日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

2014年05月の記事

裁判費用補償が確定してみて…。

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 おはようございます

 今日も、いい天気ですね

 今週最後の金曜日、くれぐれも飲む前にはウコンを飲みましょう


 昨日は、刑事補償請求が確定してみての、ボクの感慨をお話ししました

 582日の勾留に対して、701万円は相当なのかどうかでしたが、ボクは高いとも安いとも感じませんでした

 簡単に言うと、両方の思いがあると言うことです

 701万円も良く出たな~、と思う一方で、582日が701万か~、と言う思いもあります…

 やはり、失った時間に対して金銭的に幾らが相当なのかは計れないと言うことでしょう

 まっ、これだけは言えるのが、請求棄却でなくて良かったなってことですかね


 
 さて、今日は一方の裁判費用補償請求が確定したことについてお話しします


 ご存知のとおり、ボクは一審時に私選弁護人を選任し、90万円の弁護料を支払いました

 訴訟費用は、有罪になると被告人負担になることが多いのですが、ボクは無罪になったので支払う必要がありません

 そりゃそうですよね

 何で、裁判に勝った(無罪)者が、支払わなきゃならないんですかね


 ここで言う、裁判費用とは、ボクが弁護士に支払った90万円のことを指します

 本来なら、ボクは裁判を受ける必要は無かったのですから、この90万円は支払う必要のないお金です

 それを全額還しなさい、と言うのが裁判費用補償請求でした


 ところが、蓋を開けてみると、な、な、な、な、な、な、な、なんと90万円の請求に対し、257360円しか補償されませんでした
 
 約、65万円のマイナスです

 
 そこでボクは、この決定に対して、異議申し立てをしました

 すると、何と異議申し立てをしてから一日で棄却の決定が下されたのです

 全く、これまでの決定が出るのに三ヶ月も掛かっていたのに、棄却の場合は一日で結果が出るんですから、ホント皮肉なものですね…


 この棄却決定に対して、ボクは最後の砦である〝特別抗告〟をしようと思いましたが、色々と考えた結果、特別抗告は断念せざるを得ませんでした…

 ホント、ブログでも公開しましたが、棄却決定の内容を見ると、もうぐうの音も出ないんですよね

 〝法律で定められていて、過去もそうして来た〟って言われちゃうと、ボクとしてはそれを崩す論法が見付かりませんでした

 勿論、無理矢理あれこれこじつけて主張することは出来ますが、特別抗告の条件である〝憲法違反〟と〝判例違反〟に該当していないので、見事に棄却される結果となるのは、火を見るより明らかです

 だから、止めました

 格好よく言えば、〝勇気ある撤退〟でしょうか(笑)


 従って、前記の補償額が確定したことになるのですが、当然ながら、この決定に対しては憤懣やる方ないですね

 単純に、何で裁判を受ける必要のなかった人間が、65万円も損をしなきゃいけないんでしょうか。

 そりゃあ、ボクも何らかの形で犯行に関わっていて、裁判をした結果、内田の行為は罪には当たらないから無罪、と言うのとは訳が違います

 詰まり、法律解釈の結果無罪ではなく、この人は犯人ではありません、と言う〝完全無罪〟なのです


 なのに、何でその裁判に掛かった弁護士費用が全額補償されないのでしょうか。

 ボクは、これだけの迷惑を被ったんだから、幾ら幾ら色を付けて補償しろ、何て言っていたのではなく、掛かった弁護士費用だけ還してね、って言っているに過ぎません

 なのに、この体たらくですからね


 確かに、法律上は国選弁護人の報酬額を算定基準にするとなっているみたいですが、これは絶対に変えた方がいい
 
 何故なら、無罪を勝ち取るのに国選弁護人じゃ話にならないからです

 ボクの控訴審では、弁護士は国選でしたが、これはあくまでもお飾りで、殆どの反証をボクがしたからこそ小さな隙間から大きな風穴が開いたのです

 傲慢かも知れませんが、今回逆転無罪になったのは、弁護士のお蔭ではなく、ボク自身の執念の賜物です

 これは、ボクの裁判の経過を知っている人なら、良く分かると思います

 
 (※ボクの事件の概要や、裁判の内容は別の機会にお話ししますね


 なので、必然的に刑事裁判で無罪を勝ち取りたいのなら、私選弁護人を選任して、色々動いてもらわないと、かなり厳しいです

 それでも、無罪になる確率は、0.01%なのです

 このブログのタイトルにあるとおり、有罪率が99.9%の刑事裁判ですから、1000件に一件の確率です…


 ただ、この数字はあくまでも一審時の話なので、控訴審で言えばもっともっと確率は低いでしょう

 詰まり、控訴審での有罪率は99.9999%位じゃないでしょうか

 その殆どが、控訴棄却なのですから…。

 ホント、純金度かって話です(笑)

 だって、一度は〝クロ〟になったものが〝シロ〟になるんですから、それはそれはなかなかないでしょう


 そう考えると、控訴審での逆転無罪は極めて奇跡なんですから、その一連の裁判費用は全額補償されて然るべきでしょう

 そう思いませんか

 なのに、たったの25万円で、国選弁護人の報酬基準を参考にするって…

 ホント、開いた口が塞がらないとはこのことですね


 ボクの感覚では、全額還ってくると思っていたので、かなりビックリさせられました

 〝こんなにも安いのか…〟と。

 これでは、完璧な〝やられ損〟ですよね

 とはいえ、あ~だこ~だ言っても、裁判所がこうだと言ったらそれに従うしかありませんからね…

 到底納得はしてませんが
 
 
 ホント、このマイナス分は、小原優作と後藤隼に損害賠償請求でもして払ってもらおうかな

 きっちり〝色〟付けて
  
 仮に、この民事裁判で負けても、奴らにとっては完璧な嫌がらせになるからな


 と、まあ様々な思いがありますが、つくづく期待を裏切られた形となりました
 
 でも、こればかりは仕方無いですからね…

 ってか、仕方ないと思うしかない、と言った方が正しいでしょうか…。


 今日現在、裁判費用のお金も振り込まれていませんが、振り込まれたらお報せしたいと思います


 さて、これにてこのカテゴリの話は一旦終わり、ではないんですね

 実は、もう一つの救済措置があったのです

 その措置とは…。

 続きはまた来週


 それでは、良い週末を

 

刑事補償が確定してみて…。

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 こんにちは

 今日も、暖かい陽気で何よりですね


 昨日は、裁判費用補償が確定したお話でした

 作業的には、刑事補償の時と同じだったので、新たな発見は無かったですが、異議申し立てをした分、完全な二度手間になってしまいました


 さて、今日は、各請求が確定してみての、ボクの感慨をお話しようと思います

 以前も、似たような記事を書きましたが、この時は決定は出ましたが〝確定〟はしていなかったので、何と言うか糠喜びの様な感じだったので、改めて正式に決定が確定したのでお話しようと思います

 
 ボクは、平成23年11月29日(火)に突然逮捕されて、平成25年7月2日(火)までの一年七ヶ月、582日と言う長期に亘り不当に身柄を拘束され、自由を奪われていました…

 あっ、偶然にも、逮捕されたのが火曜日なら、逆転無罪で釈放されたのも火曜日なので、何か火曜日に縁があるみたいですね(笑)

 まっ、所詮は七分の一の確率なんですがね

 
 この、582日に対して、不当に身柄を拘束していたことに対する補償が刑事補償です

 決定では、最初の不起訴になった事件を差し引いた、561日分の補償が出ました

 算定は、有り難いことに、法律上限目一杯の一日12500円で計算してくれました

 従って、701万2500円と言う補償額が決定しました

 
 これは、非常に評価出来る結果と言うべきで、ボクの主張を全面的に受け入れてくれたと思っています

 刑事補償法上では、一日最低1000円~最高12500円の間で計算する、となっているので、下手したら一日1000円で計算されていたかも知れないのです…

 一日1000円だとすると、1000×561日=561000円です

 一年七ヶ月が、たったの561000円だなんて…。
 

 あるいは、一日5000円だったかも知れない…

 5000円だとすると、5000円×561日=2805000円です…

 裁判官に、〝内田にも非があるから一日5000円が相当だろう〟と、判断されてしまったら、それを覆すのは極めて難儀です


 そう考えると、一日の補償上限である12500円で計算してくれたのは、かなりラッキーだったと言うことです

 確かに、無罪判決が確定すれば、補償上限の一日12500円は補償されると言うのは弁護士からも聞いていましたし、過去の事例を見てもその通りなのですが、だからと言って、ボクがそのとおりに当て嵌まるかは全く分かりませんからね…

 何せ、判決や決定と言う裁判官の専権事項は、裁判官の胸三寸一つで全てが決まるので、選挙で言う〝当確〟が出ていても、最後まで分からないのです

 だから、ホント決定が出るまでは、何とも言えないのです


 
 さて、そんな中、見事請求通り一日12500円で計算してくれた訳ですが、果たして582日(決定では561日だが)に対して701万円の補償ってどうでしょうか

 
 高いですか

 安いですか

 皆さんはどう思いますか


 恐らく、それぞれの考えがあるので、正解はありません

 どれも正解であり、不正解でもあります


 では、ここでちょっと比較をしてみましょう

 業種や役職等、様々な状況はありますが、ごく普通のサラリーマンと比較すると、

 300000円(額面)×19ヵ月=5700000円

 になります。

 一方ボクは、

 一日12500円×561日=7012500円

 ですから、普通のサラリーマンよりは、多くの収入を貰っている事になります


 ですが、ボクには一切の自由は無く、万が一はやってもいない罪で刑務所に行き、懲役と言う名の強制労働をさせられていたかもかも知れない瀬戸際に居ました…

 それが、奇跡的にひっくり返って、黒が白になったお蔭で、こうした収入と言う名の補償を受けられるのです

 ですから、この計算式は誰にも当て嵌まる物ではなくて、ホントごくごく一部の人にしか当て嵌まりません


 逆説的に、701万2500円あげるから、582日間身代わりとなって拘置所に身柄を拘束されてくれ、と言われたら皆さんはやりますか

 
 少なくとも、ボクは絶対にやりません

 何故なら、そこには一切の自由が無いからです

 自由であれば、701万円以上稼げるかも知れません

 だから、ボクは二つ返事で〝自由〟を選択します

 
 と、言うか、お金の問題だけではなく、自由と言うのはそれはそれは当たり前ですが、極めて尊いじゃないですか

 たかがコンビニで、何のお菓子を買おうか迷えるなんて、ホント幸せですよ

 自由には、お金じゃ買えない、〝プライスレス〟が沢山あるじゃないですか

 ホント、これは言葉では表現出来ない儚さがありますよね


 なので、今何かに悩んでいたり、思い詰めている人は、是非ともパクられてあの不自由極まりない生活を体験して来なさい、と言いたい
 
 そうすれば、今の悩みが何と小さいことかと痛感するでしょう


 話は戻って、中には一年七ヶ月の不自由の後には、701万円貰えるのなら、喜んで行って来る人も居るかも知れません

 それはそれで、その人の価値観なので全然有りだと思います

 
 因みに、ボクの父親は自営業をやっていて、ボクの補償額のことを言うと、〝今は、月に30万稼ぐのも大変だから貰えた方だと思うぞ〟と、言っていました

 確かに、そう言われればそうかも知れませんよね…

 高いか安いかはともかく、ひと月単位で言えば、12500円×30日=375000円ですから、そこそこ良い収入ですよね


 ただ、ボクが思うのが、一日の補償上限が12500円と言うのは、現代の経済事情にそぐわないと思います

 もうちょっと高くて当然じゃないですか

 確かに、吉野家の牛丼が300円以下で食べれるとはいえ、ちょっと現代の物価指数にマッチしていないと思いませんか

 恐らく、この上限金額が変わるのは、暫くないと思いますが、変わるのなら一日最低20000円は欲しいですよね


 後は、やはり当たり前ですが、701万円を貰っても、失った582日の時間は還って来ないと言うことです…
 
 これだけの自由な時間があれば、一体どれだけの可能性が広がったでしょうか。

 そう考えると、実に実に無念で仕方ありません

 
 しかし、今こうしてブログを書けること自体が、本来なら有り得ない訳ですから、後ろを振り返らず前だけ見て行きたいと思います


 とりあえずは、刑事補償の決定が希望通りに出て良かったです


 今日現在、まだ振り込まれてはいませんが、振り込まれ次第お報せしますね

 もう、一ヶ月は経ったんだけどな…


 明日は、裁判費用補償が確定したことについてお話しします
 
  

裁判費用補償請求確定!

