日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

予想通りの逆転無罪!


 おはようございます

 今日も、良い天気で、こういう日は海に行きたいですね


 昨日は、彼女が被告人から受刑者になる時の状況をお話ししましたね

 まるで、冬眠を控えた熊のように、これでもかとお菓子を食べていたのには、ちょっと胸が締め付けられましたね

 シャバでは、たかがお菓子と言えども、受刑者になると自分の自由意思で購入出来ないんですから、その別れを惜しむ為に食い溜めするんですからね


 さて、今日は当初の話題を変更して、お話しします


 昨日、下記のニュースが報道されました


 バス痴漢巡り中学教諭が逆転無罪 東京高裁判決

 三鷹市内を走行中の路線バスの車内で女子高生(当時)に痴漢をしたとして、東京都迷惑防止条例違反に問われ、一審で有罪判決を受けた同市立中学の教諭、津山正義被告(30)に対し、東京高裁は15日、逆転無罪を言い渡した。河合健司裁判長は一審判決について「被害者の供述を全面的に信用したのは誤りで、判断に慎重さを欠いている」と厳しく批判した。

 判決理由で河合裁判長は、携帯電話のメール送受信記録とバスの車載カメラの映像という客観証拠から、「右手は携帯電話を扱い、左手でつり革をつかんでいたと考えるのが妥当」と判断。被害者はリュックサックの接触を勘違いした疑いもあると指摘した。

 一審・東京地裁立川支部判決は被害者の供述を重視。「揺れるバスの車内で右手で携帯電話を操作しながら左手で痴漢をすることは、著しく困難とまでは言えない」として、罰金40万円の有罪判決を言い渡した。

 津山教諭は2011年12月、三鷹市内を走行中のバスの車内で女子高生(当時17)の尻をスカートの上から手で触ったとして起訴された。津山教諭は一貫して無罪を訴え、手からも女子高生のスカートの繊維片は検出されなかった。

 判決後、東京・霞が関で記者会見した津山教諭は「痴漢冤罪(えんざい)事件は誰もが巻き込まれる可能性がある。支えてくれた生徒たちの元に1日も早く帰りたい」と話した。(日本経済新聞より)


 三鷹バス事件逆転無罪判決(ニュース動画)


