日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

逆転無罪判決から、今日で丁度一年が経ちました…。

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 こんにちは

 いやはや、今日も真夏日ですね


 昨日は、丁度一年前(に、この道を通った夜…www)の、逆転無罪判決前日の心境や状況をお話ししましたね

 ホント、今でも前日の状況は、昨日の事の様に鮮明に憶えています

 あんな究極の緊張は、例えるなら、ボクがワールドカップの決勝で、後半ロスタイムに決めれば勝ち越せる大事なPKを蹴るようなものでしょう(笑)

 その位、有り得ない緊張感だったと言うことです


 さて、今日はボクの人生で、決して忘れる事の出来ない7月2日についてお話しします

 タイトルにある通り、丁度一年前の今日、ボクは東京高裁で逆転無罪判決を受けて、一年七ヶ月、日数で言うと582日振りにシャバへと帰還致しました

 ですので、この7月2日と言う日は、忘れたくても忘れられない日なのです


 このブログを始めてから、判決〝月〟命日、と言うカテゴリで、毎月2日を逆転無罪判決から振り返り、その時の心境を綴って来ました

 その理由は、小菅ヒルズに居る時は、喉の奥から渇望していた〝シャバ〟での有り難い自由が、一日一日過ごして行くうちに、だんだんと薄れてきてしまうのを戒める為です

 当たり前の事を、有り難いと思うその謙虚な気持ちを、絶対に忘れてはならないので、毎月2日と言う基準日を設けて、自分自身で初心に帰っているのです


 このブログを始めてから、このカテゴリについて書く度に、〝もう逆転無罪判決から〇ヶ月目か~〟〝後、〇ヶ月で一年か~〟等と、感慨に耽っていました


 そしたら、気付いたらあっという間に、今日と言う一年目を迎える事が出来ました


 つくづく、時の流れは早いなと痛感しますね


 皆さんは、一年前の今日は、一体何をしていたか覚えていますか

 もし、思い出せるとしたら、その内容が良い事か悪い事かは別にして、とても幸せな事ではないでしょうか。

 偉そうに言って申し訳ないですが、人生において、必ずや絶対に忘れられない転換期や記念日があると思います

 そういう日を、ふと振り返ると、また何か違ったものが見えて来ると思うのです


 
 ボクの現在の心境は後述するとして、折角なので、一年前のボクの状況をお話したいと思います


 今、このブログを書いている一年前のこの時間帯は、東京高裁(地裁と同じ建物)の地下二階の同行室という、薄暗い部屋で、今か今かと裁判を待ち侘びていました

 同行室とは、その日裁判を迎える人達が、裁判所で一時的に待機する部屋で、初犯と再犯に分けて、更に独居と雑居に分けるのです

 ボクは、一応前科があるので、再犯の雑居房に入れさせられました

 これは、毎回裁判に行く度の光景だったので、ボクとしては〝また雑居か〟と、言う感覚でした

 その部屋は、最高で8名まで入れるのですが、いつも6名とか5名でした

 部屋の中央に長方形のテーブルがあり、漫画や小説が置いてあって、本を読みたい人は本を読んで、お話ししたい人はその時一緒になった人同士で話したりと自由です

 雑居の中では、お話し自由なので、殆どの人が小菅ヒルズの事を話したり、何処の刑務所がどうだこうだ等々、その辺の話が尽きないのです


 ボクは、一年前の今日も、再犯の雑居房に居ました

 そこで、その日初めて会った人達と、他愛もない話をしていました

 話の内容は、やれあそこの房はどうだとか、あそこの刑務所の飯は上手いとか、そんな話ばかりです(笑)

 実~に、くだらない話ですよね。(笑)

 しかし、塀の中に居ると、これが極めて重要なのです

 何故なら、これから自分が行くかも知れない刑務所の情報を、一つでも知っておきたいからです


 でもボクは、刑務所に何て行く気はサラサラなかったので、その時同じ部屋だった人達には、

 『ボクが、戻って来なかったら逆転無罪で出たと思って下さい。』

 と、話していました(笑)

