日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

強姦致傷事件控訴審。

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 おはようございます

 今日も、素敵な冬晴れですね

 今日で、やっとこさ今週の仕事が終わるぜぇ、と言う方も多いのではないでしょうか

 くれぐれも、飲み過ぎには注意しましょう


 さて、昨日はボクの大好きな超面白DJピストン西沢さんとの邂逅をお話ししましたね

 改めて思うのが、ボクが独居房に居た時から思い描いていた、ささやかな〝夢〟が叶い、ホント何事も〝強い思い〟からだなと思いました


 今日は、昨日傍聴した裁判の内容をお話しします

 タイトルにある通り、強姦致傷事件控訴審なので、一審ではなく控訴審なのですが、順を追ってお話しして行きます

 
 事件名 強姦致傷
 被告人 高木 幸則

 
 と、言う事件でした

 
 時計の針を少し戻し、ボクがこの事件を知ったのは、平成23年12月19日でした

 実は、この日はあの有名なクラブ襲撃事件の、元関東連合リーダー石元太一の判決で、ボクは傍聴しようと思い抽選に並んだのですが、約二倍の倍率を外すと言う失態を犯してしまったのです…

 木嶋佳苗や、内柴正人の控訴審は見事引き当てたのに、今回はダメだったので、きっと前記二件の事件で運を使い切ってしまったのでしょうか…(笑)

 ボクは、自分の引きの弱さに若干嘆きながらも、折角裁判所に来たのだから何か傍聴しようと思い、開廷表をペラペラ捲って行きました

 すると、地裁事件は興味をソソルのが無かったので、高裁の開廷表を捲って行くと前記の事件が目に付いたのです

 
 恐らく、普通に何気なく傍聴に来ている方なら、ボクと同じ開廷表を見ても、目に付く所が〝強姦致傷〟と言う罪名に行くと思います

 と、言うのは、性犯罪に関しては、被害者には申し訳ないですが、傍聴人からするととても人気のある裁判なのです

 何故なら、ある種官能小説かと思うような内容が、本と言う中の〝バーチャル〟ではなく、現実と言う〝リアル〟で起こっているからです

 しかも、完全な〝ノンフィクション〟なのですから…

 ですから、どうしたって傍聴人は、その犯行経緯に興味がソソラレてしまうのです

 ボクも、開廷表をみる時には必ず罪名を見ますから、前記の通り興味はソソリます


 しかし、ボクがこの日の開廷表で目に付いたのは、罪名よりももっと別の部分でした

 それは、審理状況が〝審理〟となっていたからです

 そんなの当たり前じゃないか、と、思われるかも知れませんが、控訴審に関してはこの審理状況の意味は全く別の意味を持って来ます 

 これが、一審ならば〝通常〟ですが、控訴審では〝異常〟な状況と言っても良い位なのです

 何故なら、控訴審は審理なんて殆どしないからです

 壇蜜には、あっ、厳密には審理をしない訳ではなく、一応初公判は開くのですが(これが一応審理に当てはまる)、そこで結審して次回判決と言うパターンが殆どなので、改めて公判期日を設けて証拠調べをしたりしないのが現状なのです…

 従って、控訴審の殆どが、初公判の次が判決で、控訴棄却になるのが一種のパターンなのです

 これは、以前の記事で何度もお話ししましたね


 ところが、この事件の開廷表には、審理状況が審理となっていたので、この事から読み取れるのは、少なくとも高裁は事実取調べ請求を是認して、新たに証拠調べをしたか、今日行うかと言う意味なのです 

 高裁で、事実取調べ請求を是認する事自体が、まず異例ですから、その証拠調べに理由があると裁判所は判断しているのです

 詰まり、一審判決が変わる可能性がある、と言う事です

 これは、逆転無罪を受けたボクならではの視点でしょう

 
 そして、俄然興味を覚えたボクは、15時~の開廷時間に合わせ法廷へと向かいました

 しかも、法廷は506号法廷で高裁第四刑事部

 そうです、この法廷と刑事部は、ボクの控訴審を担当した部で、法廷は毎回使用し、逆転無罪判決を言い渡された場所なのです

 ボクは、とっても不思議な因果に思いを馳せながら、506号法廷へと入りました

 当然、「つい、この間までは柵のあっち側に居たなぁ~」と、思いながら(笑)


 15時になり、定刻通り開廷すると、今日は最終弁論で結審と言う事だったので、この公判よりも前に何らかの事実取調べが行われていたのです。

 被告人は、40代で身長は165cm位、頭髪は若干ハゲ気味でした

 ここで、恒例のスタメンを発表すると、傍聴席から正面に向かって左側が被告人席で、その後ろに弁護人が奥から女性、男性、女性のスリートップ

 何と、弁護士は三人も居たのです

 続いて、右側が検察官席で、ボクと闘った錦織検察官のワントップ

 最後に、裁判官は当然高裁なのでスリートップで、ボクの公判の時と右の裁判官だけが違い後は一緒でした

 以上のスタメンで、審理が〝キックオフ〟し、女性の弁護士が最終弁論を朗読して行きます

 すると、事件の概要がだんだんと分かって来て、要するに、被害者はデリヘル嬢で、被告人宅にデリバリーヘルスで出向き、そこで首を絞められて無理やりヤラれた、って事件なのです

 しかし、被告人の主張は、あくまでも合意の上だった、として全面的に争い無罪を主張しているのです

 まっ、強姦事件にありがちなパターンですよね…

 被告人としても、やっちゃった以上は、仮に無理矢理やったとしても、そう弁解するしかないんですからね…

 
 で、弁護側の主張としては、被害者供述の変遷は不自然だと主張し、被告人に激しく罵倒された(こっちは金払ってんだからヤラせろよ、的な言葉)事に深く傷付き、その腹いせにヤラれたと言っているに過ぎない、と言う論理を展開して行きました

 ボクとしては、この弁論は聞いていて、特に無理やりなこじつけ等は感じず、それもあり得るかもと思わせる素晴らしい内容でした

 確かに、被害者の供述は、あれっと思う部分があったので、弁護側の主張も否定できないなと言う印象でした。

 一方の検察官は、弁論要旨は朗読しないとの事だったので、ボクは弁護側の主張しか聴けませんでしたが、どうせ「控訴棄却を求める」と言う内容なので、聴いても余り意味が無いかな、と思いました…。

 以上で、双方の主張は終了し、この日で結審となり次回判決となりました。

 
 その期日が、1月23日でした

 
 ボクは、この期日指定を聴いた時に、更に興味が湧き、判決は絶対に傍聴に来ようと思いました

 
 その理由は、一体何故か…


 その答えは、来週お話しします


 良い週末を