日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

祝!検察上告断念!(無罪確定)

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 こんにちは

 今日は、徳永英明の歌で言うと〝レイニーブルー〟な天気ですね

 連休前最後の木曜日、張り切って行きましょう


 昨日は、逆転無罪判決後から14日目、15日目の状況をお話ししましたね

 ボクとしては、万が一検察が上告して来た場合、どのような流れになるのか全く分からなかったので、悶々としていました…

 そして、シビレを切らし、自ら裁判所に電話して問い合わせするも、はっきりとした言質が取れませんでした…

 やはり、当事者としては、明確に『内田さん。無罪確定です。』と言われない限り、ほぼ無罪確定と分かっていても安心出来ない訳です

 この感覚は、逆転無罪になった者しか味わえない、独特なものですね

 例えるなら、選挙で〝当確〟は出ているけども、決定ではないみたいな…。(笑)


 さて、今日はその続きをお話ししますね


 ボクは、上告期限が過ぎた7月17日の朝一に、裁判所に電話するもボクの欲しがっていた『無罪確定です』と言う言質が取れず、仕方なくその日の午後にもう一度電話をしました

 一時過ぎに、改めて電話をすると、その時にはもう『内田ですが…』と言うだけで、誰だか分かる位になっていました。(笑)

 『あの、当直から書類は来ましたか

 と、訊くと、

 『はい。来てませんね。』

 と、嬉しい答えが返って来ました、続けてボクは、

 『じゃあ、無罪確定ですか

 と、訊ねると、

 『まあ、間違いないと思いますが、絶対とは言えないですね…』

 と、どうもこうも煮え切らない返事なんですよね…

 どうやら、裁判所としては、万が一何らかの遅延で上告申し立ての書類が上がって来た時に、『無罪確定です』と先に言ってしまうと、嘘吐き呼ばわれされるのを避けたいようなのです。

 だから、こんなにも煮え切らないのです


 ボクとしては、はっきりと『無罪確定』の言質を取りたかったので、その強い思いがある考えを想起させます…

 ボクは、おもむろに電話の向こうの書記官に、


 『あの、裁判所でハッキリとしないのなら、検察庁に直接訊いちゃえばいいんですよね

 
 と、言うと、

 『確かにそうですね。それが一番確実でしょうね。』

 と、言うではないですか

 全く、ホント他人事なんですよね…。


 そこで、ボクはソッコーで東京高等検察庁の電話番号を調べて電話をしました

 そう、ボクは法廷で真っ向から争った〝宿敵〟である、検察庁に直接問い合わせるという行動を執ったのです

 多分、こんな事をする人間なんて、まず居ないのではないでしょうか…

 
 電話した先は、法廷でボクと争った錦織検察官です

 すると、錦織検察官の事務官が電話に出たので、

 『あの、先日無罪になった内田ですが、検察は上告するんですか

 と、訊くと…

 
 『あっ、はい。今回、協議した結果内田さんは無罪で間違いないという事なので、検察庁としては上告はしません。本日付で、内田さんの無罪が確定します。』


 と、受話器の向こうから、ボクが渇望していた答えが聴こえて来ると、ボクは心の中で、

 『ヨッシャー

 と、叫んでいました

 この瞬間、ボクは〝本当の意味〟での自由を手に入れたのです


 そして、ボクは電話の向こうの事務官に、

 『あの、担当の錦織検察官と直接話させてよ。』

 と、言うと、

 『あっ、ちょっと待って下さい。』

 と、言われ、ボクは絶対に居留守を使われると思ったのですが、予想外にも錦織検察官が電話に出たのです


 『はい。錦織ですが。』

 と、受話器の向こうから、法廷で聴いていた懐かしい声が聴こえて来たので、

 『あっ、どうも。先日は〝大変〟お世話になった内田ですが、検察は何で上告しないんですか

 と、訊ねると、

 『今回は、上告理由がないからですかね…。』

 と、何となく意気消沈した、か細い声が聴こえて来たので、ボクは、

 『いや、ボクは検察は意地でも上告して来ると思ってましたよ。』

 と、言うと、

 『ま、上告するのも理由がないからね今回は。』

 と、言うので、ボクは続けて、

 『へぇ~、ってか検察としてはボクが犯人だと思ってるわけ

 と、問い詰めると、

 『まぁ…、検察としては間違ってはないと思うんだけどね…』

 と、何だか奥歯に物が詰まった様に、非常に気まずく返答する錦織検察官(笑)


 そりゃそうでしょう

 だって、検察が間違いないと起訴して、一審で懲役2年6月の実刑判決で有罪を勝ち取ったのに、控訴審では一転して逆転無罪にされて、その逆転無罪にした本人から〝どうなんだよ〟と、問い詰められているんですから、これ程気まずい電話は無いでしょう(笑)

 これは、検察からすれば〝世界一気まずい電話〟でしょう(笑)

 逆に、ボクからすれば、これ程痛快で快哉を叫ぶ電話はありません

 心中では、〝ざまぁ~みやがれアホがと思っていましたからね


 その後、ボクは錦織検察官に、

 『無罪が確定したから、刑事補償請求が出来るけどどうやるの

 と、訊ねると、

 『いや~、ちょっと分からないから弁護士さんに訊いてみて。』

 との返答でした。(笑)

 本当は、やり方を知っているけど面倒臭いから教えたくないのか、本当にやり方を知らないのかのどちらかですが、ボクの印象では後者でした

 多分、検察から刑事補償請求なんてする事は有り得ないので、やり方を知らないんだと思います

 ですから、ボクのこの質問は良く考えれば愚問でした…

 結局、検察官からは一言も謝罪の言葉は無く、電話を切りました



 以上、無罪確定までの顛末をお話ししましたが、改めて分かったことは下記の通りです。


 
 ① 裁判所から、無罪確定の報せが来るのではない

 ② 検察庁から、無罪確定の報せが来るのではない

 ③ 検察庁から、謝罪の言葉は一切ない

 ④ 無罪が確定したのかどうかは、自分で調べるしかない



 と、言う事実です…


 でもこれって、余りにも、余りにも、冷たくないでしょうか

 何故なら、無実の罪で一年七ヶ月も自由を奪っておきながら、無罪が確定したのかどうかを当事者が確認しないといけないからです

 普通は、間違っていた側が、ボクに報せるのが筋ではないでしょうか。

 ホント、この辺の国の対応は無機質と言うか、他人事と言うか、何とも言えないもどかしさがありますよね…


 とは言え、そんな事を嘆いても仕方ありません

 
 これで、ボクは正式に〝刑事補償請求〟が出来る切符をゲットしたのです


 そこから、ボクが執った行動とは…

 続きは、また来週


 良い三連休を