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 こんにちは

 今日も、どんよりな天気ですね


 昨日は、ボクが裁判費用補償決定の異議申し立てに対して、特別抗告を断念したお話でした

 ホント、不本意ながらも諸般の事情を考慮して、特別抗告はしないで確定させようと決めました


 今日は、そこから先のお話です

 
 ボクは、GWの連休明けに東京高裁第四刑事部に電話をしました

 『はい。高裁第四刑事部です。』

 『あの、内田と申しますけどムラさんは居らっしゃいますか。』

 『はい。少々お待ち下さい。』

 と、言われて少々待つと、

 『はい。書記官のムラです。』

 と、担当のムラさんが電話口に出たので、

 『お世話になっています。内田ですけど、裁判費用補償請求の方は特別抗告はしないで、確定させようと思います。』

 と、言うと、

 『あ~、そうですか。』

 と、事務的な返事が返って来ました

 
 この、〝そうですか〟には、〝そりゃそうだよね〟と言う意味が込められているように感じました(笑)

 まっ、書記官としても、直接口には出さなくても〝やるだけ無駄ですよ〟と、腹心では思っていたのでしょう

 立場的に、そんなことは言えませんからね…


 続けてボクは、

 『裁判費用補償を確定させるには、前回の刑事補償の時と同じですか

 と、訊くと、

 『そうですね。全く同じですので、書類のタイトルを変えてもらえれば。』

 との、回答だったので、

 『分かりました。では、作成して来週(5月12日の週)の月曜か火曜に持って行きますね。』

 と、言うと、

 『分かりました。では、準備してお持ちしております。』

 と、言われ電話を切りました


 
 そしてボクは、5月12日か13日に間に合うように書類を作成しました

 作業自体は、刑事補償の時のテンプレートがあったので、簡単に出来ました

 つくづく、パソコンで書類を作るのって、メチャメチャ楽ですね

 今までは、全て手書きだったので、余計にそのありがたみを痛感します… 

 しかも、明らかに手書きの書類より綺麗で見栄えが良いですしね

 
 完成した書類がこちら

 
 (※スマホの方は、画像を何回かタップすると大きく表示されます

 
 裁判費用補償金払渡請求書

 
 
 確定証明交付申請書

 
 これらの書類は、何か自分の言いたいことを書くわけではないので、非常に作成するのが楽でした

 
 この二点の書類と、決定文の三点を持って、ボクは5月13日(火)に東京高裁第四刑事部に赴きました

 もう、ボクは常連ですから〝顔パス〟です(笑)

 カウンターに行くと、他の書記官がボクの存在に気付き、〝ムラさん〟と呼ぶと、担当のムラさんが出て来ました。

 ボクは、いつものことながら、

 『こんにちは。お世話になります。これが書類です。』

 と、言い、作成した書類を渡すと、

 『少々お待ち下さい。』

 と、言われ5分位待つとムラさんが来て、

 『ちょっと、日付の所だけ訂正印を下さい。』

 と、言われ、確認すると、書類上の確定日時が間違っていたらしく、そこを5月6日と手書きで修正して訂正印を押して完成しました

 
 そして、発行されたのがこちらの確定証明書です

 
 裁判費用補償請求 確定証明書


 またまた、裁判所のトイレで撮影しました(笑)

 
 この書類と、決定文と、裁判費用補償金払渡請求書の三点を持って、17階の高裁会計課へと向かいました

 この時の流れも、刑事補償の時と全く一緒で、書類を職員に提出した後5分位待たされ、振り込み先を書いて印鑑を押して終了です

 実~に、事務的であっけなく終了です

 
 ボクは、前回同様職員に確認すると、やはり振り込みまでは一ヶ月前後掛かるとのことでした…


 ボクは、『なるべく早くして下さい。』と、ダメ元で職員に注文を付けて、会計課を後にしました

 
 これにて、5月13日付で裁判費用補償が確定しました




 これで、刑事補償請求と裁判費用補償請求が正式に確定しました


 一通りの闘いを終えてのボクの感慨は如何に…。

 
 続きはまた明日

 

悔しいけれど…。

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 おはようございます

 今日も、長閑な陽気ですね


 昨日は、裁判費用補償決定に対する、異議申し立ての結果をお伝えしましたね

 案の定、棄却だったので、特段オドロキは無かったですね…

 ただ、〝何だよチッキショー〟と言う思いはありました


 今日は、この決定に対して、ボクはどう行動したのかをお話しします


 ボクは、決定文を何度も何度も読み返してみて、正直なところ、ぐうの音も出ませんでした

 異議申し立て当初は、仮に棄却されても絶対に特別抗告をしてやる、と息巻いていたのですが、改めて決定文を見ると、付け入る隙が無いと言うか何と言うか…

 ささやかな隙間から、突破口を見出すこのボクが、その突破口が見当たらない…

 
 また、特別抗告の〝縛り〟もあって、なかなか対抗策が見出せませんでした

 例えるなら、両手を縛られたままサッカーをするようなものでしょうか

 
 では、ここで特別抗告の意味について解説します

 
 特別抗告(とくべつこうこく)とは、各訴訟法で不服を申し立てることができない決定・命令に対して、その裁判に憲法解釈の誤りその他憲法違反を理由とするときに、特に、最高裁判所に判断を求める抗告をいう(民事訴訟法336条、刑事訴訟法433条)。
 なお、刑事においては判例違反も特別抗告理由となりうる。
 また、刑事訴訟法上の特別抗告については、適法な抗告理由が認められない場合であっても、法令違反・重大な事実誤認など刑事訴訟法411条所定の事由が認められる場合には最高裁判所が職権で原決定を取り消すことが判例上認められている。



 と、言うもので、簡単に言うと、裁判所の決定に対して不服を申し立てることで、その一番上級のものです

 最後の砦、みたいなもでしょうか。

 しかし、そこには前記のとおり、厳しい制限がかけらていて、

 
 ① 憲法違反があること。

 ② 判例違反があること。



 の、二点のどちらかの理由が必要なのです


 ただ、前記のとおり、重大な事実誤認などがある場合には、職権で原決定を取り消すことが出来るとなっていますが、この職権が発動されるなんて、相当滅多にありません…。

 従って、事実上前記の二点の理由が無いと、特別抗告は出来ないのです

 
 まっ、出来ない訳ではないのですが、簡単に〝抗告理由に当たらない〟と、言われ棄却されてしまうのです…

 刑事裁判で言う、上告と全く同じです

 上告も、するのは簡単ですが、その殆どが〝上告理由には当たらない〟で、返されて終了です

 詰まり、殆ど相手にされないのです


 じゃあ、ボクの裁判費用補償決定が、この二点に当て嵌まるかを検討しても、全く当て嵌まらない…

 憲法にも違反してないし、過去の判例にも違反してないし

 ってか、憲法解釈まで行くと、ホント壮大なことになりますし、ボクの知識では到底太刀打ち出来ません

 また、過去の判例を調べても、該当する判例も見当たら無かったのです

 勿論、もっと探せば見付かったのかも知れませんが、そこまでやる時間も無かったのです


 何故なら、異議申し立ての決定が出て、その決定文を見てから5日以内に特別抗告をしないといけないからです

 決定文の日時は、4月28日となっていますが、ボクが実際に決定文を見たのは5月1日ですから、5月6日迄に特別抗告をしないといけません

 この間に、この決定が憲法に違反していないかを調べて、更に、過去の判例に違反していないかを調べるとなると、とてもじゃないですが時間が足りません

 
 それに、ボクの中では、仮にこの二点の中から理由を見出せても、主張としては弱いだろうな、と言う思いがありました

 何故なら、前例がそのように(国選弁護人の報酬基準で算定すること)なっているからです。


 加えて、仮に特別抗告をすれば、決定が確定するまでに、まだ時間が掛かるだろうとなと思ったし、ボクとしては一日も早く確定させて決着を付けたかったので、これはやっても勝てないな、と思ったのです


 従って、悩んだ挙句、特別抗告は断念しました


 詰まり、裁判費用補償の確定です


 本音は、メチャメチャ悔しいです

 だって、本来ならする必要のない裁判をしたのに、その弁護士費用がまともに還って来ないんじゃ、完璧な大損じゃないですか

 90万円払って、25万円の戻りじゃ65万円も損してるじゃないですか

 しかも、ボクとしては弁護士なんて要らなかったのですが、法律で必要的弁護事件だと言うから、仕方なく弁護士を付けたのに、この体たらくです…

 つくづく、不条理と言うか、理不尽と言うか、不合理と言うか、何と言うか…


 と、様々な思いを抱えながら、ボクは裁判所へと電話を架けました…。


 この続きはまた明日

 

異議申し立て決定。

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 こんにちは

 今日から、新しい一週間が始まりますね

 ちょっと、どんよりな天気ですが、張り切って行きましょう


 先週は、逆転無罪判決から十ヶ月が経ったお話でした

 毎度のことで大変恐縮ですが、つくづく時が流れるのは早いなと痛感しています

 ホント、この自由であることの幸せを忘れずに、これからも楽しく過ごしたいと思います


 さて、今日はこのカテゴリの続きをお話ししますね

 全く、〝祐ちゃん〟こと片山選手が予想外に世間を引っ掻き回してくれたので、なかなかこのカテゴリの話が進みませんでした

  
 少しオサライすると、ボクは4月25日に、東京高裁の刑事訟廷に行き、裁判費用補償請求に対する異議申立書を提出しました

 この時、高裁の刑事第四部にも行き、刑事補償の決定については、確定させるべく手続きのやり方を訊きました

 (詳細は、この記事で確認して下さい『異議申立書を持って…。』


 
 今日は、この時の結果をお話しします


 ボクは、4月25日に異議申立書を提出し、翌週の4月28日にもう一度東京高裁に行き、刑事補償確定の手続きをしました


 そして、何日かすると、母親からLINEが届き、

 『何だか、裁判所からまた手紙が届いてるよ』

 との、内容だったので、ボクは瞬時に、

 『あっ、異議申し立ての結果だな…』

 と、悟りました

 
 で、この時は、大体の予想はついていたので、先日の様に仰々しく封筒を開封する作業はしなくていいやと思い、母親に、

 『封筒開けて、何て書いてあるかLINEして』

 と、送り返事を待つとそこには…。


 その内容を書いちゃうと、結論が分かってしまうので、決定文をそのまま丸写ししますね


 
 平成26年(け)第14号

 決  定

 申立人   内 田 浩 樹


 上記の者から請求のあった無罪費用補償請求事件について、平成26年4月17日に東京高等裁判所がした費用補償決定に対し、申立人から異議の申し立てがあったので、当裁判所は、次のとおり決定する。


 主  文

 
 本件異議申立てを棄却する。


 理  由


 本件申立ての趣意は、申立人は私選弁護人を選任したにもかかわらず、本件費用補償決定は、国選弁護人に対する報酬の支給額を参考にした極めて少額なもので承服できないから、これを取り消し、実際にかかった弁護士費用90万円全額を補償すべきである、というものである。

 そこで検討すると、費用補償として、弁護人であった者に対する報酬を決定するに当たっては、刑事訴訟費用等に関する法律8条2項が準用される(刑訴法188条の6第1項)から、裁判所は、事件の難易や、弁護活動の実績等を考慮しながら、相当と認める金額を算定することになる。

 その相当と認める金額とは、国の行う補償として客観的に適正な額をいうのであって、必ずしも現実に支払われた報酬額をいうのではなく、国選弁護人に対する報酬の支給基準を参考にして定めるのが相当である。

 原決定は、このような判断に基づいて、事案の性質及び内容、審理の状況、判決の内容、弁護人であった者の活動内容などを考慮して、補償額を定めたものであり、原決定の判断及び認定額のいずれも相当である。

