日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

2015年09月の記事

大丈夫?刑事司法改革制度(2)



 おはようございます

 今日も、いい天気でなによりですね

 今日で、9月も終わりですね

 ホント、1ヶ月が経つのは早いですね

 皆さんにとって、9月はどんな月でしたか


 昨日は、刑事司法改革についてお話しました

 改正刑事訴訟法が、衆院を通過したという事で、色々と新しい項目が追加されました

 しかしながら、そこには手放しで喜べるような内容ではなく、むしろ問題点が散見されました

 その中でも、取り調べの録音録画に関しては、全体の3%しか及ばず少なすぎると言う印象でした


 さて、今日は、このお話の続きします

 改めて、裁判員裁判対象事件や、特捜部の独自捜査の事件のみとは言え、取り調べの録音録画が義務化される事は素晴らしいことだと思います

 ただ、この新たな制度は、見方を変えると負の側面も持っています

 それは、カメラが回っていれば、お互い猫を被るという事です

 意味分かりますか

 ここで言うお互いとは、捜査側と容疑者側の事です

 要するに、カメラが回っていれば、変に意識してしまい、必ずしも本当の事を話すとは限らないという事です

 例えば、裁判員に対して印象を良く見せようとしたり、いい子ぶってみたりと、カメラがある事で逆に本当の姿を見せない恐れもあります

 
 一方、取り調べる側の刑事や検事も、カメラが回ることによって、ヘタなことは言えなくなりますよね

 って言うか、確実にかしこまると思うので、普段行っている取り調べではない別の姿がそこにはあると思います

 だってそうでしょう

 カメラが回っていて、それを裁判官を始めとした人達が観るとなれば、どうしたって意識しちゃいますよね

 もし、皆さんが、取り調べる側の人間だったとしたら、恐らく普段の感じではなく、妙にかしこまってしまうと思うんです(笑)

 とは言え、カメラが回る事で、取り調べ側の暴走を食い止める抑止力にはなりますよね

 カメラが回っているのに、『お前がやったんだろゲロっちまえば楽になるぜ』とか『素直に話さないとずっとムショ暮らしだぞ等とは、言えませんからね(笑)

 なので、刑事や検事の誘導尋問や、あらゆる暴言とも取れる脅しは防げますよね

 そういう意味では、可視化は非常に素晴らしい事だと思います

 ただ、もうちょっと対象事件が増えてくれればいいのですが…


 しかしながら、ボクの感覚では可視化よりも、もっともっと大事な事があります


 それは、証拠の全面開示です


 昨日の社説でも、〝冤罪を防ぐには、警察段階の全面可視化と証拠の全開示が不可欠だ〟と言っており、極めてごもっともです

 実は、現行の刑事訴訟法では、検察側は全ての証拠を開示しなくてもイイのです

 
 この意味を理解してもらう為に、ちょっと刑事裁判についてお話しておきます

 まず、警察から検察に、ありとあらゆる証拠が送られてきます

 例えば、共犯者の供述調書だったり、防犯カメラの画像だったり、犯行現場の実況見分調書等々です

 これらを、検察が取捨選択して、裁判所に提出するのです

 その際、弁護側は、検察側が提出する証拠に、全て納得しなくてもイイのです

 これを〝不同意〟と言います

 不同意になった証拠は、裁判官は決して見ることはありません

 あくまでも、検察側と弁護側が納得した、つまりお互いに同意した証拠しか裁判所は見ないのです

 これが、刑事裁判の原則的なルールなのです


 その際に、検察側は収集した証拠を全て提出する必要はないので、自分達にとって不利な証拠、すなわち被告人にとって有利な証拠は、開示しなくてもイイのです

 例えば、共犯者の供述と矛盾するメールの履歴や、被害者の供述と矛盾する客観的な証拠、あるいは別の人間が真犯人かも知れない証拠等々です

 ですから、検察側は被告人を有罪にする為の証拠だけを提出すれば良いという事です
 
 そうすると、そんなの不公平じゃないか、と思いますよね

 確かに不公平なのですが、これが刑事裁判の現実なのです

 被告人にとって、有利な証拠を開示しないからと言って、罰せられる事はありません

 そう考えると、検察ってホント狡いですよね

 しかも、証拠は全て検察の手の内にありますから、一体どんな証拠があるのか被告人や弁護人には知る由もないのです

 あくまでも、裁判に出て来た証拠しか分からないのです


 そんな状況ですから、過去の冤罪事件はみんな検察が証拠を隠蔽していた事が原因で起きています

 例えば、足利幼女殺害事件や袴田事件は、被害者の衣服に残された別人のDNAを、検察が隠蔽していた事が後に発覚しました

 その別人のDNAが決め手となり、2人は見事釈放されました

 という事は、検察が初めからこの証拠を開示していたら、こんな事にはならなかったのです

 しかも、証拠を隠蔽していたからと言っても、何ら罰せられる事はありません

 ホントふざけてますよね


 因みに、ボクの事件でも、検察はボクにとって有利な証拠をずっと隠蔽していました

 しかも、ボクが証拠開示請求を出したのに、〝ありません〟と嘘をついてまで隠蔽していたのです

 詳細は、冗長になるので割愛しますが、とにかく事件に重要な証拠を、嘘をついてまで隠していたのです

 これ、ホントの話ですからね


 ですので、今後同じことを繰り返さない為にも、検察の手持ち証拠は全て開示し、その中から被告人、弁護人が更に開示して欲しい証拠を素直に開示して、その上で裁判をやればイイのです

 そうすれば、ホントの意味で公平中立な裁判になるでしょう

 従って、ボクとしては、検察の手持ち証拠の全面開示を強く求めます

 逆転無罪経験者として、取り調べの録音録画よりも、こっちの方が極めて重要だと思います


 今日は、そんなお話でした

 さて、明日もこの話題についてお話する予定です


 
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大丈夫?刑事司法改革制度(1)


 おはようございます

 今日も、清々しい秋晴れですね

 昨日は、スーパームーンだったそうですが、皆さんはお月様は見ましたか

 ボクは、ネットでその事を知ったので、出掛けた帰り道に空を見上げてみると、漆黒の闇に堂々と浮かぶお月様を拝見致しました

 それはそれは圧巻でしたよ

 どうやら、次にスーパームーンにお目にかかれるのは、何と18年後だそうです💦💦💦

 その頃、ボクを含めた皆さんは、一体何をしているのでしょうか⁉(笑)

 分からないからこそ、人生は楽しいですよね😃💕


 さて、今日は、最近の話題と言うテーマでお話します

 最近というよりは、少し前の話題になるのですが、まずは下記の社説をご覧下さい


 <社説>刑事司法改革 「冤罪の懸念」消えていない


 警察と検察による取り調べの録音・録画(可視化)の義務付けや司法取引の導入、通信傍受の対象拡大を柱とする刑事訴訟法などの改正案が衆院本会議で与野党の賛成多数で可決された。
 参院での審議を経て今国会で成立する見通しで、新たに導入される司法取引制度は2017年をめどに始まる公算だ。
 
 相次いだ冤罪(えんざい)事件をきっかけに議論が始まった刑事司法改革だが、改正案の中身は「冤罪防止」より「捜査拡充」に大きく偏り、冤罪の危険性を高める内容だ。
 冤罪や誤判の懸念が払拭(ふっしょく)されておらず、これでは国民は納得できない。
 
 可視化が義務付けられるのは、裁判員裁判の対象事件と特捜部など検察の独自捜査事件に限定され、全事件の約3%にすぎない。不十分だ。
 逮捕前の任意聴取も含めて全事件の全過程を対象にし、捜査当局の裁量を認める例外規定も削除すべきだ。
 冤罪を防ぐには、警察段階の全面可視化と証拠の全面開示が不可欠だ。
 可視化対象を限定した一方、捜査手法は拡充させている。
 司法取引は経済事件などに限られるが、容疑者や被告が自分の利益を考えて捜査機関の言いなりになり、うそをついて無実の人を犯罪に巻き込む危険性がある。
 取引には弁護人が必ず立ち会い、検察が合意までの協議の記録を作成して裁判が終わるまで保管することが義務付けられた。 だが、合意に至る過程の可視化は取り入れられていない。
 
 電話やメールの傍受対象も拡大された。
 「プライバシー侵害の恐れがある」と多くの批判があるほか、対象が将来的には特定秘密保護法の情報漏えいを証明するのに使われる可能性さえ指摘されている。
 第三者が不当な捜査をチェックすることもできず、乱用される恐れも否定できない。
 適正に運用されているかどうかを監視する第三者機関が必要だ。
 
 批判の多い「人質司法」「代用監獄」制度が廃止されていないなど、誤認逮捕や自白強要への懸念は残されたままだ。
 密室での取り調べに依存した捜査から脱却し、冤罪をなくせという国民の声を反映した改革とは言い難い。
 刑事司法改革がなぜ始まったのかということを忘れている。
 参院では冤罪を防ぐという原点に立ち返り議論をやり直すべきだ。



 という事で、刑事司法改革のニュースでした

 逆転無罪経験者として、この中で一番気になったのは、取り調べの可視化と司法取引の部分です 

 まず、取り調べの可視化についてですが、余りにも対象事件が少なすぎます

 全体のたった3%だそうで、これではほんの一部の事件しか可視化されておらず、新たな取り組みの意味があるのでしょうか

 現在においても、重大事件においては、検察の独断で、取り調べの録音録画を実施しています

 
 因みに、ボクが今回の事件で最初にパクられた時、警視庁の大森警察署に居たのですが、そこに後からボクの部屋に入って来た人は、検察官の取り調べは録音録画だったそうです

 何故かと言うと、結構な重大事件だったからです

 どんな事件だったかと言うと、業界用語で言えば〝突っ込み〟で、5件くらいやっちゃったそうです

 突っ込みとはどんな事件の意味なのか、興味のある方は自分でググって見て下さいね

 なので、結構な頻度で検事調べに呼ばれていましたね

 当然、取り調べを録音録画する位なので、裁判員裁判の対象事件でした

 その人は、当時40歳の既婚者で、奥さんが毎日のように面会に来ていました

 しかし、事件の内容が重大なだけに、奥さんの心中を察すると何とも言い難いですね

 その後、その人とはお互い拘置所に居ながら何度か手紙のやり取りをしました

 すると、裁判員裁判の結果、懲役13年の判決を食らったそうです

 まっ、自分がしでかしてしまった事なので、仕方ないですよね

 きっと、今頃どこかのプリズンで、刑務作業をしている事でしょう


 話が少し逸れましたが、取り調べの録音録画は、もう何年も前から試験的に実施されているのです

 ただ、これはあくまでも検察の独自の判断でそうしているだけです

 それが、今後義務化されるのですが、その対象事件が少なすぎるのです

 だって、裁判員裁判対象事件と、検察が独自に捜査した事件に限られるんですからね

 世の中の冤罪事件は、ニュースになるような大きな事件よりも、ニュースにならないような小さな事件にこそ潜んでいるものです

 
 ですから、どんな事件でも、被告人が希望すれば、取り調べの録音録画を実施すればイイのです

 勿論、警察の取り調べ段階からですが、現実的には難しいのも分かります

 しかし、そうすれば、自白を強要されたとかはなくなるでしょう

 だって、自ら録音録画を希望しておいて、自白を強要されたなんて馬鹿な話はないからです

 仮にそうならば、その経緯は全て録音録画をされているんですから、裁判の証拠にはならないです

 ともかく、事件全体の3%しか録音録画をしないのは、余りにも少なすぎます


 ただ、ボクが思うに、取り調べの録音録画も大事ですが、それよりももっと大事な事があり、それはかなり重要です

 その重大な事とは一体何か

 この続きは、明日お話する予定です


 
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大好きになったグレープフルーツ。



 こんにちは

 今日は、気持ちの良い秋晴れですね

 新しい一週間、張り切って行きましょう


 さて、今日は、久し振りに拘置所事情というテーマでお話します

 そのきっかけとなったのが、グレープフルーツなのです

 これから、その理由をお話して行きますね


 あの、皆さんは、普段果物は食べますか

 食べるとしたら、どんなフルーツを食べますか

 様々あるでしょうが、とにかく果物は体にイイそうなので、積極的に取り入れてみて下さい


 で、先日スーパーに行った時に、野菜や果物のコーナーを覗くと、ふとグレープフルーツが目に入りました

 今回の事件でパクられる前までは、グレープフルーツなんて全く見向きもしなかったですし、当然ながら自分のお金で買った事なんてありませんでした

 それが、あるきっかけを境に、180度見方が変わってしまったのです

 そのきっかけとは、〝独房生活〟です

 ボクは、今回の事件で拘置所の独房で一年七ヶ月を過ごしている間に、グレープフルーツがラブになってしまったのです(笑)


