日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

待ちに待った14日目。

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 こんにちは

 今日も、いい天気ですね

 昨日の強風は、春一番だったみたいで、少しずつ春の訪れを感じますね


 昨日は、ボクが逆転無罪判決後に、検察はどういう出方をして来るのか、どう考えていたのかをお話ししましたね

 ボクは、現実的には判決が覆る可能性はかなり低いにせよ、検察は絶対に上告して来ると思っていました…
 
 ですから、逆転無罪判決後の14日間は一切気が抜けず、ドキドキしていました

 だって、執行猶予の判決じゃなくて、無罪判決、それも一審は懲役2年6月の実刑判決が完璧に引っくり返ったんですからね

 検察にとっては、こんな屈辱的な敗北を喫したんですから、意地でも上告して来ると思わない方がおかしい位です

 従って、ボクの予想は〝検察は上告して、自由の身でありながらも裁判は続く〟と、言うものでした


 
 今日は、その後どうなったのかをお話しします



 ボクは、逆転無罪後何日かしてから、控訴審を担当していた国選弁護人に電話をしました

 〝電話〟って言いますが、ついその前までは、弁護人に何かを伝えたり訊きたい事があっても、手紙を書かないといけなかった状況を思えば、スマホで直ぐに電話出来る事が何と便利か

 そんな当たり前な事に、感慨を覚えながら電話をしました(笑)

 
 弁護人に訊きたかった内容と言うのは、検察が上告した場合、どのように連絡が来るのかと言う事でした

 なんせ、ボク自身も逆転無罪で〝シャバ〟に居る経験は初めてなので、どんな流れになるのか全く分からない訳です…

 だから、もう控訴審は終わっているのでその弁護人は関係ないのですが、何か知っているかと思い問い合わせをしてみたのです

 
 ところが、その弁護人は『分からない』と言うのです…。


 何故かと言うと、無罪判決を勝ち取ったのが、36年間の弁護士経験で初めてだったからです


 この事実は、無罪判決(しかも逆転無罪)にはそうそう立ち会えない事を物語っていますよね…

 だって、36年って言ったら当時のボクと同じ年齢なので、ボクが生まれてから今日まで弁護活動をして来て、一度も無罪判決を勝ち取った経験が無いんですからね…

 勿論、その弁護人の実力もあるのですが…

 
 だから、未経験である以上、その弁護人も一切分からない訳です

 例えるなら、一度も食べた経験のないラーメンの味を評論しろと言う様なものでしょう

 ですから、弁護人も『どういう風になるんですかね~』なんて言ってるんですから、どうしようもありません…

 因みに、この弁護人は『検察は上告して来ないんじゃないですかね』とは、言ってました(笑)

 まっ、この時のボクには多少の気休めにはなりました


 
 ボクとしては、今後の流れをどうしても知りたかったのですが、ボクの周りでは誰も分からなかったので、何か動きがあれば何らかのリアクションがあるだろうと思いました
 
 
 郵送で、『上告しました』と裁判所から手紙が来るのか…。

 電話で、『内田さん。検察が上告しました。』と、裁判所の書記官から事務的に言われるのか…。


 等々と、勝手に予想していました


 そして、時は一日一日と過ぎて行き、睡眠もまともに取れるようになって来た14日目の7月16日に、ボクはシビレを切らして裁判所に電話で問い合わせました

 電話したのは、勿論ボクに逆転無罪判決を出した東京高裁第四刑事部です

 『すみません、先日無罪になった内田と言いますけど…。』

 と、言うと電話に出た職員は、

 『あっ、はいはい。』

 と、誰の事か瞬時に分かったようでした

 そりゃそうでしょう、逆転無罪なんてまず出ないのに、その当事者から電話があれば尚更誰の事かは直ぐに分かるでしょう(笑)

 
 ボクは、ドキドキしながら、

 『あの、検察から上告の申し立てって来てますか

 と、訊くと、

 『いや、まだ出ていませんね。』

 と、言うので心の中で〝ヨシッ〟とガッツポーズをして、

 『あっ、そうですか。では、明日もう一度電話します。』

 と、言って電話を切りました

 ボクは、この返答を聞いてかなりホッとしました…

 何故なら、もし検察が上告するのなら、もうこの時点で上告の申し立てがされているはずだからです

 上告期限ギリギリ迄、悩みに悩んで上告と言うのは考えられませんからね…

 ただ、理論上は7月16日の23時59分迄に上告の申し立ては出来ますから、まだ油断は出来ません…



 そして、待ちに待った上告期限が過ぎた7月17日の朝一に、もう一度裁判所に電話すると、昨日と同じ担当者が電話に出たので、逸る気持ちを抑えながらも、

 『検察から上告の申し立てはありましたか

 
 と、訊き、ボクは生唾をゴクリと飲み込みその返答を待ちます…

 その間がやけに長く感じながら、


 『え~と、上告の申し立ては来てませんね』


 と、ボクが渇望していた返答が聴こえ、冷静を装いながらも、

 『じゃあ、無罪確定と言う事ですか

 と、訊ねると、

 『ほぼ、間違いないですが、昨日の夜に申し立てがあった場合は、書類がまだ上がって来ていないのでここで確定とは言えませんね』

 と、煮え切らない返答だったのです

 要するに、上告期限ギリギリに上告して来た場合、その書類が当直から上がって来る可能性があるという事なのです

 まっ、確かに現実的には可能性は低いとは言え、理論的には有り得ますからね…


 ボクは、そう言われた以上、どうしようもなかったので、

 『じゃあ、午後なら当直の書類が上がって来るか分かりますか

 と、訊ねると、

 『そうですね。午後なら、前日の書類は上がって来てると思います。』

 と、言うので、午後にまた電話すると言って電話を切りました


 まあ、この時点でほぼ無罪確定なのですが、一応裁判所からその言葉を聴いて安心したいじゃないですか。


 なので、ボクは午後一時過ぎに電話することにしました


 そこでの返答は…


 続きはまた明日…