 よって、本件異議の申立ては理由がないから、刑訴法428条3項、426条1項により、これを棄却することとし、主文のとおり決定する。


 平成26年4月28日

 
 東京高等裁判所第5刑事部


 裁判長裁判官   八 木 正 一

      裁判官  根 本    渉

      裁判官  川 本 清 巌


 

 以上のとおり、ものの見事に棄却でした


 しかも、異議申し立てをしたのが4月25日で、決定が出たのが4月28日ですから、三日しか掛かっていません

 厳密には、4月26日は土曜日、4月27日は日曜日で裁判所はお休みですから、実質は一日で結果が出たのです
 
 全く、何で棄却の決定は一日で出るのに、補償の決定は三ヶ月も掛かるのか…


 更に、審理したのは高裁第五刑事部ですから、高裁第四刑事部と同じフロアにあるので、それはそれは書類のやり取りなど楽だったでしょう(笑)

 
 因みに、東京高裁第五刑事部の八木裁判長は、このブログでも何度も登場している〝佳苗ちゃん〟こと木嶋佳苗の控訴審を担当し、二審の死刑判決を下した方です

 ホント、ボクは死刑判決じゃなくて良かったです…(笑)



 さて、予想とおりのこの決定に対して、果たしてボクはどう動くのか


 続きは、また明日

 

逆転無罪判決から十ヶ月が経ちました…。

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 おはようございます

 今日は、晴れていて最高ですね

 今週最後の金曜日、張り切って行きましょう

 
 昨日は、〝祐ちゃん〟こと遠隔操作事件の片山祐輔選手の裁判を傍聴に行くも、ものの見事に抽選に外れました…

 〝まさか〟、600人以上の人が来るとはなぁ…

 ホント、ここ三日間は〝祐ちゃん〟に振り回されっぱなしでした(笑)


 
 さて、今日はやっとこさ書こうと思っていたテーマです
 

 タイトルにあるとおり、5月2日で、逆転無罪判決から十ヶ月が経ちました

 
 改めて、この場を借りて、ボクに携わる全ての人達に深甚なる感謝の意を表します

 
 いつもいつも思うのですが、このテーマで書く時は、ホント時間の流れを早く感じます

 〝もう、逆転無罪判決から十ヶ月か…〟と。

 小菅ヒルズに居る時は、本を読む以外何もすることが無いので、時間の流れが遅く感じましたが、それでもボクは、一日一日を無駄に過ごさないようにと心掛けていたので、他に勾留されている人達よりも時間は早く感じたと思います。

 そして、見事〝シャバ〟へと帰って来ると、毎日毎日何かしらやる事があるので、当然一日が同じ24時間なのにも拘わらず、とてつもなく早い…

 小菅ヒルズに居る時も、シャバに居る今も、全く同じ24時間だと言うのに…


 この十ヶ月目は、何と言っても『刑事補償請求』と『裁判費用補償請求』に一応の結果がでたことじゃないでしょうか

 今年の一月に、時効期限ギリギリで請求書を提出して、まだかなまだかなと首をキリンの様に長くして待っていると、4月22日に決定が届きました

 つくづく、あの封筒を開ける時の緊張感と言ったら…

 今後、あの緊張感は二度と味わうことは無いでしょう…(笑)


 金額的には、裁判費用補償請求に関しては、全く納得してませんが、刑事補償請求に関しては一切の文句や不満は無く大満足です

 トータルすると、請求額の約9割が補償されるので、かなり上出来じゃないでしょうか


 
 また、つくづく弁護士を使わずに、全て自分でやって良かったなと痛感しています

 もし、弁護士を使っていたら、着手金も含めると約3割は取られていたので、200万は持っていかれてましたからね…

 弁護士も仕事とはいえ、ボクの艱難辛苦の一年七ヶ月から〝サヤ〟を抜くのもね…

 
 とにかく、とても勉強になったのが、とりあえずは何でも自分でやってみることです

 それでやってみて、どうしても分からなかったり、前に進まない時は、その専門家に意見を求めればいいのです

 何もせずに意見を求めようものなら、足元を見られていいようにカモにされます…

 ですから、そうならない為にも、まずは出来る範囲で自分でチャレンジしてみることです

 偉そうで申し訳ないですが、今回自分でやってみてつくづくそう感じたのです

 
 特に、ボクの性格上、何かに迷った際に、誰かに意見やアドバイスは求めず、全て自分で決めているのです

 何故なら、仮にその選択が間違っていても、全て自分で決めたことだから後悔が無いからです

 だからと言って、周りの人間に何も訊かない訳ではなく、意見を求める事はありますが、それはあくまでも参考程度に留めておく程度です

 なので、今回の刑事補償請求にしても、被告人として闘った裁判にしても、全て自分で決めてやって来ました

 繰り返しますが、ホント全て自分でやって良かったです

 
 現段階では、両方の補償金は振り込まれていませんが、もう確定しているので、遅かれ早かれ振り込まれるでしょう

 いつ、口座の残高が増えているのかが、今の楽しみでもあります

 今日かな、来週かな…。(笑)


 
 後は、この十ヶ月目は、久し振りに桜を見たことじゃないでしょうか

 去年は、しっかりと小菅ヒルズにぶち込まれていた為、桜なんてお目に掛かる機会が無かったので、花見なんて概念は生まれなかったですね…

 でも、今年は〝自由の身〟ですから、花見をしようが、夜桜を見ようが自由でしたが、残念ながら今年は直ぐに散っちゃったんですよね…

 ですから、花見をするタイミングを逸してしまいました

 
 しかし、偶然タクシーで通り掛かった、飯田橋にあるカナルカフェの桜はとても綺麗でした

 お昼時だったのですが、かなりの行列が出来ていました

 ともかく、タクシー越しとは言え、久し振りに自分の肉眼で桜が見れて嬉しかったですね

 
 皆さんは、お花見はしましたか

 お花見をした方は、それだけでとても幸せですよね

 来年のこの時期は、久し振りにお花見でもしたいですね


 そんな事を思いながら、気付いたら逆転無罪判決から十ヶ月が経っていました…


 さて、来週は裁判費用補償請求の、異議申し立ての結果についてお話しします


 では、良い週末を

人気者の〝祐ちゃん〟。

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 こんにちは

 今日は、落ち着かない天気ですね

 全く、皮肉なもので、傘を持たないで行くと雨が降り、傘を持って行くと雨が降らないんですよね

 何なんでしょうねこの不条理は…


 昨日も、片山選手の事をお話ししましたね

 キーワードは、〝まさか〟でしたね(笑)


 今日は、昨日告知した通り、収監されてから、初の公判を傍聴に行った模様をお話しします

 
 
 果たして、傍聴出来たのか…。



 ボクは、昨日改めて東京地裁の傍聴券交付情報を調べると、案の定片山選手の公判の傍聴整理券が配布されると記載されていました

 改めて、と言うのは、実は一昨日もボクは裁判所のホームページを覗いたのですが、そこには片山選手の傍聴券交付情報の記載は無かったのです

 と、言うことは、急遽今回の騒動で傍聴券を配布する形となったのです


 まっ、ボクとしては、こうなるだろうと予想していたので、特段の驚きは無く、焦点は抽選に当たるか当たらないかだけでした


 締切時間は、9時20分だったので、裁判所としても多数の傍聴希望者が来るであろうと予想していました

 ボクも、傍聴券が当選したら、前の方で観たかったので、早めに整理券を貰おうと思い、締め切り時間の20分前には到着しようと計画を立てました


 そして、迎えた当日、目覚まし時計に目覚ましをしてあげる位、キッチリ時間前に起床して、裁判所へと向かいました

 あっ、今日は電車です(笑)

 
 予定通りの時刻に到着し、霞が関駅A1出口の階段を上がって正面玄関に向かうと、そこには予想外の光景が広がっていました

 それがこちら


  ※スマホの方は、画像を何回かタップすると大きく表示されます


 東京地裁2014/05/22


 凄い数のマスコミでした


 ボクは、〝こんなに盛り上がってるのか〟と、オドロキながら傍聴整理券の列に並ぶと、午前9時の段階で104番でした

 締切20分前で、これだけの人数が居ると言うことは、相当数の傍聴希望者が来ると予想されました…。

 案の定、時間が経つにつれて、どんどん人が行列に吸い込まれて行き、ふと後ろを振り返ると最後尾が見えません…

 ボクは、〝これは相当な倍率だな…〟と、思わずにはいられませんでした


 そして、締め切り時間になり、裁判所職員から抽選のアナウンスがあってから、二、三分後には行列が動きだし、当選番号の発表です

 ホント、いつもいつも当選番号を確認に行く時の緊張感と言ったら、たまらないんですよね(笑)

 ワクワクと言うか、ドキドキと言うか、一切を運に任せる訳ですからね
 
 こうしたら、抽選に当たる確率が上がるとかありませんからね…


 ボクは、〝どうかなどうかな…〟と、ワクワクしながらホワイトボードに向かうと、予想通り104番はありませんでした…


 と、同時にボクは、どの位の傍聴希望者が来たのかを確認すべく、当選番号の最後の番号を確認しました

 何故かと言うと、最後の番号を知ることで、少なくともその番号の人数か、それ以上の人達が並んで居る事が分かるからです

 意味分かりますよね

 最小でその番号の人数か、あるいは、それ以上の人達が並んで居た事実が分かります。

 
 すると、な、な、な、な、なんと、最後の番号は602番でした


 と、言うことは、少なくとも602人は並んだということです

 あるいは、602番が抽選券の最後の番号かも知れませんし、それ以上の番号もあったかも知れません

 恐らく、ボクは600人以上は並んだと思います


 これは、ホント予想外でした…

 こんなにも傍聴希望者が来るとは、全く〝祐ちゃん〟は人気者ですね

 
 傍聴席が、約30席位しかなかったので、倍率は約20倍ですからね…

 因みに、104番の前後も全くカスリもしませんでした(笑)

 ホント、潔く諦めがつきました(笑)

 
 仕方なく、折角裁判所に来たので、何か傍聴しようと思い、開廷表をペラペラと捲るも、ボクの琴線に触れる事件が無かったのです…

 と、言いながらも、二件だけ地裁の事件と、高裁の事件を10時から傍聴したのですが、詳報するまでもなく、地裁の未公開株詐欺事件の被告人質問を5分、高裁の詐欺事件の初公判を傍聴するもソッコーで結審したので、これまた5分しか傍聴しないで終了…

 残念ながら、ボクが追い掛けたい事件は皆無でした

 あっ、でも、この二件とも被告人は保釈されていました

 まっ、罪を認めているからでしょう

 くれぐれも、どっかの〝祐ちゃん〟みたいに証拠隠滅はしないで欲しいものです(笑)


 そして、ボクは抽選に外れた時の計画として、ラーメン二郎三田本店に行こうと決めていたので、地下鉄で向かいました

 ところが、その道中で二郎のサイトを見ていると、偶然進行方向に〝ラーメン二郎品川店〟があるのを発見したのです

 ボクは、三田本店は4月25日に食べているので、どうせなら違う二郎でと思い、急遽〝二郎変更〟をして、品川店のある京急北品川駅へと向かいました

 時刻も、丁度開店時間の少し前だった事もあり、タイミング的にもグットだったのです

 人生で初めて北品川駅で降りて、テクテク歩いて向かうと、既に満席で外には何人か並んで居ました

 待つこと少し、店内に入り〝小ブタ、野菜、辛め、アブラ増し〟を注文して、待ちに待ったラーメンがこちら


 ラーメン二郎品川店

 
 どうですか

 美味しそうでしょう

 実際、とっても美味しかったです

 麺は、そこまで太くはなく、スープはしつこくなく、チャーシューも食べやすい量で、全体の量も食べやすく、非常にクオリティが高かったですね

 わざわざ、足を運んで良かったです

 まっ、帰りに雷雨に見舞われてしまいましたが…


 と、言うことで、今日は〝祐ちゃん〟じゃなくて〝二郎ちゃん〟になっちゃった日でした


 明日は、今度こそ逆転無罪〝月〟命日についてお話しします

もう一つの坂…。

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 こんにちは

 今日は、生憎の雨ですね


 さて、昨日は急遽話題を変更してお送りしましたが、今日も引き続きこの話題についてお話ししたいと思います

 と、言うのも、ボクがブログを更新した後に、片山選手が〝全面自供〟したからです

 なので、新たな展開があったので、またまたこの話題について、逆転無罪の見解を綴りたいと思います


 いやはや、昨日はホント急展開でしたね

 片山選手の保釈が取り消され、東京拘置所に収監されましたね

 その際に、弁護士に〝全て自分がやったことです〟と、罪を認めたと言います

 全く、これまでの弁護活動は一体何だったのでしょうか…。

 こんな状況は、前代未聞です


 何が前代未聞かと言うと、

 
 ① 保釈された被告人を、警察が監視していたこと。

 ② 保釈後に、証拠隠滅を図ったこと。

 ③ 証拠隠滅がバレて、罪を認めざるを得なかったこと。

 ④ その結果、保釈が取り消され収監されたこと。



 以上の四点です


 このどれもが、ボクの知る限り初めて耳にしました

 
 特に、ボクが衝撃的だったのが、昨日も何度もお話した、保釈後の被告人を尾行していたことです

 
 『執念の尾行二ヶ月半』


 これは、ホントにオドロキでしたね

 
 
