日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

2013年12月の記事

予想外の展開…。

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 こんにちは

 本日は、昨日からの雨が続いていて、パッとしない天気ですね…

 
 さて、昨日は和久津の両親と裁判所の地下の喫茶店で事件の詳細を聞き、ボク自身が予想していた経緯とかなり乖離している事実を知らされた所までお話ししました

 これには、ボクも大変ビックリさせられました

 だって、和久津は全然関係なかったんですから…。

 ホント、〝流れ弾〟に当たってしまった様なものでしょう…。

 
 裁判所地下の喫茶店では、何だかんだで40分位両親とお話をしていたのですが、その途中で両親が裁判に出廷した時の状況を話始めると、目からは止めどなく涙が溢れていました…

 どうやら、和久津の両親は、被害者参加制度で加害者の裁判に出廷していたそうです。

 その際、お父さんは加害者の顔を見れなかったと言います…。

 『どうしてもね、顔を見る事が出来なかったんだ。』

 と、奥歯を噛み締める様に、悔しさに溢れながらボクに言いました。

 ボクも、出来る事ならこの時の裁判を傍聴したかったのですが、いかんせん身柄を拘束されちゃっていたので、傍聴したくても傍聴出来なかったのです…


 そして、お父さんはこうも言いました。

 『私はね、検察官に、全員ここに連れて来い全員両手を縛って引きずり回してやるから、と言いましたよ。』

 と。

 この発言は、ボクはその気持ちが非常に良く分かりました…

 何故なら、最愛の息子を、こんな形で亡くしてしまうなんて、これ以上の屈辱、悲しみ、嘆き、憤り、慟哭はないからです

 ボクは今、前記で様々な表現を用いましたが、和久津の両親からすれば、こんな言葉では表現し尽くせない思いでしょう。

 
 そして、お父さんが言った以下の言葉が非常に強く印象に残っています…

 それは…。


 『生きるとはね、地獄よりも地獄的だって思うよ…。』


 と、言う言葉でした。

 この言葉は、最愛の息子の突然の死と言う悲しみを、ずっと背負って行かないといけない辛さが凝縮されていると思いました…

 非常に、奥が深い言葉だなと感じました…


 和久津のお父さんは、色々話を聞いて行くと、もう70歳だそうです

 しかし、そんな年齢には全く見えず、こんな悲惨な出来事があっても、凄く快活でシュッとした感じで、ホント元気のいいお父さんなんです

 逆に、ボクがパワーをもらいました(笑)

 なので、途中両親が涙を流すシーンはありましたが、雰囲気自体はお通夜の様なシーンとした感じではなく、ホント和やかにお話ししてくれました。

 おそらく、心中は相当複雑な思いであったのに、突然のボクの申し出にも快く快諾して頂き、つくづく頭が下がります。


 そして、ボクは、

 『改めて、お線香を上げに行かせて下さい。』

 と、言うと、

 『是非、お願いします。』

 と、お父さんは言ってくれたので、遅くとも今年中に行くと伝えました。

 このボクの発言は、所謂社交辞令何かではなく、本当の意味での発言でした
  
 ボクとしては、まさか彼の両親が柴田と小田の控訴審に来るなんて、夢にも思いませんでしたので、これはきっと何かの導きなのだなと思いました。

 ホント、人間って生きていると、こうも不思議な現象が起こるものなんですよね…


 そして、そろそろお開きかなと思った所で、お父さんが、

 『お昼は食べましたか

 と、訊いて来たので、

 『いえ、まだです。』

 と、返答すると、お父さんは、

 『じゃあ、折角だから日比谷公園に美味しいカレー屋さんがあるから、そこでご飯を食べましょう

 と、言うので、ちょっとビックリしたのですが、丁度ボクもこの日は午後から観たい裁判があって、どの道裁判所地下の食堂で〝お一人様ランチ〟をしようと思っていたので、この申し出は実に渡りに船でした

 従って、ボクは、

 『是非行きましょう。』

 と、言い、急遽ボクと和久津の両親とで日比谷公園の中にある、オサレなカレー屋さんに行く事になったのです(笑)

 全く、人生とはこう予定調和じゃない事が起こるからこそ面白いですよね


 そして、三人でゆっくりと裁判所から日比谷公園に向かって歩いて行く最中も、お父さんはホント色々な話をしてくれました

 それはまるで、散歩に行きたがっていた犬が、やっと外でリードを外されたかのようなはしゃぎっぷりでした。(笑)
 
 はしゃぎっぷりと言っても、実際にはしゃいでいた訳ではないですが、何か今まで話したかったんだけれどもなかなか話せなかったので、こうして話せる機会をどこか喜んでいるようでした。

 ホント、お父さんは話好きで、まるでボクの70歳を見ているかの様でした。(笑)

 
 そうこうしている内に、日比谷公園内のオサレなカレー屋さんに到着して、お昼時と言う状況もあって少し待ちましたが、三人でテラス席に通されました。

 そこで、お父さんは、

 『ここは、これがおススメだから。』

 と、言って、自動的にハヤシライスを注文されてしまいました。(笑)

 しかも、大盛りで実に、楽しいお父さんです(笑)

 ハヤシライスを待っている間も、まあお父さんは良くしゃべるしゃべる(笑)

 気付いたら、ハヤシライスが到着し、食べてみるとこれが美味しいのなんの

 これは、ボクも新発見だったので、今後の傍聴時のランチの選択肢に組み込もうと思いました

 是非、今度ボクと〝逆転無罪の傍聴ツアー〟を開催した時は、必ずやこのハヤシライスをツアーに組み込みましょう。(笑)


 さて、予想外の三人でのランチが終わって、お父さんがタバコを吸いたいと言うので喫煙所に行き、そろそろお別れの挨拶をしようとすると、

 『これから何処に行くの

 と、言われたので、ボクは、

 『午後から、板橋主婦殺害事件の松尾元気の判決があるので観に行くんですよ。』

 と、言うと、

 『何時から

 と、お父さんは言い、

 『14時からで、傍聴券が13時半から配布なんですよ。』

 と、言うと、お父さんは時計を見て、

 『おっ、丁度良いな。私も行きましょう。』

 と、言うではないですか(笑)

 詰まり、ボクと両親の三人で、松尾元気の判決公判を傍聴に行く事になったのです

 結局、三人でまたてくてく裁判所まで歩き、松尾元気の判決公判の傍聴整理券に並んだのです

 全く、この展開は何なんでしょうか。(笑)

 だって、犯罪被害者遺族が、他の犯罪被害者の裁判を観に行くって言うんですから、凄い状況です…

 
 我々三人は、整理券をもらい傍聴希望者の列に並びましたが、当然ですが、他の傍聴希望者は同じ列についこないだ逆転無罪になった男が居て、更に犯罪被害者遺族がコラボして並んで居るとは、夢にも思わないでしょう。(笑)

 全く、凄い光景です…

  
 そして、傍聴券の抽選が行われ、ボクは見事に外れてしまいお父さんが当選

 そうです。

 実は、12月11日の「板橋主婦殺害事件判決」の記事で、ボクが松尾元気の判決を傍聴出来たのは、このお父さんの当選券を譲って貰ったからなのです

 お父さんが、気を遣ってくれて、ボクに傍聴券を譲ってくれたお蔭で、ボクは板橋主婦殺害事件を傍聴出来たのです

 ホント、マンガの様な話ですが、ホントの話なのです

 正に、『事実は小説より奇なり』ですね

 なので、この日は和久津の両親には、裁判所地下の喫茶店でコーヒーを驕ってもらい、日比谷公園でハヤシライスもご馳走になり、更には傍聴券まで頂き、ホントお世話になりっぱなしの日だったのです

 改めて、ボクが突然逮捕された平成23年11月29日から、丁度二年後の平成25年11月29日はこれはこれでとても印象深い日となりました…

 
 さて、来週はこの五反田デリヘル殺人事件の総括をしたいと思います

 良い週末を

五反田デリヘル事件衝撃の〝真実〟。

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 こんにちは

 今日は、曇り空で今一な天気ですね…

 昨日は、クリスマス当日で、皆さんはそれぞれのクリスマスを過ごしただろうと思います

 ボクは、ご承知の通り、昨年のクリスマスは〝小菅ヒルズ〟の9室で、ジングルベルじゃなく〝シングルベル〟を迎えたので、何の感慨もありませんでした…

 〝シングルベル〟と書きましたが、ボクは独居房で一人きりで過ごしたので、これぞ本当の意味でのシングルベルでしょう…(笑)

 〝シャバ〟でのシングルベルは、クリスマスに過ごす異性が居ない状況を指しますが、独居房は完全な一人ですからね。(笑)

 因みに、街角はクリスマスシーズン等、そのイベントに合わせて様々な飾り付けがされますから、歩くだけでその雰囲気を感じれるでしょう

 しかし、小菅ヒルズでは、部屋から外の景色は見えませんから、そんな雰囲気を一切感じる事は出来ません…

 でも、ボクはそれで良いと思っています

 何故なら、独居房に居ながら街の賑やかな喧噪を見てしまうと、「街は、クリスマス一色なのに、何で自分はこんな所に居なきゃいけないんだ…。」と、余計寂しさを感じてしまうからです…。

 だから、そういう情報は逆に見ない方が、余計な思いに囚われなくて済むんですよね…

 と、またまた余談が長くなってしまいました…


 さて、昨日は和久津の両親に話し掛ける為に、〝張り込み〟をして、裁判所のロビーで話し掛けた所までお話ししました

 実は、この時ボクは結構緊張したんですよね…

 その辺のオネーチャンに、話し掛けるのとは訳が違います。

 その辺のオネーチャンに話し掛けて、シカトされたり拒否されるなんて何とも思いませんが、和久津の両親に話し掛けると言うのは、すなわち犯罪被害者遺族に話し掛けると言う意味ですから、それはそれは言葉に表現し尽くせない思いが両親にはあるでしょう…

 『事件については何も話したくない。』

 とか、

 『そっとしておいて欲しい…。』

 あるいは、

 『あなたが同級生だなんて、信じられない。』

 等と、言われる可能性は十分に考えられましたから、ボクは一体どんな反応を示すのか正直怖かったんですよね…


 ところが、このボクの一抹の不安はおもいっきり裏切られ、和久津の両親、特にお父さんがホント優しい方で快くボクの申し出を快諾してくれたんですよね

 これには、つくづく頭が下がる思いでした…


 そして、我々三人は裁判所地下の喫茶店へと向かいました

 お昼少し前だったので、そこまでお店は混んでおらず、丁度お店の一番奥の席が空いていたので、そこに我々は陣取りました

 そこで、我々は全員ホットコーヒーを頼みました

 が、ボクは何て切り出していいのか言葉がなかなか見付からず、頭をフル回転させても的確な言葉が見付からなかったのですが、

 『この度は、ホントに残念でした。』

 と、言うのが精いっぱいでした…

 全く、自分でも情けなくなる位の言葉でしたが、その位何て言う言葉が適切なのかが分からなかったのです…。

 ボクの人間性を、多少でも知っている方なら分かると思いますが、ボクがこんなにも言葉が見付からない状況に陥るなんてまずありません

 そんな人間が、何て言葉が適切なのかが分からない位、とても複雑な心境だったのです

 ましてや、同級生で会社の元同僚でもあった彼の両親とは初対面で、それが犯罪被害者遺族なんですから、当然人生で初体験の状況ですからね…


 そして、ボクは、

 『早速ですが、どういう状況だったんですか

 と、お父さんに尋ねると、

 『昨年の、5月7日の夜12時か1時位に突然大崎警察署から電話があって、息子さんがマンションから転落したので見に来て欲しいと電話があってね。それで、次の日大崎警察署に見に行ったんだけど、全然本人か分からないのよ…。』

 『前より太っちゃってて、顔が全然分からなくてね…。そこで、DNA鑑定をするって言うから、ほっぺの中の唾液を採って鑑定した訳。それで次の日に連絡が来て、息子さんで間違いありませんってね…。』

 と、堰を切った様にお父さんは話出しました…

 要するに、お父さんの言葉の中には出て来なかったですが、マンションの7階から転落した訳ですから、おそらく原型を留めない位の状態だったんだなと思います…

 そりゃそうでしょう。

 マンションの7階から落ちて、原型を留めている方が不可思議極まりないでしょう

 ですから、ホント言葉に表現出来ない位の、惨たらしい状態だったのでしょう…

 ホントに、ホントに、彼が可哀想で仕方ありません…


 更に、お父さんの話は続き、

 『当時、マスコミが騒ぎ立てて、ある日NHKが実名で報道したからすぐさまNHKに電話して、怒鳴ってやったんだ偉いの出せって言って、そいつに二度と報道するな、と言ったんだ。』

 『警察の話だと、ヤスは全然関係なくて、一緒に居たミツオと言う奴をそもそも襲撃するつもりで乗り込んだらしく、そこにたまたま居て巻き添えを食らったんだ…。』

 『ヤスは、お風呂に入っている所を突然襲われて、そこらじゅう血まみれだったんだ…。』 
 
 等々…。

 実に、聴いているのが辛くなる内容を、包み隠さず話してくれました…


 お父さんの話を聞いてみると、どうやら和久津自身に何らかの非があった訳ではないんです

 要するに、彼と一緒に居た〝満尾(ミツオと言う苗字)〟と言う男が、トリヤマの経営する風俗店から色々と盗んで豚ズラして、その報復をする為にトリヤマや柴田や小田らが襲撃しに行ったのです。

