日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

刑事補償請求書(1)

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 おはようございます

 本日も、非常に暖かいですね

 
 昨日は、裁判費用補償請求書の全文を公開しましたね

 思いの外、短くてビックリしたのではないでしょうか。

 果たして、あの文章で一体幾らの金額が下りるのか非常に楽しみですね


 さて、今日から何回かに分けて、刑事補償請求書の全文を公開します

 単なる、仕事の請求書とは訳が違いますから、滅多に見る機会のない請求書だと思うので、是非ともご覧下さい


 
 刑事補償請求書


平成26年1月16日

東京高等裁判所第四刑事部 御中


本籍 埼玉県さいたま市〇〇区〇〇町〇丁目〇〇〇〇番地〇

住所 埼玉県さいたま市〇〇区〇〇町〇丁目〇〇〇〇番地

請求人 内 田 浩 樹

昭和51年12月15日生



1 請求の趣旨

  請求人に対し、刑事補償として金七百二十七万五千円を支払うこと。
  (勾留期間582日×12,500円=7,275,000円)


2 請求の原因

(1) 時系列

  請求人が、一連の事件で逮捕されてから、無罪判決を受けるまでを、時系列によって振り返る。


平成23年11月29日
偽造有印公文書行使、有印私文書偽造、同行使、詐欺未遂被疑事実により、警視庁大井警察署に通常逮捕。(以下、後藤事件と言う。)
   ↓
  平成23年12月20日
  前記被疑事実につき、処分保留で釈放。
   ↓
  同日
  偽造有印公文書行使、有印私文書偽造、同行使、詐欺未遂被疑事実により、千葉県警浦安警察署に再逮捕。(以下、小原事件と言う。)
   ↓
  平成24年1月10日
  小原事件で起訴。
   ↓
  平成24年2月6日
  裁判官、検察官、弁護士による三者会議にて、今後の審理について打ち合わせ。
  この時、検察官より上記処分保留の後藤事件を追起訴予定との申請があり、初公判の日程が決まらず。
   ↓
  平成24年2月20日
  東京地検が、後藤事件の不起訴を決定。
   ↓
  平成24年3月22日
  一審初公判 起訴事実を全面的に否認。
   ↓
  平成24年5月8日
  一審第二回公判 小原優作、後藤隼、の証人尋問。
   ↓
  平成24年5月10日
  検察より、請求人のパソコンのインターネット履歴と、請求人の携帯電話の解析データの証拠開示。
  しかし、請求人の携帯電話の〝通話記録〟は開示されず。
   ↓
  平成24年5月28日
  請求人より第一次証拠開示請求(以下の4点を請求)。
1. 小原が第二回公判で証言した、モンタージュの似顔絵。
2. 後藤の警察官面前調書、検察官面前調書の未開示分全て。
3. マクドナルドの防犯カメラの画像鑑定結果。
4. 偽造運転免許所等に付着した、指紋の鑑定結果。
   ↓
  平成24年6月8日
  検察から、前記二番の後藤の供述調書のみ証拠開示。
   ↓
  平成24年6月12日
  一審第三回公判 被告人質問。
  この時、検察官より前記証拠開示請求の回答があり、「その余は、存在しない。」と回答(添付書類1参照)。
   ↓
  平成24年6月20日
  請求人より、第二次証拠開示請求(以下の2点を請求)。
1. 請求人の携帯電話の通話記録。
2. 後藤の携帯電話の通話記録とメールの送受信履歴。
   ↓
  平成24年6月26日
  検察から、第二次証拠開示請求の通り証拠開示。
   ↓
  平成24年7月2日
  一審第四回公判 論告求刑、最終弁論。
   ↓
  平成24年8月7日
  一審第五回公判 当初判決宣告日であったが、弁護側より弁論再開。
   ↓
  平成24年8月10日
  一審第六回公判 判決宣告 懲役2年6月未決勾留140日の実刑判決。
   ↓
  平成24年8月24日
  請求人より控訴の申し立て。
   ↓
  平成24年10月10日
  請求人作成の控訴趣意書、事実取調べ請求(後藤隼の証人尋問)を提出。
   ↓
  平成24年11月15日
  控訴審初公判 裁判所は、事実取調べ請求を是認し後藤隼の再尋問を決定。

  平成25年1月8日
  控訴審第二回公判 後藤隼の再尋問。
  この再尋問で後藤は、「請求人に横浜で声を掛けられたのは嘘だった。」と、これまでの証言を覆し偽証を認める。
   ↓
  平成25年1月8日
  同日の公判後、小川正持裁判長の要請により、裁判官、検察官、弁護人による三者会議が行われ、裁判所は職権で小原優作の証人再尋問を決定。
  更に、裁判長は請求人が再三に亘り主張している、似顔絵の存在について浦安警察署に調査依頼をすると明言。
   ↓
  平成25年1月21日
  東京高検より、小原優作の未開示の警察官面前調書、検察官面前調書、裁判官面前調書の証拠開示。
  この中の、平成23年12月15日付け警察官面前調書の中に、請求人が再三主張していた似顔絵が添付されていた!
   ↓
  平成25年2月28日
  控訴審第三回公判 小原優作証人再尋問。
   ↓
  平成25年4月16日
  控訴審第四回公判 被告人質問。
   ↓
  平成25年5月21日
  控訴審第五回公判 最終弁論にて結審。
   ↓
  平成25年7月2日
  控訴審第六回公判 判決宣告 逆転無罪。


(2) 請求人が勾留されていた期間

  請求人は、平成23年11月29日に前記後藤事件で通常逮捕されてから、平成25年7月2日の無罪判決を宣告されるまでの間、一年七ヶ月もの長期に亘り身柄を不当に拘束された。
  
請求人が、勾留されていた日数を計算すると下記の通りである。

平成23年→33日(11月29日~12月31日)
平成24年→366日(1月1日~12月31日、本年はうるう年)
平成25年→183日(1月1日~7月2日)

合計→582日。

従って、刑事補償法の定める、一日の補償上限である、12,500円掛ける勾留日数分582日で、合計7,275,000円を国は補償して然るべきである!



 今日は、ここまでにして続きはまた明日