 時計の針を約3年前に戻し、ボクがまだ独房で裁判闘争をしている時の頃です

 ある日の夕食で、コトンと1個のグレープフルーツが配られました

 拘置所では、週に2回から3回位、何らかの果物が出ます

 バナナだったり、オレンジだったり、リンゴだったりと様々なフルーツが配食されます

 これは、収容者の健康を考えての事でしょう

 後は、収容者を飽きさせないと言う配慮もあると思います


 そんな中、コトンと食器孔と言う食事などが配られる小窓に、1個のグレープフルーツが置かれたのです

 当然、食べてねって事なのですが、果たしてグレープフルーツをどうやって食べるのか

 答えは、そのまま食べるのです

 あの、普段皆さんはシャバでグレープフルーツを食べる時は、どのようにして食べてますか

 恐らく、果物包丁で切って食べやすくしてから食べると思います

 しかし、独房には果物包丁なんてありません

 何故なら、包丁なんて鋭利なモノがあれば、自殺の道具になってしまうからです

 なので、拘置所の部屋には、自殺の道具に繋がる恐れがある物は絶対に持ち込めません

 ですから、どんな果物が出ようとも、そのまま食べるしかないのです 

 例えば、リンゴが出ても、そのまま食べるしかないので、一昔前にあった加山雄三の歯磨き粉のCMかと思いましたよ(笑)

 
 そして、ボクはこれまで全く見向きもしなかったグレープフルーツが出されたので、ちょっと食べてみようかと思いました

 何故そう思ったのかと言うと、他に食べるモノがないからです

 確かに、拘置所ではお金があれば自分でお菓子など購入出来たり、差し入れが入ったりして配られる食事以外のモノを食べる事が出来ますが、そんなものはシャバのコンビニと比べたら微々たるものです

 コンビニには、様々な食べ物が売っていて、それはそれは迷うくらい種類が豊富ですよね

 しかし、拘置所で購入出来る食べ物は、種類が全然少ないので、初めは新鮮でもいずれ飽きて来るのです

 つくづく、人間は贅沢な生き物ですよね(笑)


 そういう理由から、拘置所に入っていると、常に食べ物に対する飢餓感に苛まれるので、今まで見向きもしなかった食べ物にもチャレンジしてみようと言う気になるのです

 この感覚は、中に入った人じゃないと分からないでしょうね
 
 正に、食わず嫌い克服法と言ったところでしょうか(笑)

 
 ボクは、そのまんまのグレープフルーツを見て、どういう風に食べればイイのだろうと考えて、結局は手で剥いて食べるしかないんだよなという結論に至りました

 そして、これまで経験のしたことのなかった、グレープフルーツを直接手で剥いて食べると言う行動に移しました

 始めは、分厚い皮で覆われている表面を力を入れて剥き、ようやく中身を取り出すと、今度はそれを半分に割ります

 それから、ひと房ひと房剥いて行くと、プリップリの果肉がお目見えしました
 
 グレープフルーツは、皮が頑丈なので、剥きだした果肉を手でズラしてもそのままの状態なのです

 それを口に含み、引っ張るように食べると、綺麗に皮から果肉が取れるのです

 そして、ようやく苦労して剥いたグレープフルーツを口に含むと、めっちゃめちゃウマイのなんの

 ボクは、何でこんな美味しいフルーツを、今まで食べてこなかったんだと後悔しましたよ(笑)

 ただ単に、酸っぱいだけじゃんと思っていたグレープフルーツに、ホント平謝りでした(笑)


 これがきっかけで、たまに拘置所で配られるグレープフルーツが楽しみで仕方なかったです

 その後、見事逆転無罪でシャバに出てからも、スーパーに行くと、毎回と言っていい程グレープフルーツを買っています

 では、シャバではどのようにしてグレープフルーツを食べているのか

 勿の論、そのまま手で剥いて食べています(笑)

 手で剥いて食べる食べ方が、すっかり染み付いてしまいました

 その方が、プリップリの果肉を味わえるからイイんですよね


 つくづく、独房生活は、人の価値観を変えてしまうモノなんですね

 とにかく、拘置所では、どんな果物も、全て手で剥いて食べるという事です

 今日は、そんなお話でした


 さて、明日は、最近の話題についてお話する予定です



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覚せい剤を所持、使用していたのに無罪。



 こんにちは

 今日は雨ですね

 今週最後の金曜日、張り切って頑張りましょう


 昨日は、痴漢冤罪保険についてお話しました

 実際に加入する人が居るかはともかく、こんな保険が発売されるなんて、世知辛い世の中ですよね

 きっと、ボクのブログを読んでくれている人は、間違っても加入しないでしょう(笑)


 さて、今日は、最近の無罪判決と言うテーマでお話します

 厳密には、最近の無罪判決ではないのですが、珍しい事例だったので取り上げたいと思います
 
 まずは、こちらをご覧下さい


 警察の強引な「所持品検査」で覚せい剤が見つかるも「無罪」・・・なぜなのか?


 京都府警が承諾なしにバッグの中身を調べたことは違法――。
 覚せい剤所持容疑で逮捕・起訴されたものの、無罪判決を受けた男性が京都府に対して慰謝料を求めた裁判で、京都地裁は7月17日、府に154万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 報道によると、男性は2009年7月、京都府警宇治署の署員に同市内の駐車場で職務質問を受け、拒否しているのに強引にバッグを開けられた。
 令状はなかったが、覚せい剤が発見され、覚せい剤所持の容疑で現行犯逮捕された。
 その後の尿検査で覚せい剤の使用も確認された。
 しかし、この事件の裁判では、職務質問が違法だったことを理由に無罪判決を受けたのだ。

 覚せい剤の所持と使用が確認されているのに、無罪判決を受け、損害賠償まで認められたことについて、ネットでは驚きや疑問の声があがっている。
 一般的に、職務質問や所持品検査が違法だとして無罪になるのは、どんな理由があるのだろうか。
 刑事手続きに詳しい平賀睦夫弁護士に聞いた。

 ●同意・承諾がない場合、職務質問や所持品検査が違法に

 「警察官は、自由に職務質問をしたり、対象者の所持品を調べてよいわけではありません」

 平賀弁護士はこのように述べる。では、どんな場合にできるのだろうか。

 「警察官は、対象者の異常な挙動や、周囲の事情から合理的に判断して、何らかの犯罪に関連していそうな者を停止させて質問することができます(警職法2条1項)。ただし、これはあくまで任意捜査の一環であり、対象者の承諾を得て行うことが原則です。
 『所持品検査』は、職務質問に付随して行われますが、これも原則として所持人の承諾を得て行うべきものです。強制できるわけではありません。
 刑事訴訟法の規定による強制的捜査や身柄拘束が認められない場合である限り、どちらも任意の行為です。
 質問に答えることも、所持品検査を拒否することも、本来対象者の自由です。
 そのため、一般的には、相手方の同意・承諾を得ることなく答弁を強要し、警察署等に連行して身体を拘束したと判断される場合は、職務質問や所持品検査が違法となります」

 ●裁判所には「正しい手続き」を行うことが求められている。

 だが、犯罪のたしかな証拠が発見されているのに、無罪になるのはなぜなのか。

 「たしかに、本件の被告人は、覚せい剤を所持しており、採尿結果も証拠として提出されていたようです。犯罪そのものの成立は明らかなケースといえるでしょう。
 しかし、裁判所の役割は、犯罪者を処罰することだけでなく、手続き的にも正しい裁判を行うことにもあります。

 憲法31条は、『何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命もしくは自由を奪われ、またはその他の刑罰を科せられない』と定めています。
 国民の権利を守るために、国家権力が法定の手続を厳格に守るべきことを定めているのです。裁判所も守る義務がありますし、警察・検察は正当な法手続を実現する義務を負っています。
 このように考えれば、違法な職務質問や所持品検査に基づく裁判では、たとえ決定的な証拠があったとしても、無罪の判決が出ることは、当然だと言わなければいけません。

 また、憲法40条では、『何人も、抑留又は拘禁された後、無罪の裁判を受けたときは、法律の定めるところにより、国にその補償を求めることができる』と刑事補償を受けることができることが定められています。
 無罪とされた人に賠償金が出ることも、何らおかしいことではありません。
 久しぶりに、痛快な判決だと感じました」

 平賀弁護士はこのように述べていた。

 (弁護士ドットコムニュース)
    


 と言うニュースでした

 職務質問で、覚せい剤が発見され、その後使用の事実まで明らかになったのに、無罪判決となり、損害賠償を求めたと言う裁判でした

 その結果、見事に154万円の支払いを命じる判決を勝ち取りました


 今回の無罪判決は、かなり珍しいです

 確かに、職務質問から覚せい剤が発見さたが、その職務質問は違法だから無罪だ、と主張する被告人は結構多いのです

 しかし、その主張が認められることは非常に稀有です

 何故なら、これがまかり通っては、職務質問がきっかけで起訴された人はみんな無罪になってしまうからです

 そうなると、そもそもの職務質問が全く無意味になっていしまいます

 また、職務質問がきっかけで逮捕、起訴された人が、罪を免れる結果となってしまいます

 ですから、職務質問は違法だから無罪、はそうそう認められません


 ちょっと法律的な話になりますが、今回のような事件の場合、過去にも同様の裁判が多数あって、その時に毎回持ち出される論法があります

 それは、『違法収集証拠排除の法則』と言う概念です

 または、『毒樹の果実』とも言ったりします
 
 これは、犯罪の証拠を収集する際に、その手続きに違法があった場合は、収集した証拠は違法性を帯びているから裁判の証拠には出来ないと言う、刑事訴訟法の法理です

 例えば、捜索差押令状がないのにも拘わらず、不意打ちに家宅捜索をして、そこで覚せい剤を発見出来たとしても、それは適正な手続きを踏んでいないからその覚せい剤は〝クロ〟の証拠としては認められませんよ、という事です

 そりゃそうですよね

 この例え話がまかり通ったら、警察は何でも出来てしまい、人権もクソもありません

 とにかく、警察から見て怪しいと思った奴は、片っ端から所持品検査や家宅捜索を行い、クロの証拠が出て来たらラッキーなんて、余りにもおかしいじゃないですか

 なので、刑事訴訟法では、厳格に手続きを踏むように定めているのです


 今回の職務質問では、そのやり方に違法があったから、違法に収集した覚せい剤もまた違法だから、裁判の証拠には出来ない、そうすると証拠がないから無罪、と言う結果になったのです

 ただ、このような裁判で毎回争点になるのが、職務質問の違法性です

 どこまでが違法ではなく、どこからが違法なのかと言う事なのですが、こればかりは事件を担当した裁判官の胸三寸に委ねられます

 警察官が所持品検査をした際の状況が、明らかに誰が見ても違法だよ、と言うのはそんなにはありません

 何故なら、警察官だって、その辺のことは念頭に置いて職務質問をするからです

 ですから、対象者の了承を得ていないのに、勝手に所持品検査をしたり、車内検索をしたりはまずしません


 仮に、その辺の確認が曖昧なまま所持品検査をして、そこに覚せい剤が発見されたとしても、殆どの裁判官は〝違法の程度は重大ではない〟と言って、その証拠能力を肯定します

 つまり、有罪だという事です

 悲しいかな、これが現実です

 と言うのは、裁判官としても、何も証拠がないならまだしも、ハッキリと〝クロ〟の証拠が目の前にあり、また警察官も犯罪抑止の為に、ひいては国の為にやっているんだから、と言う思いがあるので、出来るだけ有罪にしたいのが本音なのです

 また、〝確かに手続きに違法な部分はあるけれど、おもいっきり覚せい剤持ってたし、やってたじゃん。〟と、思ってるのが本音です

 ですので、この手の裁判では、その殆どが警察官の職務質問時の違法性はシカッティングされます

 ですが、今回は職務質問時の違法性を認めたと言うんですから、ホントに凄いと思います


 そして、この記事で弁護士さんが言っていることは、確かにその通りなのですが、現実を知らない感じがします

 職務質問の法律上は、『対象者の異常な挙動や、周囲の事情から合理的に判断して、何らかの犯罪に関連していそうな者を停止させて質問することができる(警職法2条1項)。』となっていますが、これはあくまでも法律上で、事実上はちょっとでも怪しかったらバンバン〝バンカケ〟しています

 また、あくまでも任意だから断ることも出来る、と言っていますが、これもあくまでも法律上は任意ですが、事実上は強制です

 少し前の記事でも書きましたが、小菅ヒルズの側で職務質問をされた男が、警察官の質問をフルシカトしていて、自分で救急車を呼び病院に搬送されたら、そこまで警察官が金魚のフンのようについて来たじゃないですか

 ですから、任意だから応じる義務はないのは確かですが、応じなかったら応じなかったで、納得するまで離しませんからね

 従って、職務質問は任意という名の事実上の強制だという事です


 ともかく、この男性は見事無罪になって、国から賠償金を貰ったんですから良かったですね

 今日は、そんなお話でした


 さて、来週は、久し振りに独房生活の事をお話する予定です

 それでは、良い週末をお過ごし下さい



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痴漢冤罪保険へのご加入のご案内。



 おはようございます🌄✨😃❗

 今日も清々しい秋晴れですね☀

 シルバーウィークは、あっという間に終わってしまいましたね😅💦

 皆さんは、どこかに出掛けたりしましたか⁉

 ボクは、特にどこかへ行った訳ではなく、毎週のように週末にサッカーに行っただけでした⚽


 さて、今日は、最近の話題を取り上げたいと思います❗

 先日、下記のニュースが飛び込んで来たのでご覧下さい🆕👂


 
 痴漢冤罪のヘルプコール付き保険、ジャパン少額短期保険が販売開始!