 トリヤマらの味方をする訳ではないですが、自分が経営するお店から色々な物を盗んだ奴に対して追い込みを掛けるのは、法律的には間違っていたとしても、道義的には間違っていないとボクは思います。

 むしろ、満尾からすれば、当然の報いでしょう

 それだけ、ふざけた事をしたんですから。

 

 ですから、和久津自身が何か不義理をして追い込まれた訳ではなく、たまたま一緒に居た満尾のせいで事件に巻き込まれてしまったのです

 だから、完璧な〝もらい事故〟なのです…

 ボクは、自分で調べた情報によると「風俗店で何らかのトラブル」と、書いてあり、和久津はちょっと〝手グセ〟が悪かったので、きっと風俗店の女の子に手を出してそれが原因でトラブルになったのだろう、と勝手に考えていたのです。

 しかし、真相は全く違ったのです

 彼は、ホントに単なる巻き添えを食らったに過ぎず、何の落ち度も無かったのです…

 そして、その原因を作った満尾は、今ものうのうと生きていると言うんですから、人生とは何と理不尽、不条理なのでしょうか

 本当は、もっと詳細な経緯があるんですが、それを書くとひっちゃかめっちゃかになるので止めておきます

 以上が、五反田デリヘル殺人事件の真相です…


 全く、聞けば聞く程、和久津が可哀想で仕方ありません…。


 喫茶店では、何だかんだで40分位お話しをしたのですが、最後に聞いたお父さんの言葉がとても印象的だったので、この点については明日お話ししたいと思います

ボクの決意。

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 こんにちは

 今日は、非常に空気が澄んでいる冬晴れですね

 昨日は、日本中がある意味一番盛り上がるクリスマスイブでしたが、皆さんは聖なる夜に〝性〟なる事をしていたのでしょうか…(笑)

 そう言えば、本日12月25日は〝小菅ヒルズ〟では、クリスマスケーキが夕食時に出ます

 しかし、そのケーキと言うのが、ショートケーキなのですがもの凄く小さい小さい…

 通常、カットされているケーキって、ワンホールを八等分した位の大きさですよね

 ですが、小菅ヒルズのケーキはワンホールを十六等分した位の大きさなのです(笑)

 当然、味なんて〝ジャバ〟で買える安いケーキよりも美味しくないですが、それでも拘置所生活ではケーキなんて一切出ませんから、これがとてつもなく美味しい美味しい
 
 ホント、食べ物に対する〝飢餓感〟と言うのは、恐ろしく凄いですね…


 さて、余談が長くなりましたが、昨日は法廷での不思議な光景から、検察官が話していた夫婦が和久津の両親だと気付いた所までお話ししました。

 そこで、ボクはある決意をしました


 その決意とは…。


 それは、和久津の両親に話し掛けると言う行動です


 ボクは、同級生としての自分と、おこがましいですがジャーナリストとしての自分とが相俟って、和久津の両親に話し掛けてみようと考えたのです

 とは言え、ボクの思いの殆どは、同級生としての自分で占められていました…

 ボクとしては、裁判上だけでは分からない、事件の状況等を訊ける範囲聞いてみたかったのです。

 それに、柴田や小田やトリヤマらの裁判は傍聴していないので、と言うより、自分が被告人だった為に、身柄を拘束されていて傍聴したくても出来なかった、の方が正解でしょう…

 従って、逆転無罪後のネットで調べた情報しか見聞きしていないので、それだけでは分からない部分も訊けるのなら聞いてみたかったのです

 それと、もう一点忘れてはならないのが、純粋に同級生で仕事の元同僚でもある彼に、お線香を上げたかったのです

 ボクが、逆転無罪でシャバに出てから、なかなかそのきっかけが掴めなかったので、逆にこの状況はそういうきっかけを作ってくれているのだなと感じたのです。

 単純に、両親に話し掛けて、お線香を上げに行きたい旨を伝えれば一番手っ取り早いかなと思ったのです。(笑)

 これらの思いから、ボクは公判が終わったら和久津の両親に話し掛けようと決意したのです

 とは言っても、この時点では和久津の両親かどうかは、ボクの勝手な予想であって、本人に確認していないので分かりません…。

 ですから、正確には和久津の両親だと〝思われる〟夫婦に話し掛けよう、が正解ですかね


 そして、形式通りの〝棄却〟控訴審が終わり、ボクは法廷の外へと出ました

 法廷の外の廊下で待っていると、和久津の両親が出て来たのですが、検察官と一緒だったのです…

 これでは、非常にタイミングが悪いと言わざるを得ない状況です…

 確かに、ボクは〝初対面の人に話し掛ける〟すなわち〝ナンパ〟は若干得意ですが、だからと言ってTPOを弁えない訳ではありません

 きちんと、周りの状況を見極めてから話し掛けた方が、話し掛けられた相手も受け入れ易くなるので、その辺はかなり考えます

 あっ、別にボクのナンパテクニックを開陳している訳ではありません。(笑)

 ただ単に、いきなり話し掛けるにしても、その時の状況を見極めていると言う事を言いたいのです

 何だか、弁解してるみたいですが…(笑)

 
 しかし、前記のボクの基準からすると、検察官と一緒に居る所にいきなり話し掛けるのはかなりの抵抗がありました…

 ってか、この思いはボクだけではなく誰もが感じる思いでしょう…

 なので、流石にこの状況で話し掛けるのはマズイと思い、その場を離れました。

 何故なら、法廷の外の廊下に、色黒で金髪のボクがポツンと何をする訳でもなく突っ立っているなんて、余りにも不自然だからです

 メチャメチャ違和感があるでしょう…(笑)

 ボクとしては、和久津の両親に変に警戒されたくなかったので、とりあえずは不審に思われる行動は避けようと考え、一先ずその場を離れボクの姿を晒さない様にしました。

 
 そこで行き着いたのが、エレベーターの前で、ボクの中で〝一階に降りよう〟との指令が瞬時に下り、下の階へ向かうボタンを押して気付いたら一階に居ました

 ここなら、検察官と両親が一緒に居る事はまずないだろうと考え、両親が利用するであろうエレベーターが見渡せる所に立ち〝張り込み〟を開始しました。(笑)

 と、言うのも、検察官は地下一階の連絡通路を利用して検察庁の庁舎に戻るので、一階で降りる事は殆どありません。 

 だから、ボクは一階のエレベーターホールならば、検察官と両親が一緒の可能性は極めて低いと考えて、一階で待とうと考えたのです

 でも、これで完璧ではありませんでした…

 何故なら、両親(と思われる)が地下一階の食堂に行かないとも限りません

 しかも、時刻は丁度お昼時…。

 なので、正に〝ギャンブル〟でした


 しかし、このギャンブルは功を奏します

 一階の、エレベーターが見渡せる場所で張り込む事5分…

 エレベーターから、両親(と思われる)が出て来ました

 ボクは、出口へと向かう両親を追い掛け、一階のエントランスに差し掛かった辺りで、

 『すみません。和久津君のご両親ですか

 と、訊ねると、

 『はい。左様でございます。』

 と、メガネを掛けた男性が返答します。詰まりは、和久津のお父さんです。

 この時、ボクは心の中で〝やっぱり〟と、自分の予想が的中しいていた事に喜びを感じていました。
 

 『あの、ボクは和久津君と小、中学の同級生で内田と言いますが、分かりますか

 と、訊ねると、二人は顔を見合わせて〝知ってるか〟と表情を窺い合い、

 『ごめんなさい。ちょっと分からないです…。』

 と、今度はお母さんが答えます。

 『あの、実は今日彼の事件の裁判を傍聴していました。知り合いから、事件の事を聞いて心配で来ました。もし良かったら、事件の事を訊かせてもらえませんか

 と、ボクが言うと、

 『構いませんよ。』

 と、お父さんが快く快諾してくれたので、

 『じゃあ、立ち話も何なので、この地下に喫茶店があるのでそこに移動しましょう。』

 と、ボクは言い、両親と三人で裁判所の地下にある喫茶店へと向かいました


 そこで、ボクは衝撃の事実を知る事となります…。

 
 この続きは、また明日お話しします 
 

法廷に居た予想外の人物…。

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 こんにちは

 今日は、クリスマスイブですね

 あの、いつも疑問に思うのですが、何で日本人はクリスマス当日ではなく、前日のイブを重視するのでしょうか…(笑)

 だって、12月25日が当日なのに、何だかクリスマスイブがさもクリスマス当日と同義な位重要視するのか、ずっと疑問に思っているのです…

 どなたか、このボクの疑問を解決してくれる方がいらっしゃいましたら、是非ともご教示下さいませ(笑)

 と、のっけから新橋のガード下で管を巻くオヤジになってしまいましたが…(笑)


 さて、前回は柴田真也と言う人間が、どんな風貌の人物なのかと言う事と、控訴審初公判の日程を調べて傍聴に行った所までお話ししました

 
 ボクは、懐かしの506号法廷に入ると妙な違和感を覚えました…

 その違和感とは何か…。


 それは、検察官が傍聴席の人と話していたからです


 おそらく、ただ単に漫然と傍聴に来ている人なら何とも思わないでしょう。

 しかし、ついこないだまで506号法廷の〝向こう側〟に居た元被告人のボクは、その些細な検察官の行動を見逃しません(笑)

 ボクからすると、むしろこの検察官の行動に何も感じない方がおかしい位です。

 何故ならば、控訴審の段階で、検察官が傍聴に来ている人と話をするなんて不自然だからです。

 控訴審の段階と言うのは、一審の段階であれば検察側証人として法廷に呼ばれた人だな、と理解は出来るのですが、控訴審は基本的には証人尋問を行わないからです。

 又、控訴と言うのは圧倒的多数で、被告人側からされるので、検察側が控訴する事なんてそうそうありません。

 被告人側から控訴がされて、証人尋問を請求したとしても、その採否の結果は初公判で分かるので、新たな証人が既に傍聴席に来ているなんて不自然です

 そうすると、この傍聴人は一体誰なんだろうと益々疑問は深まりました…


 そうこうしている内に、控訴審が〝キックオフ〟しました

 柴田真也と、小田浩司がそれぞれ二人組の刑務官に連行されて入廷して来ました

 因みに、この裁判は共同被告人で審理されて行きます。

 共同被告人とは、同じ事件の共犯者を同時に審理すると言う意味です

 後の情報によると、一審も柴田と小田は共同被告人で審理が進行していったそうです。

 
 ボクが、最後に柴田真也を見たのは、逆転無罪になる前日の7月1日以来です。

 その時よりは、多少ふっくらした感はありますが、彼は元々ふっくらしているので良く分かりません。(笑)

 小田は、この時初めて見ましたが、ユーチューブの動画で見た時よりは、痩せていた様に感じました

 単なる、〝オッサン〟にしか見えませんでした。(笑)

 柴田は、グレーのアディダスのスウェットで、小田はスーツ姿と言う〝ユニフォーム〟を身に纏っていました

 当然、柴田と小田は会話をする事はなく、お互いに目も合わせません。

 
 そして、裁判長に促されてそれぞれ証言台の前に立ち、人定質問があったのですが、この時の小田の声がやたらとハキハキしていたのが凄く印象に残っています。(笑)

 文字で書くと、

 『小田浩司ですっっっ

 って感じです。(笑)

 ボクは、何でこんなに元気なんだ、と不思議に思いました。(笑)

 小学校の出欠じゃあるまいし

 一方の柴田は、ボクと面会に一緒に行く時に、刑務官から名前を確認されるのですが、その時と同じトーンで名前を述べていました。


 そして、審理は進み、予想外にも弁護側検察側双方から証拠調べ請求があり、その採否が下されるのですが、案の定殆ど却下…

 唯一、採用が是認されたのが、犯行時に和久津に対してパソコンのキーボードで殴ったらしく、その粉々になったキーボードを二人に見せると言う証拠調べだけでした。

 何故、この期に及んでそんな物を見せるのか不思議だったのですが、良く分かりませんでした…。

 
 ボクは、そのやり取りが進む中、検察官と話してした傍聴人の方をチラチラと見ていました

 検察官が居る方の、傍聴席の一番後ろに座る男性と女性は明らかに夫婦だと分かりました

 ボクは、『どんな関係の証人なんだ』と、思っていたのですが、ふと頭に〝ニュータイプきらめき音〟が鳴りました(笑)

