日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

沖縄にも居た下着ドロボー。

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 おはようございます

 今日も、まだまだ厳しい寒さが続いていますね


 昨日は、逆転無罪判決から八ヶ月が経った事についてお話ししましたね

 改めて、つい八ヶ月前迄は、こうして自由にキーボードを打てなかった訳ですからね…

 しかし、この当たり前の〝自由〟の時間が長くなるに連れ、そのありがたみが薄れがちになって来てしまう事に、警鐘を鳴らす意味でも書かせてもらいました

 ホント、当たり前を有り難いと思える様になると、ボクは人生において人よりも楽しく生きれると思っています

 もし、皆さんの中にも、初心に帰れる〝基準日〟等が無ければ、こじつけでも良いので作ってみてはいかがでしょうか

 見付からなければ、このブログをいい意味で活用して下さい

 〝無実の罪でパクられる事に比べたら、今の自分はまだマシだな〟と。

 そうすれば、少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。


 さて、本日は逆転無罪in沖縄傍聴記のラストです

 この日観た、最後の裁判についてお話ししますね

 
 平成26年1月30日
 那覇簡易裁判所 104号法廷
 罪名 窃盗
 被告人 大塚 正人


 この裁判は、先週お話した知的障害のある窃盗犯の判決公判の後、そのまま続けられました。

 そのまま、と言うは東の事ではなく、裁判官、検察官が退廷しないで法廷に残ると言う意味です

 ただ、被告人が変わるので、弁護士と被告人だけがチェンジしました

 確かに、知的障害者窃盗事件の判決朗読の最中に、スーツを着た女性やら、オジサンやオバサンが何人か法廷に入って来て、傍聴席に座ったのが目に付いたのです。

 その後、判決朗読が終了し、被告人が退廷して行くと裁判官と検察官はそのまま残り、弁護士と被告人が入れ替わりました

 この裁判の主役である、大塚選手は20代のスーツを着た爽やかな男でした
 
 何処にでも歩いてそうな、サラリーマンな感じの男子でした

 
 因みに、大塚選手は傍聴席から法廷に入りました

 被告人席の両脇に刑務官は居ません。

 これはすなわち、保釈されている事を意味しています

 保釈されていなければ、法廷の奥から手錠をして刑務官とトゥギャザーして入って来ますが、そうじゃなく傍聴席から入るのは、その被告人は保釈されている証拠です

 全く、保釈だなんて羨ましい限りです…

 裁判を、自由の身で迎えられるのは、天国と地獄位の開きがありますからね…
 


 一方、弁護士さんが女性だったのですが、これがまたメチャメチャ美人さんだったのです

 〝えっこんな綺麗な人が弁護士さん〟と、疑いたくなるような美貌で、これには正直ビックリさせられました

 街角で見掛けたら、わざと目の前でハンカチでも落として、〝落ちましたよ〟と言われるように、きっかけを作りたくなるような美しさでした(笑)

 〝沖縄の弁護士さんレベル高ぇ~〟と、思わずにはいられませんでした

 まっ、三人しか見てませんけどね。(笑)


 と、勝手に一人傍聴席でテンションが上がっている中、粛々と開廷しました

  『それでは、被告人は証言台の前へ。』

  『では、あなたに対する窃盗被告事件について判決を言い渡します。』


  そして…


  『主文。被告人を懲役10月に処する。この裁判が確定してから、その刑の執行を三年間猶予する。』


 まっ、執行猶予は当然付くだろうと思っていたので、予想通りの判決でした。

 その後、判決理由の朗読を聴いていると、だんだんと事件の概要が分かって来ました

 
 大塚選手は、他人の家のベランダに侵入して、干してあった〝300円〟相当の下着を盗んだと言う事件だったのです

 どうやら、大塚選手は特定のアニメに性的コーフンを覚える、と言う変わった性癖の持ち主だったのです

 まっ、下着ドロボーをする位ですから、その時点で変わった性癖なんですがね…


 執行猶予にした理由としては、

 ① 被害者に被害弁済をして示談が成立している。
 ② 公判請求は初めて。
 ③ 母親が被告人を監督すると証言。

 以上の理由が、〝被告人の為に酌むべき事情〟と言うやつですね。


 この中で、母親が証言、とありますが、下着ドロボーなんて恥ずかしい事件を起こした我が息子の為に、証言台の前で証言した時の心境はいかばかりか…

 そうです、ボクが傍聴席で観たオジサンオバサンは、大塚選手の両親だったのです

 ホント、ボクもそうでしたが、柵の向こうで自分の息子が裁きを受けるのを観る親の心境は、ホント言葉に表現出来ないものがありますよね…

 幸い、ボクは無罪判決だったから良かったものの、これが有罪なら(日本の刑事裁判は殆どがそうなる)傍聴席から証言台の前に立つ息子の背中を観ながら、両親は一体何を思うのでしょうか…

 そういう意味では、ボクは結果的には最高の形でしたが、そこに至るまでは両親の寿命を縮めてしまった気がしてなりません

 そう考えると、刑事裁判乃至刑事被告人になるのは、その当事者だけではなく周りをも巻き込むんですよね

 これは、ホントに怖い事です


 判決朗読の最中も、大塚選手の母親は傍聴席に浅く座り、前かがみになりながら息子の背中をジッと見詰めていた姿が、今も脳裏に焼き付いています


 それだけ、母親からすれば様々な想いがあったのでしょう…


 他方で、事件自体は実にくっだらない事件でしたから、執行猶予の判決は妥当ですが、やはりこの手の犯罪は再犯性が高いので(何せ性癖ですから)、それをさせない為の執行猶予の長さだと思います。

 判決には、そんな狙いが込められているのを感じました


 判決朗読が終了し、閉廷するとボクは法廷の外に出て、チャンスがあれば〝美人〟弁護士さんにボクのブログ名刺を渡そうと思っていたのですが、法廷からは大塚選手と彼の両親と一緒に出て来て、話しながら歩いて行ってしまったので結局渡せずじまいでした…

 だって、刑事裁判を担当する弁護士さんからすれば、逆転無罪を勝ち取った男なんてそうそう巡り会えない訳ですから、絶対に興味を持つと思うんですよね

 だから、どうしても滅多に来ない沖縄で、ボクの名前をお見知りおきしたかったんですがね…


 因みに、この時大塚選手一向の様子を窺う為に、若干尾行するような形になってしまったのですが、何回も父親が振り返りボクを懐疑的な目で見ていました。(笑)

 そりゃあそうですよね…

 色黒で金髪の男が、裁判を傍聴して、その後同じ方向に歩いているんですからね。

 なので、ボクは途中で追尾を諦めるしかなかったんですよね

 正に、〝内偵失敗〟です。(笑)



 これで、逆転無罪in沖縄編は終わり…ではありません

 実は、この後思いがけない場所に行く事になりました


 その場所とは…


 続きは明日