日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

中村弁護士の見解。

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 こんにちは

 今日も、素晴らしい天候で何よりですね


 昨日は、刑事補償請求の事を訊きに、一人目の弁護士の所に話を訊きに行ったお話でした

 予想外に、同じ無罪判決でも、在宅起訴された人の刑事補償請求でしたが、こういう書類を用意した方がいいと言われ、ボクの中では非常に満足でした


 さて、今日は二人目の弁護士の中村先生とのお話です


 ボクは、氏家弁護士との話を終えて、色々と聞けたからもう中村弁護士の所には行かなくてもいいかな、と思いました

 しかし、ここでもう一人の自分が、〝だからこそのセカンドオピニオンだろと、ボクに囁きました

 確かにその通りで、セカンドオピニオンの目的とは、もう一人の医者(弁護士)の見解を訊いて、その治療法が正しいのかを判断するのですから、一人だけの意見ではそれが正しいかを計る事は出来ません

 従って、例え同じ見解だったとしても、それは氏家弁護士のやり方が正しかった事を証明する訳ですし、逆に全く違う意見だったとしたら、氏家弁護士のやり方が間違っていた事の証明になる訳です
 
 と、自分の中で意見を闘わせた結果、結局は予定通りに中村弁護士の所に行く事にしました


 中村弁護士とのアポの時間は、午後2時からだったので、ちょっと時間が空いていましたが事務所の場所がある紀尾井町まで電車で移動しました

 駅で言うと、東京メトロの麹町駅で、降りるとおもいっきりオフィス街と言った感じで、一応駅前には飲食店とかは多数あったので、そこで時間を潰せるなと思いました

 ボクは、知らない街に行くのが結構好きで、麹町駅はこれまで電車で通り過ぎる事はあっても、降りた経験は無かったので、初めてなので非常にワクワクしました

 地上に出てから、ランチをしようとぶらぶら歩いてみると、一件のつけ麺屋さんが目に飛び込んで来たので、そこでランチをしようとお店に入りました

 お店の名前は失念しましたが、結構美味しかった記憶があります

 つけ麺を食べた後、まだ時間があったので、近くのベローチェでお茶をして時間を潰してからいざ事務所へ


 電話で聞いていた場所に到着すると、そこはオフィスビルではなくマンションでした

 マンションでも、昭和の香りが残る高級マンションと言った感じで、非常に厳かな雰囲気でした

 そんな雰囲気に気圧されながら、オートロックのチャイムを鳴らし事務所の前へと到着しました

 すると、『お待ちしておりました。』と、女性の事務員が仰々しく迎え入れてくれました

 例えるなら、高級料亭で接客されている様な感じです。(笑)

 
 そんな丁寧な対応を受けながら、応接室に案内されると、それはそれは見るからに高級家具や調度品に囲まれた部屋で、非常に高級感を覚えました

 午前中に行った、氏家弁護士の事務所とは全く雰囲気が違うのです

 同じ弁護士と言えども、事務所の作りも人それぞれなんだな、と面白がっていました(笑)


 そして、『こちらをご記入下さい。』と、受付表を渡され記入していると、今度は違う男性の事務員がアイスコーヒーを持って来て、丁寧に『どうぞ。』なんてやる訳ですよ

 ただでさえ、事務所の雰囲気に若干気圧されているのに、そんなガチガチの対応をされたら余計に緊張するだろうが、と心中で突っ込みを入れていると、『それでは、只今弁護士が来ますので。』と、言われました


 すると、待つこと少々、応接室に二人の男性が入って来ました

 一人は若く、一人は50代の恰幅が良い男性達でした

 それぞれ、名刺を受け取ると、両名共弁護士で、若い方が〝岡本裕明〟弁護士で、もう一人が〝中村勉〟弁護士でした

 ボクは、〝あっ、この人がヤメ検弁護士かぁ〟と、思っていると、早速中村弁護士が『今日は、刑事補償の件と言う事だけど。』と、話を振って来たので、簡単に逆転無罪になった経緯を話しました。