 ニュータイプきらめき音とは、機動戦士ガンダムで主人公のアムロとライバルのシャアが、お互いに近付くとその雰囲気を感じ取って鳴る〝キュイ~ン〟って音です。

 その音が、ボクの頭の中で鳴り響き、ある答えを導き出しました

 
 それは…。


 この夫婦は、和久津の両親なのではないか


 と、言う答えでした

 その答えを導き出してから、この夫婦を見てみると、どことなく和久津と似ていて、特に女性の方は彼に居ていたので、『あっ、間違いなく和久津のお母さんだ』と思いました

 そうすると、検察官と開廷前に話していたのも全て合点がいきました

 単純に、和久津の両親は完璧な犯罪被害者遺族ですから、検察官と話しているのはむしろ極めて自然な事です…

 ボクは、『だから検察官と話していたんだな。』と思い、自分自身で腑に落ちていました


 結局、審理はその日に結審して、次回判決となったので完璧な控訴棄却のパターンです

 判決は、12月25日(水)10時半~と指定されました

 まっ、1000%棄却なので、観に行く価値はないですが…

 因みに、弁護側の方の傍聴席には、柴田の〝オンナ〟が来ていました

 全く、柴田は10年以上も懲役に行くと言うのに、健気な女です…


 そして、公判は終了しボクは法廷の外へ出ました


 そこで、ボクはある決意をしました


 その決意とは、一体何なのかは次回にお話しします


 良いクリスマスイブを

  

柴田真也と言う人間とは。

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 こんにちは

 今日も、昨日に続いてレイニーブルーですね…(笑)

 昨日のブログの冒頭でも述べた通り、ボクは昨日「クラブ襲撃事件」の石元太一の判決を傍聴に行きましたが、77席の一般傍聴席に対して、約130人が集まりました

 詰まり、約2倍の倍率、二人に一人は当選する確率の中、ボクは見事に傍聴券を外してしまいました(笑)
 
 ボクの整理券は53番で、当選発表のボードには50、51、52、54、と見事にボクの番号だけ抜けていました…

 正に、高校受験に不合格した気分でした…(笑)


 さて、余談が長くなりましたが、本日は昨日の続きです

 昨日は、同級生殺しの犯人が、実は小菅ヒルズで同じフロアに居た柴田真也だったと言うのを、たまたま傍聴に行った裁判所で傍聴マニアの人から知らされた、と言う所までお話ししました

 ボクは、この事実を聞いた時、『あ~あいつだったのかと、思い、同時に『何たる偶然だとも思いました

 だって、たまたま小菅ヒルズで見かけていた〝大物〟が、ボクの同級生を殺した犯人の内の一人だなんて、こんな偶然はとてもじゃないですが計算して出来る事ではありません

 確かに、例の受刑者から聴いた柴田真也の罪名と、〝五反田デリヘル殺人事件〟の内容とが合致しているなと思ったのです

 なので、傍聴マニアの人から聞いた時も、〝人違いかも〟とは、思いませんでした。

 
 この驚愕の情報を聴いたボクは、早速エンターネット(笑)で事件について調べました

 単純に、検索ワードに『柴田真也』と、入力しただけで簡単に出て来るは出て来るは…(笑)

 皆さんも、検索してもらうと分かるのですが、『柴田真也』とググると一ページ目にユーチューブのサイトが出て来ます。

 【警視庁 男2人を公開手配 品川転落死に関与か - YouTube】

 この動画なんですが、早速観てみると、正しくボクが小菅ヒルズで見ていた柴田真也そのものだったのです

 ボクが見た彼は、小太りで、入浴に行く時は上半身裸で行くので、その時に嫌でも彼の裸が目に入ったので見てみると、下っ腹が狸の様にポッコリと出ていました(笑)

 でも、そんな〝狸さん〟な彼でも、毎日若いギャルが面会に来るんですから、きっとそのギャルをトリコにする〝何か〟を持っているのでしょう(笑)

 是非、その〝モテる秘訣〟をご教示願いたいものです

 
 そして、色々なサイトを見てみると、鳳山徳行(とりやまのりゆき)、小田浩司、柴田真也ら五人で当時和久津が住んでいた家を襲撃して、その襲撃から逃れようと隣の部屋のベランダに移ろうとした時に、誤って7階から転落死したと言う事件なのです。

 従って、柴田真也らが和久津を突き落したのではありませんが、彼らの襲撃が無かったら、そもそも和久津はそんな緊急避難をする必要性は生じなかった訳ですから、事実上彼らが殺したのと同義でしょう…

 あくまでも、罪名は『強盗致死』ですが、こんなの事実上の殺人でしょう。

 だって、良く考えてもらえば分かりますが、襲撃から逃れようと、隣の部屋にベランダ伝いで避難しなければならない状況って、一体どれだけ逼迫した事態なんでしょうか。

 詰まり、その時の和久津の最適解が〝隣の部屋に逃げる〟だったと言う事は、その答えが和久津にとっては一番の選択肢だったと言う事です

 しかも、7階の部屋で…。

 1階や、2階の高さならば、そういう選択肢も分からなくもありません。

 しかし、7階の部屋なのにも拘わらず、そんな高さであっても隣の部屋に逃げる事が最適解だった状況って、一体どれだけ和久津は逼迫していたのでしょうか…。

 そんな追い込まれた状況を、皆さん経験した事はありますか

 ホント、ジャッキーチェンの映画の様に、色んな道具を使って窮地を脱すればいいですが、そんな映画の様には行く訳ないですよね…

 和久津は、何とか窮地を脱する為に、ベランダ伝いに隣の部屋に移ろうとして誤って転落してしまった訳ですが、転落して行く中で、一体彼は何を思ったのでしょうか…

 そう思うと、ホントいたたまれない事件で、和久津が可哀想で可哀想で仕方ありません…



 ボクは、小菅ヒルズで同じフロアに居た柴田真也が、同級生殺しの犯人の内の一人だと知って、余計に彼の控訴審を傍聴したくなりました

 と、言うのも、ボクがまだ小菅ヒルズに居る時に、柴田と部屋が二つ隣だったので、職員とのやり取りがたまに聞こえてきて、そこで控訴云々と話をしていたのが耳に入ったのです。

 又、柴田は一審判決が出てからも、〝アカオチ〟と言って、刑が確定して受刑者になると部屋が移るのですが、それが無かったので、〝あっ、控訴したんだな〟と、ボクは思っていたのです

 従って、以上の理由から、ボクは柴田が控訴しているなと言う確信があったのです

 
 そこで、東京高裁に電話して柴田真也の名前を告げると、第五刑事部が担当しているとの事で繋いでもらい、公判期日を訊ねると、11月29日が初公判だと知らされました

 ボクは、この日は何が何でも絶対に傍聴しようと心に決めました

 因みに、東京高裁第五刑事部は、あのボクの大好きな〝佳苗ちゃん〟事件の控訴審を担当している部です。

 ホント、第五刑事部は大きな事件を抱えて大変ですよね…


 そして、ボクは11月29日になり、勇んで裁判所に足を運びました

 法廷は、506号法廷…。

 そうです

 この法廷は、ボクに逆転無罪判決を言い渡した、実に縁起の良い法廷です
 
 ボクは、『506かぁ~』と感慨に耽りながら、開廷5分位前に法廷に入りメモ等の準備をしていました

 ところが、法廷に入ると妙な違和感を覚えました…


 この違和感とは一体何なのか…。


 この続きは、来週お話ししたいと思います


 良い三連休を

 

事実は小説より奇なり。

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 こんにちは

 雨は夜更け過ぎに雪へと変わ…らなかった本日、どこかのクリスマスソングの歌詞みたいですが、いかがお過ごしでしょうか

 ボクは、本日これから「クラブ襲撃事件」の首謀者とされる、石元太一被告人の判決公判を傍聴に行きます

 事前の調査によると、本日のこの裁判は104号法廷で行われ、一般傍聴席は77席用意されてるとの事なので、引きが強いボクはおそらく傍聴券をゲット出来ると都合良く考えております(笑)

 この裁判の模様は、後日お話ししたいと思います



 さて、昨日はボクが、同じフロアで気になっていた人間が、ボクの同級生を殺した犯人の一人で、その犯人の個人情報を、食事を配膳する受刑者にお願いして聞き出した所までお話ししました

 ただ、ボクが小菅ヒルズに居た時点では、柴田真也がボクの同級生を殺した犯人だとは知りませんでした… 

 単なる、強盗をしてその結果被害者を死なせてしまった犯人の一人、位しか思っていませんでした。


 では、ボクは柴田真也が同級生を殺した犯人だと言う事を、どうやって知ったのか…。


 それは、たまたま裁判所で出会った傍聴マニアの人に聴いたからです


 ここで、舞台は逆転無罪後の〝シャバ〟へと移ります
 
 ボクは、7月2日に逆転無罪でシャバに出て来てから、時間が出来た時は東京地裁(高裁)に足を運んで、裁判を傍聴していました

 とは言っても、時々、英語で言うサムタイムズみたいなもんで、しょっちゅう足を運んでいた訳ではありませんでした…(笑)

 そんな中、ある裁判を傍聴していたら、前の席に座る人が、公判日程をプリントアウトしている物を持っていたので、

 『えっネットに公判日程なんて出てるの

 と、思い、気付かれないように覗き見していました。(笑)

 と、言うのも、傍聴に来るにしても、全くのノープランで来ると〝アタリ〟〝ハズレ〟かのギャンブル性が高くなりますが、事前に目星の事件を見付けて傍聴に行けば、無駄足にならずに済むと言う訳です。

 なので、ボクとしては何かそういう便利なサイトはないかな、と思っていた矢先だったので、余計に〝おやっ〟と、目に付いたのです

 やはり、人間と言うのは、思っているとそれに関わる情報と出くわすものなんですね

 この辺の話は、〝潜在意識〟とか〝引き寄せの法則〟等の自己啓発的な話になって行くので、この辺で止めておきます。(笑)


 そして、その公判が終わり、前の席の人も法廷を出たので、ボクはすかさず後を追い掛けて、タイミングを見計らってお得意の〝ナンパ〟をしちゃいました(笑)

 『あの、公判予定をプリントアウトしてましたが、どこかにそういうサイトがあるんですか

 と、ボクが訊くと、その方は、

 『東京地裁公判日程で検索すると、出て来ますよ。』

 と、教えてくれました。

 そのサイトが下記のサイトです。

 【公判開廷予定表】


 勿論、全ての公判が載っている訳ではありませんが、有名な事件や大きな事件はだいたい載っていますので、もし、傍聴に行こうと思った方は、このサイトを是非ブックマークしてはいかがでしょうか

 あっ、ボクのこのブログも忘れずに(笑)


 後、参考までにボクは下記のサイトも覗いているので記載しておきます。

 【公判予定】

 それから、これはなかなか観るタイミングが難しいですが、

 【死刑求刑の公判予定】

 後、裁判員裁判に関しては、

 【裁判員ネット】

 等のサイトを見て、興味がそそる事件の目星を付けてから、裁判所に足を運ぶとかなり無駄足を避ける事が出来ます

 又、これは意外と知られていない方法ですが、直接裁判所に電話して、刑事部に繋いでもらい被告人の名前を言うと、次の公判期日を教えてくれます


 と、何だか〝傍聴ガイド〟になってしまいましたが、要するにボクが〝ナンパ〟した傍聴マニアの方も、こうしたサイトを活用して傍聴に来ているのだそうです

 
 そして、ボクは簡単な自己紹介をして、7月に逆転無罪になった話をするとかなりビックリされていて、フェイスブックでお友達になりましょう等話しました

 その話の最中に、

 『何か、面白い事件はないですか

 と、ボクが訊くと、

 『近々、五反田デリヘル殺人事件の控訴審が始まりますね。』

 と、言うので、

 『マンションから転落した事件ですよね

 と、訊くと、

 『そうですそうです。』

 と、言うので、ボクは、

 『実は、その被害者はボクの同級生なんですよ。』

 と、言うと、

 『えっ、そうなんですか

 と、またビックリされて、

 『因みに、その犯人達の名前って分かりますか

 と、訊くと、

 『トリヤマノリユキと、オダコウジと、後はシバタ何だったっけかな…。』

 と、言うので、ボクはピンッと来るものがあったので、

 『シバタって、シバタシンヤですか

 と、訊くと、

 『あっ、そうですそうです。』

 と、言うではありませんか

 ボクは、余りの繋がりにビックリして、

 『その柴田は、東京拘置所で一緒のフロアに居ましたよ。』

 と、言うと、

 『えっそうだったんですか

 と、またまたビックリしていました。

 ってか、ビックリしたのはむしろボクの方でした


 要するにボクが小菅ヒルズで気になっていた人間が、偶然にもシャバの裁判所で話し掛けた人から、同級生を殺した犯人の一人だと知らされたのです

 ですから、柴田真也がボクの同級生を殺した犯人の一人だと言うのは、完全な後付けだったのです

 ホントに偶然の偶然だったのです

 
 そこで、ボクは家に帰ってから、この事件について調べ始めました…。


 明日は、この続きをお話ししたいと思います

小菅ヒルズで気になっていた大物。

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 おはようございます

 どうやら、本日は雪が降る可能性があるみたいなので、皆さんトナカイに連絡してソリの準備をしておきましょう(笑)