 ジャパン少額短期保険は、痴漢冤罪ヘルプコールなどが付いた弁護士保険「男を守る弁護士保険」「女を守る弁護士保険」の販売を、9月10日より開始した。

 電車で痴漢と間違われた時の「痴漢冤罪ヘルプコール」、痴漢の被害に遭った時の「痴漢被害ヘルプコール」、事故や相続、離婚などの困り事を弁護士に相談出来る「弁護士無料相談サービス」が付帯する。

 「痴漢冤罪ヘルプコール」と「痴漢被害ヘルプコール」は、痴漢に間違われたり、被害に遭った時にその場で弁護士と通話して適切な対処方法のアドバイスを受けることが出来る。

 事件発生後48時間に発生した相談料金や交通費を含む接見費用は保険の対象となる。
 保険金は、弁護士費用等は最高300万円、法律相談費用は最高10万円、個人賠償責任保険は最高1000万円となる。

 保険料は月払いでは590円、年払いでは6,400円。インターネットから申し込むことが出来る。



 『痴漢冤罪時に、その場で弁護士がお助け--痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士保険』(※リンク)


 と言う事で、何と痴漢冤罪の保険が登場したのです❗

 全く、ここまで来ると世も末と言うか何と言うか…😢😅💦

 平和な世の中では無いですね😭

 
 本来、保険と言うのは、皆さんもご承知の通り“万が一”の備えとして加入するもので、その代表的なものが自動車の任意保険でしょう🚙💨💨

 車を運転する以上、交通事故を起こしてしまう可能性は、誰にもあるわけですから、その時の備えとして加入しておくのは誰しもが分かることですよね✨✨

 
 しかし、今回の痴漢冤罪保険は、交通事故を起こしてしまう確率よりも“万が一”の可能性は低いと言えます💦💦💦

 交通事故は、毎日あちこちで発生してますが、痴漢冤罪は毎日あちこちでは起きないでしょう😥😥

 それこそ、毎日あちこちで痴漢冤罪が発生していたら、怖くて誰も電車に乗れなくなるでしょう🚃💨

 もしそうならば、それは痴漢冤罪ではなくホントに痴漢をしたからでしょう😒😒😒
 
 
 勿論、痴漢被害に関しては、あちこちで発生しているのは分かります❗

 今回の保険は、痴漢冤罪たけではなく、痴漢被害にも対応しているとの事なので、万が一痴漢被害にあった際も使えると言うことです😵

 とはいえ、痴漢被害に関しては、直ぐに駅員を呼んで対応すれば良いわけで、殊更保険に加入する必要はないと思うのですが😅(笑)

 別に、パクられて留置場に行くわけではないんですからね😅(笑)


 今回は、主に男性側に加入するメリットが大きいと思うのですが、果たしてこの保険に加入する必要はあるのでしょうか⁉

 ボクの考えは、全くないと思います❗

 何故なら、痴漢冤罪保険に加入したからと言って、パクられない保証はないからです❗

 どういう事かと言うと、万が一痴漢に間違われたら、確実に警察を呼ばれます💨💨

 そこに、保険を使って弁護士が登場した所で、警察がパクると言えばパクられてしまいます😣😣😣

 そして、パクられたからと言って、直ぐに釈放される保証もありません😓😓

 保証も何も、冤罪と言うことは、逮捕容疑を否認する訳ですから、否認したら尚更直ぐに釈放なんてされません❗❗❗

 勿論、現場に臨場した弁護士も、パクらないように警察と交渉するでしょうが、そうしたとしてもパクるかパクらないかは警察官の胸三寸です😅💦

 ですから、弁護士が来ても意味が無かった、と言う可能性が十分にあるのです😭

 これでは、保険の意味がないですよね⁉


 あくまでも、保険と言うのは、万が一への備えの為に加入するんですから、いざ保険を使った時に役に立たないのでは、加入する意味がないですよね⁉
 
 例えるなら、自動車保険に加入していて、事故を起こしたのに保険が使えないのと同じです😅

 勿論、お酒を飲んでいたとか、運転手に重大な過失がある場合を除いての話ですよ😞😞

 交通事故を起こすと、基本的には相手の車の修理代は保険金から支払われますが、それが実費になるようなものでしょう😭😭

 現場に弁護士が臨場しても、パクられてしまうと言うのは😢😢😢

 繰り返しますが、保険に加入することで、万が一痴漢に間違われても、パクられて勾留されることはない保証があるなら別ですが、そうではないですからね😅💦


 
 しかも、概要を良く読むと、下記の内容が記載してありました❗

 
 ご利用は保険期間中1回のみ。
 利用可能時間は、平日の7~10時、17~24時です。(土日祝日、年末年始を除く)



 だそうで、保険なのに一回しか使えないのです😵😒😒

 ってことは、一回使ったら、二度と使えないのでしょうか⁉💦💦

 また、利用可能時間が決まっていて、24時間対応ではありません😨😨😨

 自動車の保険なら、基本的には24時間対応で、土日祭日はオペレーターが対応して、平日の担当者へと引き継いでくれます😄😄

 しかし、今回の痴漢冤罪保険は、利用可能時間が決まっているので、それ以外の時間に発生した場合は、どうする事も出来ないじゃないですか💦😨💦

 きっと、急いで電話しても、留守電になっちゃうんでしょうから、藁にもすがる思いで電話したのに更に地獄へと突き落とされますよね😭😭😭

 だから、わざわざお金を払ってまで加入する必要はないと思うんですよね😥😥

 月額590円ですから、年間払いだと6400円ですから少し安くなりますね😓😓

 まっ、この金額が安いか高いかは、加入する人の価値観でしょう💴💴



 結論は、痴漢冤罪保険に加入する位なら、ボクのblogを読んだ方が断然マシだと言うことです❗❗❗


 今日は、そんなお話でした✒

 明日は、最近の無罪判決についてお話する予定です😊😊

 

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裁判長からの謝罪。


 おはようございます

 今日もスッキリしない天気ですね

 シルバーウィーク前の最後の金曜日、張り切って行きましょう


 昨日は、当然の逆転無罪という内容で、香川県であった事件についてお話しました

 全く、こんなくだらない事件をそもそも起訴する必要があったのか、甚だ疑問です

 もうちょっと、まともな事件を起訴してほしいものです


 さて、今日は、その続報です

 実は、ブログを書いた後、この事件の続報が入って来て、その内容におやっと来たので一席設けたいと思います

 まずは、こちらをご覧下さい


 逆転無罪で裁判長、男性に「迷惑をかけました」

 
 コンビニエンスストアで成人と自己申告した少年(当時15歳)にたばこを売ったとして、未成年者喫煙禁止法違反に問われた元店員の男性に逆転無罪を言い渡した、高松高裁の控訴審判決。

 判決文の朗読は、予定を10分以上超える約40分にわたった。

 半田靖史裁判長は、立ってまっすぐに見つめる男性に「刑事手続きとして、迷惑をかけました」と語りかけた。

 判決後、男性の弁護士は「主張が認められ、満足している。そもそも、起訴するような事件ではなかったはずだ」と話した。

 一方、高松高検は「遺憾だ。判決内容を精査し、上級庁と協議した上で対応したい」とのコメントを出した。

 警察庁によると、未成年者にたばこを売って摘発されたのは2014年で460人。

 タッチパネル式の年齢確認システムが普及し始めた12年からは毎年平均約100人減っており、日本フランチャイズチェーン協会の担当者は「抑止効果が表れている」と話す。

 一方で、店員には戸惑いもある。
 三木町のコンビニ店で働くアルバイト男性(21)は中年以上に見えれば、自ら客側のタッチパネルを押すこともあるといい、「トラブルに巻き込まれるのは嫌だ」と漏らした。



 という事で、何と控訴審を担当した裁判長が、被告人に謝罪したと言うのです

 これは非常に珍しいですよ

 無罪判決を下したからと言って、裁判官が被告人に謝罪しないといけない法律はありません

 何故なら、裁判所は起訴された被告人が、有罪か無罪かを判断するだけだからです

 あくまでも、裁判所は中立の立場なので、無罪判決を出したからと言って、殊更被告人に謝罪する必要なんてないのです

 むしろ、当然だと言わんばかりに正々堂々としていいてイイのです

 にも拘わらず、わざわざ謝罪するなんて、よっぽどこの裁判長は人間味溢れる人なのでしょう

 完璧な個人の独断で起こした行動ですね


 因みに、ボクの逆転無罪の時は、裁判長から謝罪なんて一切無かったですよ(笑)

 判決の言い渡しが終わったら、すたこらさっさと帰って行きましたよ(笑)

 ボクなんて、在宅起訴でシャバに居た訳ではなく、1年7ヶ月もの間身柄を拘束されていたんですから、むしろボクの方こそ謝罪があってもおかしくはないでしょう

 とは言え、ボクは裁判長から謝罪の言葉が欲しかったワケではありません

 謝罪して欲しかったのは、警察と検察の方です

 しかし、一切謝罪なんてありませんでした

 とかなんとか言っていますが、何よりボクが一番欲しかったのは、謝罪の言葉よりも無罪判決でしたからね

 なので、裁判長から謝罪の言葉があったかどうかなんて、ボクにとってはどうでも良かったのです

 何より、シャバに出ることが一番でしたから

 今回、たまたまこういう記事を目にしたので、自分の時はどうだったかなと思っただけです(笑)

 でも、こんな風に言われたら、かなりほっこりすると言うか、救われるでしょうね

 この思いは、法廷の柵の〝向こう側〟に行った人間しか、分からない心境でしょう


 一方で、弁護士のコメントはごもっともだとして、検察のコメントにはつくづく呆れるばかりです
 
 何が遺憾で、上級庁と協議して対応するとか含みを持たせちゃってるんですかね

 遺憾も何も、そもそもこんなくだらない事件を起訴する方が大きな間違いなんですから、そこに気付くべきでしょう

 全く、何を言ってるんだか意味が分かりません

 それこそ、検察の方こそこの男性に謝罪すべきでしょう

 まっ、現実にはありませんけどね


 それから、コンビニの現役店員のコメントも非常に分かりますね

 全く悪気なく、成人だと思ってタバコを販売したと思ったら、実は未成年だったから処罰しますでは、レジを怖くて打てません(笑)

 それは大袈裟だとしても、少なくとも自分がレジ処理した人間が、実は未成年だったからと言って後々処罰されるのは、非常に迷惑でしょう

 何故なら、本人には罪の意識なんて全くないからです

 ですから、突然警察から呼び出しを食らったら、正に青天の霹靂ですよね

 この男性店員が言う、〝トラブルに巻き込まれるのは嫌だ〟は、ホントごもっともだと思います

 とは言え、現実には、こんなくだらない事件で裁判までやるのは、非常に稀有で、もはや天然記念物級と言ってもイイでしょう

 例えるなら、渋谷のスクランブル交差点で、カブトガニを捕まえるようなものでしょう(笑)

 なので、現役のコンビニ店員の皆さん、安心して下さい

 パクられませんよ(穿いてますよ風に)


 とにかく、今回の事件の舞台裏では、こんな温かい話があったんですね

 これも、裁判の醍醐味なのかも知れませんね

 当事者にとっては、たまったものではないけど


 さて、明日からシルバーウィークに突入しますので、皆さんとは24日(木)にお会いしましょう

 それでは、皆さん楽しい連休をお過ごし下さいね


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当然の逆転無罪!