 実は昨日、ボクのフェイスブックやLINEのタイムラインに、『今日これから逆転無罪判決が出るかも』と、宣言していたのです

 と、言うのも、この事件にボクは興味を持っていて、控訴審初公判を傍聴に行ったのですが、見事に傍聴整理券の抽選に外れてしまったのです

 何故かと言うと、動画を観てもらうと分かりますが、支援者の数が凄いのなんの

 
 その証拠に、下記のサイトがあるので、長いですが覗いて見て下さい

 
 『東京・三鷹バス痴漢冤罪事件』


 このサイトを見てもらうと分かりますが、まあ一審の事実認定が酷いのなんの…

 〝〇〇〇〇の可能性がある〟と言う、裁判官の想像力を存分に働かせた、所謂〝可能性判決〟なのです

 こんな事実認定をされたら、幾らこっちに有利な証拠があっても、無理矢理裁判官の想像をこじつけられてしまいます

 何故、こんなバカゲタ事実認定が出来るのかと言うと、先に有罪だと言う結論があるからです

 だから、その辻褄を合わせる為に、誰が聞いても首を傾げたくなるような、疑問を持つような判決理由になってしまうのです


 まっ、一審のアホ裁判官の事はほっといて、舞台は控訴審に移ります

 当然、有罪判決を受けた津山さんは、判決を不服として控訴しました

 これは、極めて当然の選択です


 で、ここが偶然なのか運命なのか、津山さんの控訴審を担当したのが、ボクに逆転無罪判決を下した、東京高裁第四刑事部だったのです

 しかも、裁判官の構成も、ボクの時と全く一緒だったのです

 だからと言って、必ず逆転無罪になる保証なんてどこにもありません

 
 ですので、控訴審のその後の流れを大きく左右する、初公判をどうしても傍聴したくて足を運んで抽選に並んだのですが、ものの見事に外れてしまったのです

 
 ただ、ボクは初公判の様子がどんな感じだったのかを観たくて、傍聴券が無かったのですが法廷に足を運んだのです

 法廷は、ボクの時と同じ506号法廷でした

 506号法廷自体、そこまで大きい法廷ではないので、元々の傍聴整理券の数自体が少なかったのです

 当然、傍聴券が無いので、法廷の中には入れませんが、傍聴人入口のドアにある小窓から、法廷の様子をチラッと窺いました

 すると、被告人席に座る津山さんの姿が、ボクが初公判を受けた時と全く一緒だったのです

 具体的に言うと、被告人席に斜めに座り、じっと裁判官達を縋るように見ていたのです

 被告人席の左手に、裁判官の席があるので、ついつい姿勢が斜めになってしまうのです

 この姿を見た時に、つい一年前のボクの姿とダブってしまいました

 また、〝そういう姿勢になるのはホント良く分かる〟と、心底感じました

 何故、そういう姿勢になるのかと言うと、裁判の行方が誰よりも一番気になるからです

 だから、ついつい〝どうなんだろう…どうなんだろう…〟と、裁判官達の方を、縋るように見てしまうのです

 これは、ホントあの席に座った人間にしか分からない感覚でしょう


 そして、初公判が終了し、控訴審でも証拠調べが行われるようになったので、これは逆転無罪の可能性が出て来た証拠でした

 もし、控訴棄却なら、初公判で結審して次回判決のパターンなので、このパターンにならなかったという事は、かなり面白い事になるという意味なのです

 何度も言ってますが、ボクの格言である、〝控訴審は初公判が事実上の判決〟なのです

 だからこそ、ボクは初公判を傍聴して、今後の流れを知りたかったのです

 しかし、それが叶わなかったので、支援者のサイトを見てその情報を知り、〝これは面白い事になるぞ〟と、予感したのです

 
 その後も、何回か公判が開かれて、昨日の判決に至った訳ですが、そもそも控訴審で何回も公判を開く事自体が極めて異例ですから、これは津山さんにとっては実にいい流れだったのです

 しかし、ボク自身は、タイミングが合わずに傍聴に行けなかったのです…


 そして、昨日見事逆転無罪判決が出た訳ですが、ボクは実際に津山さんの支援者を見ていて、ホント彼は恵まれているな、と思いました

 別に、津山さんを否定するとかではなく、羨ましいだけです
 
 だって、公判の度に、支援者が東京高裁(地裁)の前でビラを配って、〝これは冤罪です一緒に闘いましょうと、必死に訴えて、弁護士も痴漢冤罪請負人の〝今村核(イマムラカク)〟先生が付くと言う布陣です

 加えて、津山さんは保釈されていたので、シャバで裁判を迎える事が出来ますから、毎回公判後に行われていた支援者集会にも参加出来ます

 支援者集会なんて、被告人当時のボクからしたら夢のような世界です

 当事者からしたら、支援者集会で〝一緒に闘おうと、手を取り合って励ましてくれたら、何よりも代えがたい勇気になります

 
 裁判所だって、言い方は失礼かも知れませんが、たかが迷惑防止条例で罰金40万の事件に、毎回傍聴席が満席になり、多数の傍聴希望者が列を成すのを目の当たりにしていたら、それだけで〝これはおかしな事件だな〟と、感じざるを得ないでしょう

 ですから、そういう部分からも、今回の逆転無罪判決に繋がっているとボクは思います

 ホントに、皆で勝ち取った逆転無罪判決と言っても過言ではないでしょう


 他方で、ボクの時はどうだったのかと言うと、支援者集会も無ければ、弁護士も超優秀でも無ければ、保釈もされず、控訴趣意書は全て手書きだわで、津山さんとは真逆でした

 不遜かも知れませんが、ホント孤軍奮闘したと思っています

 勿論、支援者と言う意味では、ボクの家族や、毎回公判にスタメンで出場(傍聴)してくれた、桃山商事の清田君位です(笑)

 他にも、傍聴に来てくれて応援してくれた、かけがえのない先輩や友人達も居ましたし、ヒルズに面会に来てくれたり、手紙を送ってくれた人達も居ました

 ですが、傍聴券が出る程のものでは無かったので、常に傍聴席はガラガラで、人気のない寄席かと思いました(笑)

 なので、ボクの場合は、支援者で傍聴席を埋めるなんて事は到底出来ず、そういう部分からは裁判所の心は動かせなかったのではないかと思っています

 だからと言って、傍聴に来てくれた仲間や、面会に来てくれた方々、手紙を送ってくれた人達に感謝していない訳ではなく、大変勇気づけられましたし、感謝の気持ちでイッパイです

 それが、ボクを応援してくれた人達で傍聴席が埋まっていたら、更に勇気を貰っただろうと思います

 つくづく、孤軍奮闘して逆転無罪を勝ち取ったボクからすると、津山さんの環境は極めて恵まれているなと思いました

 
 例えるなら、ハワイまで行くのに、津山さんは飛行機のファーストクラスで、ボクはドンキで売っているゴムボートで行く様なものです(笑)

 大袈裟ですが、ホントその位の開きがあります


 勿論、津山さんにとって、この逆転無罪判決を勝ち取るまでには、それはそれは筆舌に尽くし難い艱難辛苦があったことでしょう

 その心中は、おこがましいですが、同じ逆転無罪経験者として良く分かります

 きっと、誰よりも分かります…


 改めて、事件があったのが2011年12月で、逆転無罪判決の昨日まで、約2年半も掛かっているのです

 やってもいない事を証明するのに、こんなにも時間が掛かってしまうのです

 ホント、一度あらぬ疑いを掛けられると、それを払拭する為には、莫大な労力と時間を要するのです

 特に、今回の事件は、誰しも巻き込まれる可能性があるので、決して対岸の火事とは思わずに、各々が対策を考えるべきです

 例えば、混み合っている通勤電車(バス)で女性が目の前に居た時は背を向ける、とかとか。

 勿論、状況にもよるので、これが全てではないですがね


 と、今日はこの辺にして、明日もこの話題についてお話しします


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