 さて、昨日はボクの同級生が事件に巻き込まれて亡くなった事と、ボクが小菅ヒルズでほぼ毎日の様に面会に行く人間が気になっちゃう感じだった点をお話ししました

 この、毎日の様に面会に行く人間は一体誰なのか…。


 それは…。


 この事件の張本人である、『柴田真也』だったのです

 
 詰まり五反田デリヘル殺人事件の被害者がボクの同級生で、更に、事件の加害者の一人である柴田真也と同じフロアに居たと言う事です


 こんな偶然って、凄くないですか

 だって、ボクが希望した訳ではなく、完全な受け身である小菅ヒルズで、事件の被害者と加害者双方を知っている人間が居るなんて、極めて凄くないでしょうか。

 これが、以前ボクが言った『事実は小説より奇なり』の意味です

 勿論、柴田本人が、ボクが被害者と同級生だったなんて事は知る由もありません。

 何故なら、収容者同士は会話出来ないからです。

 唯一、会話が出来る状況は、運動の時間で〝グループ運動〟の一人になった時は、運動場で一緒になった人とは雑談は出来ます

 しかし、柴田は初犯のグループだったので、ボクは再犯のグループに分けられていた為、彼と運動で一緒になる事は無かったのです

 実は、東京拘置所では初犯と再犯とを明確に区別していて、例えば、初犯の人間と再犯の人間が雑居房で一緒になる事はありません。

 初犯は初犯同士で、再犯は再犯同士で雑居房が組まれます。

 独居房のフロアに関しては、初犯、再犯関係なく入居しますが、運動で初犯と再犯が一緒になる状況は決してありません

 だから、ボクも途中から、職員に言って再犯のグループ運動に混ぜてもらい、平日は毎日30分何人かで雑談していました。

 その時、柴田も初犯のグループ運動に出ていたのですが、完全に区別されていたので、直接話す事はありませんでした…

 
 因みに、おそらく柴田はボクの事を憶えていると思います。(笑)

 と、言うのも、ボクも柴田もB棟11階の古株になっていて、入浴時の連行や、面会時の連行で何度も顔を合わせているからです

 しかも、ボクは小菅ヒルズに居る当時、パクられてから一切髪の毛は切らなかったので、かなりのロン毛だったのです。(笑)

 また、ボクは身体を鍛えていて多少筋肉質なので、多分『筋肉質のロン毛』と言う印象で憶えていると思います。

 更に、ボクが7月2日に逆転無罪になった当時、ボクと柴田の部屋は二つ隣だったので、その人間が7月2日を境に小菅ヒルズから突然居なくなったので、余計に印象に残っていると思います


 では、ボクは一体どうやって、彼が柴田真也だと知ったのか


 それは、B棟11階を担当する受刑者から名前を聞いたからです

 
 これは、完璧な〝懲罰対象〟です(笑)

 しかし、お互いシャバに居るのでそんなの関係ねぇ(笑)

 実は、ボクはある日その受刑者に、

 『44室(当時柴田が居た部屋)の奴って、毎日面会に来てるけど何やった奴なの

 と、訊いたらその受刑者は、

 『ちょっと待ってて下さい。調べて来ます。』

 と、言って調べて来てくれたのです。(笑)

 そしたら、少し時間が経った頃にボクの部屋に来て、

 『いや~、あいつはかなりの大物ですよ強盗致死に強盗致傷や住居侵入で懲役13年ですからね。(笑)』

 と、言って来たので、すかさずボクは、

 『あのさ、名前を漢字で教えて

 と、言いその受刑者にお願いしました。

 そしたら、少し経った頃にボクの部屋の食器孔(食事を入れる差し入れ口)からポンッと一枚のメモ書きが投げ込まれました

 そこには、『柴田真也』と記載されていたのです

 そのメモを見て、ボクは例の彼が柴田真也だと言う名前を知ったのです


 何故、ボクは彼の名前を知りたかったのか…

 
 それは、ボク自身が逆転無罪になってシャバに出たら、柴田の控訴審を傍聴に行こうと思ったからです(笑)

 と、言うのも、彼は裁判員裁判で一審は連日開廷で、ほぼ毎日スーツを着て裁判所に行っていたので、それだけでも大きい事件だと認識したからです

 要するに、単なる好奇心旺盛の賜物だと言う事です(笑)

 
 実は、フロアを担当する受刑者は、そのフロアに居る全員の氏名から罪名まで全て知っています

 その彼が言うには、台帳と言うのがあって、そこに一人一人の個人情報が書いてあり、それを担当職員が居ない時にこっそり覗き見ると言うのです。

 ホントに、悪い奴です(笑)

 とは言え、願箋(がんせん)と言う収容者の申し出の書類を処理したりするので、嫌でも彼らは収容者の個人情報に触れざるを得ないのです

 しかし、それを積極的に漏らすのは全く別問題ですが…

 ただ、現実問題として、同じ収容者の情報を、同じく収容されている人間に漏らした所で、一体何の実害があるんだって話です。(笑)

 まっ、このやり取りが収容中にバレたら、ボクもその受刑者も完璧な懲罰の対象だったでしょう。(笑)

 しかし、もうそんなの関係無いですし、懲罰にしたいのならいつでも来いや

 いつでも、懲罰でも何でも受けてやるぜぇぇぇぇぇぇ


 ただ、この時点では、ボクは柴田真也が同級生を殺した〝五反田デリヘル殺人事件〟の加害者の一人だとは全く知りませんでした

 単に、強盗致死で人を死なせてしまったのか、位にしか思ってなかったのです。

 
 では、一体ボクはどうして柴田が同級生を殺した加害者の一人だと知ったのか…


 その点については、また明日お話ししたいと思います

  

【五反田デリヘル殺人事件】

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 おはようございます

 本日も、寒さが厳しいですが、手袋を忘れずに頑張りましょう

 
 さて、今日から数回に分けて、11月29日の裁判傍聴の中で、メインだった事件について綴って行きます

 が、この事件については、予め言っておきますが、非常に、極めて、とても、凄く、重い内容になりますので、そこで皆さんそれぞれが何かを感じ取ってくれれば幸いです。

 
 この事件については、このタイトルの(1)で触れた通り、

 ① 柴田真也・小田浩司(強盗致死、強盗致傷等) 506号法廷 11時~高裁初公判

 と、言う事件でした。

 ボクは、この日はこの事件を観るのがメインディッシュでした

 
 それは何故か…。


 実は、この事件の被害者は、ボクの小中学校の同級生で、更に以前ボクの誘いで同じ会社で働いていたのです

 詰まりは、〝元〟同僚と言う事です。

 その彼が、とある事件に巻き込まれてしまい、亡くなってしまったのです…

 その事件とは、一体どんな事件だったのか

 詳細は、下記のリンクに譲るので覗いて見て下さい


 【五反田デリヘル殺人事件】


 簡単に説明すると、彼は五反田のマンションで、突然複数の男達に襲われて、隣の部屋のベランダに逃げようとした所、誤って7階から転落死してしまった、と言う事件です

 その転落死してしまったのが、ボクの地元の同級生で、仕事の元同僚だったのです

 この事件が発生したのは、平成24年5月7日で、当時ボクは被告人として千葉地裁で一審の真っ最中でした…

 では、この事件をどうやって知ったのかと言うと、当時千葉刑務所に勾留されていた時に、友人が面会に来てその友人も彼の事を知っていて、

 『あっ、新聞見ました和久津殺されちゃったんですよ

 と、唐突に言ったのです。

 『えっマジ

 と、ボクは驚愕して、すると友人が

 『五反田のマンションから飛び降りたとか言う事件ですよ。』

 と、言い、当時ボクが拘置所で購読していた日刊スポーツの社会面に、小さく記事が載っていたのを憶えていたので、

 『あ~あの事件あれ和久津なの

 と、ビックリしながら確認し合ったのを、今でも昨日の事の様に憶えています

 確かに、新聞に小さなベタ記事扱いで載っていたのですが、被害者の名前までは載っていなかったので彼だと分からなかったのです…

 まっ、そりゃそうなんですが…(笑)

 又、振り返ると当時のラジオのニュースでもこの事件の内容を伝えていた記憶がおぼろげながらあります。

 特に、彼の苗字は非常に珍しいので、聴けば一発で分かりますから、それが分からなかったと言うのは、おそらくボクが目にした、耳にした情報の中では氏名を公表していなかったのでしょう…


 ボクは、当時は自分の裁判が何より第一優先でしたし、身柄を拘束されていて全く身動きが取れませんから、情報収集をするにも事実上何も出来ない状況でした…

 〝シャバ〟に居れば、何か調べたい事象が出て来たら、スマホをスライドさせて、グーグルで検索すれば瞬時に調べる事が出来ます

 この、実にごくごく当たり前の事が、一切出来ないのが拘置所生活なのです…

 ですから、方法としては、面会に来る人間に頼むしかありません…

 詰まり、完全な〝受け身〟なのです…

 後は、偶然購入したり、差し入れで入った週刊誌等で知るしかありません…。

 ボクとしては、前記の通り、自分の裁判や身の回りの事が第一優先だったので、他の事件なんかに構ってなんていられませんから、被害者が幾ら同級生だろうと、状況が状況だけに積極的に動けませんでした…

 以上が、ボクがこの事件を知った経緯です。


 そして、舞台は東京拘置所に移ります

 ボクは、平成24年9月27日に千葉刑務所から東京拘置所に移送されました

 その理由は、控訴審を審理するからです。

 東京拘置所の管区は、東京地裁の一審と東京高裁の控訴審なので、関東の地方裁判所で一審判決を受けて、不服があって控訴した場合は全員東京拘置所に集められるのです。

 詰まり、東京、群馬、栃木、茨城、埼玉、神奈川、山梨、千葉の地方裁判所で一審判決を受けて控訴した人間は、みんな「小菅ヒルズ」に、集合させられるのです

 なので、ボクも控訴した為に東京拘置所に移送されたのです

 別に、ボクが「小菅ヒルズに行きたい」と、希望した訳ではなく、〝国〟の都合で移されただけです。(笑)


 そして、ボクは再三述べている通り、小菅ヒルズのB棟11階に入居させられていました。

 ボクは、そのフロアを担当する受刑者と仲良くなり、たまに雑談をしていました

 この受刑者と言うのは、そのフロアの掃除をしたり、収容者の食事を配膳したりと、収容者の身の周りの面倒を見るのです

 勿の論、本当は必要最低限の内容しか話してはいけないのですが、その受刑者は、ボクが逆転無罪になる少し前に仮釈放でシャバへと舞い戻って行ったので、もう関係ないでしょう。(笑)

 今現在も、小菅ヒルズで受刑生活を送っていると言うのなら、流石に書くのは不味いですが、もう刑期が終わっている人の事を書いたって、その人が懲罰を受ける事はないですからね。(笑)

 まっ、一言で言えば、〝かなりの蜜月〟でした

 だから、色々と〝便宜〟を図ってもらってました

 
 そんな、小菅ヒルズでの毎日を送っていると、ボクには気になる人物が目に留まりました

 その人間は、ほぼ毎日午後に面会に行っていて、お菓子の差し入れも毎日の様に入っていたのです。

 詰まり、ほぼ毎日誰かが面会に来ていると言う証拠です

 これは、相当な支援者がシャバに居る事を意味しています。

 そんなある日、その人間と面会室まで一緒に連行されて、彼が先に面会に行ったのです。

 その後、直ぐにボクが呼ばれて、職員に連れられて面会室に向かう途中、彼の面会室をチラッと覗いたら若いギャル風の女性が居たのです

 何故、チラッと覗けるのかと言うと、我々が入るドアに中が見える様に長方形の小窓が有るからです

 なので、先に面会をしている人の部屋の前を通ると、どんな人が面会に来ているのかを覗く事が出来るのです

 ボクの、この〝チラ見〟のお蔭で、その人間にほぼ毎日会いに来ているのは〝オンナ〟だと言うのが分かりました


 その人間と言うのは、一体誰なのか…。


 それについては、明日お話ししたいと思います  

今年は〝シャバ〟で誕生日を迎える事が出来ました…。

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 こんにちは

 今日は、北風がビュービュー吹いていて、とっても寒いですね…


 さて、今日は当初綴る予定だったテーマを変更してお送りしたいと思います

 ほら、良くテレビでも「番組内容を変更してお送り致します。」って、あるじゃないですか

 あれですあれです。(笑)

 なので、どうかご容赦下さいませ(本ブログでは結構あります)


 タイトルにある通り、12月15日はボクの37回目の誕生日でした

 こうして、誕生日でした、とブログで聞いてもいない事を綴れるのは、何より〝自由の身〟だからです

 丁度、12月15日がブログの〝定休日〟だったので、今日にスライドして、久し振りに迎えた〝シャバ〟での誕生日についてお話ししたいと思います。


 あの、以前の記事でも触れた通り、ボクは別に韓国人の恋愛の様に、何かにつけて記念日好きではありません。(笑)

 又、誕生日に関しても、子供じゃあるまいしワクワクする訳ではありません…

 でも、トイザラスに行って、ドクターイエローのプラレールは欲しいかなと思っています。(笑)

 って、子供かっ(笑)

 それはさておき、ボクの様な〝極めて特殊な事情〟の立場に置かれると、ついつい何かの節目を無意識に意識してしまうんですよね…

 と、言うのは、ボクが突然逮捕されたのは、平成23年11月29日の夕方です

 と、言う事は、平成23年12月15日と平成24年12月15日と、合計二回も塀の中で誕生日を迎えてしまったのです…

 ボクは、かれこれ一年七ヶ月もの間、身柄を拘束されていた訳ですが、逮捕されたのが11月末と年末に近い事もあって、誕生日と年末年始を二回も塀の中で過ごす羽目になってしまったのです…