 人生には三つの坂があると言います

 一つは〝上り坂〟、もう一つは〝下り坂〟、そしてもう一つが〝まさか〟です

 正に、昨日はその〝まさか〟でした


 
 ①以外の残りの三つも、かなりの〝まさか〟でした

 
 ②の証拠隠滅と言うのは、何かの証拠を隠滅するだけではなく、自分に有利になるように証拠を作出することも、立派な証拠隠滅になります

 今回は、正にこのパターンに当て嵌まり、片山選手は自分の裁判が有利になるように、別の真犯人をでっち上げようとしたのです

 それが、ものの見事にバレてしまったのです

 片山選手も、ホント〝まさか〟だったでしょう(笑)

 報道によれば、『まさか監視されているとは』と、言っていたので、ホントに尾行に気付かなかったのでしょう

 
 続いて、③ですが、これこそ〝自分で自分の首を絞めた〟結果となりました

 まっ、本人も尾行されているなんて夢にも思わなかったのですから、極めて軽率な行動だと言わざるを得ません

 と、言うか、あんなメールを送って、裁判を攪乱させようとする考えが、余りにも稚拙です

 そんなことをしないで、そのまま裁判をしていれば、もしかしたらもしかするかも知れない可能性があったのに…


 最後に、④についてですが、一度保釈された被告人が、保釈を取り消されて収監されるなんてまず滅多にありません

 刑事訴訟法には、保釈された被告人が、幾つかの順守事項を守らない時は、その保釈を取り消すと定められていますが、それが実際に発令されるなんて殆ど聞きません…。

 だって、拘置所で不自由な生活を送りながら裁判を迎えるより、〝シャバ〟に出て自由の身で裁判を迎えた方が良いに決まっているので、保釈された被告人は嫌でも遵守事項を守るでしょう

 なので、保釈された被告人は、波風立てずにおとなしく過ごしすものなのです

 尤も、そもそも保釈が認められる時は、その殆どが起訴事実を認めている争いのない事件なので、殊更証拠隠滅なんてあり得ないのです。

 今回のように、完全否認している状況で、保釈が認められたのが異例なので、証拠隠滅なんて概念が生まれて来るのです

 それでも、万が一を恐れて、当事者はおとなしくしているものですがね…

 
 あの、ライブドア事件の〝ホリエモン〟も、完全否認の状況で保釈が認められましたが、彼は余計な事はしないで裁判を闘い抜きましたよね。

 結果は、ダメでしたが、小細工せずに真っ向勝負したからこそ、今でも彼の主張は嘘ではないと言えるのです

 まっ、実際の真実は、本人の心の中にしか分かりませんが…


 一方で、保釈を認めた裁判所に責任はあるのかと言えば、一切ありません

 何故なら、保釈後の行動まで、裁判所は予想出来ないからです

 確かに、〝否認しているから証拠隠滅の可能性が〟と、考えるでしょうが、片山選手の裁判では、弁護側は検察側の請求証拠に全て同意しているので、これ以上の証拠隠滅はないと考えたのでしょう。

 〝まさか〟、真犯人をでっち上げて来るとは予想出来なかったのでしょう(笑)

 ですから、保釈を決定した裁判所は何も悪くありません



 他方で、今回逮捕当初から頑張って来た弁護士達の努力は、全て水の泡となります…
 
 無罪を勝ち取る為に、膨大な証拠の中から、何とか矛盾を見付けたり、綻びを見付けたりと、それはそれは血の滲むような苦労があっただろうと思います

 主任弁護人の記者会見を観ましたが、ボクはかなり言いたい事を抑えているなという印象を受けました

 本心では、〝ふざけんなコノヤロー〟と、思っているはずです

 そりゃそうですよね

 
 仮定の話として、もし片山選手が何もしないでこのまま裁判で判決を迎えていたとしたら、弁護側は無罪の弁論をしていたでしょう

 この辺が、弁護士としての職業倫理なのですが、本人の意向を尊重しなければいけませんから、例え無罪は無理だよと思っても、弁護士としては強気の姿勢を崩せません

 だからこそ、真犯人メールが届いた時も、弁護士は強気だったのです

 まっ、この時点では〝まさか〟片山選手が自作自演しているなんて夢にも思わなかったのでしょうからね…。

 ホント、主任弁護人も言っていましたが、正しく〝裏切られた〟形となりました

 つくづく、片山選手に振り回された結果となりましたね



 片山選手、弁護人、検察官、裁判官、世間の人々が〝まさか〟でした

 

 どうやら、今後の裁判では、これまでの主張を撤回して、起訴事実を全て認めるそうです

 
 実は、今回の件が発覚してから始めての裁判が、明日あるのです

 
 5月22日(木)10時~東京地裁
 

 ボクは、久し振りに傍聴をしに行きます


 恐らく、傍聴券が出ると予想されるので、抽選になりますが、行かない限り当たりませんからね

 だって、これまで完全否認していた被告人が、保釈されて、証拠隠滅を図り、見事バレて、収監されて、全面降伏なんてまず滅多に観れませんから、一体どんなツラを下げて法廷に現れるのか、非常に興味をソソリますからね

 
 なので、明日は片山選手の裁判を傍聴に行って、その結果をお話ししますね

  

墓穴を掘った片山選手…。

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 こんにちは

 今日も、小春日和で清々しいですね


 さて、今日は急遽当初の予定を変更してお話しします

 
 そのお話とは、ここ最近メディアを賑わせている、遠隔操作ウイルス事件の片山選手についてです

  
 先週末、真犯人を名乗る人物が、マスコミ各社にメールを送ったということで、俄かに盛り上がっています

 『片山祐輔自作自演?』

 
 今日は、この件に関して、逆転無罪のボクの視点で綴りたいと思います


 まずは、このメールの送り主は片山選手なのかどうかですが、何とこの文章を打っている最中に、速報で片山選手が真犯人だと認めたというニュースが入って来ました

 全く、何てタイミングが悪い奴なんだ(笑)


 なので、バタバタしますがこのまま筆を進めます


 まっ、答えが出てしまったので、後付けの感はありますが、ボクは当初からあのメールは自作自演だと思いました

 『真犯人からのメール』

 このリンクを見てもらうと分かりますが、明らかにこの文章は不自然極まりないです


 ボクは、それよりも断然驚いたのが、警察が江戸川の河川敷から埋められたスマホを回収して、そこから片山選手のDNAが検出されたという事実です

 詰まり、片山選手は、保釈後も警察から行動を監視されていたという事です

 これは、かなり異常です

 
 何故かというと、通常は、起訴されて警察から検察へ事件が送致されると、警察の手を離れるからです

 要するに、〝後は検察官宜しくね〟と、言わんばかりに警察の手を離れると、もうその事件にはタッチしないのです

 と言うか、警察も忙しいので、一通りその事件の証拠や書類を検察に送ったらそれでもう終了で、ずっと一つの事件に構っていられないのが現状です

 ですから、起訴されてからは検察にお任せなので、いちいち被告になった被疑者(容疑者)に構っていられないのです。


 しかし、今回報道によると、警察は明らかに片山選手の行動を監視していたようです
 
 勿論、片山選手が保釈されて自由の身になったからこそで、これが仮に〝小菅ヒルズ〟こと東京拘置所に勾留されていたとしたら、警察の監視なんて無かったでしょう

 だって、塀の中に居るんですから、その行動は拘置所の職員が監視しているからです。


 とはいえ、被告人になって保釈された人間を、再度監視するなんてメチャメチャ異常です

 通常じゃ、絶対に有り得ません

 そんなことを、保釈された被告人全員にしていたら、そもそも保釈の意味が無いでしょう…

 だったら、初めから保釈しなければいいじゃん、となりますよね

 と、いうことは、検察や警察は、片山選手に相当強い疑念を持っていたという事です


 しかも、昨日片山選手の自宅を家宅捜索したと言うじゃないですか

 こんな状況も、極めて異常です

 だって、起訴されて被告人になってから、何で家宅捜索をする必要があるんですか

 検察は、起訴する段階で、現時点の証拠で十分有罪に出来ると確信しているからこそ起訴するのです

 その確信が得られないのなら、起訴しないで裁判にしません

 すなわち、〝負け戦〟はしないのが検察の絶対的なルールなのです

 それが、この期に及んでも家宅捜索をするなんて、明らかに別な事情があるからです

 その別な事情とは、今回の真犯人自作自演です…


 
 では、何故片山選手は江戸川の河川敷にスマホを埋めたことがバレてしまったのか


 
 それは、まさか自分の行動を監視されているとは夢にも思わなかったからです



 だって、もし警察の尾行に気付いていれば、あからさまに不自然な行動は執らないでしょう

 すなわち、警察に行動を監視されているんなんて思わなかったからこそ、真犯人を自作自演したのです。

 監視に気付いていれば、殊更そんな行動はしないでしょう

 全く、ツメが甘いというかバカと言うか…

 恐らく、保釈されたことで油断してしまったのでしょう

 油断だとしたら、真犯人故のことです…。

 真犯人じゃなければ、そもそも〝油断〟なんて概念はありませんからね(笑)

 〝冤罪だ〟と言うのなら、そのまま無実を叫んでいればいいのですから


 まっ、ボクが片山選手の立場で真犯人だとしたら、常に後ろを警戒しながら行動するけどな(笑)

 少なくとも、スマホを埋めるなんて行動はしませんね(笑)


 現在、片山選手が全面自供したとニュースが入って来てますが、これまで片山選手は一貫して無実を叫んでいたのに、ここに来てそれが実は嘘でしたとなって、果たしてどんなツラを下げて現れるのでしょうか…。

 保釈後の記者会見も、全~部ウソだったとは

 
 単純に、今回の一連の流れは、片山選手に相当極めて不利に働きます

 何故なら、証拠の捏造をしたからです

 これは、裁判官に対して相当心証が悪くなります…

 
 片山選手が全面自供した以上、この裁判は全く見物ではなくなりました

 一緒に無罪を勝ち取ろうと、手を取り合って来た弁護士はどう思うのでしょうか…。

 
 最後に、何度も繰り返しますが、保釈後の被告人の行動を、警察が尾行して監視しているなんて極めて異例です

 ボクは、何よりもこの事実に驚嘆しました


 
 恐らく、近日中に保釈が取り消され、〝小菅ヒルズ〟へと舞い戻る片山選手は、薫風の中、暫く戻って来れないこの自由な世界で、一体何を思うのでしょうか…。


 さて、明日は逆転無罪判決〝月〟命日についてお話しします





 

祝!刑事補償請求確定!