 こんにちは

 今日は雨ですね

 くれぐれも足元に気を付けて出掛けましょう(*´v`)


 昨日は、今年も開催される〝東京拘置所矯正展2015〟のご案内をしました

 今年も、是非行くので、皆さんも足を運んでみては如何でしょうか


 さて、今日は、最近の無罪判決についてお話します

 まずは、下記のニュースをご覧下さい


 少年にたばこ売った元コンビニ店員、逆転無罪

 コンビニエンスストアにあるタッチパネル式の年齢確認で、成人と自己申告した少年(当時15歳)にたばこを売ったとして、未成年者喫煙禁止法違反に問われた元店員の男性(44)らの控訴審判決で、高松高裁は15日、男性に逆転無罪を言い渡した。

 半田靖史裁判長は「未成年者だと認識したと断定するのは困難」とし、求刑通り罰金10万円とした1審・丸亀簡裁判決を破棄した。

 控訴審判決などによると、元店員は2013年4月、香川県内にある大手コンビニのフランチャイズ店で勤務中、タッチパネルで「私は20歳以上です」のボタンを押した少年にたばこ2箱(820円)を販売した。
 6日後、警察官がたばこを吸う少年を見つけ、少年の証言から店を特定。元店員は在宅起訴された。

 昨年10月の1審判決は「少年は頬ににきびがあるあどけない顔で、一見して未成年者とわかる顔立ちだった」として有罪にした。

 控訴審判決は、〈1〉元店員が少年を見たと確認できるのは2秒だけ〈2〉少年は身長1メートル67で成人でもおかしくなく、黒いジャージー姿で、未成年者と気づかないこともある――などとし、「未成年者と認識して販売したと認めるには合理的疑いがある」と指摘した。

 コンビニ店も同法違反で起訴されたが、1審判決は未成年者に販売しないよう注意を尽くしていたとして無罪。
 控訴審判決は元店員が無罪で処罰できないとし、検察側の控訴を棄却した。



 と言う逆転無罪判決でした

 同じ無罪判決でも、一審の有罪判決が覆る逆転無罪判決は、全然価値が違うとボクは思っています

 何故なら、一度は〝クロ(有罪)〟になっているからです

 同じ事件でも、見る人によって180度見方が変わるのですから、ホント恐ろしい限りですよね


 改めて、今回の逆転無罪判決は、記事を読むとホント当然だと思うのです

 コンビニで未成年にタバコを売った元店員と、お店が未成年者喫煙禁止法違反で起訴された事件でした

 しかし、こんなくだらない事件で起訴されていたら、世の中のコンビニ店員とお店が、みんな罪に問われることになりかねません

 例えば、同じ店員が、未成年だという事を認識して同じ人間に常習的にタバコを販売していたと言うのなら、同法違反に問われても仕方ないとは思います

 ところが、記事を読むと、そういう常習的なモノではなく、たった一度販売しただけの事で罪に問われたのです

 率直に言えば、こんなバカげた事件を起訴するなよという事です


 確かに、コンビニでタバコやお酒を買う際は、タッチパネルで20歳以上である事の確認が求められます

 その際、ただ単にタッチパネルを押すだけで、殊更未成年でない事を証明する必要はありません

 ですから、未成年の人が、20歳以上ですの表示を押せば、成人になってしまうのは誰もが分かることでしょう

 そこで、毎回毎回身分確認なんてしていたら、レジの進みも悪くなり、ホントに成人している人とトラブルになる恐れがあります

 勿論、明らかに小学生に見える子が20歳以上ですの表示を押したら、8.6秒バズーカではないですが、〝ちょと待ってちょと待ってお兄さ~ん〟と、なるのは当然です(笑)

 なので、この部分は、もはや性善説で成り立っているのが現実です


 記事を読むと、一審判決では『一見して未成年だと分かる』との判断でしたが、控訴審では『未成年だと認識するのは困難』と判断しました 

 その理由は、少年を見たのはたったの2秒間で、身長も1メートル67センチあるから、未成年だと認識するのは困難と言う事ですが、ホントその通りだと思います

 どう考えても、たったの2秒間で、対峙した人間が未成年かどうかを判断するなんて、極めて困難でしょう

 ましてや、身長が約170センチもあれば尚更です

 にも拘わらず、一審判決では、未成年だと認識出来たと判断したのです

 全く理解出来ません


 そもそも、こんなくだらない事件を、いちいち裁判にかけて処罰すべきなのでしょうか

 さっきも言いましたが、このお店や元店員が、未成年だと言うことを認識しながら、常習的にタバコを販売していたと言うのなら話は全く別です

 しかし、そうではないのに、後日少年を補導して事情を聞い事を端緒に、お店と元店員を処罰に掛けるのはホントにどうかと思いますよ

 一時は、一審判決で有罪判決を下されたワケですから、何の罪の意識もなかった人が犯罪者になってしまったのです

 ある意味、これも一種の冤罪だと言えますよね


 今回の場合は、ボクの逆転無罪のように、犯人性を争ったワケではありません

 今回の事件に例えると、ボクの事件の場合は、〝タバコを販売したのはボクではない〟という事で全面的に争ったのです

 要するに、タバコを販売したのは間違いないよ、と言う事実自体に争いはないが、そこに罪の認識があったかどうかが争点だったのです

 なので、ボクの事件とは、そもそもの主張が違うのです 

 通常では、罪の認識はなかったと言う主張が通ることはなかなか難しいのですが、今回の場合はちょっと特殊ですからね


 今回の場合は、たいした事件ではないので、流石に逮捕まではしないで在宅のまま起訴しました

 これは、同じ刑事裁判を受けた者として、天と地の開きがあります

 何故なら、在宅起訴の場合は身柄を拘束されないからです

 ですので、普通に社会生活を送りながら、裁判を迎えれるのです
 
 これは、元被告人のボクとしては、相当羨ましいですよ(笑)

 ですから、何回裁判をやったのかは分かりませんが、身柄を拘束される事はなかったので、元店員の負担はそんなにはなかったでしょう

 でも、一時は有罪判決を受けたので、心理的には相当参っていたと思います


 と言うか、そもそも何でこんなくだらない事件を起訴したのでしょうか

 警察も検察も、こんな事件を事務的に処理しなければいけないのは分かりますが、殊更裁判にする必要があるのでしょうか

 そこがホントに理解出来ません

 裁判にするかどうかは、検察の専権事項ですから、警察がどう言おうと検察官一個人の権限で起訴するかどうかを決定出来ます

 これを、法律用語で〝独人官庁〟と言います

 ですから、高松地検のとある検察官が、この事件を起訴しようと決めたのです

 ホント、何で起訴したのか聞いてみたいですよね

 
 また、高松簡易裁判所の裁判官も、何でこんな事件に有罪判決を下したのでしょうか

 控訴審判決にもある通り、元店員が少年を見たのはたったの2秒とか、身長も約170センチあったとか、常習性も皆無なのに、何でこれが罪に当たるのか到底理解出来ません

 それでも、この裁判官が有罪だと判断したのなら、有罪になってしまうのです

 これが、刑事裁判の非常に恐ろしい所なのです

 ボクからすれば、控訴審の判決は極めてごもっともだと思います

 高松高裁には、正義が残っていたようですね


 つくづく、無実が証明されて良かったですね

 今日は、そんなお話でした


 さて、明日は、最近の話題をお話する予定です



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今年もやります❗東京拘置所矯正展2015❗



 こんにちは☁☁☁

 今日はスッキリしない天気ですが、張り切って行きましょう✨


 さて、今日は、毎年恒例のあの話題についてのお話です✒

 毎年、このblogでもその模様をお伝えしている、『東京拘置所矯正展』が、今年も開催されます❗

 今日は、そのご案内ですね😄😄


 早速ですが、詳細は下記の通りです📝📝📝


 第4回東京拘置所矯正展 ~「まち」とともに~

 来場者1万2千人を超える矯正行政広報及び刑務所作業製品展示販売等のイベントです。

 主な内容は、高橋みなみさん(AKB48)等によるテープカット、刑務所作業製品の展示販売、ちびっこ刑務官制服試着・撮影、各種バザー(飲食等)、性格検査等で内容盛りだくさんです。

 日  時 10月3日(土) 9時~15時

 会  場 東京拘置所

 住  所 東京都葛飾区小菅1-35-1

 T E L 03-3690-6681

 アクセス 東武スカイツリー線小菅駅徒歩5分・東京メトロ千代田線綾瀬駅徒歩15分

 駐 車 場あり 無料

 料  金 入場無料

 主  催 法務省東京拘置所




 今年のテープカットはAKBの高橋みなみこと“タカミナ”だそうです😆😆

 昨年は、元AKBの篠田麻里子さんだったので、何だかAKB縛りですね😊😊(笑)

 恐らく、タカミナ目的の人達も相当居ると思います😵(笑)


 さて、もう恒例行事となった小菅ヒルズでの矯正展ですが、“常連”のボクが幾つかポイントを挙げたいと思います☝☝☝


 ・“ムショ飯”は、早く行かないと売り切れる。

 ・“ムショパン”も人気なので、午前中には売り切れる。

・洗濯石鹸の“ブルースティック”は、確実に買った方がいい。

 “マル獄”シリーズもオススメ。



 この4点は、知っておいて損はありません❗

 ただ、以前の記事でも書きましたが、『ムショ飯はレプリカ、ムショパンは本物』です💦💦💦

 皆さん、かなり勘違いしているようですが、これが真実なのです❗(笑)

 会場に居る皆さんは、“これと同じものを食べてるんだ”みたいな感じで頬張っていますが、それは全く違います(´~`)

 あくまでも、拘置所のレシピを元に業者が作っただけです❗

 ですので、このblogを読んだお利口な方なら、騙されないで食べて下さいね😆(笑)

 って言っても、こればかりは仕方のないことですからね😅💦

 ただでさえ、東京拘置所の炊場(すいじょう)は、何千人と居る収容者の3食の食事を作らなければいけないので、そこにイベントの為の食事が加わったらパンクしてしまうでしょう😢

 なので、決して悪気があって業者に頼んでいる訳ではないので、皆さん許してやって下さいね😅💦😅(笑)


 当日ですが、勿の論ボクも参戦します❗❗❗

 むしろ、参戦しなきゃいけない位に勝手に思っています✨(笑)

 今年も、ムショ飯のチェックと、コッペパンを買おうと思っています😊😊

 因みに、今年は洗濯石鹸のブルースティックを爆買いして、中国に輸出しようかと思っています✨(笑)

 それは冗談ですが、今年も年に一回のイベントを楽しもうと思います❗

 
 もし、ボクを見掛けたら、遠慮なく声を掛けて下さいね❗

 昨年のイベントの後、ボクのblogを読んでくれている方からメールを頂きました📨

 どうやら、小菅ヒルズでボクを見掛けたらしいのですが、何か話しかけずらくて声を掛けられなかったそうです😅💦(笑)

 ボクは、そんな話しかけずらいオーラは出してませんので、どうぞご安心下さい😊😊

 出してるのは加齢臭だけです(笑)

 
 ボクに会うと、これ以上ない生き字引ガイドがもれなく付いて来ます❗(笑)

