日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

氏家弁護士の見解。

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 おはようございます

 今日も、清々しい朝ですね


 昨日は、刑事補償請求について、〝セカンドオピニオン〟をする為に、もう一人の弁護士を見付けてアポを取ったお話でしたね

 しかも、その弁護士が〝ヤメ検〟弁護士だったので尚更期待できる、と

 
 因みに、後日談で知ったのですが、昨日お話した中村国際刑事法律事務所に、一審判決後にボクの控訴審を弁護してもらおうと、家族が問い合わせをした所、何と〝300万〟掛かるって言われたそうです

 あくまでも、これは着手金ですから、仮に無罪になった暁には更に成功報酬が発生する訳です

 そうなると、もし今回ボクが中村弁護士に依頼して、逆転無罪になったとしたら一体いくら取られていたのでしょうか…

 結局、300万の着手金なんて払える訳なかったので、当然依頼しませんでしたが、つくづく頼まなくて良かったです(笑)

 だって、今回は国選弁護人で、見事逆転無罪を勝ち取ったのでボクの控訴審の弁護士費用は〝タダ〟です

 尤も、この国選弁護人の高橋直治先生も、余りにも使えなかったことは付言しておきます


 さて、今日はボクがアポを取った、それぞれの弁護士と話した内容についてお話しします
 
 
 まずは、最初にアポが取れた、ボクの友人の国選弁護人をしていた弁護士と同じ事務所の、別の弁護士とのお話です

 この時のレポートを見ると、日付が10月1日になっていました

 時間は、10時~11時までの一時間

 
 ボクは、事務所にお邪魔するのが初めてだったので、事前に場所を調べておいて、時間に余裕を持って自宅を出ました

 場所は、JR秋葉原駅から歩いて直ぐで、万世橋を渡って直ぐの所でした


 万世橋と言えば、小さい頃何度も何度も足を運んだ〝交通博物館〟があったのを思い出します

 ボクは、電車が大好きなので、ホントに交通博物館が大好きでした

 今は、ボクの地元に〝鉄道博物館〟として移転して、交通博物館があった場所にはオサレな商業施設が建設されました


 
 そんなノスタルジーに浸りながら、事務所に到着しました

 事務所は、小奇麗なオフィスと言った感じで、非常に清潔感のある事務所でした

 受付で、今日のアポを伝えると、こちらへどうぞと応接室に案内されました

 そこは、パーテンションで区切られた応接室で、ちゃんとドアもあってきちんと区分けされていました


 待つこと数分、『どうも初めまして。』と、一人の女性が入って来ました

 そう、今回の担当は〝氏家宏海〟先生で、意外にも女性の弁護士だったのです

 年齢は、30代で結構お綺麗な先生でした

 流石に、〝夜の弁護もして下さい〟とは言えませんでした(笑)

 これには、ボクも予想外だったのですが、男性だろうが女性だろうが、ボクにとって有益な情報が訊ければ良いので性別なんてどうでも良かったのです

 
 ボクは、早速簡単に事件の経緯を話し、無罪判決が確定していることを伝えました

 その際に、ボクが自分で『最終陳述書』『控訴趣意書』等の書面を作成して、裁判所に提出していた事実を伝えると、『えっご自分で書いたんですかそれは凄いですね』と、驚嘆していたのが強く印象に残っています
 
 その位、被告人自らが裁判所に書面を書いて提出する事は、非常に珍しいのでしょう

 罪を認めている〝反省文〟と言うのとは類が違いますからね

 また、参考までにボクの控訴審の判決文を持っていったら、是非とも拝見したい、との事だったので喜んでコピーをしていました


 そして、本題に入ったのですが、ボクは氏家先生が過去にどんな形の刑事補償請求をしたのかを訊くと、これが予想外のものだったのです

 何と、過去にやった刑事補償請求と言うのは、〝在宅起訴された被告人〟の刑事補償請求だったのです

 在宅起訴とは、被疑者に逃亡や証拠隠滅のおそれがないため、被疑者を拘置所や警察の留置施設に勾留することなく、検察官が公訴を提起することです

 詰まり、普段の日常生活を送りながら裁判を受けるので、公判当日以外は何ら日常生活に支障はありません

 在宅起訴される様な事件は、基本的には軽い事件になります

 ですから、ボクの様に無罪判決になるまで拘置所に身柄を拘束されていた訳ではないので、ケースが全く違ったのです

 勿論、その方も刑事補償請求をしたので、その前提は無罪判決を確定させていないといけませんから、当然在宅起訴されながらも無罪判決を勝ち取ったのです

 
 しかし、同じ無罪判決が確定しているとは言え、かたや一年七ヶ月身柄を拘束されていた人と、かたや自由の身のまま無罪になった人とでは、同じ結果でもそのプロセスが違います