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 こんにちは

 本日も、春らしい陽気の中、新しい一週間の始まりです

 皆さん、張り切って行きましょう


 先週は、異議申立書を持って、車で裁判所へと向かったお話をしましたね

 つくづく、情報と言うのは(東京地裁に駐車場があること)、知るか知らないかで雲泥の差が出るのだなと痛感しましたね


 さて、今日は裁判所から貰った書式を基に、『刑事補償金払渡請求書』と『確定証明書交付申請書』を作成したお話です

 ボクは、4月25日(金)に裁判所に行った際に、貰った書式を作成し始めました


 あっ、全然余談ですが、4月25日に裁判所に行った後、予定通り〝ラーメン二郎三田本店〟に行って〝小豚、野菜、辛め、アブラ増し〟を堪能して来ました

 相変わらず、独特の味で、とっても美味しかったですが、以前よりは美味しくなかった気がしました…

 是非、今度ボクと車で東京地裁に裁判を傍聴に行った後に、ラーメン二郎三田本店に行くツアーをやりましょう(笑)


 話は戻って、ボクはその週の土曜日にこれらの書面を作成しました

 正直、面倒臭いなと思いましたが、補償金の為だから仕方ない、と自分を鼓舞して納得させていました(笑)

 書面を作成、と言っても、これまでの様に自分で考えて文章を作成するのとは違い、版下をそのまま作るだけだったので、実に簡単かつ短時間で仕上がりました

 
 それがこちら

 ※スマホの方は、画像を何回かタップしてもらうと大きく表示されます

 
 刑事補償金払渡請求書


 確定証明書交付申請書


 
 そして、週明けの4月28日に、これらの書類を持って再び裁判所へと向かいました

 因みに、この時は電車でした(笑)

 流石に、ラーメン二郎は食べる気になりませんでした…


 三日と開けず、東京高裁第四刑事部に行くと、流石にもう顔なじみとは言わないまでも、〝顔パス〟で通る位になっていて、ボクが入るなり〝あっ、あの件ね〟という感じで書記官達も対応していました。(笑)

 この日は、担当書記官のムラさんはお休みだったので、書記官の中の一番偉い方が担当してくれました

 『内田ですけど…。』

 と、言うと、ムラさんがきちんと引き継いでいたらしく、

 『確定証明の件ですね

 と、訊いて来たので、

 『そうです。』

 と、言いながら、作成した書類を渡すと、

 『では、少々お待ち下さい。』

 と、言われ、備え付けの椅子に座って待っていると、何と、またまた東京高裁第四刑事部の河合健司裁判長と出くわしました

 カウンターの奥のドアから出て来て、椅子に座っているボクと明らかに目が合いましたが、直ぐに逸らし外へと出て行きました

 ボクもボクで、逆転無罪判決から刑事補償請求に至るまで、担当した裁判長だと言うのは充分に分かっているのですが、気軽に〝逆転無罪ありがとうございました〟なんて言えないんですよね…

 ボクの性格を知っている方なら、普段どんな状況にも臆さず行けるのに、自分の事件を担当した裁判長を目の前にすると、何か緊張しちゃってね…

 気軽に声を掛けれませんでした…

 でも、今度会った時は、絶対に一言お礼を言おうと思っています


 そうこうしている内に、河合裁判長は戻って来ましたが、またしても声は掛けられずそのままやり過ごしました

 その後、直ぐに書記官が戻って来て、

 『では、これが確定証明書になります。』

 と、言って一枚の紙を渡してくれました

 それがこちら


 確定証明書


 因みに、この書面は裁判所のトイレで、便座の蓋の上に置いて撮影しました(笑)


 『この書類と、刑事補償請求の決定文と刑事補償金払渡請求書を持って、17階の会計に行って下さい。』

 と、言われ、ボクは場所を訊いて、17階へと向かいました


 場所的には、丁度東京高裁第四刑事部の二階分真上の場所で、入ると同じくカウンターが置いてあり、普通のオフィスの様に机が並べられていました

 ホント、区役所と変わりありません。

 って、裁判所も一つのお役所ですからね…


 ボクは、入って右手のカウンターに行くと、担当者が出て来たので用件を伝えると、

 『では、書類をお願いします。』

 と、言われ、『刑事補償請求決定文』『確定証明書』『刑事補償金払渡請求書』の三点を渡すと、

 『少々お待ち下さい。』

 と、言われ備え付けの椅子に腰を掛けました。

 普段滅多に来ない場所故に、辺りを見回すと、たいした物は無く、ただ単に17階と言う高層階から見える景色が素晴らしかっただけでした

 
 待つこと5分、担当者が戻って来て、

 『では、こちらにお振込み口座の記入をお願いします。』

 と、言われ記入しながら、ボクはこの日一番訊きたかった言葉を口にしました


 それは…

 
 『補償金の支払いってどの位時間が掛かるんですか


 
 すると…


 『そうですねぇ~、今混んでるので一ヶ月前後ですかね…』

 
 と、ボクの期待を裏切る答えが返って来ました…

 ボクとしては、GWの連休後半前に振り込んで貰えれば良いかな、と言う希望的観測だったので、かな~りショックでした

 ボクは、ダメ元で、

 『もうちょっと、早くならないですか

 と、訊いてみるものの、

 『そうですね、やはり一ヶ月は掛かってしまいますね…。』

 との、予想通りの返答でした…

 全く、こういう時に限って予想は的中するんですよね…(笑)


 従って、4月28日に手続きをしているので、どんなに早くても5月末にならないと、補償金は振り込まれないのです

 ボクの当初の計画は、ものの見事に頓挫してしまいました…


 とは言え、とりあえず一ヶ月待てばやっとこさ補償金が入って来るので、気長に待ちましょう

 ってか、待つしかない(笑)


 現在も、まだ振り込まれていませんが、振り込みがあり次第、ブログでご報告しますね


 では、本日はこの辺で


 明日は、異議申し立ての結果についてお話しします

 

異議申立書を持って…。

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 こんにちは

 本日も、薫風を感じる中、いかがお過ごしでしょうか

 今日で、今週も最後ですので、張り切って行きましょう


 一昨日は、ボクが作成した、裁判費用補償請求に対する、異議申立書の全文を公開しました

 読んでくれた方なら、ボクの主張は極めてごもっともだと感じたのではないでしょうか。


 さて、今日は、その後の展開についてお話ししますね

 ボクは、前記異議申立書を三時間で書き上げて、その書類を持って、4月25日に東京高裁へと向かいました

 
 実は、この時初めて東京地裁の庁舎に車で行ったのです

 いつもは、電車で行くのですが、この日は裁判所の後に〝ラーメン二郎三田本店〟に行く計画だったので、たまには車で行ってみようと思ったのです

 首都高を走り、霞が関で降りて東京地裁の庁舎に行くと、いつもの正面入り口(地下鉄のA1出口のところ)の目の前を通り過ぎて直ぐの交差点を左折します。

 すると、日比谷公園の方に向かうのですが、その途中に駐車場の入口があり、警備員が立っていて、用件を訊いて来るので『東京高裁に行きます。』と、返答すると、『ちょっと待ってて。』と、言い車を左に寄せて停車させました

 どうやら、満車のようだったのですが、タイミング良く直ぐに空いて、警備員から手招きで『どうぞ』と促され車を発進させ、左折して駐車場へと進みました

 すると、その際に駐車券等は一切手渡され無かったのです

 
 そう、何と東京地裁の駐車場はタダだったのです


 確かに、裁判所の駐車場は基本的に無料なのですが、東京地裁は場所柄〝江戸〟のど真ん中ですから、てっきりお金が取られるか、あるいは、駐車場はないかと思っていたのです

 ところがどっこい、しっかりと駐車場が完備してあり、しかも無料なのでかなりビックリしました

 ってことは、平日限定ですが、日比谷公園に遊びに行きたい時は、東京地裁の駐車場に車を停めちゃえば良いのです(笑)

 実際、この日も高裁での用事が終わった後、日比谷公園に散歩に行って夕方に戻って来ましたが、何のお咎めも無しでした(笑)


 と、かなり話が飛びましたが、その位ボクにとっては東京地裁に車で行けるのが〝目から鱗〟だったのです

 ですので、霞が関だからと臆せず車で行っちゃえばいいのです(裁判傍聴の際も)

 但し、土地が広くない分、停められる台数が少ないのが難点ですが…


 さて、そんな〝新発見〟に感動しながら、裁判所の反対口(弁護士会館側)から入り、荷物検査を受け、15階の高裁刑事訟廷事件係へ

 受付に行くと〝あっ、また来たか〟という様な表情の歓迎を受けながら、

 『あの、裁判費用補償請求の異議申し立てをしたいのですが。』

 と、言うと、

 『はい。分かりました。では、書類をお願いします。』

 と、言われ、異議申し立ての書類を提出すると、

 『少々お待ちください。』

 と、言われ、備え付けの椅子に座っていると、職員が何か書類をペラペラ捲りながら、他の職員と確認し合ってます

 
 そして、待たされること約5分…


 『はい。以上で終了です。』

 と、あっけなく書類が受理されました


 その際、ボクはその後の流れを確認したかったので、

 『あの、異議申し立てが却下の場合は、最高裁に特別抗告ですか

 と、訊ねると、

 『そうですね。その場合は、特別抗告の申立はここに持って来て下さい。』

 と、言われたので、

 『あの、何かその書式みたいなのはありますか

 と、訊ねると、職員がファイルを取り出してペラペラと捲り、

 『まっ、現段階ではどうなるか分かりませんが、必要ならばお渡ししておきましょうか。』

 と、言うので、

 『はい。お願いします。』

 と、言い特別抗告申立の書式を貰って来ました

 
 それがこちら


 ※スマホの方は、画像を何回かタップすると大きく表示されます

 
 特別抗告申立書式


 果たして、この書式を使うことはあるのでしょうか…。

 (※詳細は後日)

 
 
 そして、ボクは刑事訟廷事件係の目の前にある、高裁第四刑事部へと向かいました

 何故、行ったのかと言うと、刑事補償金の支払い手続きの確認をする為です

 受付で、『書記官のムラさんは居ますか』と、言うと、ムラさんはボクの存在に気付きこちらへと来てくれました

 『あの、先日の決定の件で確認なんですけど、確定証明はどうすればいいですか

 と、訊ねると、

 『えっとですね、確定証明を発行するのに書類を作成してもらわないといけないので、ちょっとお待ちください。』

 と、言われ、何か書類を取り出して、ペンと定規で色々と書き込んでいきます

 すると、

 『あの、これ書式が古いんですが、新たに打ち直してもらって横書きで良いので作り直して下さい。』

 と、言われ、貰ったのが下記の二点の書式です


 刑事補償金払渡請求書書式


 確定証明書書式


 要するに、ボクがこれらの書類を作成して、もう一度裁判所に提出しないといけないのです…

 正直、〝また作るんかいっ〟と、思いながらも、お金を貰う為ですからここは我慢です(笑)

 
 続いて、ムラさんは、

 『今日付けで確定しますので、来週以降でしたらいつでも発行出来ます。』

 と、言うので、ボクは一日でも早く手続きをしたかったので、

 『休み明けの4月28日でもいいですか

 と、言うと、

 『はい。全然構いませんよ。』

 と、言うので、ボクは週末に書類を作成して、月曜日に提出しようと決めました

 これは、4月28日に支払い手続きをして、GW後半の連休前にお金が振り込まれれば丁度良いかな、という狙いがあったからです


 しかし、このボクの狙いはコトゴトク打ち砕かれる結果となります…


 果たして、どういう意味なのか…。


 続きは来週お話しします


 良い週末を

異議申立書。

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 おはようございます

 今日は、この時間から暖かいですね


 昨日は、補償の支払い方法についてお話ししましたね

 全く、裁判所という所は、極めて不親切で事務的であると痛感しましたね…

 裁判所だって、ボクが弁護士を使わず、素人が一人で請求していること位嫌でも分かるのですから、それに合わせてかなりとは言わないまでも、多少は気を遣ってくれてもいいじゃないですか

 皆さんも、そう思いませんか

 しかし、裁判所がそういう感じなら、不承不承ながらもボクはそれに合わせるしかありません…


 さて、今日は、4月25日に提出した裁判費用補償請求に対する〝異議申立書〟を公開します

 まっ、ボクの中では、かなり厳しいだろうなと思いつつも、やるべきことはやっておかないとと思い、決定文を見ながら三時間で仕上げた異議申立書がこちらです



 平成26年(や)第1号


 異 議 申 立 書

 平成26年4月25日

 東京高等裁判所第四刑事部 御中

 本籍 埼玉県〇〇〇市〇〇区〇〇町〇丁目〇〇〇番地

 住所 埼玉県〇〇〇市〇〇区〇〇町〇丁目〇〇〇番地

 請求人 内 田 浩 樹

 昭和51年12月15日生


 1 申立の趣旨

 上記無罪費用補償請求事件について、平成26年4月17日に上記裁判所が下した決定に対し異議を申し立てる。


 2 補償額の不当性

 本件決定理由によると、請求人が裁判に掛かった弁護士費用を、私選弁護人の選任であったのにも拘わらず、国選弁護人に対する報酬の支給額を参考にしたと説示する。
   
 しかし、そもそも刑事裁判を受ける必要の一切無かった請求人が、裁判を応訴せざるを得なくなったのは、共犯者の偽証が原点である。
 詰まり、請求人には一切の落ち度は無いのであるから、刑事裁判を応訴する必要は皆無であった。

 従って、そこに掛かった弁護士費用90万円は全額補償されて然るべきである。

 にも拘わらず、その算定方法が、私選弁護人であったのに、国選弁護人の報酬額で計算されるのは到底承服出来ない!