 是非、今年も小菅ヒルズで会いましょう😆😆😆

 
 さて、明日は、最近の無罪判決についてお話しする予定です😆



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今回のぼったくり事件で感じたこと…。



 こんにちは

 今日は、清々しい秋晴れですね

 新しい一週間、張り切って行きましょう


 改めて、台風18号による、大雨で被災された方、無念にも亡くなられた方に、心より哀悼の意を表します

 ホントに、残念でならないですし、無念極まりありません

 まさか、こんなにも被害が甚大になるとは…

 これも、ボクの言葉で言うところの〝宿命〟なのでしょうか


 さて、今日は、先日からお話しているぼったくりについての総括です

 総括と言っても、今回友人が巻き込まれた事件を通じて、ボクが率直に感じた事を綴ろうと思います


 まず、最初に感じたのは、報道等でぼったくり事件の存在は知っていましたが、まさかそれが身近な人間にも起こるとは、というオドロキでした

 それまでは、ぼったくりになんて引っ掛かる奴が居るんだな、と他人事のように感じていました

 正に、対岸の火事と言うか

 それがまさか、自分の友人の身に起き、助けの電話が鳴るとは夢にも思いませんでした

 ですので、ぼったくりに遭う可能性は誰にでもあるのだな、と痛感しました

 改めて、友人にはこの場を借りて、交通事故に遭ったと思うしかないと言いたいですね

 って、そう思うしかないですよね


 次に感じたのは、お店の悪辣極まりない手口です

 キャッチでカモを探し、街頭で激安な釣り文句をきっかけに、嘘を並べ立ててお店へと誘い、いざ会計となったらその何十倍もの金額を請求する手口

 更に、いかに健全なお店かをアピールする為に、どこかの演劇部よろしくお客を見送る芝居までこなす念の入れよう

 逆に、ここまで手が込んでいてアッパレですよね

 そして、70分4000円で税込みサービス料込みと言っていたのに、会計時になると何と800000円というとんでもない金額を請求して来ました

 彼等は6人で来店しているので、本来なら4000円×6人=24000円です

 それが、800000円ですから、何と約34倍です

 一体、どういう計算なのでしょうか

 まっ、そもそもぼったくりなんですから、その根拠もクソもありません

 交渉の中で、キャッチなんて知らないとか平気でシラを切り嘘をつく、極めて悪辣なアホ共です

 是非とも、こういうアホ共には天罰が下って欲しいですね


 それから、お店繋がりで感じたのは、働いている女の子達です

 どういうことかと言うと、お店の女の子達は、自分が働くお店がぼったくりだと言うことを認識しているワケですよね

 だって、毎回毎回お会計の度に揉めるんですから、ぼったくりだと気付かないワケがないからです

 なのに、働いていて何も思わないのかという事です

 明らかに、犯罪の片棒を担いでいるのに、一体どんな思いで働いているのか非常に気になりました

 恐らく、面接時に『ウチはぼったくり店だから。』と、言われて働く子はいないと思うんです

 そうすると、いざ働いてみて初めて、自分が働くお店がぼったくりだったと気付くワケです

 そこで、一体どんな事を思いながら働き続けるのか、不思議でならないのです

 ホント、機会があるのなら、ぼったくり店で働く女の子に話を聞いてみたいものです


 最後に、これが一番強く感じたのが、警察の余りの役立たずさです

 彼等は、不当な請求をされて直ぐに110番通報をして警察官をお店に呼んでいます

 しかし、その場に居るだけで、全く何もしてくれませんでした

 その理由は、〝民事不介入〟だからです

 確かに、警察の原則として民事不介入なのは理解出来ます

 単なる夫婦ゲンカや些細なトラブルを、全て刑事事件化していたらキリがありません

 ですから、この民事不介入は分かるんです

 しかしながら、明らかに警察官の目の前でぼったくりが行われていると言うのに、ただただその成り行きを見守るだけだなんて、余りにも酷薄だと言わざるを得ません

 ある意味、ぼったくりの共犯だと言っても過言ではないでしょう

 どう考えたって、70分4000円だと言うモノが、一時間後には800000円になるなんて、誰が聞いてもおかしいと思いますし、ぼったくりである完璧な証拠でしょう

 なのに、何もしないなんて、犯罪の片棒を担いでいるのと同義だとボクは思います

 結局、彼等は400000円で話を付けたそうなので、警察官の眼前で70分4000円が400000円になり、その支払いを見守っていたと言うのです

 こんなバカげた事ってあるでしょうか

 目の前で犯罪が行われているというのに、ただただ見守るだけなんて、ホント理不尽だと思います

 
 なので、民事不介入なのは分かりますが、これだけ被害が出ているんですから、もっと積極的に首を突っ込んでいいと思います

 じゃないと、ぼったくりはなくならないと思います

 泣く泣く高額な金額を支払った後、警察が重い腰を上げてパクったとしても、被害金額なんて返って来ないんですから、被害者としたら何の意味もないですよね

 あくまでも、被害者の一番の思いは、ぼったくられたお金が返って来ることなんですから

 しかし、それが事実上不可能である以上、お金を支払う前に警察に何とかしてもらうのが、被害を一番減らす唯一の方法です

 だから、今後は警察の対応は考えてもらいたいですね


 以上、今回のぼったくり事件から、色々と感じた事を綴りました

 つくづく、酷い事件ですね

 今後も、ぼったくり店が無くなる事はないので、我々自身が身を守るしかないですね

 皆さんも、くれぐれも気を付けましょうね


 さて、明日は、最近の気になった事件をお話する予定です


 
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もし、ぼったくりに遭ってしまったら?



 おはようございます

 相変わらず雨がスゴイですね

 皆さん、くれぐれも気を付けて出掛けましょう


 昨日も、ぼったくりについて考察しました

 どうすれば、ぼったくりに遭わないかと言う観点から、色々と考えてみました

 まあ、これに尽きるのですが、〝キャッチにはついて行かないという事ですね


 さて、今日は、そんな中でも、万が一ぼったくりに遭った場合の身の振り方を考えます

 昨日もお話したように、大前提としてはキャッチについていかないと言うことでした

 それでも、キャッチについて行くのなら、その会話を録音したりと対策を講じて下さい、と

 そして、お店に着いてから、ちゃんと料金が明示してあるかとか、様々なチェックをしましょう、と言うことでした

 
 ってか、ボクからすると、もうこの時点で美味しいお酒なんて飲める気がしないのですが(笑)

 そんな、ビクビクしながらと言うか、警戒しながら飲んで、ホントに楽しいのでしょうか

 いくら安く飲みたいからとは言え、こんな思いをする位なら、初めからそんな心配をしなければいけないお店なんかに行かなければいいじゃないですか

 
 でも、まあイイでしょう

 それでも、大丈夫だと思いお店に行ったのに、会計時に法外な請求をされてしまった

 そんな時はどうすればイイか

 答えは簡単です


 『一切支払いには応じない


 という事です

 もうこれに尽きます

 既にお話したように、法律的に支払う必要のないお金なので、支払う必要は一切ありません

 例えば、70分4000円でサービス料税金込みという条件だったからお店に行ったんですよね

 なのに、70分後には50000円もの請求をされるんだったら、初めから誰も行かないですよね

 勿論、女の子のドリンク代だとか、当初よりも会計が高くなることは往々にしてあるでしょう

 しかし、それが何十倍の金額になるのは、どう考えても常識に照らして不合理です

 ですから、そんなバカげた請求には一切応じないことです


 とは言え、論理的には分かるけれども、果たしてそれで通用するのかという事ですよね

 通用するとかではなく、〝通用させる〟のです

 当然、お店側もお客が支払いに応じないからと言って、〝そうですか分かりました。〟と、素直に引き下がる訳がありません

 むしろ、ここからが本領発揮と言わんばかりに、攻勢をかけて来るでしょう

 そんな時、お店側はあ~でもないこ~でもないとまくし立てて来ます

 そこで相手のペースにハマってはいけません

 
 とりあえずは、法外な請求をされたら、まずは110番通報をしましょう

 まず、役には立たないですが、警察官を呼んでおけば目の前で変な事はされないでしょう

 まっ、身の安全を図るという意味ですね


 そして、警察官が居る前で話し合いが行われますが、そこで一番多いのが、『裁判をするから身元を教えろ。』『財布の中身を見せろ。』等と、お客の身元を明らかにしろと要求して来ますが、一切応じる必要はありません

 お店側としては、本音は裁判なんてしたくはないのです

 何故なら、明らかな不当な請求なんですから、そんな主張がまかり通るワケがないからです

 そんな事は、お店が一番分かっているでしょう

 なので、お店側としては、とにかく今いくら払わせられるかが勝負なのです

 ですので、いくら何を言われようが、一切応じないことです

 相手は、もうこういう交渉に慣れている〝プロ〟なので、それはそれはあらゆる言葉を使って揺さぶって来るでしょう

 家族が居る方なら、『家族に知られることになる。』とか

 そう言われると、つい〝幾ら払えば納得してくれるだろうと、考えがちですが、そこがお店の狙いなのです

 ですので、決して幾ら払えば納得してくれるのか、なんて考えてはいけません


 まあ、色々と細かいことを挙げたらキリがないのですが、一言で言い表すと、


 〝開き直る〟


 事ですね

 もう、これが一番の対策です

 お店側から何を言われようが、一切応じないし動じない

 これを貫き通せば、一円もお金なんて払う必要はありません

 本来なら、一円も支払う必要はないのですが、一応キャッチに言われた金額だけは支払っておけば、無銭飲食にはならないので安心です


 万が一、事務所に監禁されそうになったら、監禁されればイイじゃないですか(笑)

 そうすれば、逮捕監禁罪で刑事告訴出来ますよ

 万が一、暴力を振るわれそうになったら、殴られればイイじゃないですか(笑)

 そうすれば、傷害罪で刑事告訴出来ますし、慰謝料も取れますよ

 大丈夫ですよ、命まで失うことはありませんから

 お店だって、そこまではバカじゃないですから、お客を死なせたところでお金を取れないんですから、殊更そんな事はするはずがありません

 ボクなら、敢えて監禁されて殴られて、後からがっつりお金を取りますけどね(笑)


 とりあえず、昨日からの対策をまとめます


 ・キャバクラ自体に行かない(元も子もないか)。

 ・キャッチについて行かない。

 ・それでもキャッチで行く場合は、その時の内容を録音、録画する。

 ・お店に着いたら、料金がきっちり明示してあるか等確認する。

 ・それでも、法外な請求をされたらまずは110番通報をして警察に来てもらう。

 ・身元を教えろ、等と言われても一切応じない。

 ・何を言われようとも、一切応じない態度を貫き通す(お店との根比べ)。

 ・とにかく、開き直る。



 まとめるとこんな感じです

 最後に、ぼったくりについて大変参考になるサイトがあるので、リンクを貼っておくので興味がある人は参考にして下さい

 
 『新宿 弁護士青島克行の歌舞伎町ぼったくり被害相談室』


 大変参考になるサイトです


 さて、明日は、今回の件で感じたぼったくりについてお話する予定です 

 
 
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ぼったくりに遭わない為には?



 おはようございます

 今日は、台風ですね

 くれぐれも気を付けて出掛けましょう


 昨日も、ぼったくりを法律的に考察し、刑法的な観点から掘り下げてみました

 その時の状況によって、適用法律が異なりますが、ぼったくりを直接取り締まる法律である、各都道府県の条例も罰則としては非常に弱いですね

 また、ぼったくり被害に遭ったからと言って、必ずしも警察がそのお店をパクってくれるワケではありません

 なので、一番はぼったくりに遭わないことが、最善の防御策となります

 
 という事で今日は、ぼったくりに遭わない為にはどうすればイイかを考えて行きたいと思います

 必ずしも、これからボクが述べる事を実践したからと言って、ぼったくりに遭わない保証はありません

 でも、少なくとも、相当な確率でぼったくり被害に遭うことは無くなるでしょう

 
 では、早速結論から言います

 ぼったくりに遭いたくなければ、キャバクラに行かなければイイだけです(笑)

 これは、ギャンブルの考え方と同じで、ギャンブルで負けない為にはどうすればいいか

 それは、ギャンブルをやらなければイイだけです

 ギャンブルをやらなければ、一円も負けることはありませんが、一円も勝つ事は出来ません

 でも、絶対に負ける事はありませんよね

 これと同じで、単純にキャバクラに行かなければ、ぼったくりに遭うことは絶対にありません


 とは言え、これでは元も子もありませんので、キャバクラに行く上での話をします

 でも、前記の考えも、強ち間違ってはいないと思うんですよね(笑)

 では、ぼったくりに遭わない為には、キャッチについて行かないこと

 もう、これに尽きます

 あの、ちゃんとしたお店、繁盛しているお店は、まずキャッチなんてしません

 何故なら、キャッチなんてしなくてもお客さんが来るからです

 換言すると、キャッチをする必要がないのです

 ですから、きちんとしたお店ほど、街頭でキャッチはしませんのでまずはこれを頭に入れておいて下さい


 良く考えてみて下さい

 ザギンやギロッポンの老舗クラブやキャバクラが、わざわざ街頭に出て客引きをしますか

 まずしませんよね

 それは、お店の品格にも関わるので、ちゃんとしたお店はまずキャッチなんてしません

 なので、キャッチのお兄さんと話して値段の交渉などは出来ないので、少し高くつくかも知れませんが、気持ちよく飲みたければキャッチをしていないお店に行くことです


 しかし、ついついお酒が入ってイイ気分で歌舞伎町を闊歩していると、どこからかスーっと〝甘い誘惑〟が忍び寄って来るのです

 その時に、ハッキリと断るだけの意志の固さがあればモーマンタイですが、男性、オスとしての〝サガ〟なのか、つい耳を傾けてしまいますよね(笑)

 そうした時にはどうすればイイか

 その時は、キャッチのお兄さんとの会話を録音する事です

 今は、スマホにボイスレコーダーが付いていますから、そのアプリを起動して録音すればイイのです

 この時に、敢えてキャッチのお兄さんに、『後々トラブルになるのは嫌だから、録音させてもらうね』 と言って、正々堂々と録音して下さい

 この時に、嫌な顔をしたり、録音は止めて下さいと言ったら、そのお兄さんが紹介するお店は行かない事です

 何故なら、何も疚しい事がなければ、録音することに一切動じないからです

 
 しかしながら、こういう対策を採ったとしても、ぼったくり店に入る前にぼったくり店かどうかを見極めるのは、かなり難しいでしょうね
 
 だって、キャッチのお兄さんも、とりあえずお店に連れて行く為に平気で嘘をつくからです

 なので、お客はその言葉を信じてしまうワケです

 ぼったくり店とグルな客引きなら、その後トラブルになっても『その声は俺じゃないよ。』とか平気で嘘をつくでしょうからね

 前記のボイスレコーダーの対策は、言わば〝テストクロージング〟みたいなもので、そこで相手の態度を見て、見極める為のテストです

 と同時に、客引きのお兄さんに、〝こいつ面倒くさそうなヤツだな〟と、思わせる狙いもあります

 ぼったぐる側の心理として、出来るだけ何も疑わない大人しそうな人の方が、断然ぼったくり易いワケです

 ですから、カモにならない為には、カモらしい振る舞いをしなければイイという事です

 もし、ボクがぼったくる側の人間だったとしたら、録音だ何だと言う奴は面倒だな、と思いますもん(笑)

