日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

もう一つの補償。

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 おはようございます

 今日も、どんよりな天気ですね

 でも、大分暖かくなって来たので、コートが不要になって来ました


 昨日は、刑事補償法の現実についてお話ししましたね

 つくづく、法律には感情が無いのだなと痛感させられましたね…

 ホント、何より冤罪の被害に遭った側から、補償の請求をしないといけない事が、完璧な筋違いだと思います

 普通は、裁判所等から、『今回は、無罪が確定しましたので〇〇〇円補償致します。』と、連絡が来るものだと思います。

 それがそうじゃないんですから、全くもってふざけた話です…


 さて、今日は刑事補償について調べて行く内に、もう一つの補償がある事を発見したので、その内容についてお話しします

 ボクは、刑事補償の詳細についてネットで調べて行くと、もう一つの補償がある事を発見しました

 発見した、と言うよりは確認したと言った方が正確でしょうか。

 と、言うのは、ボクは拘置所に居る時に、「口語刑事訴訟法」と言う本を差し入れてもらっていて、その中に補償の事が条文で示されていたので、その存在を知っていたのです

 その補償とは…


 『裁判費用補償請求』


 です


 裁判費用補償請求とは、無罪の裁判に掛かった費用を補償する法律です
 
 これは、刑事訴訟法188条から幾つか条文が示されていて、その一文を掲載します。


 【刑事訴訟法188条の2】

 ① 無罪の判決が確定したときは、国は、当該事件の被告人であった者に対し、その裁判に要した費用の補償をする。

 【刑事訴訟法188条の3】

 ① 前条第一項の補償は、被告人であった者の請求により、無罪の判決をした裁判所が、決定をもってこれを行う。

 ② 前項の請求は、無罪の判決が確定した後六ヶ月以内にこれをしなければならない。

 【刑事訴訟法188条の6】

 ① 無罪判決が確定した場合の被告人であった者に対する裁判費用の弁償の範囲は、被告人あるいは被告人であった者が、公判準備及び公判期日に出頭するためにかかった旅費、日当及び宿泊料と、弁護人であった者に対する報酬に限る。


 と、規定されています

 一言で言えば、〝元〟被告人に対し、裁判に掛かった弁護士費用を補償するが、無罪判決が確定してから六ヶ月以内にしてよ、って事です


 ボクの場合、上記の条文に当て嵌めると、無罪が確定しているので見事「裁判費用補償請求権者」になります

 その請求は、逆転無罪判決を下した東京高等裁判所に対して行い、期限が六ヶ月以内となります。

 補償の範囲として、旅費とか宿泊料とかありますが、ボクはずっと拘置所に居て勝手に護送バスで裁判所に送迎されていたので、これには該当しません

 従って、実質的に補償の範囲としては、ボクが弁護士に払った弁護士費用がそれに該当します


 ボクは、一審時は私選弁護人を選任していて、この弁護人に対して90万円を支払っていたので、この90万円が補償の対象になります

 90万円が、還って来るかどうかは非常に大きいですからね

 ってか、そもそもこの90万円は、本来支払う必要のないお金ですから還って来て至極当然でしょう

 だって、ボクは本来刑事裁判なんてする必要は全く無かったんですからね…

 ですから、この弁護士費用は補償されて然るべきでしょう


 ただ、ここでもボクは非常にあったまに来ているのが、何で冤罪の被害者側から補償の請求をしないといけないんだ、って事です

 昨日も、刑事補償の所でお話をしましたが、それと同じで、向こうから菓子折りでも持ってボクの所に謝罪に来るのが、極めて、極めて、筋でしょう

 それが、何で被害者側から、その費用を払って下さいってお願いしないといけないのでしょうか。

 ホント、この理不尽さには首を傾げざるを得ません


 とは言え、法律で規定されている以上、腹は立ちますがその規定通りに事を運ばないと、貰えるものが貰えませんからね…

 貰うと言っても、クーポンを貰うのとは訳が違いますから、開き直って規定に背いて貰えなかったら目も当てられませんから、渋々従うしかありませんよね(笑)


 他方で、国家賠償請求はしないのかと思われるかも知れませんが、確かに国家賠償も救済措置の一つなのかも知れませんが、刑事補償や裁判費用補償と違って、請求すれば必ずや貰えるかはかなり疑問符なんですよね…

 勿論、刑事補償や裁判費用補償は、請求すれば絶対に貰えるとは限りませんが、無罪が確定した人は過去に殆ど貰っているので、ここはまず〝テッパン〟でしょう

 調べてみると、無罪判決が確定した人で、国家賠償をやっている例が見当たらないんですよね…。

 ってことは、理論上は国家賠償を請求出来たとしても、実際上は殆どの人はやっていないんだと思われます

 なので、ボクの戦法としては、ほぼ確実に貰えるであろう、刑事補償と裁判費用補償の二本立てで行く事にしました


 しかし、自分でやると言っても、どんな書類を作成したらいいのか分かりません

 また、東京高等裁判所の何処に書類を提出すればいいのか分かりません


 そこで、ボクが執った行動とは…。

 続きは、また明日