 何故なら、繰り返し述べている通り、請求人は刑事裁判を受ける必要は一切無かったからである。


 3 被告事件の事案の性質及び内容

 本件決定理由では、被告事件の事案の性質及び内容を一つの理由に挙げる。
   
 そうした時、本件被告事件は、確定記録の通り、偽造運転免許証を使用した詐欺未遂事件であり、その事案の性質及び内容は、非常に悪質かつ複雑と言える。
   
 本件被告事件は、請求人が上記詐欺未遂事件の共謀共同正犯とされた事案である。
 共謀共同正犯が成立するか否かは、極めて難儀な判断を裁判所は迫られるのは、過去のあらゆる判例からも明白である。
 特に、本件被告事件は、請求人から事件に関する証拠は一切無く、共犯者とされる人間の供述及び法廷証言に依拠していたのであるから、尚更、共謀共同正犯が成立するか否かの判断は難儀であった。

 その、共犯者の供述及び法廷証言は、確定記録の通り、偽証に塗れたものであり、信じ難い経過を辿っている。
 また、検察は数々の証拠の隠蔽を計り、請求人にとって有利となる似顔絵を、請求人の開示請求があったのにも拘わらず、嘘を吐いて隠蔽していた。


 従って、被告事件の事案の性質及び内容は、決して軽い物ではなく、非常に重いと判断すべきである。


 4 審理の状況

 本件決定理由では、審理の状況も理由の一つに挙げる。
   
 審理の状況については、確定記録の通りであるが、請求人が補償を求めている一審時の状況で言うと、否認事件であった為に、検察側証人に対して反対尋問の準備等が必要だった。

 加えて、否認事件である以上、記録を丹念に精査しなければならず、従って審理状況は極めて難儀だったと判断すべきである。


 5 判決の内容

 本件決定理由では、判決の内容も算定額の理由の一つに挙げている。

 そこで、改めて一審時の判決内容を精査すると、この時点で開示されていない証拠が多数存在しており、これらの証拠が控訴審の判決に重大な影響を及ぼしている事を鑑みれば、一審判決の内容は正当なものとは到底言えない。

 従って、一審時の判決内容を、補償額の算定基準に含めるのは相当ではない。


 6 弁護人の活動状況

 本件決定理由では、弁護人の活動状況も補償額算定の理由の一つとしている。

 そこで、一審時の弁護人の活動状況を振り返ると、まず、本件被告事件では請求人は逮捕当初から首尾一貫して被疑事実を否認して来た。
 
 詰まり、これ以上ない否認事件である以上、検察の証拠開示資料は、請求人にとっては重要な防御の一つであり、そもそも否認事件であれば必然的に記録の量は膨大になる。
 その際の、記録の謄写費用は、通常の4倍であると聞くので、この謄写費用だけでもバカにならない。
 しかも、本件被告事件では、検察からの証拠開示資料が一審時の段階から非常に膨大だった為、これだけでも相当費用が掛かっている。
 
 また、請求人は逮捕当初から、接見禁止を付けられていて、一審第二回公判終了時までの約五ヵ月間の長期に亘り、不自由の上に更に不自由を強いられた。
 その際に、真木幸夫弁護人には、家族への伝達事項を何度も何度も接見に来てもらい伝えて貰った為、その負担はかなりのものであった。
 請求人の突然の逮捕に、当時の住居の解約や、そこにある荷物の移動をどうするか、所有していた車をどう処分するか等、協議しなければならない事柄が沢山あったのにも拘わらず、接見禁止が付けられていた為、満足な接見交通が出来なかったから、その分の負担を弁護人は負わざるを得なかったのである。

 加えて、本件被告事件は、完全な否認事件であったのだから、通常の弁護活動よりも多忙を極めるのは最早必然である。
 詰まり、弁護人と請求人との間では、入念かつ綿密な打ち合わせが必要だった為、通常の(罪を認めている場合)接見回数よりも多くなるのは、至極当然である。
 請求人が、被告人だった当時に付けていたノートによれば、弁護人の接見回数は、月に平均三回から四回あり、わざわざ東京都大田区の事務所から、千葉刑務所まで何度も何度も足を運んでもらった。
 片道一時間半の移動に加え、接見時間も毎回一時間以上は必要だった為、請求人の接見だけで、弁護人にはかなりの負担を強いる事となった。

 更には、請求人との接見だけではなく、事務所に帰ってからも、記録を精査し、反対尋問の尋問事項を考えたり、被告人質問の内容を考えたり、最終弁論の内容を考えたりと、舞台裏では相当な苦労があった事は容易に想像出来る。
 にも拘わらず、その弁護活動が国選弁護人と同等に算定されるのは、極めて不公平、不均衡と言わざるを得ない!

 従って、弁護人の活動状況は、非常に多忙を極め、相当な苦労があったと判断すべきである。


 7 結語

 これまで述べてきた通り、本件決定の無罪費用補償額は、極めて少額であり到底承服出来ない!余りにも、請求額と決定額に開きがあり過ぎる!
 繰り返し述べるが、そもそも請求人には本件被告事件を応訴する必要は皆無だったのであるから、そこに掛かった弁護士費用は本来全く支払う必要のない金員である。

 従って、請求人が支払った、弁護士費用90万円は、全額補償されて当然である!
  
 裁判所においては、再度の検討を強く強く希望する。


 以上



 この異議申立書を持参して、ボクは4月25日に東京高裁へと向かいました

 果たして、ボクの異議申し立ては通るのでしょうか…。

 そこからの展開については、また明日お話しします

補償の支払い方法は?

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 おはようございます

 今日は、この時間は生憎の雨ですね…

 
 昨日は、一応の結果が出てみての感想をお話ししましたが、単純に刑事補償請求は納得、裁判費用補償請求は納得出来ない、と言うボクの率直な思いでした

 とはいえ、メインの刑事補償請求が、法律上の一日の上限金額である12500円で計算してくれたのは、ホントに嬉しかったです


 今日は、その後の流れについてお話ししますね

 ここから先の話も、ボク自身人生初体験ですから、ある意味全てが新鮮です


 先日の記事で、決定文の開封作業をペラペラ漫画の様に実況中継しましたが、実は〝特送〟の封筒の中には、決定文しか入ってなかったのです

 詰まり、決定後の動きに対する案内が一切分からないのです…

 そりゃあ、過去に経験があると言うのなら、その後の動きについて何の案内が無くても分かりますが、当然こんな経験は初体験なんですから分かるはずがありません…

 なので、決定文だけでは、その後どうしたら良いのか分かりません

 
 このまま、裁判所から連絡が来るのを待つのか

 現金書留で、お金が郵送されて来るのか

 裁判費用補償請求の異議申し立ては、どうしたらいいのか


 等々、もう一切分かりません…

 つくづく、裁判所と言う所は不親切ですよね

 『一度裁判所へ連絡下さい。』とか『支払方法はこうなります。』等、案内を入れとけっての


 そんな事を想いながら、仕方なく次の日に裁判所へと電話しました


 『はい。東京高裁刑事第4部です。』

 『あの、書記官のムラさんは居ますか

 『少々お待ち下さい。』


 すると、


 『はい。書記官のムラです。』

 『あっ、お世話になっております内田ですけど…。』

 『あっ、はいはい。』

 『あの、刑事補償請求と裁判費用補償請求の決定が届いたんですけど、この後どうすればいいんですか

 と、訊ねると、

 『え~と、決定文を見たのはいつですか

 と、訊いて来たので、

 『昨日ですけど(4月22日)。』

 と、言うと、

 『では、昨日から数えて5日の間に異議がなければ決定は確定します。そしたら、〝確定証明書〟と言うのをこちらで発行しますので、それを持って高裁の会計に行ってもらって支払いの手続きをしてもらう流れです。』

 と、言われ、ボクは何となく分かった様な気がしながら、

 『あの、刑事補償の方は確定させようと思っているのですが、裁判費用補償請求については異議申し立てをしようと思っています。』

 と、言うと、

 『それであれば、4月26日迄に、15階の刑事訟廷事件係に提出して下さい。』

 と、言われ、ボクは

 『分かりました。』

 と、言って電話を切りました


 要するに、流れとしては、


 〈確定の場合〉

 
 決定文を見た4月22日から5日後に決定は確定
  ⇓
 高裁第四刑事部が『確定証明書』を発行
  ⇓
 それを持って高裁会計課に行き支払い手続き
 



 〈異議申し立ての場合〉


 決定文を見た4月22日から5日以内に書面を提出
  ⇓
 別の高裁刑事部が審理
  ⇓
 異議申し立てに理由があるのなら再決定
  ⇓
 異議申し立て棄却なら、最高裁に特別抗告



 以上の流れになるようです

 
 因みに、支払はいつになるとか、振込なのかどうか等は、高裁会計課に行ってみないと分からないそうです…


 ボクは、4月26日が土曜日だったので、4月25日の金曜日に、裁判費用補償請求決定に対しての異議申立書を提出する事を決め、書面作成に執りかかりました

 正に、〝一難去ってまた一難〟ではなく〝一書類去ってまた一書類〟です(笑)

 確かに、現時点で請求額の約9割(合計8175000円の請求に対し、合計7269860円の決定)は還って来る事は決まっているので、ここで承服するのも一つの判断でしょうが、ボクはダメ元でも異議申し立てをしようと決めました

 
 そして、裁判費用補償請求の決定文を再度読み直しながら、三時間で書き上げた〝異議申立書〟は明日公開します

決定が出てみて…。

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 こんにちは

 今日から、新しい一週間の始まり始まり~

 って、紙芝居みたいですが。(笑)


 先週は、待ちに待った、刑事補償請求の決定内容についてお伝えしましたね

 ホント、結論を引っ張りすぎて、方々から沢山の温かいお言葉を頂き大変光栄でした。(笑)


 今日は、一応の結果が出たことについて、ボクの率直な感想を綴りたいと思います


 <裁判費用補償請求について>


 ボクは、決定文の紙を広げた時に、パッと“25万”という数字が目に入った時は、“ゲッ”と我が目を疑いました…

 何度もお伝えしているとおり、ボクが請求した額は“90万円”です

 それが、何で全額どころか半額以下の、25万円なのでしょうか。

 非常に腹が立ちます

 ホント、“ゲキオコプンプンマル”です(笑)

 
 そりゃあ、ボクが何らかの形で事件に関わっていたり、あるいは、関わっていたと疑念を抱かせるような行動をしていたのなら、まだ分からなくもありません。

 詰まり、裁判になっても致し方なかったということです

 しかし、ボクは一切疑われるような行動は執ってないし、執ったと言うのなら、不起訴になった“後藤事件”でしょうが、それは結果的に不起訴ですから関係ありません

 本件は、全く見ず知らずの“小原優作(実名)”に、警察の悪意ある写真台帳から名指しさせられて、共犯者に仕立て上げられた冤罪事件なんですから、ボクは本来なら裁判を受ける必要は全く皆無です

