

 
 ですから、酷かも知れませんが、女性の皆様には、もし痴漢の被害に遭った際は、触られている瞬間の手をパッと掴んで欲しいです

 そうすれば、その手が痴漢をしていたのはまず間違いないですから

 痴漢行為が終わった後に、ギロッと後ろを振り返り、〝触りましたよねでは、遅いんです

 もう、触られているその瞬間に、手を掴むか声を出すかを、して欲しいのです


 幸い、刑事訴訟法213条には以下の条文が書かれています


  現行犯人は、何人でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することが出来る。

 
 これは、現行犯人が、現に犯行を行っているか、行い終わったところであるため、逮捕して身柄を確保する必要が高い上に、誤認逮捕のおそれがない為です

 これを、〝私人逮捕〟または〝常人逮捕〟と、言います


 そして、刑事訴訟法214条には、


 検察官、検察事務官及び司法警察職員以外の者は、現行犯人を逮捕したときは、直ちにこれを地方検察庁もしくは区検察庁又は司法警察職員に引き渡さなければならない。


 と、定められていますから、もし自分で痴漢の手を掴んだら、直ぐに次の停車駅で降りて駅員を呼び、警察官を呼んでもらい、犯人を引き渡せばいいのです



 また、ボクは女性側の心理のもう一つに、一度でも痴漢の被害に遭ったことのある方は、〝知覚過敏〟ではなく〝痴漢過敏〟に、なっている可能性もあると考えています

 要するに、過去の体験から余計に、実際は痴漢の接触じゃないのに、それを痴漢されていると過敏になってしまうという事です

 ちょっと、何かの振動で触れただけなのに、〝痴漢〟と、早計してしまうような

 なので、女性の皆さんには、冷静な対応をお願いしたいと思います

 
 基本的に、痴漢と言うのは、一回触って大丈夫なら、二回、三回と、どんどんエスカレートして行くものです

 って、ボクの体験談ではありません(笑)

 妄想の中じゃ、痴漢だけで何度刑務所に行っていることでしょうか(笑)

 詰まり、接触が一度ではなく何度もあるので、冷静に判断すれば単なる振動の接触、すなわち、〝過失〟〝故意〟かの判断は容易に出来ると思います

 仮に、車内が揺れる度に、触られている様な感触があるのなら、体勢を変えてみて、それでも同じ感触を感じるのなら痴漢確定でしょう

 と、女性の皆さんには酷かも知れませんが、同じ男性として、ホント冷静な対応、判断をお願いしたいです

 そうじゃないと、もしかしたらその勘違いが、全く無実の人間の人生を、大きく狂わしてしまうのですから…


 以上のとおり、被害者側の様々な要因も、痴漢冤罪の理由の一つだと考えます


 最後に、勘違いして欲しくないのは、一番悪いのは卑劣な痴漢行為をする人間です

 女性は、決して悪くありません

 さっき、〝女性にも冷静な対応をしてほしい〟と、述べましたが、これは女性軽視の意味は全くありませんので、どうかご了承下さい


 明日は、②の警察、検察の体質についてお話しします


 
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