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小菅ヒルズのお正月事情。

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 おはようございます

 今日は、もの凄い冬晴れで清々しいですね

 
 さて、前回は小菅ヒルズの意味や、歴史、死刑囚事情についてお話ししました

 ですので、今後はこのブログで小菅ヒルズと言う言葉が出て来ても、何の事なのか分かると思います

 今日は、少しお正月を過ぎてしまいましたが、小菅ヒルズのお正月事情についてお話ししますね

 皆さんは、毎年お正月はどんな過ごし方をしてますか

 31日は、紅白を見たり、それか何処かの繁華街に出掛けてカウントダウンをしたりと、十人十色でしょう

 1日は、おせち料理を食べたり、お雑煮を食べたり、何処かに初詣に出掛けたり、セールに行ったりとイベント盛り沢山ですよね

 ボクも、今年は二年振りに〝シャバ〟での年末年始を迎えられたので、ダウンタウンの笑ってはいけない24時を観ながら、所々で紅白を観たりしていました

 2013年度の年末に関しては、久し振りのシャバだから何処かで弾けよう、みたいな考えは全く思い浮かばず、とにかくゆっくりして居ようと率直に思いました


 では、2012年度の年末年始を、ボクは何処で過ごして居たのか…。


 それは、ご承知の通り小菅ヒルズでした


 小菅ヒルズでの年末年始は、初体験だったので、当時は一体どんな処遇になるのかなとワクワクしていました(笑)

 すると、12月29日から1月3日までは、正月休みになるので、普段の土、日、祭日と同じ処遇になりました

 12月28日が、御用納めで、その年の最後の営業になります。

 詰まり、手紙の発信や面会が、その日で最後になるのです

 なので、12月29日や30日に手紙を出したくても出せませんし、面会したくても面会出来ません…

 次回は、年始の1月4日からになります。


 2012年12月29日に、小菅ヒルズ側から、紙袋に入ったお菓子の詰め合わせが配られました

 しかし、その内容がかなりしょぼかったのを今でも覚えています。(笑)

 例えば、クッキーでも丸ごと一パック入っている訳ではなく、一つ一つ小分けになっているクッキーが、何個か入っていると言う体たらくで、〝丸ごと一パック入れろや…〟と、思ったものです…(笑)

 要するに、〝ケチ〟なんですよ

 この点、刑務所に関しては、もっともっと豪華で、受刑者全員が楽しみにしている位、特別なお休みなのです

 まっ、刑務所は自分でお菓子とか購入出来ませんが、拘置所は自分で購入出来たり、差し入れが入ったりするので、その分刑務所の方がお菓子は豪華なのでしょう


 そして、12月31日には夕食時にコンビニで売っている様な、ざるそばが支給され、すなわち年越しそばと言う意味合いです

 このソバは、どこの業者が作っているのか分かりませんが、まあシャバに居たら絶対に買う事はない位の、味のクオリティーでした…

 ボクは、年越しそばよりも、断然楽しみがありました

 
 それは、紅白歌合戦をラジオで聴けること


 実は、一年に一回だけ、この日だけはラジオが0時過ぎまで流れて、午後7時15分からのNHK紅白歌合戦を最後まで聴けるのです

 通常は、午後9時でラジオ放送はピシャっと終了してしまうのですが、12月31日だけは0時までラジオが聴けるのです

 そんな些細な事でさえ、喜びを感じるんですから、一体どれだけ底辺な生活を送っているんだって話です…

 ラジオで聞く紅白歌合戦は、当然目で見えませんので、アナウンサーがアーティストの状況を逐一実況中継するのです

 例えば、「司会の嵐の皆さんは、白いはかま姿でステージに並び、その隣に紅組司会者の綾瀬はるかさんが赤を基調とした着物で立っています。」みたいな感じです。

 それを独房で聴いて、自分の中でその情報を基に、どんな衣装なのかを妄想するのです…

 なんせ、テレビが無いので、視覚からの情報が一切ありませんからそうするしかないのです…

 それに比べると、今年はのんびりとテレビで紅白を観れて、視覚でも楽しめたので大変幸せでした

 この年の紅白歌合戦は、布団を敷いて、横になって本を読みながら聴いていました…


 そして、年は明けて、2013年1月1日になりました

 当然、初日の出なんて見れる訳はありません…

 前日、ラジオが深夜まで流れていたとしても、起床時間はいつもと変わらずです

 実は、拘置所や刑務所は、この三が日がお正月のメインイベントなのです

 
 その第一弾は、おせち料理が支給される

 と、言っても、何重にもなっている、豪華絢爛なおせちではなく、一重のおせち料理でそれを4日の朝までに喫食して、空になった容器を回収するのです…

 尤も、ボクはあまりおせち料理が好きではないので、正直どうでも良かったんですが…(笑)

 
 続いて、第二弾は、三日間は銀シャリになる

 銀シャリとは、刑務所用語の一つで、白いご飯のことで、通常は7対3の比率の麦飯なので、久し振りに麦の無いご飯を食べました

 ところが、小菅ヒルズの銀シャリは全然美味しくなく、むしろ普段の麦飯の方が美味しかったです


 続いて、第三弾は、お餅が出る

 普段は、お餅が支給されることはないので、この時はお正月バージョンでお餅が出て、それに加えて〝甘シャリ〟が出ておしるこの完成です

 甘シャリとは、刑務所用語の一つで、茹で小豆のことです

 要するに、おしるこのお餅が入っていない状態の物です

 元々、甘い物が大好きなボクにとっては、これがとてつもなく美味しくて美味しくてたまりませんでした

 実は、久し振りに甘シャリが食べたくなって、お正月に作ってみました

 甘シャリをシャバで作る

 こんな感じのを、小菅ヒルズでも食べて、非常に美味しかったです

 
 続いて、第四弾は、マグロが出る

 普段の食事では、お腹を壊さない様に、ナマモノは一切支給されないのですが、この時はマグロが出ました

 とは言っても、所詮は中トロには遥か遠く及ばないレベルのマグロで、ボクは二キレだけ食べて後は残しました…


 続いて、第五弾は、エビ等の天ぷらが出る

 普段は、天ぷらが支給されることは無いのですが、この時ばかりはエビやらサツマイモやらと、様々な天ぷらが支給されて、そこそこ美味しかったです

 でも、衣がメチャメチャ固かったなぁ…

 とてもじゃないですが、お金を取れるレベルのクオリティーではありません


 と、三が日は普段の拘置所生活では、味わえない食べ物が支給されて、それなりにお正月気分を味わえました

 ただ、流石に〝お年玉〟は出ませんでした…(笑)


 因みに、拘置所からも年賀状は出せました

 これは、事前にアナウンスがあり、普段の手紙の発信とは別カウントされて、12月15日までに書いて提出すれば、元旦に届くとの事だったので、ボクは何だかんだ20通以上出しました

 この時、拘置所側から、スタンプを貸与してくれたので、それを年賀ハガキに押して行きました。

 ボクは、何と11月末には提出していたので、ボクの友人や知人達は、小菅ヒルズからの年賀状を受け取ったのです

 今となっては、〝逆転無罪の年賀状〟に昇華したので、きっとプレミアが付いたことでしょう(笑)


 以上の通り、一応拘置所側でも、年末年始はそれなりに気を遣ってくれているみたいでした…


 まっ、一番はシャバで自由に年末年始を迎え、自分の好きな様に過ごすのが、最大にして最高の幸せなんだと思いますね


 さて、明日は拘置所のラジオ事情についてお話ししようと思います