 従って、本来受ける必要の無い裁判を、受けざるを得なかったのですから、そこに掛かった裁判費用、すなわち弁護士費用は全額還ってきて然るべきでしょう

 それが、90万円の請求に対して、25万円しか還って来ないなんて、到底承服出来るわけがありません

 皆さんも、ボクと同じ立場だったとしたら、同様の感想を持つのではないですか。


 また、その決定理由も、私選弁護人に対して、国選弁護人の報酬基準を当て嵌めるのも到底理解出来ません…。

 これでは、私選弁護人に依頼するのは、確実に損をすることを意味しています

 尤も、裁判費用補償請求の事案も圧倒的に少ないので、こんな損を体験できるのは逆に稀有でしょう

 何故ならば、裁判費用補償請求を申し立てるには、前提として無罪判決を確定させないといけないからです
 
 しかし、そんな人は非常に稀有で、ブログのタイトルにあるとおり、99,9%は有罪になるのが日本の刑事裁判の現状なんですから、その殆どが裁判費用補償請求なんてやりたくても出来ないのです

 事実上、ほぼ100パーセント有罪になる日本の刑事裁判で、奇跡的に無罪を勝ち取って、初めてそこに掛かった費用を請求出来るのが、裁判費用補償請求なのですから


 だからと言って、奇跡的に勝てたんだから弁護士費用は掛かっても仕方ないでしょう、とはボクはなりません

 きっと、皆さんもそうではないですか。

 勿論、奇跡の逆転無罪で、奇跡的に“シャバ”に居るだけでも幸せじゃないか、との考えもあるでしょう。

 確かにそのとおりなのですが、やはり貰えるものは貰っておかないとね(笑)


 と、言うよりも、しつこいですが、本来払う必要のない90万円の弁護士費用を払ったんだからその位補償しろよ、という極めてごもっともな請求をしているだけなんですから。

 別に、利息付けて払えとか、色付けて払えなんて言っておらず、そのまま還して下さい、と言ってるだけなんですからね

 ホントは、利息付けて払ってもらいたい位ですよ(笑)


 なので、ボクは裁判費用補償請求に関しては、異議申し立てをすることにしました

 

 <刑事補償請求について>


 今回の、各請求の中のメインディッシュである、刑事補償請求でしたが、この結果についてボクは非常に大満足しています

 請求額が、725万5000円に対し、決定額が701万2500円ですから、満額ではないですが全然納得しています

 と、いうのも、そもそも不起訴になった“後藤事件”の勾留分は、刑事補償の対象には含まれないだろうな、と思っていたのです。

 つまり、いつぞやの流行語でいう“想定の範囲内”ってやつです

 何故なら、不起訴になった事件は、事実上の無罪ではありますが、裁判をしての無罪ではなく、検察が起訴せず裁判にしなかっただけの無罪だからです

 なので、法律上の無罪ではないのです

 これがもし、後藤事件も起訴されて裁判になって無罪になったとしたら、当然刑事補償の対象になります。


 しかし、当事者としては、きっかけは後藤事件から始まって、その後藤も検察側の証人として出廷して偽証をしたんですから、全くの無関係ではないんですから、刑事補償の対象にはなるでしょう、との思いがありました

 とはいえ、矛盾しますが、この主張は弱いという思いもありました…

 でも、言うだけは言っておかないと、シカッティングされたら損ですから、補償の範囲に含みました


 そしたら、案の定、後藤事件の勾留分は含まないとの決定理由だったので、“やっぱりな”と思いました。(笑)

 ただ、その分を除いた、561日を法律上の上限一杯である一日12500円で計算してくれたのは、やはり裁判官の優しさかな、と都合良く解釈しています

 以前もお伝えしましたが、判決なんて言うのは(なんて、と言うのは失礼かも知れないが)、ホント裁判官の胸三寸で決まるので、例えば、“本件は補償の対象外である”と言われればそれまでですし、あるいは、“一日の補償額は、1000円とする”と、言われたらそれまでなのです

 ですから、そう考えると、補償上限額目一杯出たのは、ホント嬉しかったです

 
 確かに、ここ最近の冤罪事件の刑事補償請求の結果を調べてみると、一日12500円で計算されていますが、だからと言って、ボクが必ずしもそれと同じになるかは全く不明でした…

 ボクが調べてたのは、それぞれ無期懲役の事件でしたから、ボクの事件なんかとレベルが違いますから、果たしてそれと同等に扱ってくれるのか、ちょっと不安でもありました

 しかし、蓋を開けてみたら、前記の大事件と同等に扱ってもらえたので、非常に安堵しました

 ボクからすれば、無期懲役の事件だろうと、詐欺未遂の事件だろうと、結果的には無罪が確定しているんだから同じ扱いでいいでしょう、との思いもありました

 なので、そのとおりになって、心底良かったと思っています


 最後に、今回は各請求を自分で全てやりましたが、これをもし弁護士に頼んでいたら、相当お金を取られていたでしょう。(笑)

 確か、ボクが話を訊きに行った、中村弁護士は、成功報酬は2割と言っていたので、刑事補償請求だけで言えば、701万円に対して掛ける2割ですから、140万も取られていたのです…。

 プラス、はじめに着手金が発生しますからね…

 全く、弁護士ってボロい商売ですよね。(笑)

 つくづく、全て自分でやって良かったです

 
 そう痛感した、最初で最後の刑事補償請求でした…。



 明日は、その後の流れについてお話します



 

主文…。(刑事補償請求事件)

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 こんにちは

 今日も、非常に暖かい陽気で最高ですね

 ボクは今、NACK5のファンキーフライーデーを聴きながら、このブログを書いています


 昨日は、裁判費用補償請求の決定内容についてお話ししましたね

 ホント、90万円の請求に対して、25万円しか補償されないのは全く納得出来ませんでしたね…


 さて、今日はメインデイッシュの刑事補償請求についての決定内容をお伝えします

 そもそもは、この刑事補償請求が今回のメインで、裁判費用補償請求はオマケと言うか、最大でも90万円しか還って来ませんので、刑事補償で一体幾ら補償されるのか、とてもとても楽しみでもありドキドキでした

 きっと、皆さんの注目度もココだと思います


 前々回の、ペラペラ写真では、実際に開けると裁判費用補償請求の内容が書かれていて、刑事補償請求の決定内容はもう一つの封筒だったのですが、そこの写真を載せても一緒なので敢えて載せませんでした

 
 ボクは、裁判費用補償請求の結果に愕然としながら、もう一つの封筒に手を掛けます…

 ここには、確実に刑事補償請求に対する決定が記載されているので、恐る恐る封筒を開け、三つ折りになっている紙を開くと…。



 では、もったいぶらずに、決定内容をお伝えします


 ※決定内容をそのまま丸写しします


 
 平成26年(ま)第1号 無罪刑事補償請求事件


 決 定


 請 求 人   内 田 浩 樹


 上記請求人から刑事補償の請求があったので、当裁判所は、検察官及び請求人の意見を聴いた上、次のとおり決定する。


 主 文


 請求人に対し、金701万2500円を交付する。


 理 由

 1 本件請求の要旨は、請求人作成の刑事補償請求書記載のとおりであるが、要するに、請求人は、東京高裁平成24年(う)第1716号偽造有印公文書行使、有印私文書偽造、同行使、詐欺未遂被告事件(以下「本件事件」という。)につき、平成25年7月2日東京高等裁判所において無罪の判決を受け、確定したところ、本件事件のために逮捕、勾留され、上記無罪判決により釈放されるまで未決の抑留または拘禁を受けたので、別件による逮捕、勾留期間を含め、平成23年11月29日以降平成25年7月2日に至るまで、1日1万2500円の割合による刑事補償金727万5000円の交付を請求する、というものである。

 2 一件記録によれば、経過の概要は、以下のとおりである。

 (1)請求人は、本件事件による身柄拘束に先立ち、平成23年11月29日、別件の偽造有印公文書行使、有印私文書偽造、同行使、詐欺未遂の被疑事件(以下「別件事件」という。)により逮捕、引き続き勾留され、同年12月20日、処分保留のまま釈放され、平成24年2月、別件事件は不起訴処分となった。

 (2)請求人は、平成23年12月20日、本件事件の被疑事実により逮捕、引き続き勾留され、平成24年1月10日、本件事件により起訴され、同年8月10日、第1審において、懲役2年6月の有罪判決を受けたが、同月24日、控訴し、平成25年7月2日、当裁判所において、原判決を破棄し、本件事件につき請求人を無罪とする判決が言い渡され、同判決は確定した。

 (3)本件事件と別件事件とは、事実は別であるが、いずれも、請求人が、各別の共犯者と共謀の上、共犯者において、消費者金融機関で、他人名義の偽造運転免許証を行使し、他人名義の申込受付票を偽造、行使するなどして、その他人になりすまし、消費者金融機関から、融資金の入出金カードを詐取しようとしたが、詐欺の目的を遂げなかったという同様の犯罪事実であり、請求人は、いずれの事件についても、各共犯者に犯行を指示するなどして共謀した人物は、自分ではないと主張した。

 (4)別件事件及び本件事件の捜査経過をみると、別件事件の捜査は、平成23年10月18日、別件の共犯者が現行犯逮捕されたことを端緒として開始され、本件事件の捜査は、同年11月14日、本件の共犯者が現行犯逮捕されたことを端緒として開始された。請求人は、上記のとおり、同年11月29日に、別件事件の容疑で逮捕、引き続き勾留され、同年12月20日釈放され、同日、本件事件の容疑で逮捕されるに至ったが、別件事件の逮捕勾留中に、本件事件に関する取り調べを受けた形跡はなく、本件事件に関する請求人の取調べは、本件事件による逮捕後に、開始されたものと認められる。

 3 このような事実経過の下、請求人は、本件事件による身柄拘束期間に加えて、別件事件による身柄拘束期間である平成23年11月29日以降、同年12月19日までの期間についての補償も請求している。
 しかしながら、別件事件は、本件事件とは、事実が別であるから、当然に補償対象となるわけではなく、別件事件の捜査結果が、本件事件の捜査及び公判立証に用いられているという事情はあるにせよ、上記の捜査経過や別件事件の事実自体に勾留の理由及び必要性が認められることからすれば、実質的にみて、不起訴処分になった別件事件により逮捕、勾留されていた期間の中に、本件事件のために利用されたと認めるべき部分はない。以上によれば、別件事件による身柄拘束期間は本件補償請求の対象外であり、その部分の請求人の請求は理由がない。

 したがって、無罪となった本件事件に基づく逮捕、勾留によって未決の抑留又は拘禁を受けた期間である平成23年12月20日以降平成25年7月2日に至るまでの561日間が補償の対象となり、その全日について、補償することとする。
 そして、刑事補償法4条2項に規定する諸般の事情を考慮すると、上記561日間に対し、1日につき1万2500円の割合による701万2500円を請求人に補償するのが相当であると認められる。

 よって、刑事補償法16条前段により、主文のとおり決定する。


 平成26年4月17日
 
 東京高等裁判所第4刑事部


 裁判所裁判官  河 合 健 司
    
    裁判官  高 木 順 子

    裁判官  小 川 賢 司 



 
 以上が、刑事補償請求の結果です

 
 要するに、不起訴になった事件の時の身柄拘束は、補償の対象外で、それ以外は補償の対象だと言う事です

 詰まり、582日の請求の内、不起訴になった時の身柄拘束期間の21日間を引いた、561日分が補償の対象となった訳です

 正直、この点はボクの中では織り込み済みで〝あわよくば〟的な感じだったのですが、案の定突っ返されました(笑)


 とは言え、1日の補償上限である、12500円が満額貰えたのは、非常に評価出来ますね

 ホント、嬉しかったです


 とりあえず、これらの決定に対してのボクの思いは、来週お話しします


 良い週末を

主文…。(裁判費用補償請求)

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 おはようございます

 今日も、非常に暖かい長閑な天気ですね


 皆さんは、GWはいかがお過ごしでしたか

 海外に行った方、国内旅行に行った方、イチゴ狩りに行った方、コストコに行った方等様々でしょう

 ボクからすれば、どんなGWであれ〝シャバ〟で迎えられるGWと言うだけで十二分に幸せです

 去年は、小菅ヒルズの独房でGWを迎えたので、一ミクロンもGWの実感が湧きませんでした…

 だって、部屋から一歩も外へ出れないんですから、渋滞もクソもありません(笑)