 
 『一年七ヶ月それは大変だったね。保釈はされたの

 と、訊いて来たので、

 『いいえ、保釈はしていません。』

 と、言うと、

 『随分と、長かったね~。』

 と、言い、

 『じゃあ、刑事補償は貰えるよ。』

 と、サラッと言うので、

 『えっ、そうなんですか

 と、訊ねると、 

 『そりゃ貰えるよ。無罪が確定しているんだから。』

 と、言いました。


 そして、ボクは氏家弁護士から聞いた、逮捕当時の収入を疎明しないといけない事を訊くと、大きく手を振りながら、

 『いやいや、収入なんて関係ないよ

 『重要なのは、どの位勾留されていたかだから、当時無職だろうがなんだろうが、基本的には請求すれば満額一日12500円出るよ

 『その先生は、損害賠償請求と勘違いしてるんじゃないの

 と、ズバッと答えてくれました


 更に、質問をぶつけると、

 『やるなら、刑事補償と裁判費用補償の二本立てで同時に請求した方が良い。』

 『分からない事があったら、電話じゃなく直接裁判所の書記官に訊きに行っちゃえば良い。』

 『自分で書いてみて、書記官に訊いてみる。』

 『請求から、大体二、三ヶ月で下りる。』

 と、返答してくれて、ボクは、

 『中村先生は、過去に刑事補償請求は何回やった事があるんですか

 と、訊くと、

 『過去には、一度だけあるかな。』

 『その時は、満額下りましたか

 『満額下りたよ』

 『それは、勾留されていた被告人だった人ですよね

 『そうだよ。』

 と、実に明瞭に答えてくれました

 
 因みに、中村先生に依頼すると幾ら掛かるのかを訊くと、この事案なら着手金で30万で成功報酬は受け取った額の20%だそうです…

 ってことは、仮に500万貰ったとしたら、そこから100万円取られてしまうのです…

 何で、ボクが苦しい思いをしたのに、その請求書を書いただけでそんなに取られないといけないのでしょうか。

 勿論、弁護士も商売と言えども、高すぎじゃん、と思わずにはいられませんでした…


 そして、一通りの質問が終わると、

 『じゃ、この辺で大丈夫かな。』

 と、言って、すたこらさっさと応接室を後にしたのです

 その時、応接室のドアを出る時に事務員に、

 『もう、終わったから。30分だから、5000円で良いよ。』

 と、サービスしてくれました(笑)

 そうなんです、中村弁護士との話は30分もしなかったのです

 しかし、その内容は非常に濃いものとなりました


 以上、纏めると、


 ・ 請求額を、明確に書く。

 ・ 逮捕当時の収入は一切関係ない。

 ・ 逮捕当時の職業も一切関係ない。

 ・ よって、逮捕当時の収入を疎明する必要は全くない。

 ・ 重要なのは、どの位の期間勾留されていたのか。

 ・ 刑事補償とは、あくまでも勾留されていたことに対する補償。

 ・ 一日の補償上限の12500円は出る。

 ・ 刑事補償請求と、裁判費用補償請求の二本立てで請求する。

 ・ 自分で書いてみて、分からなければ直接裁判所に行って聞いてみる。

 ・ 請求してから、二、三ヶ月で下りる。


 と、言う見解でした


 そう、氏家弁護士と全く逆の見解だったのです

 正直、中村弁護士の対応は、悪く言うと横柄な感じなんですが、言っている事は非常に的確で明確なので、聞いていて凄く気持ちが良いんですよね

 それに、氏家弁護士との見解と比較しても、どう考えても中村弁護士の言っている事の方が、極めてごもっともなんですよね

 ましてや、元検察官の意見なんですから、まず間違いないでしょう

 だから、ボクはつくづくセカンドオピニオンをして良かった、と、痛感したのは言うまでもありません

 
 結果的に、ボクの行動は間違っていなかったのです

 もし、氏家弁護士の意見だけ聞いて、その通りにやっていたら、全然的外れな書類を用意して手間と時間が掛かっていたのですから、本当にセカンドオピニオンをして良かったと思いました

 勿論、ボクが採用したのは、中村弁護士の意見です


 今回、二人の弁護士の所に行って話を訊いた訳ですが、この点についてボクが感じた事は、また明日お話しします