 なので、客引きに対しては、とにかく面倒臭いヤツになりましょう


 ただ、勘違いして欲しくないのは、ボクは歌舞伎町に居る全ての客引きがぼったくりだと言っているワケではありません

 中には、きちんと街頭で客引きをして、初めに話していた内容と、会計時に話していた内容に齟齬がないお店もあるのも事実です

 しかし、一部の悪質な客引きがぼったくりなんてするから、真面目に客引きしているお店も同じだと思われ迷惑しているのです
 
 すなわち、客引きも〝善〟〝悪〟が居るので、その見極めが大事だという事です

 とは言え、客引きも条例で禁止されている違法行為なのですが、全てを取り締まる事は不可能ですからね

 因みに、居酒屋の客引きも、同じく条例で禁止されている客引き行為に該当するので厳密には違法行為となります

 キャバクラの客引きがダメで、居酒屋の客引きがOKというワケではありません


 では、キャッチのお兄さんとのやり取りを録音が出来たかはともかく、お店に着いてから確認すべき事をお話します

 
 ・料金表示がわかりやすくされているか(入り口、壁に料金表が掲示されているか、テーブルに料金表が置いてあるか)。
 ・客引きや入り口での料金表の説明とその料金表の記載にズレがないか。
 ・席についた女の子が次から次へと、あなたに何の許可も得ずに、ドリンクを注文してはいないか。
 ・必要以上にたくさんの女の子がテーブルについてはいないか。
 ・なぜか2杯ずつ注文してはいないか。
 ・水じゃないのかと思うぐらい、がぶがぶ飲んではいないか。
 ・ワインを頼んでいるとしても、1本800円の激安ワインではないのか。
 ・テーブルの上に気づいたらとんでもな数のワイングラス、グラスが並んでいないか。
 ・女の子や店員に料金を確認しても、大丈夫大丈夫、最初の説明どおりだから等々あいまいな説明でお茶を濁してこないか。
 ・会計でもめている他の客がいないか。
 ・1時間以内ぐらいで、店員のほうから「料金もそれなりになってきた」「一旦お会計お願いします」とちゃんと伝えてくる(1時間で客を回転させた方が彼らにとっても好都合)。


 (新宿 弁護士青島克行の歌舞伎町ぼったくり被害相談室より)

 
 これらの〝兆候〟が見られたら、まずぼったくり店だと言ってイイでしょう

 因みに、女の子に料金について確認したとしても、平気で彼女たちは嘘をつきます

 ・最初の説明の金額に収まるから大丈夫。
 ・特別に話をしたから大丈夫。

 本当に平気で嘘をつきます
 
 女の子の役目は、テーブルでこのような対応することで終了で、客と店が揉めるころには他の接客をしていて、直接の抗議もできません

 ですから、言った言わないの水掛け論にならない為に、録音が重要なのです 


 でもね、いちいち録音しながら飲むお酒なんて、果たしてホントに美味しいのでしょうか


 だからこそ、客引きをしていないお店に行くべきなのです

 客引きと話すから、後々トラブルになるんです

 話さなければ、トラブルになることはまずありません


 では、それでも不当な請求をされてしまったらどうするべきか

 その点については、明日お話する予定です
 

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ボクの友人が、歌舞伎町でぼったくりに遭いました…(4)

 こんにちは

 今日も雨ですね

 ここのところスッキリしない天気で、しかも台風まで発生していますが、くれぐれも気を付けましょう


 昨日は、例のぼったくり事件から、法律的な観点で考察しました

 特に、民事的な観点から検証してみました

 民法的には、錯誤の主張が一番しっくり、がっちり来ますね

 他の法律は、何だかこじつけ感が否めないですよね


 さて、今日も、この話題について掘り下げます

 今日は、刑法的な観点から考察してみます

 刑法ですから、民法と違い法律違反には、刑事罰という罰則があります

 まず、皆さんは、ぼったくりの被害は、どんな刑法に該当すると思いますか

 例えば、脅しているんだから脅迫罪だとか、事務所に連れて行かれて長時間監禁されたら逮捕監禁罪だとか、様々なケースがありますね


 ぼったくりの場合、その時その時の状況によって、適用法律が変って来ます

 例えば、お客の腕などの体の一部やベルト、着衣をつかむ、引っ張る、という『身体の接触による力学的な作用』(行為)は暴行罪に該当しますし、明らかな暴力は傷害罪に該当します

 また、身体の拘束が一定時間ある場合は、『逮捕罪(or監禁罪)』が成立します

 それから、『脅迫or暴行』によって金銭の支払を要求することは恐喝罪に該当します

 代金を払わない段階でも『恐喝未遂罪』が成立します

 後は、詐欺罪、詐欺未遂罪に該当すると思います

 そして、直接的な法的根拠は、東京都のぼったくり防止条例違反ですね

 この条例には、料金等の表示義務、不当な勧誘等の禁止、不当な取立の禁止、としっかり明示されています



 ですが、迷惑防止条例は、各都道府県の法律なので、ぼったくり防止条例が施行されている所と、されていない所があるのです

 なので、施行されていなければ、そもそもこの条例で摘発する事が出来ません

 それに、ぼったくり防止条例の罰則は、懲役6か月以下か罰金50万円以下で、事実上罰金刑です

 ですから、非常に刑罰としては軽いのが現状です

 
 ただ、現実的には、ぼったくり被害に遭ったからと言って、直ぐに警察が動いてパクってくれるワケではありません

 彼の事件でもそうであったように、〝民事不介入〟を理由に、警察は何もしてくれませんでした

 全く役立たずなんですよね

 警察としても、明らかに暴行されて怪我をしているとか、長時間に亘り監禁されたとか、目に見える被害がない限り積極的には動きません

 警察からすれば、飲食代金が高いというのが一番の理由ですから、そんなのお店と話し合って自分達で解決してよ、と言うのが本音でしょう

 また、思いの外サービスが悪かったとか、綺麗な女の子が付かなかったからその腹いせに喚いているんじゃないの、と思っているかも知れません

 確かに、お酒が入っての事ですから、自分達が想像していたよりも料金が高くなってしまう事もあるでしょう

 しかし、70分4000円が800000円は明らかにおかしいでしょう

 
 それに、これだけ被害があちこちで訴えられているんですから、もっともっと被害申告に対して真摯に向き合って欲しいですよね

 恐らく、同じ店ではないにせよ、毎晩ぼったくりの110番通報があると思います

 ですから、警察としてもぼったくりの認知はしているんですから、お得意の〝民事不介入〟で逃げないで欲しいですよね


 摘発されたお店は、お客に暴行して怪我を負わせたとか、やり方が余りにも悪質な場合であって、それでも氷山の一角に過ぎないでしょう

 結局、いくら被害者がこの罪に該当すると申告したところで、その通り警察が動いてくれるかどうかは、ホント胸三寸一つなのです

 間違いなく、たった一件の被害申告だけでは動かないですね

 そりゃあ、明らかな暴力があったとかなら別でしょうが、ただ単にぼったくられただけでは動かいないでしょう

 同じお店に対して、かなりの件数の被害申告があって初めて、重い腰が上がるのが現状です

 
 加えて、歌舞伎町の管轄は新宿警察署です

 新宿警察署は、誰が見ても忙しいのが容易に分かりますよね

 ただでさえ、どこの警察署も忙しいのに、歌舞伎町を管轄とする新宿警察署は尚更多忙でしょう

 ですから、警察も人数が限られていますから、取り締まるのにも自ずと限界があります

 そう言った事情も相まって、なかなかぼったくり店が無くならないのが現状です


 と言うように、ぼったくりは明らかな法律違反になりますが、被害に遭ったからと言って、直ぐに取り締まるかは全く別問題だという事です


 悲しいかなこれが現実です

 なので、一番はぼったくりに遭わないようにすればイイのです

 そうすれば、無駄な時間やストレスを抱えなくて済みますからね


 さて、明日は、ぼったくりに遭わないためにはどうすればいいのかを考えます

 

 
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ボクの友人が、歌舞伎町でぼったくりに遭いました…(3)


 こんにちは

 今日もスッキリしない天気ですね

 新しい一週間、気分を入れ替えて頑張りましょう


 先週は、ボクの友人が新宿のカブッキーで、ぼったくりの被害に遭った経緯をお話ししました

 ホント、お店の手の込んだ作戦にまんまと嵌められてしまいましたね

 まさか、お客を見送る演技までするとは大変恐れ入りました(笑)

 そんなところに頭を使う位なら、正当に営業して売り上げを上げる為に知恵を絞った方がいいと思うんですよね


 さて、今日も、この話題についてお話しします

 今日は、今回のようなぼったくりについて、法律的な観点から掘り下げます

 ぼったくりと一言に言っても、一体どんな法律違反に該当するのか、正確に知らない方も居ると思うので、今日は一緒にお勉強をしましょう


 まずは、民事的な観点からです

 飲食店における飲み食いも「契約」のひとつです

 こうした契約において、所謂ぼったくりの類は、当初の説明を大幅に上回る金額を請求してくるため、錯誤による契約の無効(民法95条)や詐欺又は脅迫による契約の取り消し(民法96条)をしうるケースと言えます

 前者は、簡単にいえば「勘違い」で、結んだ契約は無効であるとするものです

 今回のケースでは、「女性のドリンク代などが加算され、1時間で80万円になるのであれば、そもそも契約をしなかったケースなので無効だ」ということになります
 
 
 後者は、ぼったくり店の対応が威圧的であった為、「やむなく契約を結んだからそれを取り消す」あるいは、「費用が大幅にかかることを隠していた行為が詐欺であり、契約を取り消す」ということになります
 
 事実関係がきちんと立証できれば、訴訟に発展した場合、支払った代金の取り返しは可能であると思われます

 いずれにおいても、契約はそもそも無かったことになりますので、費用を全額取り返しうるものです(そのほかに不当利得返還請求という方法もあり得ます。民法703条、704条参照)

 尤も、、残念ながら弁護士に依頼し、訴訟を提起していくコストを考えれば、費用倒れになる公算が高いのでやるだけ無駄でしょう


 以上のとおり、色々な民法に該当しますが、この中で一番しっくり来る法的根拠は、民法95条の錯誤じゃないでしょうか

 そもそも、1時間で80万円も掛かると聞いていたら行ってないんですからね
 
 彼らはあくまでも、〝70分4000円でサービス料と税金も込み〟と言う条件だったからお店に行った訳で、それ以外の条件なら恐らく行っていなかったでしょう

 勿論、70分4000円が5000円とか6000円の常識的な範囲内であれば別でしょうが、今回の場合は初めに請求された金額は800000円ですから、均等割りしたならば1人130000円になります

 一体、どこの誰が1時間130000円も掛かるキャバクラに行こうと思いますか

 接客したキャストと、必ずベッドの上で〝キックオフ〟出来るのが条件なら別でしょうが、にしてもやっぱり高いですね(笑)

 これだけの金額を払うなら、吉原の超高級泡姫とキックオフしてもお釣りが来ますよ(笑)


 ただ、逆に彼らが1人1時間130000円掛かることを納得してお店に行ったのならば、当然この錯誤は主張出来ません

 何故なら、〝勘違い〟していないからです

 まっ、現実にはあり得ませんが理論上の話として

 錯誤と言うのは、簡単に言えば、ダチョウ倶楽部じゃないですが、〝聞いてないよ~〟と言うのが錯誤です

 今回の場合で言えば、1時間で800000円なんて聞いてないよ~、だから契約は無効ね、という事です

 ですから、そもそも飲食の契約自体が無効なモノなんですから、彼らは支払う必要なんて全くなかったのです

 
 だからボクは、電話が架かって来た時に、〝絶対に払わなくていいから〟と言ったのです

 錯誤の点を電話越しで伝えても良かったのですが、バタバタした状況で伝えても伝わり切らないし、仮にその点をお店側に言ってたとしても、あ~だこ~だと言って引かないのは目に見えていました

 なのでボクは、端的に結論だけを伝えたのです


 しかし、彼らは全く支払う必要のないお金を支払ってしまいました…

 では、前記の民法の法的根拠を理由に、お金を取り戻せるのでしょうか

 結論から言うと、まず無理ですね

 先程は、支払った代金の取り返しは可能だと書きましたが、あくまでもそれは〝理論上〟の話です

 〝事実上〟は、例えお店側が敗訴したとしても、判決どおりに実行するはずがないからです

 確かに、裁判をすれば勝訴するでしょう

 でも、目的は裁判で勝つ事ではなく、お金を取り戻す事です

 判決どおりに実行するようなまともなお店なら、初めからぼったくりなんてしないでしょう(笑)