 実に、タイミング悪いですよね…(笑)

 だから、年末恒例の紅白歌合戦も、二回も独房のラジオから聴きました…


 では、過去二回の〝プリズンバースデー〟は一体何をしていたのかを振り返りましょう

 
 【① 平成23年12月15日の誕生日】

 この日は、忘れもしません検事調べで押送されて、東京地検に居ました

 最初の事件の取り調べで、合計2回検事調べがあったのですが、その二回目でした…

 ボクは、担当の検察官に、

 『何も証拠が無いのに起訴するの
 
 『そんなんで有罪に出来るの

 『折角の誕生日に検事調べなんて、最高の誕生日だよ

 等と、言いたい放題の皮肉を言ってやりました(笑)

 すると、担当検察官は、

 『起訴するかどうかは分からない、ボクだけの判断じゃないからね。』

 と、返答して来ました

 ボクは、この返答を聴いた時に『あっ、検察は迷っているな。』と、思いました

 何故なら、起訴するのならば、そう訊かれた時に『起訴するから。』と言うからです。

 別に、殊更隠す必要性はない訳ですからね。

 遅かれ早かれ、逮捕から22日後にはどうなるのか嫌でも分かるんですから…

 なので、ボクはこの返答を聴いた時に、『おっ、いい感じ』と、思いました

 案の定、この事件は〝不起訴〟となり、ボクの予想は見事に的中しました

 と、言う訳で、平成23年の誕生日は、東京地検で検事と取調室で、丁々発止のやり取りをしていたと言う実に素晴らしい誕生日でした。(笑)


 【② 平成24年12月15日の誕生日】

 去年は、控訴して千葉刑務所から〝小菅ヒルズ〟に9月末に移送され、B棟11階9室で誕生日を迎えました…

 当日は、担当職員に

 『今日、ボクの誕生日だから、何か特別なサービスをしてよ(笑)』

 と、進言しましたが、

 『そんなサービスある訳ないだろ(笑)』

 と、軽々とあしらわれてしまいました

 ボクも、拘置所でそんなサービスがあるなんて思っていなかったので、あくまでも冗談として職員に進言しました。

 因みに、刑務所では、〝誕生日集会〟と言ってその月に誕生日を迎える人が集められて、ロールケーキとココアが出ます(出る内容は施設によって違う)

 拘置所では、そう言ったサービスはありません…

 実は、この年の誕生日は、結構テンションが高かったのです

 何故かと言うと、この日の丁度一ヶ月前に、控訴審の初公判があり、裁判所がボクの証人尋問を是認したからです

 だから、『逆転無罪の可能性が出て来た』と、思っていたので、『来年は逆転無罪になって、シャバで誕生日を迎えるんだと、心に秘めていたのです…

 と、去年は小菅ヒルズの独房から、来年こそは…の誓いを胸に秘めた誕生日でした…

 
 以上が、ここ二年の記念すべき誕生日でした…



 そして、平成25年の誕生日は、ボクの願いに願った〝夢〟が叶い、見事〝シャバ〟で誕生日を迎えられました

 この嬉しさ、感動と言ったら比較のしようがない位、感慨深いものがあります…

 今年の誕生日は、疑念を抱かれるかも知れませんが、ホントに自宅で静かに過ごしていました

 〝三年振りのシャバでの誕生日だからどっか行こう〟とは全く考え付かず、ゆっくり過ごそうとしか思いませんでした…

 何か、とにかくゆっくりしたかったんですよね…

 『家に居たんじゃ、独房と変わらないじゃないか。』と、思うのかも知れませんが、しかし、そこには無い〝自由〟がありますから

 同じ、建物の中に居ると言う状況でも、全くもって違います。(笑)

 結局、昨日はサンデーモーニングからのサンデージャポン(ボクが出演を目標にしている)を視聴して、レンタルDVDを借りて『アウトレイジビヨンド』と『闇金ウシジマ君』を観ると言う、実にサラリーマンの休日を地で行く誕生日となりました

 でも、ボクにとっては、この何気なく家族と過ごす誕生日がこの上なく幸せでした


 因みに、記念すべき誕生日のカウントダウンは、ボクが所属するサッカーチームの忘年会帰りのJR西国分寺駅のホームでした(笑)

 実に、傍から見れば味気ないですが、ボクにとっては最高でした


 この記事の最後に、こうして〝シャバ〟で誕生日を迎えられるのも、皆々様の暖かい優しさ故の賜物だと、心底感じています…

 逆転無罪になる前からボクを知って居る方、逆転無罪になってからボクと知り合った方、全ての人達に深甚なる感謝の意を表し、今日はペンを置きたいと思います


 さて、明日は11月29日の傍聴記の続きをお話ししようと思います

被害者遺族の慟哭…。

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 おはようございます

 本日も、快晴で正に忘年会日和ですね

 くれぐれも、ウコンを忘れずに。(笑)


 さて、昨日は無期懲役の意味を解説しましたが、当初綴る予定と脱線してしまい申し訳ありませんでした

 でも、ボクのブログではこの様な事態はたまにあるので、どうかご容赦頂ければと思います


 では、早速本題に入りましょう

 今日は、判決後のドラマについてお話ししますが、果たしてこれがドラマと言えるのかどうかは、各々が判断して下さい

 ただ、非常に考えさせられるとは思いますので、その辺も含めて読んで頂ければと思います

 
 舞台は、法廷に戻りまして、松尾被告人に対して判決理由の朗読が終わり裁判長から、

 『今後、一生を掛けて罪をどう償うかをしっかりと考えてほしい。あなたの罪は重い。』

 との、説諭があり、松尾被告人はコクリと頷いて、声は出しませんでした。

 そして、全員が起立し一礼して閉廷すると、裁判長以外の裁判官と裁判員はスタスタと退廷して行きます

 松尾被告人も、被告人席へと戻り、刑務官から手錠を嵌められていると突然、


 『久美ちゃんを返して


 と、叫び声が法廷中に響き渡ります。

 この声の主は、検察官席の後ろに座っていた、被害者遺族の一人で、スーツを来た若い女性でした

 更に、叫び声は続いて、


 『生きて帰って来るな


 と、松尾被告人に鬼の形相を向けていますが、彼は一切その声の主には目を向けず、ただ下を向いているだけでした。

 そして、裁判長が、

 『まあまあ、ちょっと…』

 と、静止に入りますが、そんなものは全く聴く耳を持たず、更に、


 『地獄へ落ちろ

 『一生恨んでやる


 と、叫び声は続き、今度は傍聴席に居た、おそらく母親だと思いますが、


 『もっと、長生き出来たのに


 と、松尾被告人をしっかりと見据えながら叫びますが、彼は下を向いたまま、刑務官に連れられて法廷の奥へと消えて行きました…


 ボクは、丁度荷物をバックにしまい出口へと歩を進めようとしていた最中だったので、突然のこれらの叫び声はホント不意打ちでビックリしました

 しかも、文章だと伝わりにくいのですが、これらの叫び声は、ホント断末魔の叫びと言うか、意識して出る様な声ではなくて、もう心の底から湧きあがる〝ギャー〟と言う感じなのです…

 分かりますか

 きっと、分からないと思いますが、その位何とも表現のしようがない位の、憎悪の塊が声となって出た様な感じなのです…

 
 正直、ボクはこれらの内容を、鬼の形相で叫んでいる遺族を見てホントに怖かったです…

 ボクが思うに、ホントに人を殺したい位に憎んだ時は、きっと言葉に表現出来ない声が出るのだと思います。

 又、人を心底本気で怨む時はきっとこうなるのだろうな、とも思いました。

 あれは、見た人にしか分からないと思います…

 それを、分かり易く伝えるのがボクの役目なのですが、上手い言葉が見付からないのです…

 その位の、とてつもない叫び声だったのです

 
 結局、裁判長も途中で諦めて、そのやり取りを見守っていましたし、検察官も一切静止しませんでした。

 ホント、残酷なのですが、法の前ではこうして叫ぶ事しか出来ないのです…

 だって、何の落ち度もない(仮に、落ち度があっても人が人を殺めてはいけない)被害者が、たまたま入って来た空き巣に23箇所もメッタ刺しにされて殺されてしまったら、その遺族は犯人を同じ目に遭わせてやりたいと思うのが普通でしょう…

 少なくとも、ボクはそうです

 しかし、それが出来ないのが法律ですし、また、してはいけないのでしょう…。

 そう考えると、被害者は完璧な〝やられ損〟以外の何物でもないでしょう。

 この怨みや悲しみを、何処にもぶつけられないんですから、それはそれは極めてもどかしいでしょう…。

 当然、ボクは当事者ではありませんから、被害者遺族と全く同じ気持ちになる事は出来ず、おそらくはこんな気持ちなのではあるまいかと察するしかありません

 だとしても、本当に本当に可哀想な被害者です…


 一方、加害者の松尾被告人は、これらの罵声を浴びせられて可哀想でしょうか

 ボクは、全くもって同情の価値はないと思います

 むしろ、この位の罵声で済むのなら可愛いもんでしょう。

 彼は、前記の罵声を浴びせられた時、一体何を思っていたのでしょうか…


 以上の通り、判決後にこんなやり取りがあったのです…

 つくづく、遺族のやり場のない憎悪、怒りを垣間見た気がしました

 これも、一つの裁判なんですよね…

 一体、裁判とはなんなのでしょうか。


 さて、来週のサザエさんは、ではなく来週は、この日の傍聴のメインの事件についてお話ししますが、これまたとんでもない〝縁〟で、ボクと繋がっていたのです

 
 〝事実は小説より奇なり〟


 また、来週お会いしましょう良い週末を

無期懲役の意味とは…。

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 おはようございます

 本日も、非常に良い天気ですね

 忘年会の方も多いと思うので、くれぐれも飲み過ぎには気を付けましょう


 さて、今日は松尾元気被告人の判決についての続きです

 昨日は、ボクの予想通り無期懲役の判決が下され、その判決理由を聴いている内に、『こいつは究極のアホだな』と、感じた所までお話ししました

 
 因みに、皆さんは『無期懲役』と言う刑の意味って、知っていますか

 良くニュース等で、『〇〇地裁は、無期懲役の判決を言い渡しました。』と、耳にする事があると思います。

 この時、『へぇ~。無期懲役かぁ。』と、思うでしょう

 しかし、その『無期懲役』の意味をなんとなくしか理解していないのが現状でしょう

 なので、たまたまこの事件で『無期懲役』と言う判決が出たので、この判決の意味を解説したいと思います


 『無期懲役』とは、その字の如く〝懲役〟〝期〟限が〝無〟い、と言う意味です

 懲役の期限が無いとはどういう事か

 それは、〝終わりが無い〟と、言う事です

 我々が、普段良く耳にする『懲役5年』とか『懲役10年』と言うのは、少なくとも5年後ないし10年後には、刑の終わりが来ると言う意味です

 これを、『有期懲役』と、言います

 その字の如く、〝懲役〟〝期限〟〝有〟ると言う意味です

 なので、遅かれ早かれいつの日か〝刑〟の終わりが来ます。

 詰まり、その懲役の年数が経てば、刑が終了して釈放され〝シャバ〟へと戻れます

 
 しかし、〝無期懲役〟は刑の終わりがありませんから、いつまでも〝シャバ〟へは戻れません…。

 では、いつ〝無期懲役〟と言う、懲役は終わるのか


 それは…。


 その受刑者が死んだ時です


 死んだ時に、初めて無期懲役と言う懲役が終わるのです…

 要するに、〝死ぬまで懲役が続く〟のです

 これが、無期懲役の刑の意味です。


 良く、『無期懲役でも、十年位すれば仮釈放で出れるから…』とか耳にしますが、これは全くのデタラメです

 確かに、無期懲役でもその受刑者が真面目に懲役を務めていれば、仮釈放の対象になるでしょう。

 しかし、有期懲役の上限は現在〝30年〟です

 と、言う事は、少なくとも30年以上務めて初めて仮釈放の対象になるのです。

 そうでなければ、有期懲役よりも重い無期懲役の存在意義がありませんから。

 だって、仮に無期懲役なのに10年で仮釈放でシャバに出れたら、有期懲役のマックス30年より刑が軽くなってしまうと言う不均衡が生じます

 だから、少なくとも有期懲役の上限である30年が経たないと、無期懲役の人は仮釈放の対象にはならないのです

 だからと言って、無期懲役の人全員が、必ず30年以上経てば仮釈放の対象になる訳ではありません。

 
 尤も、仮に30年が経って、仮釈放になってシャバに出れたとしても、その人はあくまでも〝仮〟釈放なので、シャバに居ても懲役は続いているのです

 だから、その人はシャバに居ても懲役は続いているので、些細な事で逮捕されたりすれば、直ちに仮釈放は取り消されて、刑務所へと逆戻りです…。(笑)

 そこから、また無期懲役の刑が始まるのです…。(笑)

