日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

刑事補償請求書(2)

人気ブログランキングバナー





 (お手数ですが、両方のバナーをクリックして頂けると嬉しいと思います。)


 おはようございます

 本日も、長閑な天気で最高ですね


 では、早速刑事補償請求書の続きと行きましょう



(3) 共犯者の偽証

① 後藤隼の偽証  

 本件は、確定記録の通り、小原優作、後藤隼の証言に依拠して一審判決は有罪判決を下した。
 請求人から、事件に関する証拠は何一つとして存在していない。
 すなわち、一審判決の有罪認定の根拠は、小原及び後藤の証言のみである。
 そこで、請求人は一審公判時から、後藤、小原の証言の矛盾を客観的証拠と比較し縷々指摘し、それを「最終陳述書」「最終陳述書補充書」と題する書面に、A4のレポート用紙合計69枚に亘り詳述し反証した。
 しかし、一審判決は請求人の主張には全く目もくれず、小原、後藤証言の都合のいい部分のみを取り上げて、請求人に対して懲役2年6月(未決勾留日数140日)と言う有罪判決を下した。

 そして、請求人は当然一審判決を不服として控訴した。
 そこで、控訴趣意書作成時に、改めて各証拠を見直すと、後藤隼のメール送受信履歴に、明らかに証言と客観的に矛盾する内容のメールの存在を発見し、その点を詳細に詳述した。
(参考までに、請求人が作成した控訴趣意書を添付資料2と題して添付する。同趣意書32頁(7)別の共犯者の存在を参照。)
 これらの諸点を、詳細に詳述し、裁判所に対して後藤の証人再尋問を請求したところ、異例ながら裁判所は請求人の事実取調べ請求を是認し、後藤隼の証人再尋問を決定した。

 そして、平成25年1月8日に後藤隼の証人再尋問を実施し、その公判は異例尽くしの展開となった。
 まず、13時30分に開廷し、閉廷したのが17時頃と、合計3時間半も証人尋問を行っていた。
 その内、裁判所の尋問が約1時間半と言う異常事態で、小川正持裁判長だけで1時間は尋問していた。
 
 その結果、小川裁判長の極めて鋭い追及に、再尋問の一番の焦点であった、犯行のきっかけである、請求人からJR横浜駅西口のパチンコ店の近くで、犯罪行為を持ち掛けられたと言う事実は、実は嘘だったと認めるに至った! (詳細は、控訴審後藤隼証人尋問調書を参照。)
 詰まり、後藤は逮捕当初から自己の印象を少しでも良くし、刑責を軽減する為に、全くのデタラメを供述していたという事で、極めて言語道断である。
 しかも、後藤の偽証部分は、犯罪のきっかけと言う非常に重要な部分であって、すなわち、事件の入口から毒に塗れた〝毒樹の果実〟だった。
 そうすると、後藤の供述の信用性は全くないと言うべきであって、この点は控訴審判決も同様の判示をしてくれた。

 特に、請求人が断じて許せないのが、後藤の証言態度である。
 まず、後藤は逮捕当初から、デタラメの作り話を言い張り(請求人から横浜で犯罪を持ち掛けられたと言う話)、警察官、検察官、裁判所を騙して自己の判決を迎え、見事執行猶予付きの判決を宣告された。
 そして、請求人の一審第二回の公判の証人尋問において、自己の判決が確定して、これ以上不利益を受けることは無いのにも拘わらず、逮捕当初と同様のデタラメな作り話を言い張った。
 しかも、この時請求人から直接質問をされたのにも拘わらず、「横浜で声を掛けられた。」と言う嘘を言い張った。
 そして、控訴審の証人尋問においては、メールの内容との矛盾を弁護人から追及されるが、のらりくらりと交わし、これまでの証言を言い張った。その後、裁判官から「これ以上隠していることはないか」と、問われても後藤は「ありません」と、証言しておきながら、小川裁判長の追及で偽証を認めた!

