日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

決定が出てみて…。

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 こんにちは

 今日から、新しい一週間の始まり始まり~

 って、紙芝居みたいですが。(笑)


 先週は、待ちに待った、刑事補償請求の決定内容についてお伝えしましたね

 ホント、結論を引っ張りすぎて、方々から沢山の温かいお言葉を頂き大変光栄でした。(笑)


 今日は、一応の結果が出たことについて、ボクの率直な感想を綴りたいと思います


 <裁判費用補償請求について>


 ボクは、決定文の紙を広げた時に、パッと“25万”という数字が目に入った時は、“ゲッ”と我が目を疑いました…

 何度もお伝えしているとおり、ボクが請求した額は“90万円”です

 それが、何で全額どころか半額以下の、25万円なのでしょうか。

 非常に腹が立ちます

 ホント、“ゲキオコプンプンマル”です(笑)

 
 そりゃあ、ボクが何らかの形で事件に関わっていたり、あるいは、関わっていたと疑念を抱かせるような行動をしていたのなら、まだ分からなくもありません。

 詰まり、裁判になっても致し方なかったということです

 しかし、ボクは一切疑われるような行動は執ってないし、執ったと言うのなら、不起訴になった“後藤事件”でしょうが、それは結果的に不起訴ですから関係ありません

 本件は、全く見ず知らずの“小原優作(実名)”に、警察の悪意ある写真台帳から名指しさせられて、共犯者に仕立て上げられた冤罪事件なんですから、ボクは本来なら裁判を受ける必要は全く皆無です

 従って、本来受ける必要の無い裁判を、受けざるを得なかったのですから、そこに掛かった裁判費用、すなわち弁護士費用は全額還ってきて然るべきでしょう

 それが、90万円の請求に対して、25万円しか還って来ないなんて、到底承服出来るわけがありません

 皆さんも、ボクと同じ立場だったとしたら、同様の感想を持つのではないですか。


 また、その決定理由も、私選弁護人に対して、国選弁護人の報酬基準を当て嵌めるのも到底理解出来ません…。

 これでは、私選弁護人に依頼するのは、確実に損をすることを意味しています

 尤も、裁判費用補償請求の事案も圧倒的に少ないので、こんな損を体験できるのは逆に稀有でしょう

 何故ならば、裁判費用補償請求を申し立てるには、前提として無罪判決を確定させないといけないからです
 
 しかし、そんな人は非常に稀有で、ブログのタイトルにあるとおり、99,9%は有罪になるのが日本の刑事裁判の現状なんですから、その殆どが裁判費用補償請求なんてやりたくても出来ないのです

 事実上、ほぼ100パーセント有罪になる日本の刑事裁判で、奇跡的に無罪を勝ち取って、初めてそこに掛かった費用を請求出来るのが、裁判費用補償請求なのですから


 だからと言って、奇跡的に勝てたんだから弁護士費用は掛かっても仕方ないでしょう、とはボクはなりません

 きっと、皆さんもそうではないですか。

 勿論、奇跡の逆転無罪で、奇跡的に“シャバ”に居るだけでも幸せじゃないか、との考えもあるでしょう。

 確かにそのとおりなのですが、やはり貰えるものは貰っておかないとね(笑)


 と、言うよりも、しつこいですが、本来払う必要のない90万円の弁護士費用を払ったんだからその位補償しろよ、という極めてごもっともな請求をしているだけなんですから。

 別に、利息付けて払えとか、色付けて払えなんて言っておらず、そのまま還して下さい、と言ってるだけなんですからね

 ホントは、利息付けて払ってもらいたい位ですよ(笑)


 なので、ボクは裁判費用補償請求に関しては、異議申し立てをすることにしました

 

 <刑事補償請求について>


 今回の、各請求の中のメインディッシュである、刑事補償請求でしたが、この結果についてボクは非常に大満足しています

 請求額が、725万5000円に対し、決定額が701万2500円ですから、満額ではないですが全然納得しています

 と、いうのも、そもそも不起訴になった“後藤事件”の勾留分は、刑事補償の対象には含まれないだろうな、と思っていたのです。

 つまり、いつぞやの流行語でいう“想定の範囲内”ってやつです

 何故なら、不起訴になった事件は、事実上の無罪ではありますが、裁判をしての無罪ではなく、検察が起訴せず裁判にしなかっただけの無罪だからです

 なので、法律上の無罪ではないのです

 これがもし、後藤事件も起訴されて裁判になって無罪になったとしたら、当然刑事補償の対象になります。


 しかし、当事者としては、きっかけは後藤事件から始まって、その後藤も検察側の証人として出廷して偽証をしたんですから、全くの無関係ではないんですから、刑事補償の対象にはなるでしょう、との思いがありました

 とはいえ、矛盾しますが、この主張は弱いという思いもありました…

 でも、言うだけは言っておかないと、シカッティングされたら損ですから、補償の範囲に含みました


 そしたら、案の定、後藤事件の勾留分は含まないとの決定理由だったので、“やっぱりな”と思いました。(笑)

 ただ、その分を除いた、561日を法律上の上限一杯である一日12500円で計算してくれたのは、やはり裁判官の優しさかな、と都合良く解釈しています

 以前もお伝えしましたが、判決なんて言うのは(なんて、と言うのは失礼かも知れないが)、ホント裁判官の胸三寸で決まるので、例えば、“本件は補償の対象外である”と言われればそれまでですし、あるいは、“一日の補償額は、1000円とする”と、言われたらそれまでなのです

 ですから、そう考えると、補償上限額目一杯出たのは、ホント嬉しかったです

 
 確かに、ここ最近の冤罪事件の刑事補償請求の結果を調べてみると、一日12500円で計算されていますが、だからと言って、ボクが必ずしもそれと同じになるかは全く不明でした…

 ボクが調べてたのは、それぞれ無期懲役の事件でしたから、ボクの事件なんかとレベルが違いますから、果たしてそれと同等に扱ってくれるのか、ちょっと不安でもありました

 しかし、蓋を開けてみたら、前記の大事件と同等に扱ってもらえたので、非常に安堵しました

 ボクからすれば、無期懲役の事件だろうと、詐欺未遂の事件だろうと、結果的には無罪が確定しているんだから同じ扱いでいいでしょう、との思いもありました

 なので、そのとおりになって、心底良かったと思っています


 最後に、今回は各請求を自分で全てやりましたが、これをもし弁護士に頼んでいたら、相当お金を取られていたでしょう。(笑)

 確か、ボクが話を訊きに行った、中村弁護士は、成功報酬は2割と言っていたので、刑事補償請求だけで言えば、701万円に対して掛ける2割ですから、140万も取られていたのです…。

 プラス、はじめに着手金が発生しますからね…

 全く、弁護士ってボロい商売ですよね。(笑)

 つくづく、全て自分でやって良かったです

 
 そう痛感した、最初で最後の刑事補償請求でした…。



 明日は、その後の流れについてお話します