 では、仮釈放でシャバに居たとして、一体いつ無期懲役は終わるのか

 
 それは、前記の通り、一生終わりません


 死ぬまで懲役は続きます…。

 シャバに居ても〝受刑者〟なのです。

 これが、無期懲役と言う刑の本当の意味です


 そもそも、無期懲役になる様な事件は、少なくとも被害者が死んでいるか、あるいは犯行件数や犯行態様が極めて悪質かのどちらかなので、いずれにしても相当な凶悪犯が受ける刑であると言うのが現状です。

 
 実は、ボクが一審公判時に勾留されていた千葉刑務所は、L級刑務所と言って、刑の長い人が務める刑務所なのです。

 ボクは、ここの担当職員と凄く仲が良くて、たまに雑談をしていたのですが、ある時に、

 『ここって、ロングの刑務所だから、仮釈放なんてちょくちょくないでしょう

 と、ボクが訊くと、

 『うちは、無期(懲役)がうようよ居るから、仮釈なんて殆ど無いよ。』

 と、言っていて、更に、

 『無期の人でも、一応仮釈の対象にはなるの

 と、訊くと、

 『いや、今はかなり厳しいから難しいよ。』

 と、言っていました…

 このやり取りからも分かる様に、前述した『無期懲役でも10年勤めれば仮釈放の対象になる』なんて言うのは、正に幻想以外の何物でもない、と言う事です


 以上の通り、無期懲役とは事実上死ぬまで刑務所で過ごす刑、であると言う事です


 この事件の張本人である、松尾元気被告人は、判決が確定すればまず一生刑務所から出れないでしょう…

 それだけの事をしでかしたのですから、至極当然でしょう。


 さて、話が当初より脱線してしまいましたが、明日こそ本来今日書くはずだった、判決後のドラマについて綴ろうと思います

 

板橋主婦殺害事件判決

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 おはようございます

 本日は、いい天気ですね


 さて、本日は昨日の松尾元気事件の続きです

 昨日は、思いの外松尾被告人が〝完黙〟を貫いていたのに(根性あるな)、全くの不意打ちで突然初公判になったら、一転して起訴事実を認めると言う〝フェイント〟をかまして来た所までお話ししました

 これは、正に完璧な〝キックフェイント〟でした。(笑)

 キックフェイントとは、サッカーをやっている方なら分かると思いますが、シュートを打つと見せ掛けてドリブルで交わすフェイントです

 おそらく、日本中の殆どがこのキックフェイントに引っ掛かったと思います。(笑)

 だって、逮捕当初から一貫して、完全黙秘を貫いていたら、誰もが裁判でも完全黙秘を貫くと思うでしょう

 ところがどっこい、初公判で急転直下罪を認めるなんて、一体誰が予想出来たでしょうか…。

 これにより、ボクの傍聴への意気込みは急降下してしまいました

 なので、ボクとしては、果たして一体どんな判決が出るのかな、と言う一点に興味が湧きました


 そして、ボクは、傍聴券を片手に528号法廷へと向かうと、既に何人もの人が並んで居ました。

 この事件も、開廷前に法廷内撮影があると告げられて、法廷へと入って行く傍聴人達

 開廷五分前位に、裁判官三人の状態で法廷内撮影をして、いよいよ松尾被告人が入廷して来ました

 一体、どんな奴なのかと思っていると、身長165cm位で小太り、黒縁のメガネを掛けて、髪の毛は短髪で寝癖がついて、Yシャツに青いネクタイと言うイデタチで登場しました…

 
 この時、いつも思うのですが、『この人が人を殺しちゃったんだ…。そんな風には見えないな…。』と。

 でも、これって良く考えたら至極当然なんです

 何故なら、人を殺しそうに見える人なんて居ないからです。(笑) 

 だって、『あいつは人を殺しそう。』なんて人、皆さんの周りに居ますか(笑)

 少なくとも、ボクの周りにはそんな人は居ません。(笑)

 詰まり、良くある『まさかあの人が…。』なんてのは、後付け以外の何物でもないのです…

 松尾被告人も、この話と同じくそんな風には全く見えず、その辺のサラリーマンと言った感じです。


 ここで、恒例の〝スタメン〟の発表です(笑)

 傍聴席から見て、左側は弁護人席で、男性二人の〝ツートップ〟

 続いて、右側は検察官席で、女性の検察官を含む三人の〝スリートップ〟

 その後ろには、被害者参加制度で遺族が三人座っており、さながら〝サポーター〟と言った所でしょうか。

 次に、正面は裁判官と裁判員席で、裁判官は女性を含む三人の〝スリートップ〟

 裁判員は、左から女、男、男、男、女、男、の六人の〝シックストップ〟

 まっ、実際のサッカーで〝シックストップ〟なんてあり得ませんが。(笑)

 裁判員は、スーツを着ている人や、フリースを着ている人等、とにかくその辺の西友で買い物をしていそうな人達ばかりなんです。(笑)

 簡単に言えば、〝ホントに普通の人〟なんですよね…(笑)


 そして、いよいよ開廷して、裁判長は松尾被告人を証言台へと促します。

 因みに、この事件での検察側の求刑は、〝無期懲役〟でした

 遺族からしたら、とてもじゃないですが納得出来ない求刑でしょう…

 ボクの予想では、重い場合は求刑通り無期懲役で、軽ければ懲役刑だろうと思っていました


 そして…。


 『主文。被告人を無期懲役に処する。未決勾留日数中210日をその刑に参入する。』


 と、裁判長の声が法廷内に響き渡りました。

 この時の松尾被告人は、軽く頷き声は一切出しませんでした。

 ボクは、『あ~、やっぱり重い判断だな。』と、思いました。

 ボクのこの〝思い〟は、その後の判決理由で〝確信〟へと変わりました…

 
 何と、松尾被告人はこの強盗殺人以外にも、一件の強盗致傷、七件の窃盗、住居侵入と合計九件も起訴されていると言う、正に犯罪の〝ドンキホーテ〟だったのです(笑)

 ホント、これだけ泥棒をやっていたら、ルパン三世もびっくりでしょう。(笑)

 ボクは、正直判決理由のメモを取りながら、『こいつは相当なアホだな。』と、思いながらペンを走らせていました

 どうやら、平成24年9月28日から数々の犯行を重ねていたのです。

 その途中に、たまたま鉢合わせした被害者を、脚を縛られた挙句、何と〝23箇所〟もメッタ刺しにしたと言う実に凄惨な強盗殺人事件を起こしたのです

 ボクが考えるに、相当数な刑法が存在しますが、おそらく我々が直面するであろう犯罪の中では、強盗殺人と言う刑法が一番重いと思っています

 結局、ボクの予想通り、求刑通りの判決となり、この結果から裁判所及び裁判員は相当重い刑に処するべきだと判断したのでしょう…。


 以上が、松尾元気被告人の裁判の模様でした…。


 と、言いたい所なのですが、実はこの裁判には意外なドラマが待ち受けていたのです

 そのドラマとは一体何なのかは、明日お話ししたいと思います 

  

板橋主婦殺害事件

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 おはようございます

 本日は、天気が微妙ですね…

 こういう日は、靴に〝アメダス〟を全開に振りかけてから出掛けます。(笑)


 さて、11月29日の傍聴二件目についてです。

 当初から、この事件は傍聴プランに入っていたので、予定通り観に行けました

 振り返りますと、『松尾元気 強盗殺人 14時 528法廷』と、言う事件の判決公判でした。

 この公判は、事前に傍聴券が配布されるとの情報を得ていたので、締切時間の13時半迄に並びました。

 31席の一般傍聴席に対して、113人が並びました

 ってか、31席って少な過ぎる…

 113÷31=3.645…なので、約4倍の倍率でした…

 13時半になり、いつもの様に機械での抽選が行われ、結果ボクは見事に外れました

 
 では、何故傍聴出来たのか


 それは、〝ある人〟から傍聴券を譲って貰ったからです

 その、〝ある人〟とは誰かと言うと、近々登場する重要人物なのです

 ボクは、その人から傍聴券を譲って貰った為に、見事に判決公判を傍聴する事が出来ました


 さて、この事件はホントに悲惨かつ身勝手極まりない事件で、一ミクロンの同情(被告人に)の価値も無い凄惨な事件です…

 【板橋主婦殺害事件】

 興味がある方は、上記リンクに飛んで事件の詳細を覗いて見て下さい。

 簡単に説明すると、空き巣を繰り返していた被告人は、たまたま侵入した家で被害者と鉢合わせして、その口封じの為に、〝23箇所〟も持っていたナイフでメッタ刺しにしたと言う、極めて悲しい事件です…

 昨日お話した、〝老老介護殺人事件〟の様な殺人もあれば、この様な何の落ち度もない被害者が、たまたま鉢合わせした事で殺害されてしまう事件もあって、同じ結果でもそこに至るまでの経緯が全く違います…

 つくづく、被害者遺族の悲しみは、察するに余りあります…

 当然、強盗殺人の様な重罪ですから、審理は裁判員裁判で連日開廷していました

 
 そもそも、何故ボクがこの事件の判決を傍聴しようかと思ったのかと言うと、この事件が発生した当時、ボクはおもいっきり〝独房〟の中に居て、ラジオのニュースや新聞から情報を得ていました

 それによると、彼は『完黙』をしていると言うじゃないですか

 『完黙』とは、完全黙秘の略で、その字の如く完全に黙秘する状況を指します

 これは、字だけを見れば、「あ~そうなんだ。」位にしか思わないでしょうが、所謂『言うは易し行うは難し』で、非常に完黙を貫くには根性が必要です

 何故なら、取り調べを担当する刑事や検事は、被疑者に罪を認めさせたいからです
 
 ここに、冤罪が起きる原因の一端があって、それを話すととてつもなく冗長になるので止めておきますが、要するに警察や検察からすれば、被疑者が罪を認めてくれれば立証が非常に楽なのです。

 だって、本人が『間違いなく私がやりました。』と、供述しているものを、殊更警察官や検察官、裁判官は『あなたじゃない。』なんて言わないでしょう。(笑)

 ですから、取り調べ側からすれば、何より第一優先は『自供を取る事』なのです

 そうした時、報道で松尾被告人は〝完黙〟を貫いていると言うので、同じく完全否認して裁判を闘っていた(当時)ボクとしては、共感と言うか興味を覚えたのです

 
 実は、ボクも〝完黙〟を貫いていたので、余計に興味が湧いたのです。

 おそらく、ボクと同様に供述調書は一通も作成していないのでしょう

 ボクは、自分の身上関係の供述調書以外、一切調書を作らせませんでした
 
 アホ刑事が、一通だけ調書を作成しましたが、ボクは署名を断固として拒否したので、そんな調書は一切の証拠価値はありませんから、裁判に提出すらされていません。

 と、言うか〝完黙〟も何も、全く関与していないんですから、何もしゃべれないので供述のしようがないんです…
 
 
 ちょっと考えてみて下さい。

 皆さんは、自分がやってもいない(経験していない)事を話せますか

 どう考えたって話せないですよね

 知らない物は知らない、としか言えませんよね(笑)

 だって、知らないんですから。(笑)

 知らない以上、話しようがないじゃないですか。


 しかし、警察や検察はそういう見方をするのではなく、あくまでも『知っているけど、知らない振りをしているだけだ。』と、言う前提の元に自供を迫って来ますので、何を言っても信用しないのです…

 この事件も同様で、もしかしたら松尾被告人が犯人じゃない可能性もあります。

 何故ならば、本人が自供していない、詰まり認めていないからです

 ですから、警察や検察は自供以外の証拠で、松尾被告人が犯人であると言う事実を証明しないといけません

 なので、ボクはこの事件の裁判の行方に非常に興味があったのです

 加えて、この事件の裁判が始まって、ボクが〝シャバ〟に居たら必ず傍聴に行こうと決めていました


 そして、ご承知の通り、ボクが7月2日に逆転無罪判決でシャバに出て、いつから裁判が始まるのかなと思っていたら、ようやく11月から始まりました。


 ところが…。


 何と、松尾被告人は初公判で一転して起訴事実を認めてしまったのです

 詰まり、今までは『私はやってません。』と、言い張っていたのに、突然『私がやりました。』と、認めちゃったのです

 ボクは、初公判は都合が悪くて傍聴に行けなかったのですが、この事実を知った瞬間に、傍聴への意欲は皆無となりました…

 何故なら、本人が認めている以上、裁判の争点は量刑のみになるからです。

 すなわち、有罪は確定ですから、後はどの位の刑に処されるのかの一点だけなので、ボクとしては途中の審理は観たいと思いませんでした…

 ただ、偶然にも元々傍聴に行こうと思っていた裁判の日と、松尾事件の判決が同日で時間帯もズレていたので、傍聴しようと思っただけなのです


 と、冗長になってしまったので、判決公判の詳細は明日お話ししようと思います


 

老老介護殺人事件判決

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 こんにちは

 今日から、新しい一週間の始まりですが、今年も残す所僅かとなりましたので頑張って行きましょう


 さて、前回は「片桐健躬」被告人の〝老老介護殺人事件〟について、途中までお話ししました。

 一応、〝宿題〟を出しましたが、皆さんはきちんとやって来ましたか(笑)