 と、言うのも、判決が執行猶予や無罪、詰まり、判決後に釈放される人は、裁判後には別の同行室に待機させられて元の部屋には戻って来ないのです

 ですから、ボクの判決がダメであれば、同じ部屋に戻って来るので控訴棄却と分かりますが、戻って来なければ逆転無罪となり別の部屋に行ったと分かるのです

 だから、前記の内容を話していたのです。

 勿論、この時はそれが現実のものになるとは、まだ分かりませんでした…


 で、この同行室には時計が無いので、現在時刻が分かりません

 だから余計に、一分一秒が長く感じました…

 ボクの判決公判は、7月2日13時30分から506号法廷でしたから、少なくともお昼を跨ぎます

 なので、昼食が一つの時間の目安になりました

 昼食は、12時からなので、ご飯が配られれば〝今は12時位か…〟と、分かるわけです


 因みに、実にくだらないマメ知識なのですが、同行室で出る昼食は麦飯ではなくて銀シャリ、すなわち白米です

 更に、お弁当のおかずが、から揚げ、サバ、から揚げ、サバ、と日替わりのローテーションなのです(笑)

 去年の7月2日に出たお弁当のおかずは、から揚げでしたが、ボクは一口も口にしませんでした(笑)

 何故なら、極度の緊張と、この後自由の身になれば、好きな物を好きなだけ食べれると思ったからです

 だから、この日の昼食は一切食べませんでした


 そして、昼食が終わり、ワクワクドキドキしながら同行室で待っていると、迎えの職員が来て、〝最後のブレスレッド(手錠)〟を嵌めて、法廷へと向かいました

 その後は、皆さんご承知の通りです…。


 こうして、一年前の今日に、やっとこさ、やっとこさ、やっとこさ、当たり前田の敦子じゃなくて、当たり前の自由を手に入れました

 そして、このボクの体験や経験が、何かの役に立てばと言う思いと、皆さんの知らない世界を伝えたいと言う思いから、このブログを始めさせてもらいました

 お蔭SUMMERで、ボクの友人、知人を始め、全く知らない方々にも読んで頂き大変感謝しております

 たまに、コメントを付けてくれたりと、非常に有り難いです

 コメントは、全て見ています

 しかし、返信出来なくてスミマセン…(笑)

 このブログが続く限り、暖かい言葉も、厳しい言葉も大歓迎ですので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します


 
 さて、改めて逆転無罪判決から一年経った心境は、とにかく感謝しかありません

 こんなボクを、暖かく〝お帰りなさい〟と、迎えてくれた全ての人達に、言葉では言い尽くせない感謝をしております

 
 ボクの無実を信じて待ってくれていた家族…。

 ボクの裁判を全て傍聴に来てくれた清田君…。

 ボクの裁判を傍聴に来てくれた数々の方々…。

 ボクがヒルズに居る時に、面会に来てくれた方々…。

 ボクがヒルズに居る時に、お菓子や本の差し入れをしてくれた方々…。

 ボクがヒルズに居る時に、励ましの手紙を送ってくれた方々…。

 ボクの逆転無罪祝いをやってくれた、直紀さんを始めとする数々の諸先輩方…。

 再びボクを迎え入れてくれた、ラシンクラブ、FⅡ、フォカッチャ、スティーラーズの皆様…。

 いつも素晴らしいCDを送って下さる友田大先輩…。

 三週間に一回、ボクの髪の毛をやってくれている誠選手…。

 仕事先を紹介してくれた佐藤君…。

 そして、逆転無罪後に出会った全ての方々…。

 逆転無罪後に出会ったけど、ブロックしてくれた方々…。(笑)



 等々、ここには書ききれない位、素晴らしい方々に支えられています

 ホントに、ホントに、ホントに、ありがとうございます

 
 つくづく、ボクは究極の幸せ者だと思います

 ホント、懐かしのCMじゃないですが、正に〝プライスレス〟


 ボクは、一年前の今日から新たな人生の一ページを築いて行き、それは死ぬまで続きます

 何年経っても、何十年経っても、一年前の7月2日に感じた思いを決して忘れずに、日々精進して行きたいと思います

 今後とも、〝逆転無罪のウッチー〟を、どうぞ宜しくお願い致します


 さて、今日はこれから、ちょっと懐かしい場所へと行って来ますね

 その模様は、明日お話しします


 因みに、一年前の丁度この時間は、法廷で逆転無罪の主文を言い渡された後、判決理由の朗読を聴いていました…。

 (書いていたら時間がどんどん過ぎてしまって…