 そう考えると、GW渋滞に巻き込まれるのも(望んでないとは言え)、それはそれで幸せなのかも知れませんね


 
 さて、今日はいよいよ裁判所からの判決内容をお伝えします

 敢えて、結論を引っ張った所、あちこちから〝TVの様に引っ張るな~〟とか、とある社長さんからは「結果が気になって四連休どころじゃないから、今すぐ教えてくれ」と言う〝催促〟のラブコールまで頂きました(笑)

 ホント、作者としては、皆さんにそう言ってもらえる事は、非常に嬉しいしありがたい限りです

 それだけ、このブログを読んでくれている証左ですからね

 改めて、いつもボクのブログを覗いてくれている方々に、深甚なる感謝の意を表します


 では、前置きが長くなりましたが、決定内容をお伝えします

 前回の記事の写真の通り、案の定封筒の中身は「刑事補償請求」と「裁判費用補償請求」に対する判決文でした


 ボクは、封筒から取り出した、三つ折りになっている何枚か綴りの紙を恐る恐る開くと、こう書いてありました

 そのまま丸写しします


 
 平成26年(や)第1号 無罪費用補償請求事件


 決 定

 
 請 求 人  内 田 浩 樹


 上記請求人から費用補償の請求があったので、当裁判所は、検察官及び請求人の意見を聞いた上、次のとおり決定する。

 
 主 文

 
 請求人に対し、金25万7360円を交付する。


 理 由


 本件請求の趣意は、要するに、請求人は、平成25年7月2日、当裁判所において、偽造有印公文書行使、有印私文書偽造、同行使、詐欺未遂被告事件について無罪の判決の言い渡しを受け、同判決は、同月16日の経過により、確定したので、上記裁判に要した費用の補償として、第1審の私選弁護人に支払った弁護士費用である合計90万円の交付を請求するというものである。
 
 一件記録によると、請求人に対する上記被告事件について、上記のとおり無罪の判決が言い渡されて確定したことが認められるから、刑訴法188条の2第1項本文により、請求人に対して上記裁判に要した費用を補償すべき場合に該当する。

 そこで、本件一件記録及び当裁判所における事実取調べの結果を踏まえて、同法188条の6所定の補償すべき費用の範囲及び金額について検討する。

 弁護人であった者の旅費については刑事訴訟費用等に関する法律の規定に従い、その日当については同法の規定及び審理に要した時間を勘案して、それぞれ算定する。

 弁護人であった者の報酬については、国選弁護人に対する報酬の支給基準を参考にし、被告事件の事案の性質及び内容、審理の状況、判決の内容、弁護人であった者の活動状況などを考慮して、当裁判所が相当と認める額を算定する。


 以上の結果、請求人に対しては、第1審の弁護人であった者の旅費として金1万680円、日当として金2万5070円、報酬として金22万1610円の合計金25万7360円を補償するのが相当である。

 よって、刑訴法188条の3第1項、188条の7、刑事補償法16条前段により、主文のとおり決定する。

 
 平成26年4月17日

 東京高等裁判所第4刑事部


 裁判長裁判官   河 合 健 司

    裁判官   高 木 順 子

    裁判官   小 川 賢 司



 以上の決定内容でした

 決定理由にも書いてあるとおり、ボクが請求したのは90万円です…

 それが、25万円しか補償されないなんて、何なんでしょうか

 おもいっきり、65万円の〝ガミ〟です

 そもそも、ボクは刑事裁判を受ける必要は無かったのですから、そこに掛かった弁護士費用90万円は全額還って来て当然でしょう

 そう思いませんか

 なのに、25万円しか還って来ないなんて…

 全くの予想外でした


 それに、私選弁護人の費用を、何で国選弁護人と同等に扱うのかが全く理解出来ません…

 だって、私選弁護人と国選弁護人とでは、同じ弁護士とは言え、その活動内容には雲泥の差があります

 当然、私選弁護人の方が、高いお金を払っている分、弁護士自身も国選弁護事件よりもそれなりに良くやってくれます。

 そんな事実は、裁判所は当然ながら知っているのに、何でその補償の算定基準が国選弁護人と同等なのでしょうか。

 これでは、余りにも不公平で不均衡でしょう


 なので、結果的にボクはこの決定に対して、異議申し立てをすることにしました

 その詳細は、後日お話しします


 明日は、メインの刑事補償請求の結果をお伝えしますね

〝運命〟の瞬間…。

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 こんにちは

 今日は、ホントお散歩日和の陽気ですね

 
 いやはや、ボクは昨日のブログで〝連休明けに〟みたいな話をしましたが、完全に勘違いしていまして、今日は赤い日だと思ってました…

 なので、本日はおもいっきり〝ブログ更新日〟に該当しますから、しっかりと綴って行きましょう


 昨日は、突然の報せについてお話ししましたが、ボクとしては〝そろそろ来ても(結果が)いいだろう〟と、思っていたので、父親からの着信だった時点で確信めいたものはありました

 とは言え、こればかりは中身を拝見するまでは分かりません…

 九分九厘、特送の中身が何を指すかは分かっていたとは言え、一抹の不安は消えませんからね


 では、今日はその続きをお話ししましょう


 ボクは、自宅に帰り二通の特送を眺めながら〝この中に結果があるのか…〟と、ドキドキしていました

 そりゃそうです。

 封筒の中には、〝判決文〟が入っている可能性が極めて高いんですから、その内容が一体どんなものなのかは、気にならないという方がどだい無理な話でしょう

 〝請求通りの金額は下りたのか…〟

 〝もしかしたら却下か…〟

 〝とんでもない位低い金額なのか…〟


 等々、色んな思いを乗せながら、いよいよ開封作業に入りました

 家族も、固唾を飲んでその〝運命の瞬間〟を見守っています


 では、その時の状況を、記念に写真を撮っておいたので、ペラペラマンガの様に進めて行きましょう

 
 (※スマホの方は、写真を何回かタップすると大きく表示されます

 
 まずは、記念すべき〝特送〟との一枚

 この時は、少し余裕の表情(笑)

 
 特別送達とボク


 いよいよ開封作業に入ります…。

 〝さあ、開けるぞ〟と言う心境…。


 開封作業①


 開けます


 開封作業②


 開封しました
 

 開封作業③


 この感触は…。


 開封作業④


 明らかに〝判決文〟の予感…。

 でも、敢えて見ない(笑)


 開封作業⑤


 では、いざ〝ご対面〟と行きましょう

 この時、首を振る時の緊張と言ったら…


 開封作業⑥


 何が記載されているのか…。


 開封作業⑦


 おぉぉぉぉぉぉぉぉ


 開封作業⑧


 
 そこには、〝驚愕〟の内容が記載されていました


 その内容とは一体…。

 
 判決の運命は一体…。


 続きは連休明けに


 おもいっきり引っ張ってごめんなさいね


 是非とも、連休中は悶々と過ごして頂きたいので、敢えて結論は勿体ぶっておきます


 良い四連休を


 

突然の吉報(^O^)

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 おはようございます

 今日は、雨も上がり過ごしやすそうな日ですね


 昨日は、求意見書の通知に対して、ボクが作成した「刑事補償請求意見書」の全文を公開しましたね

 これと言って、新しい主張は無かったのですが、折角意見を言える機会を与えてもらったので、言いたいことを言わせてもらいました


 今日は、その後の展開についてお話ししますね

 
 ボクは、2月18日にこれらの意見書を簡易書留で裁判所へと送付しました

 簡易書留にした理由は、万が一届かなかったら嫌だからです

 まっ、こんな事は殆ど無いのですが、確実に2月19日迄に必着させる必要があったので、簡易書留にしておけば追跡番号で追えるからです


 ボクとしては、その後どのように展開して行くかは一切分かりません…

 いかんせん、初体験の事ですから、右も左も分からない…

 とにかくは、何らかのリアクションを待つしかない

 
 〝決定が出る前に一度電話が来るのか

 〝更に何か追加で提出する物があるのか

 〝もしかしたら裁判所に呼ばれるのか



 等々、妄想しながら待つしかありません


 
 そして、一ヶ月が経ち…。

 
 二ヶ月が経ち…。


 と、簡単に書いてますが、待っているボクはそれはそれは長く感じます(笑)


 ボクは、〝そろそろ連絡が来てもいい頃だな…〟〝GW前には結果が出るんじゃないか…〟等と、日々妄想していたある日、普段滅多に電話して来ない父親から突然電話のベルが鳴りました


 
 ボクは、スマホの画面を見て、父親からの着信だと知った瞬間、〝おっ来たか〟と確信しました

 〝来たか〟と言うのは、裁判所からの連絡、詰まり〝特送〟が届いたかと言う意味です

 そんな事を思いながら、スマホの画面を人差し指で右にスライドすると、

 『あっ、オレだけど』

 と、いつもの声色の父親の声が聴こえて来て、ボクは、

 『はいはい。どうしたの

 と、その先の言葉をなんとなく分かっているのにも拘わらず、敢えて確認すると、

 『あのさ、ほら、裁判所からまた何か手紙が届いているぞ。』

 と、予想通りの答えが返って来たので、心の中で〝ヨシッ〟とガッツポーヅをしながら、

 『もう、手元にあるの

 と、訊ねると、

 『いや、不在票が入ってたからまだ取りに行ってないぞ。』

 と、返って来たので、ボクは、

 『じゃあ、ボクが取って来るからそのまま分かる所に置いておいて。』

 と、言い電話を切りました


 不在票が入っていたと言う事は、これは間違いなく〝特送〟こと特別送達を意味しています

 また、時間的に考えても、何らかの結果が出てもいい頃だったので、ボクの心中では〝決定が出たな〟と思っていました

 以前、聞いた弁護士の話では、請求を出してからだいたい二、三ヶ月掛かると言っていたので、ボクが各請求書を提出したのが1月16日で、父親からの電話が4月22日だったので、丁度時間的にも合致しています

 とは言え、やはり一つ一つ事件が違いますから、過去はそうだったとしても、今回のボクがそれに当てはまるとは限りません…

 ですから、今回の〝激アツ〟な特送でも、中を見るまでは分かりません…

 前回の様に、想定外な〝求意見書〟で、おもいっきり肩透かしを食らった前例があるので、余り過度な期待をするとそうじゃなかった時のショックがデカいので、ちょっと注意しました(笑)


 しかしながら、矛盾しますが、〝今回の特送は絶対に決定の報せだな〟と、確信していました(笑)


 
 ボクは、今回もいつもより予定をチャッチャと切り上げて、前回の時(求意見書の時)よりも急いで帰りました

 気分は、通勤快速じゃなくて、のぞみの気分です(笑)


 その帰宅の最中、母親とラインしていると、何とボクの地元の郵便局の〝ゆうゆう窓口〟が、21時迄だと言う事実が発覚しました

 ボクは、以前池袋に住んでいた時は、〝ゆうゆう窓口〟は24時間空いていたので、いつでも不在票の郵便物を受け取りに行けたのです

 なので、ボクはそのつもりでいた為、余裕をぶっこいて電車に乗っていると、母親からの報せで、ボクの自宅の集配局は21時迄だと言う事を急遽知ったので、郵便局には母親に行ってもらうことにしました

 ホントは、ボクがゆうゆう窓口で受け取りたかったのですが…

 こればかりは仕方ありません…

 今日中に、どうしても内容を見たかったので、ボクの乗っている〝のぞみ〟では郵便局に間に合わないので、仕方なく母親に取りに行ってもらいました


 そして、逸る気持ちを抑えながら自宅に着くと、そこには前回と同じ茶色い封筒が鎮座していました

 それがこちら


 特別送達

(※スマホの方は、画像を何回かタップすると大きく表示されます!)


 今回も二通なので、間違いなく、〝刑事補償請求〟〝裁判費用補償請求〟の何らかの結果が入っています


 この中身は一体…。


 続きは、連休明けに


 是非、連休中は悶々として下さい(笑)


 良いGWを