 なので、宿題をやっていると言う前提で話を進めます

 この事件は、ホント止むに止まれずにやってしまった、非常に切ない事件ですよね…

 被告人自らも、妻を殺害後投身自殺を計って川に飛び込むと言う、何とも胸が痛い事件でした…。

 ただ、ボクはつくづく痛感しているのですが、ニュース等を観てると、無理心中を計った張本人は、周りは死なせてしまうのに、皮肉にも自分自身は大概死なないんですよね…

 一体、何なんでしょうかね…。(笑)

 片桐被告人も同様で、投身自殺を計った後、きっちりと救助されているんですよね。

 本人としては、果たして救助されたかったのでしょうか…。

 そればかりは、本人にしか分かりませんが


 そして、16時の開廷に先立ち、傍聴希望者が列を作っていた為、裁判所職員が15分位前に人数を数え始め、開廷前に法廷内撮影がある事を告げました

 開廷10分前に、裁判所職員が傍聴人を入廷させ始め、あっという間に傍聴席は満席に。

 ボクは、入廷すると、丁度真ん中ら辺の一番前から二列目に座り、前方を見ると既に裁判長を始め三人の裁判官が座っていました。

 この事件は、裁判員裁判ですが、裁判員はプライバシー保護の為、法廷内撮影の時点では入廷して居ないのです。

 
 早速、ボクは中央に座る安東裁判長の方を見据え、〝ガン〟を飛ばしてやりました(笑)

 一瞬、ボクと目が合いましたが、被告人だった当時と今のボクは大分風貌が違っているので、果たして気付いたのかどうかは分かりません

 ですが、ボクの感覚ではおそらく、自分が有罪判決を下した〝元〟被告人だと言う事は気付いていたと思います

 この時、安東裁判長は果たして一体どんな思いだったのでしょうか…。

 「あれこいつは

 と、思ったのか、あるいは

 「随分、金髪の派手な傍聴人だなぁ。」

 と、単なる一傍聴人だと思ったのでしょうか…

 是非とも、本人にインタビューしてみたいので、裁判所の裏口で張り込みでもしようかしら。(笑)


 そして、法廷内撮影が始まり、終了すると一旦裁判官達は退廷して、少し経つと今度は裁判員も裁判官達に続いて入廷して来ました

 ここで、恒例の〝スタメン〟を発表したいと思います(笑)

 傍聴席から向かって左側は弁護人と被告人席で、弁護人は女性を含む〝3トップ〟

 次に、傍聴席から向かって右側は検察官席で、女性を含む〝3トップ〟に加えて、被害者参加制度で検察官席の直ぐ脇に〝1トップ〟の遺族が居ました。

 続いて、裁判員は〝6トップ〟(合計六人)で、傍聴席から向かって左側から、男、女、女、男、男、男、と言う布陣で、顔ぶれは若い女性から、オジサンまで実に幅広いメンバーでした

 ボクは、この裁判員の〝スタメン〟を観た時、実に無作為に選ばれているのだなと感じました。

 
 そして、いよいよ本日の〝主役〟である、片桐被告人が登場して、ボクはその容姿に大変興味があって〝ガン見〟しましたが、これがまた単なる爺さんなんですよね…。(笑)

 スーツを着ていましたが、頭髪は少し薄くなって白髪頭で、腰は若干曲がっていて、申し訳ないですがボクの中ではヨボヨボの爺さんにしか見えませんでした…。(笑)

 続いて、裁判長が片桐被告人に証言台に来る様に促し、ゆっくりと証言台へと向かう片桐被告人。

 『それでは、被告人に対する殺人被告事件について判決を言い渡します。』

 この時、法廷に居た全員の思いは、執行猶予が付くのかどうかに注視していました。


 そして…。


 『主文。被告人を懲役3年に処する。但し、この刑の確定から5年間はその刑の執行を猶予する。』


 そうです。

 この主文の通り、懲役3年の執行猶予5年の刑だったのです

 主文の言い渡しの後、片桐被告人は深々と頭を下げていました。

 続いて、裁判長は『執行猶予なので、今日で釈放となります。』と、分かり易く説明した後、判決理由を読み上げて行きました

 判決理由自体は、非常に短くて、10分位で朗読が終わりました。

 最後に、裁判長が被告人に説諭と言って、判決文以外で被告人に意見を述べて終了しました

 
 やはり、予想通り執行猶予の判決でした。

 同じ〝殺人〟と言う罪名でも、こうやって執行猶予が付くような事件もあるんですよね…。

 ボクも、判決理由を聴いていて、この事件は執行猶予で良いだろうなと思いました

 だからと言って、殺人を肯定している訳ではありません。(笑)

 ボクは、傍聴歴の中で、初めて殺人事件での執行猶予判決を観ました


 さて、次回はこの日の二番目に傍聴した強盗殺人事件の判決公判についてお話します

 

この日は正に〝殺人〟デイ!

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 こんにちは

 今日は、〝ハナキン〟ですね

 って、表現が古いですね…(笑)


 さて、今日から数回に分けて、先日11月29日(金)に観たい裁判があったので、東京高裁、東京地裁に傍聴に行って来たので、その模様を綴ろうと思います

 二年前の、平成23年11月29日にボクは突然パクられてしまいましたが、まさかその二年後にこうしてブログを書いているとは、一体誰が予測出来たでしょうか…(笑)

 ホント、人生って何がどうなるか分からない究極の迷路ですね…

 
 で、結果的に、この日は正に〝殺人デー〟でした…

 合計三つの裁判を傍聴したのですが、全て被害者が亡くなっているのです…

 この様な状況は、ボクの中では初めてでした


 この日傍聴した裁判は、下記の三つです


 ① 柴田真也・小田浩司(強盗致死、強盗致傷等) 506号法廷、11時~高裁初公判
 
 ② 松尾元気(強盗殺人) 528号法廷、14時~地裁判決

 ③ 片桐健躬(カタギリタケミ、殺人) 419号法廷、16時~地裁判決


 と、実にどれも〝ヘビー〟な事件のオンパレードです…。

 時系列的には、①からお話しするべきなのですが、①事件についてはボクにとって非常に深い縁で繋がっていた為、じっくりお話ししたいので、③事件から遡る形でお話しして行きます


 ③ 片桐健躬 殺人 419号法廷、16時~地裁判決

 この事件は、ボクは事前に報道等では知らず、裁判所の開廷表を見て時間的にタイミングがあった為観に行ってみたと言うのが本音です。

 だって、〝殺人〟って罪名が開廷表に記載されていたら、少なくとも被害者を殺した(あるいは殺した疑いが強い)被告人が出廷する訳ですから、一体どんな奴が一人の人間を殺したのか、と俄然興味は湧きますよね

 なので、特にこの事件自体に思い入れがあって、傍聴をしようと思ったのではないんですが、実はこれは完璧な〝私怨〟なんですが、それが大きなウェイトを占めて傍聴しようと思ったのです

 
 その〝私怨〟とは何か…


 それは、この事件の裁判長が、ボクの一審の裁判長だったのです

 詰まり、平成24年8月10日に千葉地裁で、ボクに懲役二年六月の実刑判決と言う、間違った有罪判決を下した〝アホ〟裁判長だったのです

 名前は、安東章(アンドウアキラ)と言い、ボクの一審を担当した後に人事異動で、東京地裁に移動になったみたいなのです。

 勿論、本人に確認していませんが、移動しない限り、法廷には現れませんからね。(笑)

 ボクは、この名前を見付けた時に、「あっ、こいつは」と、瞬時に思い出しました

 そして、「一審で有罪判決を下した〝元〟被告人が、高裁で逆転無罪になって傍聴席に居たらどんな顔をするのかなと、考えて〝お礼参り〟をしてやろうと思ったのです

 中には、〝バカじゃね~の〟と、思った方もいらっしゃるかも知れませんが、でも、こんなバカげた事が出来るのも、何より高裁で逆転無罪になったからこそなんです

 このブログのタイトルにもある通り、有罪率99.9%の刑事裁判で、しかも高裁で一審の有罪を引っくり返して無罪になるなんて、そうそう出来る事ではありません

 だからボクは、この〝特権〟を十分に活用して、今度は法廷の〝柵〟の向こう側から対峙してやろうと思ったのです

 千葉地裁では、法廷の〝柵〟の中にある証言台を介して対峙していましたからね…

 
 改めて思うのが、法廷の証言台から傍聴席までの直線距離はほんの数メートルなんですが、この数メートルがとてつもなく長く、そして高いんですよね…

 法廷の柵の〝向こう側〟〝こっち側〟では、ホント別世界…。

 この感覚は、おそらく体験した本人にしか分からないでしょう


 以上の理由から、この日の締め括りで観に行こうと思い、419号法廷へと足を運びました。

 この事件には、傍聴券は交付されると開廷表に記載が無かったので、開廷前に行けばいいやと思ったのですが、事件が殺人だけに裁判員裁判なのでそれなりに傍聴希望者が居ると読みました

 その読みは、見事に的中して、開廷30分前には何十人と並んでいました。

 やはり、裁判員裁判は注目されるのでしょう。

 ボクは、その行列に並び、どんな人が並んでいるのかを観察してみると、普通(何を持って普通かはここでは議論しません)のおじさんや、サラリーマンの様な人、オバちゃん、若い学生風の三人組等々、実に多種多様の傍聴人が居ました

 東京地裁と言う、全国で一番大きい裁判所である事情を差し引いたとしても、やはり裁判員裁判は注目されているのだな、と感じました。

 そういう意味では、司法を身近に感じてもらおうと言う裁判所の狙いは、間違っていなかったのかも知れませんね

 
 そして、スマホをいじりながら並んでいると、ボクを挟んで傍聴人同士が色々と裁判の内容を話していたので、良く傍聴に来ている人達なのだなと思いました。

 又、その内の一人は、何回か裁判所で見掛けた記憶がありました

 ボクは、どうせ傍聴するのなら、ある程度事件の内容を知っておいた方がいいと思い、

 『スミマセン。この事件って、どんな事件ですか

 と、〝ナンパ〟しちゃいました。(笑)

 そしたら、その二人は気軽に話してくれて、一人は恰幅の良いおじさんで、もう一人はメガネを掛けた若者でした

 すると、恰幅の良いおじさんが、

 『いや~、この事件は可哀想なんだ…。介護疲れの殺人だから、多分執行猶予かも知れないな。』

 と、言い簡単に事件の内容を教えてくれました

 簡単に説明すると、被告人の奥さんが認知症になり、「死にたい、早く死んで楽になりたい。」と、被告人に訴えてやむなく殺してしまった、と言う事件なのです…。

 詳細は、下記のリンクに譲るので、興味がある方は是非飛んでみて下さい

 【老老介護殺人事件】

 ってか、是非飛んで事件の詳細を見て下さい

 我々の知らない所では、こんな事件が起きているのです…

 
 と、言う訳で、今日はここまでにして次回は判決の詳細を綴ります

 それまでに、この事件を調べておくのは〝宿題〟とします(笑)

警視庁共助課『見当たり捜査』。

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 こんにちは

 本日も、冬晴れの最高の陽気の中、いかがお過ごしでしょうか


 さて、昨日はボクが、突然池袋のサンシャイン通りで、私服のデカに声を掛けられて、池袋東口の交番に連行された所までお話ししました

 早速、その続きをお話ししますが、昨日の記事を読んだ方で、以下の疑問を持った方がいらっしゃるかも知れません…

 それは…。

 『何で、大井警察から逮捕状が出ていたのに、声を掛けられて直ぐに逮捕状が執行されないんだ

 『何で、殊更交番に連れて行かれて、逮捕状が執行されるまでタイムラグがあるんだ


 と。

 確かに、その通りですよね

 良く、皆さんもたまにTVでやっている〝警察24時〟を見ても、逮捕状が出ていて内偵されていたら、その対象者を見かけた瞬間に、『○時○分、逮捕するから。』と、逮捕状が執行されるシーンを見ますよね

 それが、所謂〝犯人逮捕の瞬間〟ってやつです

 しかし、それには条件があって、よくテレビで見る逮捕劇は、担当した警察署が逮捕に行く、と言う条件なのです。

 とある警察署が、とある事件でAと言う人間を逮捕しようと思い、十分に内偵捜査をしていざ逮捕に行った瞬間を、我々がテレビで良く見ているシーンなのです


 では、ボクの場合は、この話とどう違うのか


 それは、ボクに声を掛けたのは大井警察の人間ではないからです

 大井警察の人間なら、直ぐに逮捕状を執行して手錠を掛けて、逃げられないようにするのが最善の安全策でしょう。

 しかし、ボクに声を掛けて来た警察官は、それをしたくても出来なかったのです
 
 何故、逮捕状を執行できなかったのか

 
 それは、逮捕状を持っていなかったからです


 ここで、非常に大きな疑問が生じます…。

 『何で、ボクを内偵していたと言うのに、いざ逮捕の瞬間が訪れたのに肝心な逮捕状を持っていないんだ

 『うっかり、この警察官は逮捕状を忘れたのか

 と。

 しかし、答えはそうではないんです
 
 
 では、ボクに声を掛けた警察は何処の警察なのか

 
 実は、ボクに声を掛けて来た警察官は警視庁共助課のデカだったのです

 
 所謂、『見当たり捜査』の刑事だったのです

 『見当たり捜査』と、言われてもピンと来ない方も多いと思うので説明すると、見当たり捜査とは、指名手配や被疑者登録された人間の顔を一人の刑事が何百人と憶えて、その人間を街角で見付けるというかなり地道な捜査手法なのです

