日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

板橋主婦殺害事件

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 おはようございます

 本日は、天気が微妙ですね…

 こういう日は、靴に〝アメダス〟を全開に振りかけてから出掛けます。(笑)


 さて、11月29日の傍聴二件目についてです。

 当初から、この事件は傍聴プランに入っていたので、予定通り観に行けました

 振り返りますと、『松尾元気 強盗殺人 14時 528法廷』と、言う事件の判決公判でした。

 この公判は、事前に傍聴券が配布されるとの情報を得ていたので、締切時間の13時半迄に並びました。

 31席の一般傍聴席に対して、113人が並びました

 ってか、31席って少な過ぎる…

 113÷31=3.645…なので、約4倍の倍率でした…

 13時半になり、いつもの様に機械での抽選が行われ、結果ボクは見事に外れました

 
 では、何故傍聴出来たのか


 それは、〝ある人〟から傍聴券を譲って貰ったからです

 その、〝ある人〟とは誰かと言うと、近々登場する重要人物なのです

 ボクは、その人から傍聴券を譲って貰った為に、見事に判決公判を傍聴する事が出来ました


 さて、この事件はホントに悲惨かつ身勝手極まりない事件で、一ミクロンの同情(被告人に)の価値も無い凄惨な事件です…

 【板橋主婦殺害事件】

 興味がある方は、上記リンクに飛んで事件の詳細を覗いて見て下さい。

 簡単に説明すると、空き巣を繰り返していた被告人は、たまたま侵入した家で被害者と鉢合わせして、その口封じの為に、〝23箇所〟も持っていたナイフでメッタ刺しにしたと言う、極めて悲しい事件です…

 昨日お話した、〝老老介護殺人事件〟の様な殺人もあれば、この様な何の落ち度もない被害者が、たまたま鉢合わせした事で殺害されてしまう事件もあって、同じ結果でもそこに至るまでの経緯が全く違います…

 つくづく、被害者遺族の悲しみは、察するに余りあります…

 当然、強盗殺人の様な重罪ですから、審理は裁判員裁判で連日開廷していました

 
 そもそも、何故ボクがこの事件の判決を傍聴しようかと思ったのかと言うと、この事件が発生した当時、ボクはおもいっきり〝独房〟の中に居て、ラジオのニュースや新聞から情報を得ていました

 それによると、彼は『完黙』をしていると言うじゃないですか

 『完黙』とは、完全黙秘の略で、その字の如く完全に黙秘する状況を指します

 これは、字だけを見れば、「あ~そうなんだ。」位にしか思わないでしょうが、所謂『言うは易し行うは難し』で、非常に完黙を貫くには根性が必要です

 何故なら、取り調べを担当する刑事や検事は、被疑者に罪を認めさせたいからです
 
 ここに、冤罪が起きる原因の一端があって、それを話すととてつもなく冗長になるので止めておきますが、要するに警察や検察からすれば、被疑者が罪を認めてくれれば立証が非常に楽なのです。

 だって、本人が『間違いなく私がやりました。』と、供述しているものを、殊更警察官や検察官、裁判官は『あなたじゃない。』なんて言わないでしょう。(笑)

 ですから、取り調べ側からすれば、何より第一優先は『自供を取る事』なのです

 そうした時、報道で松尾被告人は〝完黙〟を貫いていると言うので、同じく完全否認して裁判を闘っていた(当時)ボクとしては、共感と言うか興味を覚えたのです

 
 実は、ボクも〝完黙〟を貫いていたので、余計に興味が湧いたのです。

 おそらく、ボクと同様に供述調書は一通も作成していないのでしょう

 ボクは、自分の身上関係の供述調書以外、一切調書を作らせませんでした
 
 アホ刑事が、一通だけ調書を作成しましたが、ボクは署名を断固として拒否したので、そんな調書は一切の証拠価値はありませんから、裁判に提出すらされていません。

 と、言うか〝完黙〟も何も、全く関与していないんですから、何もしゃべれないので供述のしようがないんです…
 
 
 ちょっと考えてみて下さい。

 皆さんは、自分がやってもいない(経験していない)事を話せますか

 どう考えたって話せないですよね

 知らない物は知らない、としか言えませんよね(笑)

 だって、知らないんですから。(笑)

 知らない以上、話しようがないじゃないですか。


 しかし、警察や検察はそういう見方をするのではなく、あくまでも『知っているけど、知らない振りをしているだけだ。』と、言う前提の元に自供を迫って来ますので、何を言っても信用しないのです…

 この事件も同様で、もしかしたら松尾被告人が犯人じゃない可能性もあります。

 何故ならば、本人が自供していない、詰まり認めていないからです

 ですから、警察や検察は自供以外の証拠で、松尾被告人が犯人であると言う事実を証明しないといけません

 なので、ボクはこの事件の裁判の行方に非常に興味があったのです

 加えて、この事件の裁判が始まって、ボクが〝シャバ〟に居たら必ず傍聴に行こうと決めていました


 そして、ご承知の通り、ボクが7月2日に逆転無罪判決でシャバに出て、いつから裁判が始まるのかなと思っていたら、ようやく11月から始まりました。


 ところが…。


 何と、松尾被告人は初公判で一転して起訴事実を認めてしまったのです

 詰まり、今までは『私はやってません。』と、言い張っていたのに、突然『私がやりました。』と、認めちゃったのです

 ボクは、初公判は都合が悪くて傍聴に行けなかったのですが、この事実を知った瞬間に、傍聴への意欲は皆無となりました…

 何故なら、本人が認めている以上、裁判の争点は量刑のみになるからです。

 すなわち、有罪は確定ですから、後はどの位の刑に処されるのかの一点だけなので、ボクとしては途中の審理は観たいと思いませんでした…

 ただ、偶然にも元々傍聴に行こうと思っていた裁判の日と、松尾事件の判決が同日で時間帯もズレていたので、傍聴しようと思っただけなのです


 と、冗長になってしまったので、判決公判の詳細は明日お話ししようと思います