日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

刑事補償請求書(4)

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 おはようございます

 今週も、今日から新しい一週間の始まりです

 皆さん、張り切って行きましょう


 では、早速刑事補償請求書の続きです


 5) 総括

 これまで述べて来た通り、今回の一連の事件は、後藤隼の偽証に始まり、続いて小原の偽証、更には検察の悪辣な様々な証拠の隠蔽による、完璧かつ立派な冤罪事件である!
 請求人は、後藤隼には一度だけ会った事はあるが、後藤が供述するような偽造運転免許証を渡したりしたことは無く、知り合いに頼まれて給料明細を渡したに過ぎない。
 確かに、一見すると、請求人の行動は疑念を抱かせる行動ではあったかも知れないが、だからと言って、それだけで後藤事件の共犯者とまでは言えないのは、後藤事件で請求人は起訴されていない事からも明白である。
 
 翻って、小原事件に関しては、そもそも請求人は小原優作と一度も面識は無かったのにも拘わらず、浦安警察署の悪意ある写真台帳(写真の中に、髭を生やしているのは請求人しか居ない事実)により選ばれた完璧な被害者である!と、言うより、あの写真台帳は明らかに請求人を選ばせる為に作成されたようなものであり、極めて悪質である。
 そして、本請求書(4)の③でも主張した通り、検察はあらゆる証拠を隠蔽し、何とかして請求人を有罪にしようと足掻いた。
 
 勿論、検察は証拠の全てを開示する義務が無いのは十分に理解しているが、前記の通り、「同請求に係る他の証拠は存在しない」と、明確な嘘を吐いてまで、似顔絵を隠蔽するのは、極めて言語道断であり絶対に有ってはいけない事である!
 こうして嘘を吐いてまで、似顔絵を隠蔽していたという事実は、検察は明らかにこの似顔絵が請求人と似ていない事を、確実に認識していたこの上ない動かぬ証拠である!
 そうでなければ、何故請求人が証拠開示請求をした時に、「似顔絵はありません」と、殊更嘘を吐く理由があるのか、全くもって理解出来ない。

 一方、過去の冤罪事件の殆どが、検察による証拠の隠蔽が原因なのは、ある意味で公知の事実である。
 今回、請求人の控訴審を担当した、東京高裁第四刑事部が、平成24年に再審無罪判決を下した「東電OL殺人事件」も、犯行現場に残された別人のDNAが存在していた事実を、検察はずっと隠して来た。
 そして、そのDNA鑑定をした所、犯人とされたネパール人のゴビンダさんとは別人の者だとの鑑定が出たことが決め手となった。
 詰まり、検察がこの別人のDNAの存在を、初めから開示していれば、ゴビンダさんは無実の罪で15年もの間、身柄を拘束され自由を奪われる事は無かったのである。
 
 今回の請求人の事件は、この「東電OL殺人事件」と、全く同じである。
 同じと言うのは、事件の内容では無く、検察の対応と言う意味である。
 検察が、初めから似顔絵を開示していれば、あるいは、請求人が似顔絵の証拠開示請求をした時に、似顔絵を開示していれば、一年七ヶ月と言う長期に亘り、請求人は自由を奪われる必要はなかったのである。

 敢えて繰り返すが、検察は請求人が似顔絵の証拠開示請求をした時に、はっきりと「似顔絵はありません。」と、言ったのである!
 詰まり、確信的に嘘を吐いたのである!
 もし、この主張が間違っていると言うのなら、何故「存在しない」と言っていた似顔絵が、小原の平成23年12月15日付け警察官調書に、しっかりと添付されていたのか説明が付かない。
 すなわち、検察が嘘を吐かない限り、こんな不自然な事実は決して起こり得ない。
 
 今回の、検察の証拠の隠蔽で、請求人が心底憤っているのが、検察が嘘をついてまで、似顔絵を隠そうとしたことである。
 単純に、検察が請求されなかったから開示しなかっただけだ、と言うのならまだしも、請求人がきちんと似顔絵の証拠開示請求をしていたのにも拘わらず、公開の法廷で堂々と「似顔絵はありません。」と、検察官自ら嘘を吐くのであるから、空いた口が塞がらないとはこのことである!
 結果的に、「東電OL殺人事件」と同じく、検察が渋々開示して来た証拠(似顔絵)が決め手になった事実を鑑みても、これは由々しき問題であり、明らかに犯罪である!
検察自らが、冤罪を生む手本を見せている様なものである!

 請求人は、平成23年11月29日から、平成25年7月2日までの582日と言う長期に亘り、無実の罪で身柄を拘束され、自由を奪われ不自由な生活を強いられた。
 しかも、逮捕されてから、否認していると言うだけで、半年間も接見禁止を付けられて、家族とまともに連絡も取れず、更なる不自由を強いられ、この屈辱は筆舌に尽くしがたいものがある。
 当然、身柄を拘束されている以上、一切の経済活動が出来ない為、収入も途絶え、当時住んでいたマンションも引き払い、所有していた車も処分せざるを得なかった。
 請求人が犯人ならば、前記の事情は自業自得と言えるが、犯人でも何でもなかったのに、何故こんな艱難辛苦を受けなければいけないのか、つくづく拘置所の独房で自問自答する日々が続いた。
 
 しかし、何とか自分で自分を鼓舞し、無実を訴える為に、様々な書面を書き綴った。
 しかも、冷暖房のない拘置所では、夏は汗だくになり、冬は霜焼けになりながらも、自分の信念を曲げず無実を訴え続け、弁護人から差し入れてもらった裁判資料を穴が開くほど読み返し、その結果、控訴審の証人再尋問のきっかけとなった、後藤隼の証言とメールの矛盾を見付ける事が出来た。
 これらは正に、無実への魂の叫びである!

 従って、請求人には、刑事補償法が定める一日の補償上限である、12,500円掛ける582日分(7,275,000円)を、補償して然るべきである!

 最後に、請求人の主張に真摯に耳を傾けてくれた、小川正持裁判長(当時)を始め、その後事件を引き継いだ、全ての東京高等裁判所第四刑事部の裁判官達には、言葉では表現し尽くせない位の感謝の気持ちで一杯である。
 この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
 本当に、本当に、本当にありがとうございました!


 (6) 添付書類

 ① 第三回公判調書 二通
 ② 請求人作成控訴趣意書 四十八通
 ③ 請求人作成控訴趣意書補充書 六十六通
 ④ 控訴審判決文 十三通


 以上



 以上が、ボクが作成した刑事補償請求書の全文です


 明日は、これらの書類を作成してみての感想をお話しします