 以上の経過経緯は、後藤は明らかに控訴審の再尋問でも偽証を重ね、あわよくば嘘を吐き通して誤魔化そうとしていた確信犯である。
 そうでなければ、控訴審の再尋問で弁護人から質問された時点で、偽証を認めれば良かったのである(尤も、そうしたとしても充分悪質だが)。
 要するに、後藤は小川裁判長の追及によってこれまでの嘘が暴かれたのであって、これは極めて異常事態である!
 従って、後藤は確信的に偽証の罪を重ねたということである。


② 小原優作の偽証
  
 小原優作は、結果的に後藤隼の様に偽証を認めた訳ではないが、その証言経過をみれば明らかに偽証をしているのは明白である!小原証言の最大の焦点は、「フジタ」と名乗る共犯者の犯人識別であった。
 そこで、一審証人尋問でもその点について尋問がなされたが、この時点では検察から似顔絵(この点は後述する)が開示されておれず、弁護側は効果的な反対尋問が出来なかった。
 しかし、犯行当時の請求人の身体的特徴との矛盾を縷々指摘し「最終陳述書」「最終陳述書補充書」で反証するも、一審判決はそれらの点には一切目もくれず請求人の主張を排斥した。

 ところが、問題は控訴審の再尋問である!
 小原は、請求人が証人再尋問を請求していないのにも拘わらず、裁判所の職権で控訴審においても証人として召喚されることとなった。
 そこで、裁判所の要請で、請求人が再三再四主張していた、一審で小原が証言した似顔絵の存在についての調査がされると、何と小原の未開示だった警察官調書にその似顔絵が添付されていたのである!
 
 詰まり、検察は明白な証拠の隠蔽を図ったのである!(この点については、詳細に後述する。)
 従って、小原の再尋問の焦点は、この似顔絵について訊かれることとなった。
 何故ならば、一審証人尋問時には、似顔絵が開示されておらず、弁護側としては反対尋問のカードがなかったからである。

 そして、控訴審での再尋問が始まると、小原はおよそ自身が重要な証人として召喚されていると言う事実を忘れ、他人事の様に開き直って証言する始末であった。
 全くもって、真摯な証言態度とは言えず、本当に真実を証言しているとは誰が見ても到底思えなかった(詳細は、小原優作控訴審証人尋問調書参照)。
 その証拠に、小原の控訴審での証言は、極めて不合理な弁解に終始し、原審証言と明らかに矛盾していた。
 又、再尋問の焦点である似顔絵に、小原が原審で証言したあらゆる身体的特徴の記載がないことを追及されると、小原は完璧に開き直り不自然不合理な証言を繰り返し、嘘を吐いているのは火を見るより明らかだった。
 
 要するに、小原は請求人が再三再四主張していた通り、逮捕時の似顔絵作成時には、サングラスを掛けてニット帽を被っていた共犯者フジタの身体的特徴について、漠然とした内容しか供述していなかったのにも拘わらず、原審証言では突如としてあらゆる身体的特徴を付け加え詳細に証言したのである。
 
 これは、請求人が何度も主張して来た通り、自らの証言に真実性、迫真性、信憑性を持たせる為に、原審法廷で初めて見た請求人の身体的特徴を殊更に付け加えた何より動かぬ証拠である。
 そうでなければ、似顔絵作成時に原審で証言した、あらゆる身体的特徴を供述するはずである。
 
 そうすると、以上の様な小原の証言経過は、実際に自らが体験したことを述べているのではなく、故意的にあらゆる身体的特徴を付け加えている〝創作〟であって、これは正に、証人尋問開始時に誓う、証人宣誓と相反するものであり、明白な偽証と言うべきである! 
 結局、控訴審判決では、請求人のこれらの主張を、十二分に是認してもらう結果となったことからも、いかに請求人の主張が間違っていなかったかを如実に表している。
 そこで、本請求書では、裁判所に敢えて請求人のこれらの主張を理解してもらう為に、請求人が被告人だった当時に作成した「控訴趣意書補充書」(添付書類3)と、その主張を全面的に是認した「控訴審判決文」(添付書類4)を添付するので、是非とも刮目して精読頂きたいことを強く希望する!



 今日は、ここまでにして続きは明日