 そういう意味から、お金を取り戻すことは不可能だと言ったのです

 尤も、彼らを含めたぼったくりの被害者が、後々裁判を起こすことはまずないでしょうね

 これをお店側も分かっているからこそ、超強気で来るんですよね

 つくづく厄介な話です

 
 と言うように、種々の法的根拠から、ぼったくり店の支払いはしなくても大丈夫です

 とにかく、間違ってぼったくり店に行ってしまったとしても、法外な請求には一切応じる必要はありませんからね

 断固とした姿勢で挑みましょう


 
 さて、一先ず今日はこの辺にして、明日はぼったくりを刑法の観点から考察して行く予定です



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ボクの友人が、歌舞伎町でぼったくりに遭いました…(2)


 こんにちは

 相変わらずスッキリしない天気ですね

 今週最後の金曜日、張り切って行きましょう


 昨日は、ボクの友人が、新宿歌舞伎町でぼったくりの被害に遭ったお話でした

 突然の電話にビックリしながら、その内容を聞いてダブルでビックリでした

 とにかく、逼迫した状況だった事は電話越しに伝わって来たので、努めて冷静に対応するように言いました

 タイミング良く、ボクが歌舞伎町に居たら直ぐに駆け付けたのですがね


 さて、今日は、その後どうなったのかをお話しします

 突然の電話の後、彼からの着信はありませんでした

 ボクから架けても良かったのですが、バタバタしているところに架けるのも申し訳ないと思い架けなかったのです

 ボクとしては、電話がないという事は、無事に解決した証拠だろうと思っていました


 そして、日を改めてその後どうなったのかを訊きました

 
 青→ボク 黒→友人


 『先日のぼったくりは、あれからどうなったの

 『その節はどうも。いや~参りましたよね。』

 『えっもしかして請求額を支払ったの

 『いや、そうじゃないんですけど、結局40万で話をつけました。』

 『えっ40万円も払ったのってことは、一人約7万円

 『そうです。』


 な、な、な、な、何と彼らは、80万円の請求額の半分に当たる40万円を支払ったというのです

 ホント、とんでもないですよね

 80万円が40万円に50%オフになっちゃうんですから、どんだけいい加減な金額かが分かります

 話は続きます


 『経緯はどんな感じだったの

 『11時頃、コマ劇場の前辺りでキャッチのお兄さんに声を掛けられて、70分4000円で税金とサービス料込みだって言うので行ったんですよ。お店自体は、普通のキャバクラだったんですが、一時間後伝票見てビックリで。』

 『それが80万円だったと

 『はい。当然なんだそれってなって、ボーイに詰め寄ったのですが、キャッチなんて知らない。店の入り口に料金表を掲示してある、と。』

 『実際に掲示してあったの

 『確かにあったんですが、光を当てて見えづらくしてあって、事前の説明も一切なかったです。』

 『なるほど。それからどうしたの

 『警察に電話して直ぐに来てもらって、ぼったくりだと言ったんですが、民事不介入だから弁護士呼んでの一点張りだったんですよ。で、もうこれ以上埒が明かないから、一緒に行った友人が40万円で話をつけたんです。』

 『うわ~、マジか。別に払う必要なんてないのに。払ったのは、やはり家族持ちが居て、訴えられた時に何かと面倒だから

 『いや、それはなくって、このまま文句を言い続けても埒が明かないし、向こうの態度を見ていると訴えてもいいような感じだったので、それならこんなバカげた交渉はとっとと終わらせて家に帰ろう、と言うのが正直なところですね。』
 

 と言うような経緯だったそうです

 ぼったくり店の特徴なのですが、敢えて分かりづらい所に料金表を掲示して、事前説明はしてあると言う主張なのです

 当然、料金の事前説明なんてあるわけがありません

 何故なら、バカ高い料金を聞いたら、その時点でみんな帰ってしまうからです

 
 また、渋々支払いに応じたのは、ボクの友人が既婚者だったので、万が一ホントに訴えられた場合、奥さんにキャバクラに行った事が発覚したらまずいからだと思ったのですが、どうやら違ったようです

 だって、キャバクラに行ったのを奥さんが知って、喜んでもらえる訳がありませんからね(笑)

 むしろ、喧嘩の火種を持ち込むようなものでしょう

 この点も、お店側としてはお金を支払わせる為の〝弱み〟になるんですがね

 話は続きます


 『そういえば、入店する時に、男性客が一人女性に見送られて店から出て来たんですが、今思えばあれは我々を安心させる為の芝居でしょうね。』

 『へぇ。そうなんだ。それは間違いないね。ぼったくられてるのに、気持ちよく見送られる訳がないからね。』

 『それと、キャッチのお兄さんは、お店の前まで案内し、ボーイに引き継ぐことなくそそくさと居なくなりましたね。キャッチのお兄さんの電話番号を聞き出して、その後架けましたが全く出ませんでした。』

 『間違いなくグルだからね。』

 『因みに、同じ店で前日に2人で30万円請求された外国人も、我々と同じく警察を呼んだみたいですが、全く相手にされませんでした。』

 『そうなんだ。因みに、何ていうお店なの

 『〝PARVATI〟というお店です。』


 以上が、事の顛末だそうです

 実に手が込んでますね

 入店する際に、わざわざ見送りの芝居をするなんて、相当な手練手管を駆使してますよね

 そんな芝居をするなんて、一体どこの劇団だよって話です(笑)


 こうしてみると、お店側もお客が文句を言ってくるのは当然ながら分かっていて、それでも全然構わないという感じですよね

 尤も、ぼったくり店なんですから、お会計の度にこうなるんでしょうから慣れたものです

 何なら、ホントに訴えてもいいんだぞ、と言う姿勢で来ます

 ボクは、独身で家庭はありませんから、何の負い目もないのでどうぞ訴えて下さいって話ですが、他の人達はそうもいかないんですよね

 中には、家庭を持っている人が居ますから、その人達にとっては、例え民事裁判とはいえ訴えられるなんて非常にマズイ訳です

 この弱みに付け込むのも、ぼったくりの手口ならではなんですよね

 誰だって、訴えられるなんて事は避けたいですからね

 まっ、ボクは裁判大好きなので全然構わないんですがね(笑)


 結局、彼らは請求額の半分である40万円もの大金を支払ってしまいました

 たったの一時間で、一人7万円ですよ

 ザギンの超高級クラブならまだしも、歌舞伎町のコマ劇前でキャッチされ、40分7000円と言われたのにも拘らず

 言われた金額の10倍も支払ったんですから、お店としてはかなりぼろ儲けでしょう

 中には、バカな人も居て、請求額とおり支払ってしまう人も居るでしょうから、ぼろい商売ですよね

 とはいえ、これは立派な犯罪ですかからね


 皆さん、くれぐれも歌舞伎町にある〝PARVATI〟と言うお店には気を付けましょう


 さて、来週は、法律的な観点から、ぼったくりを考察して行く予定です

 それでは、皆さん良い週末を
 


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ボクの友人が、歌舞伎町でぼったくりに遭いました…(1)

 こんにちは

 今日は、9月らしい陽気ですね

 ボクとしては、もっともっと晴れて欲しいですね


 昨日は、毎月恒例のテーマをお話ししました

 毎月毎月、2日を基準として、〝あの日〟を振り返るのは、ボクにっては大変貴重な戒めです

 やはり、シャバでの時間が長くなると(これが当たり前なんですが)、ついついそのありがたみが薄れて来てしまうので、そこで一歩立ち止まる事は、〝当たり前ではなくありがたい〟と初心に帰れるのです

 この思いは、今後も決して忘れてはいけないと思っています


 さて、今日は、ちょっと前のお話なんですが、ボクの友人に降りかかった災難についてお話しします

 結論から言うと、タイトルにある通り、ボクの友人が歌舞伎町でぼったくりの被害に遭いました

 ここ最近はそうでもないですが、ちょっと前はマスコミでも結構取り上げられていましたよね

 その一例を挙げます


 「全部こみで4千円」→ホステスらドリンク172杯…請求266万円 歌舞伎町のぼったくりキャバクラ摘発 警視庁

 乱暴な言動で料金を請求したなどとして、警視庁は東京都ぼったくり防止条例違反容疑で、新宿区歌舞伎町のキャバクラ6店舗の経営者ら11人を逮捕した。

 逮捕されたのは「Hasta La Vista」経営、並木健斗容疑者(21)=同区新宿=ら。警視庁保安課によると、全員容疑を否認している。

 並木容疑者の逮捕容疑は昨年12月13日、客9人に対し「全部こみこみで4千円」と勧誘した後、「このままじゃいつまでたっても終わらねーぞ。払えば楽になるんだよ」などと威圧し、ホステスらが飲んだ計172杯のドリンク代など計約266万円を請求したとしている。

 また警視庁は都迷惑防止条例違反容疑で客引き17人を現行犯逮捕した。

 歌舞伎町では今年1~5月末、ぼったくり被害に関する通報が計約1350件あり、警視庁が対策を強化している。



 歌舞伎町ぼったくり店摘発 3時間で110万円請求、念書も書かせる? 強要容疑適用

 乱暴な言動で110万円を請求した上、不足分の支払いを約束する念書を書かせたなどとして、警視庁保安課は、強要と東京都ぼったくり条例違反容疑で、新宿区歌舞伎町10+ 件のキャバクラ「レ・デニィエ・アモー」従業員、抱(かかえ)久義容疑者(28)ら男女4人を逮捕した。同課によると全員容疑を否認している。

 同課によると、料金請求時に逃げないよう客の行動を監視した上、態度が特に威圧的だったなどとして、ぼったくり店では同庁で初めて強要容疑を適用した。
 同店は1~5月末でぼったくり被害の通報が48件あった。

 逮捕容疑は3月7日、男性客2人に「1時間5千円」と話しながら約3時間で約110万円を請求。
 客が約35万円を支払ったが「足りねえ分どうするんだ」などと威圧しながら不足分を支払う念書を書かせたとしている。



 と言うように、とんでもない金額のぼったくり事件が発生しています

 中には、お金の支払いを渋るお客を、従業員がボコボコにする傷害事件まで発生しているので、こういうアホやお店は徹底的に取り締まって欲しいですね

 勿論、警察もこのまま静観しているわけではなく、それなりに摘発には動いているみたいですが、壊滅、全滅には至っていないようです

 
 相変わらず、歌舞伎町を歩くと、ある種大名行列かのように様々な客引きが居ます

 警察が、迷惑防止条例でパクったとしても、所詮は罰金刑で済むので、また出てくれば客引きをしますし、相当数な客引きが居ますから、その全員をパクることはまず不可能です

 因みに、ボクは歌舞伎町を歩いていても、客引きに全く声を掛けられません

 一体何故でしょうか(笑)

 まっ、単なる客引きなら、お互い条件が合って納得がいけば利用すればいいと思いますが、問題は客引きが話していた内容と違っていた場合です

 特に、前記のような事件の場合です

 ボクの友人も、まさしく前記のような状況に遭ってしまったのです…


 時計の針は、今年の3月に遡ります

 この日は、ボクはナイターでサッカーがあり、終わった後チームメイトとすき屋の牛チゲ鍋定食を食べていました

 あれ美味しかったなぁ~、今年の冬もやって欲しいですね(笑)

 で、ボクが牛チゲ鍋定食をパクパクしていると、突然スマホが鳴りました

 画面を見ると、実に珍しい人間からの着信でした

 この友人は、サッカー繋がりの一人なのですが、普段はメールかLINEでのやり取りのみなので、電話なんて殆どしません

 現代って、こういう付き合いが多いですよね、良いとか悪いとかではなく

 そんな彼からの着信だったので、一体どうしたのだろうと不思議に思いながらスマホを耳に当てると、

 『ウッチーさん、突然電話しちゃってすいません。緊急なんですが今大丈夫ですか

 と言うので、

 『全然大丈夫だよ。』 

 と答えると、彼は一気にしゃべり始めました


 (ボク→青 友人→黒)


 『あのですね。友達6人と歌舞伎町で飲んでいて、客引きのお兄さんから70分4000円で税込みサービス料込だって言うから行ったんですよ。そしたら、一時間後に会計すると、80万円だって言うんですよ。こういう場合どうすれば良いですか

 『あらま。ふざけてるね。とりあえず警察は呼んだの

 『はい。呼びました。でも民事不介入だからって言って全然埒が明かないんですよ。』

 『やっぱりね。警察はこっちがなんとかして欲しい時には全然使えないから。とりあえず、そんなお金は払う必要はないから、客引きに言われた金額だけ払いなよ。それも払わないとなると、無銭飲食って言われかねないからさ。』 

 『はい。』

 『とにかく、奴らはあ~でもないこ~でもないと言って、何とかお金を払わせようとしてくるけど、絶対に払っちゃダメだよ。そもそもそんなお金は払う必要はないんだから。だって、70分で80万円って言われてお店に行った訳ではないんでしょう