 
 案の定、補償額は全然出なかったそうです…


 一日、5000円も行かなかったとの事でした…

 
 そりゃそうです、身柄を拘束されないで自由の身のまま裁判を受けるんですから、普通に仕事も出来ればセックスも出来る訳で、何ら不利益、不都合はないんですから

 また、普通に日常生活を送れると言う事は、自らカミングアウトしない限り、自分が裁判を受けている事さえ周りに知られないんですから、これ程良い事はないですよね

 一方、ボクの様に、しっかりと身柄を拘束された人間は、仕事も出来ないわセックスも出来ないわで、不自由極まりない訳です

 それに、身柄を拘束されていれば、今まで顔を出せていた所に出せないし、自ら連絡も出来ない訳ですから、当然〝アイツはどうしたんだ〟となり、逮捕されて裁判になっている事を、否が応にも知られてしまいます…

 ですから、普通に起訴された人と、在宅起訴された人とではもう雲泥の差です

 だから、同じ無罪判決でもその〝質〟は遥かに違うでしょう


 と、のっけから肩透かしを食らった感じになりましたが、それでも一応は刑事補償請求経験弁護士なので、時間の許す限り刑事補償請求の実態を訊こうと、色々と質問してみました

 その結果を纏めると、下記の答えが返って来ました


 ・ 補償額は、裁判所の裁量によって決められ、最高でも一日12500円。

 ・ 請求額は、書かなくてもよい。

 ・ 精神的苦痛(慰謝料)、でっち上げだと言う事を証明する。
 
 ・ 誤認逮捕の原因を、詳細に書く。

 ・ 無罪までの経緯を書く。

 ・ いつ逮捕されて、いつ釈放になったのか詳細な時系列を書く。

 ・ 接見禁止中の精神的苦痛を書く。

 ・ 詳細に書くことは義務ではないが、あると良い。

 ・ 当時、毎月いくら稼いでいたのかを証明すること(給料明細等)。

 ・ 自営業なら、帳簿や貸借対照表や損益計算書を提出。

 ・ 〝赤本〟で給料の平均値を参考にする。


 等と言う、返答が返って来ました

 パクられた当時、ボクは自営業だったので、その当時毎月いくらの利益が出ていたのかを疎明してくれと言われ、非常に面倒臭いなと思いました

 何故なら、ボクはいちいち帳簿なんてつけていなかったからです。(笑)

 何だか聞いていると、交通事故に遭った時の休業補償をしている様でした

 思いの外、色々と疎明資料が必要なんだなと思い、結構手間が掛かる雲行きでした

 
 一応、氏家先生に依頼すると幾ら位掛かるのかを訊くと、着手金が30万で、成功報酬は補償額の10パーセントとの事でした

 ただ、『内田さんは、書面を作成出来るので着手金は少しオマケしますよ。』と、ささやかなサービスをしてくれました。(笑)

 また、『あるいは、正式な依頼ではなく、アドバイス的な感じでもいいですよ。分からない事があれば、その都度訊いてもらう感じでも構いません。』との、選択肢を提示してくれました

 が、ボクはそのどれも選択するつもりは無かったので、『ちょっと、検討してみます。』と、言って事務所を後にしました


 因みに、キッチリと一時間で一万円を取られました(笑)

 そこは、オマケしてくれませんでした

 
 ボクは、この一時間でかなり有益な情報を得たので、かなり満足だったのです

 だから、当日の午後にアポを入れていた、中村先生の事務所はキャンセルしようかと思ったのです

 何故なら、また同じ内容を訊いて一万円払うなんて勿体無いと思ったからです


 ところが、この考えがいかに間違っていたかを知る事になります…。


 続きは、また明日…