 『はい。』

 『なら、尚更払う必要なんてないから、絶対に払っちゃダメだよ。とにかく、開き直っちゃえばいいから。』

 『分かりました。』

 『とりあえず、それでも埒が明かなかったらまた電話して。』

 『分かりました。』
 

 と言って電話を切りました

 ボクは、サッカー絡みの事だと思っていたので、まさかこんな内容だとは思わずビックリしました

 とにかくボクは、開き直ることをアドバイスしました

 だって、どこの誰が、70分で80万円するキャバクラに行こうと思いますか

 アラブの石油王ならともかく、ごくごく普通の社会人が聞いて、一体誰が足を運びますか

 なのに、たったの一時間居ただけで、そんなバカげた金額を請求してくる方がアホなんですから、アホにはアホで対応すればいいんですよ

 勿論、超高級ボトルを入れたとかなら別ですが、彼らはあくまでもハウスボトルで飲んでいたそうです

 ですから、どう考えたって80万円なんて金額にはならないのです

 だからボクは、そんなお金は払う必要は一切ない、と言ったのです

 まっ、一応客引きに言われた金額は支払わないと、無銭飲食になってしまうのでダメですが、支払うと言ってもあくまでもその金額だけでいいと言いました


 では、その後彼はどうなったのでしょうか

 ボクのアドバイス通り、開き直ってお店を出て来たのでしょうか

 それとも、80万円を支払ったのでしょうか


 この続きは、明日お話しする予定です



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逆転無罪判決から、2年2ヶ月が経ちました…。



 こんにちは

 今日もレイニーブルーですね

 くれぐれも足元に気を付けて出かけましょう


 さて、今日は、毎月恒例のテーマについてお話しします

 毎月2日は、逆転無罪判決の月命日です

 命日って言うと、死んだ人の事を言いますが、こうしてblogを書いている以上ボクは生きていますので、あくまでもここでは便宜上そう言っているだけですのでご理解下さい

 まっ、今更説明するまでもないのですが


 改めて、本日をもって、逆転無罪判決から2年2ヵ月が経ちました

 毎度の事ですが、ボクに携わる全ての方々に、深甚なる感謝を致します

 ホント、いつもいつもありがとうございます

 こうして、平穏無事にblogが書けるのも、皆さんのお陰です


 逆転無罪判決からの2年2ヵ月目は、丁度夏真っ盛りの8月でした

 今年は、ご存知のように8月の前半は異常な暑さが続きましたが、後半にかけて一気に涼しくなりましたね

 こんなにも、ジェットコースターのような夏も珍しいですよね

 ボクは、この暑さに便乗して何か夏らしい事をしたのかと言うと、ほんのちょっとしかしませんでしたね

 少し前の記事で、由比ヶ浜について書きましたが、お盆の週に一日おきに由比ヶ浜に行った位でしたね


 こうして振り返ってみると、自分の好きな時に由比ヶ浜に行けて、ビーチの水着ギャルを拝めるのもシャバに居るからなんだな、とつくづく感じます

 2年ちょっと前は、水着のギャルを〝生〟で拝みたくても、小菅ヒルズの独房に閉じ込められていたので不可能でした

 唯一の方法として、週刊SPAのグラビアン魂で拝む位でした(笑)

 そう言えば、今じゃ誰もが知る壇蜜も、売れる前に良く出ていましたね

 独房の中で、〝随分とエッロいなぁ~〟と思ったものです

 流石に〝オカズ〟のはなっていません(笑)

 それ以上に激しい書籍を購入していたので(笑)

 
 特に、今年は由比ヶ浜もビーチでのルールが厳しくなりました

 とはいえ、それでも沢山の人達で賑わっていました

 これは、由比ヶ浜に足を運んで初めて見れる景色でしょう

 正に、プライスレス

 お金では決して買えませんからね


 それから、8月22日には、JR東日本東京車両センターの鉄道フェアに行って来ました

 ここは、広大な敷地に、あらゆる車両がメンテナンスの為に置かれていて、正に〝電車の病院〟と言った所でしょう

 その模様は、別の機会に詳報しますが、とにかくだだっ広い敷地に色んな車両が置いてあり、また、普段はまず見ることのない様々な部品やパーツが鎮座していて、その光景は大変圧巻でした

 建物自体も、電車が丸々入るスペースがないとダメなので、相当デカイし広いです

 やはり、普段入れない所に入れると言うのは、ボクにとって最大級の興味をソソリます

 生まれて初めて入ったので、とても楽しかったです


 そうそう、先日の日曜日に、久し振りにTOKYOFMの『あっ、安部礼司』を聴きました

 この番組は、毎週日曜日の17時から放送していて、絶大な人気を誇っているラジオドラマです

 物語の途中に流れる、ツボな選曲がたまらなく、多彩なゲストも登場します

 この番組が、毎週小菅ヒルズでも流れていて、日曜日の17時が来るのを毎回毎回楽しみにしていました

 ただ、大相撲がある時は、17時から聴きたくもない大相撲中継が流れるので聴けないのです

 しかも、大相撲は日曜日に始まり日曜日に終わりますから、大相撲がある月は3週も安部礼司が聴けないのです

 これはホントに残念でした

 いかんせん独房の中には、娯楽と言うものが皆無の為、ラジオが唯一の娯楽で、シャバとを繋いでくれる架け橋でした

 基本的にラジオは生放送ですから、シャバでの出来事を知る為には最高のツールなのです


 しかし、シャバに出ると、どうしてもラジオよりもテレビになってしまうので、なかなか聴けないのですが、先日はたまたま自宅に居てふと思い出して、ラジコから聴きました

 つくづく、ラジコは便利ですよね

 安部礼司を聴きながら、小菅ヒルズに居る当時を思い出していました

 当然ながら、小菅ヒルズに居てもシャバに居ても、リアルタイムで同じ内容が聴けます

 でも、その聴ける場所によって、こんなにも新鮮なんだなと痛感しました
 
 やっぱり、シャバで聴いた方が良いですよ(笑)

 ボクにとっての安部礼司は、正に〝思い出の目次〟ですね

 
 いつまでも、この新鮮で初心な気持ちを忘れないようにしないとな、と感じました


 そんな、逆転無罪判決からの2年2ヵ月目でした


 さて、明日は、友人がぼったくり被害に遭ったお話をする予定です



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激レアな〝免訴〟判決。



 こんにちは

 今日もスッキリしない天気ですね

 今日から、9月の始まりなので張り切って行きましょう


 さて、今日は、最近の無罪判決のテーマでお話しします

 8月の初旬に、下記のニュースがありましたのでご覧下さい


 工藤会系:組幹部ら2人に無罪 1人に「免訴」 福岡地裁

 ◇強盗致傷などの罪に問われた裁判員裁判判決

 借金を踏み倒すために男性を監禁し暴行したとして、強盗致傷などの罪に問われた特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)系組幹部ら3人の裁判員裁判の判決で、福岡地裁は7日、2人を無罪とし、残る1人には暴行罪を適用した上で公訴時効(3年)を理由に有罪か無罪か判断せず裁判を打ち切る「免訴」(求刑・懲役9年)を言い渡した。
 松藤和博裁判長は「男性の供述は全体として信用性が低い」と判断した。

 免訴となったのは工藤会系組幹部、加治秀人被告(38)。無罪となったのは工藤会系組幹部の松尾大奨(35)=求刑・懲役9年、別の麻薬特例法違反などで公判中=と、同系組員の渡辺善志英(31)=求刑・懲役10年=の両被告。

 3人は共謀し、渡辺被告の借金5万円の返済を免れようと2009年11月18日午後、男性を福岡県春日市内に呼び出して暴行。 車で県内の山中に連れて行き、顔を殴るなどして重傷を負わせたとして起訴された。

 判決は、解放された後の山中からの移動経路や移動手段について「(男性は)具体的な説明ができず不自然」と指摘。
 その上で「3人が借金を免れようと暴行を共謀した事情は見出せない」とした。

 福岡地検の長谷透・次席検事は「判決内容を精査し、適切に対応したい」とコメントした。

 男性は昨年9月に工藤会のトップとナンバー2が殺人容疑で逮捕されたことを受け、県警の情報提供の呼びかけに応じて被害を届け出ていた。
 ある県警幹部は「詳しい判決内容が分からず、コメントしようがない」とする一方で「工藤会の他の捜査には関係がない」と話した。



 と言う事件でした

 以前の記事でも書きましたが、まず暴力団絡みの事件で無罪判決が下されることが非常に珍しいです

 前回は、暴力団絡みの殺人未遂事件でした

 今回は、恐喝事件と犯罪の種類が違いますが、同じく工藤会系と言う暴力団が絡んだ事件でした

 
 しかも、今回も裁判員裁判での無罪判決で、市民目線が入っての判決ですから、そうすると今回の検察の起訴も、いかに脆弱だったかが分かりますよね

 要するに、有罪にするのにはかなり無理があったという事です

 報道によれば、県警は工藤会の壊滅作戦をしているとの事なので、ちょっとした些細な事でも、みんな事件化してしまったのでしょう

 だって、今回の事件は、たかだか5万円の借金の返済を免れようとしたした男性を呼び出して、三人で山の中に連れて行き暴行したというのです

 いくら暴力団の人達とは言え、500万円や5000万円ならともかく、たった5万円でそこまでしますかって話です


 裁判では、被害男性の供述は信用出来ない、となりましたが、警察や検察は信用出来ると思ったって事ですよね

 だから、被害届を受理して事件化し、起訴した訳ですよね

 その途中で、この男性の話がおかしいなと思わなかったのでしょうか

 普通は、何かおかしいな、と思うはずなんですよね

 供述が二転三転と変遷していれば

 人は、本当に自分が体験したことを話す時は、まず二転三転しませんし、その内容に臨場感や迫真性がありますからね

 でも、起訴したって事は、とりあえずはこの男性の供述を信用したのです

 恐らく、そこには工藤会を壊滅したいと言う思惑が、かなり作用したのでしょう

 そうじゃなければ、たかだか5万円の貸し借りを巡っての事件なんて、いちいち事件化しないでしょう


 それと、ボクが大変興味を持ったのは、3人の被告人のうち、2人が無罪判決で1人が〝免訴(めんそ)〟と言う判決だったことです

 免訴と言う判決ですが、皆さんは聞いた事はありますか

 あるいは、免訴と言う判決があること自体知っていましたか

 ボクは、一応刑事訴訟法の本を読んだので知っていましたが、そうそう滅多に聞かれる事はないのは知っていました

 つまり、法律上には一応免訴とあるけれど、実際には殆ど適用されないだろうという事です


 しかしながら、今回は非常に珍しい免訴と言う判決が出ました

 では、改めて免訴とは一体何なのかと言うと、刑事裁判において、公訴権の消滅を理由に有罪・無罪の判断をせずに裁判を打ち切る事、又は、その旨の判決を裁判所が言い渡す事を言います

 その条件は、下記の4点です

 <刑事訴訟法>
 第337条
 左の場合には、判決で免訴の言渡をしなければならない。
 1.確定判決を経たとき。
 2.犯罪後の法令により刑が廃止されたとき。
 3.大赦があつたとき。
 4.時効が完成したとき。


 
 確定判決が出ているのに万一起訴されてしまったときは、(再審を開始すべき場合は別として)裁判を打ち切るべきです

 犯行後に法改正があって刑が廃止されれば、また大赦を受ければ、それ以上裁判をする必要がありません

 公訴時効が完成していたのに万一起訴されてしまったときも、裁判を打ち切るべきです

 有罪に当たる犯行があったかどうかを問題にしないで、「裁判やーめた」というのが免訴です

 犯行があったかも知れないのに「シロ」とは言えないので、「シロ」「クロ」を付けずに打ち切る形式判決です


 因みに、一つ前の刑事訴訟法第336条が無罪判決の条文で、ボクのメアドにもなっています(笑)


 このように、今回の事件は公訴時効を理由に、有罪か無罪かを判断しないで免訴となりました

 公訴時効が理由なら、だったら初めから起訴しなきゃいいじゃんって話ですよね

 結局、有罪か無罪かを判断しないんですから、起訴する意味がないじゃないですか

 とは言え、三人で共謀したとして起訴されたのに、三人とも免訴にならなかったのは不思議ですね

 そこは、裁判記録を見ていないので何とも言えませんが

 ともかく、こういう結果からも、いかに警察、検察のやり方に無理があったかが分かりますよね


 そう考えると、警察や検察の恣意的な思惑によって、狙われた人はこうして一時的とは言え身柄を拘束され、不自由な生活を強いられるのです

 ホント、恐ろしいですよね

 やはり、逮捕権や公訴権と言う国家権力は、実に絶大だという事です

 つくづく、この三人は無実が証明出来て良かったですね


 今日は、そんなお話でした

 さて、明日は、ボクの友人がぼったくりの被害にあったお話をする予定です



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