 指名手配犯や、被疑者登録された人の顔写真を、相当数頭にインプットして、その人間に似ている人が居たら職務質問をして、該当したら近くの警察署に連行すると言う捜査なのです

 そして、担当の警察署に引き渡すのです。

 この捜査手法は、そもそも大阪で始まって、今は警視庁や各地の警察署で取り入れられていますが、全国に共助課がある訳ではありません。

 おそらく、大阪や東京等の繁華街で人が集まる様な所だからこそ、この捜査手法が効果を発揮するのであって、余り田舎でやっても効果は薄いので、都市部で行っているのだと思います。


 実は、ボクはこのデカの存在を、テレビの特集で取り上げられる前から知っていました(以前、夕方のニュースで取り上げられていました。)

 何故なら、たまに暇潰しに池袋のマルハンと言うパチンコ屋に開店前に並んでいると、その行列に鋭い視線を送る三人組の男を良く見掛けていたからです

 ボクは、たまに行く度に同じ人が行列に並ぶ訳でもなく、その行列をただただ見詰めているだけなので、『一体、何してるんだこいつは…』と、思っていたのです

 だってそうでしょう

 開店前のパチンコ屋に、行列に並ぶ訳でもなく、その行列を見詰めているだけなんて、余りにも不自然じゃないですか(笑)

 普通、開店前のパチンコ屋の列には並ぶもので、見るものではないでしょう。(笑)

 又、その男達の目つきが、明らかに鋭くて、誰かを待っている目つきではなく、誰かを探している目つきだったのです

 だから、ボクは良く見掛けるこの人達はデカだなと直ぐに分かりました

 何と言うか、デカって独特の目つきなんですよね…

 後は、パチンコ屋には沢山の人が来るので、そこに居ればもしかしたら指名手配犯が来るかも、と言う読みもあるのでしょう。

 彼らの特徴としては、基本的にラフな格好で、斜め掛けのカバンかヒップバックを巻いて、必ず両手を空けています

 これは、万が一対象者が暴れた時に、制圧しやすくする為に必ず両手をあけているのです。

 彼らは、池袋駅や新宿駅や渋谷駅の改札出口や、駅の出口にずっと立っているので、見れば直ぐに分かりますよボクは(笑)

 とにかく、目をギョロギョロさせて、明らかに誰かを探している目をしています

 なので、もし切符(逮捕状の隠語)が出ている方は、呑気に繁華街を歩かないようにしましょう(笑)


 と、説明が長くなりましたが、要するにボクが声を掛けられたのは警視庁の見当たり捜査員だった為に、彼らは逮捕状を携行していないので、逮捕状を執行したくても執行出来なかったのです

 だから、大井警察の刑事が逮捕状を持って迎えに来るまでは、逮捕状が執行されずに〝自由時間〟があったのです。(笑)

 ホント、今思うと、ボクは見当たり捜査に声を掛けられた形で逮捕されて良かったです(別に、逮捕を歓迎しているのではない)。

 このタイムラグを、上手く活用して皆に連絡出来たからです


 又、この時、大井の刑事が迎えに来るまでの時間に、この見当たり捜査官に、

 『何で、ボクだって分かったんですか以前と、髪型も違うのに。』

 と、疑問をぶつけると、

 『髪型は変わっても、目は変わらないからな。』

 と、言っていました

 どうやら、彼らは人を見る時に真っ先に見るのが〝目〟だそうです

 人間の特徴の中で、一番目が変化がないそうです。

 確かに、体型や髪型は年々老いのせい等で変わって行きますが、目はそんなに変わらないですよね

 だから、見当たり捜査員は、まずは指名手配犯の目をインプットするのだそうです

 そう考えると、あの〝市橋達也〟は実に理に適った整形をしていたのです。

 因みに、ボクの事件の詳細は、書こう書こうと思っていながらなかなか書けていませんが(すみません…)、端的に言うと、ボクは今回合計2回逮捕されて、最初に逮捕されたのが品川の大井警察で、その後千葉県の浦安警察に再逮捕されたのです…

 なので、最初は警視庁大井警察署に逮捕されたのです


 その逮捕された日が、平成23年11月29日(火)。


 この日から、ボクの〝リアル〟の時間は一年七ヶ月もの間一時停止してしまうとは、この時は夢のまた夢にも思いませんでした…


 そして、二年後の今年の11月29日(金)を、こうして〝シャバ〟で迎えているなんて、ホント信じられません…

 だって、〝中〟に居る時は、いつ終わりが来るなんて全く分からないんですから…。

 例えるならば、ゴールのないマラソンをするようなものです…。


 以上、ボクにとって11月29日と言う日は、どうしても忘れられない日だったのです

 皆さんにとって、忘れられない日って何でしょうか

 たまには、振り返ってみるのも良いかも知れませんね


 さて、次回は奇しくも逮捕から二年後の11月29日(金)は、裁判を傍聴して法廷の柵の〝こっち側〟にいました

 その傍聴の模様をお話ししたいと思います 
 

平成23年11月29日(火)のこの日…。

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 こんにちは

 ホント、朝起きると底冷えを感じて来ましたね…


 さて、逆転無罪判決からの五ヶ月目である、11月度の忘れられない日の二日目です…

 昨日もお話した様に、ボクは韓国人の恋愛の様に記念日を重視する人間ではありません。(笑)

 しかし、自分の人生を左右する出来事があった日は、誰でも否応なしに心に深く印象に残るものでしょう

 そうした時、ボクも国家権力の強制力をもって塀の中に引きずり込まれたんですから、その節目節目はどうしたって無意識に強く印象に残ってしまったのです…

 
 あの、皆さんに訊きますが、二年前の今頃の天気って憶えてますか

 まず、絶対に覚えてないですよね(笑)

 ボクは、昨日の事の様に鮮明に憶えていますよ

 何故なら、その日はボクが逮捕された日だからです


 ボクが、忘れられない11月の二日目…。


 それは、平成23年11月29日(火)


 この日の天気を、ボクは昨日の事の様に憶えています…

 この日は、曇りでしたが非常に暖かく、スウェットで十分寒く無かったです

 ボクは、この日に突然逮捕されてしまいました…

 皆さんは、二年前の11月29日は一体何をしていましたか

 瞬時に思い出せますか

 きっと、殆どの人が思い出せないでしょう…

 それが、至極当然ですし、逆に二年前の天気を憶えている方が稀有なのです(笑)

 その位、ボクにとっては、とっても強烈で忘れたくても忘れられない日なのです…

 と、同時に、二年後にこうしてブログを綴っている事を考えると、つくづく時が経つのはホントに早いな、と心底痛感しますね…


 ちょっと、時計の針を平成23年11月29日に戻します

 この日、ボクは当時南池袋に住んでいて、週に二回池袋駅傍のティップネスと言うスポーツジムに通っていました

 えっ

 何の為かって念の為です(笑)

 で、この日もティップネスに行っていい汗をかいた後、特に予定も無かったので、池袋東口の居酒屋さんでサバの味噌煮定食(750円)を食べて、サンシャイン通りのパチンコ屋に暇潰しに行きました。

 適当にパチンコをやっていると、何だか妙な違和感を覚えました…

 それは、ボクの方をジロジロ(そこまでハッキリではないが)と見て来る男が居たのです。

 『一体、何なんだこいつは…』と、思いながらパチンコをやっていても、どうしても気になります。

 と、言うか気になる位置に居るからです。(笑)

 簡単に言うと、こんな所に立っていたら不自然だろうと言う位置にいたのです

 
 まっ、今だから話せますが、実はボクはこの時既に、『こいつデカだな』と感づいていました

 少し前の記事で、〝佳苗ちゃん〟事件の内偵に気付いたって話をしたの憶えてますか

 ボクが、ニューシティーレジデンスの傍に立っていた男に、〝逆〟職務質問をして、張り込みしているのを見破ったと言う話です

 なので、ボクはそう言った〝嗅覚〟が、犬の鼻よりも鋭いのです(笑)
 
 だから、パチンコをやりながら、『誰かを内偵しているんだな』と、思っていたのです。

 まさか、その内偵されているのが自分だとは、この時は夢にも思わなかったのですが…(笑) 


 その後、ちょっとしてからパチンコ屋を出て、多少出たので5500円換金して、サンシャイン通りに立ち止まり、どうしようかなと思案していると、突然そのパチンコ屋に居た男が、

 『すいません。内田さん

 と、訊ねて来たので、ボクは、

 『はい。そうですが…。』

 と、怪訝に思いながら返答すると、

 『あのね、警察なんだけど内田さんに逮捕状が出てるから、ちょっと近くの交番まで来て欲しいんだけどいいかな。』

 と、警察手帳を見せて告げたのです。

 『はぁなんだそれ

 と、ボクは言いましたが、逮捕状が出ている以上逃げる訳にもいかず、その警察官の言う通りにするしかなかったのです…

 因みに、この時もう一人私服の男が加勢して来て、ボクは二人の男に挟まれるように立っていました。

 『じゃあ、交番に行くからついて来て。で、悪いけど、腰だけ掴ませてもらうから。』

 と、言われ、サンシャイン通りから、池袋東口の交番へと私服のデカに両脇を固められながら歩いて行きました。


 この時のボクは、何と表現したらいいか分からない位、頭が真っ白でフワフワした様な感じで、交番へと歩を進めていました…

 この現実が、とても信じられなくて夢なのではないかと言う錯覚に陥りました…

 交番に到着すると、奥の取り調べ室に通されて、奥の椅子に座らされました

 そして、住所や名前等を訊かれ、逆にボクは一体何なんだと訊くと、どうやら逮捕状は品川の大井警察署から出ていて、これから大井の刑事が池袋警察署に迎えに来るから、池袋警察署に移動すると言うのです。

 現時点での状況は、逮捕状が執行されていない〝任意〟の状態ですから、取調室で電話をしようがメールをしようが自由なのです

 なので、ボクはこの時間を利用して、連絡出来る所に一通り連絡して、

 『突然だけど、これから逮捕されるから、弁護士から連絡させるので連絡を待ってて

 と、告げて、ボクが突然連絡が取れなくなって心配掛けないように準備しておきました

 又、スマホのメモリーから、逮捕後も弁護士に連絡を取ってもらう為に必要な連絡先を、メモとペンを借りて一通り書いておきました

 準備万端でしょう(笑)

 何故なら、逮捕状が執行されると、その時点から携帯の電源は切らないといけませんし、携帯は解析されるので中身を見たくても見れなくなってしまうからです…

 だから、メモをしておかないと、弁護士に連絡を取りたい人の連絡先を伝えられないので、これは必須の行動だったのです

 でも、今思えば、こうして逮捕状が執行されるまで時間があった為、こうして方々に連絡出来たので、いきなり早朝に自宅にお迎えに来て逮捕されるよりは、よっぽど良かったです

 ボクが居なくなるのを、事前に知らせるのと知らせないのとではエライ違いです…


 さて、その後ボクは池袋警察署に移動するのですが、実はまだお話しする面白い内容があるので、その続きは明日お話ししますね

 では、本日はこの辺で

   

ボクにとっての11月15日…。

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 こんにちは

 本日も、実に冬晴れで空が澄んでいる最高の天気ですね


 さて、珍しく「判決命日」と言うカテゴリーで、数回に分けてお話ししますが、その位話す内容があるのでどうかご容赦下さい(笑)

 逆転無罪判決(7月2日)からの五ヶ月目である、11月度はボクにとって忘れられない日が二日あります

 因みに、ボクは韓国人の恋愛みたいに「記念日大好き人間」ではありません…(笑)

 韓国人の恋愛ってどういう意味、と思った方もいらっしゃると思うので説明すると、どうやら韓国人の恋人同士は、付き合った記念日、付き合い始めてから100日目記念日、付き合い始めてから200日目記念日…等々、と、やたらと記念日を重要視するのだそうです

 で、この記念日を男性側がしっかりと、お、も、て、ナッシー、しないといけないのです

 ボクは、この事実を知った時、真っ先に『面倒臭ぇぇぇぇぇ』と、思いました。(笑)

 きっと、ボクと同じ思いを皆さんも持って頂けるものと期待しております…(笑)

 だってそうでしょう

 いちいち、付き合い始めてから100日目なんて覚えてますか

 付き合い始めた日ならともかく、やれ100日目だやれ200日目だなんて、面倒臭いったらありゃしない。(笑)

 と、のっけから一番線に到着する電車が二番線に到着した様な話になってしましましたが…(笑)

 要するに、ボクも自分の裁判の節目の日は明確に覚えてますが、韓国人の恋愛の様にその都度お祝いはしないのと、明らかにこの例え話と記念日に対する思いはレベルではなく、〝ラベル〟が違うと言う事です


 さて、本題に戻りますが、ボクにとって忘れられない11月の二日間の内の一日目。


 それは、11月15日


 一年前の平成24年11月15日、この日は何の日かと言うと、ボクの控訴審初公判の日だったのです

 おそらく、ボク以外の人にとっては、「それがどうかしたの」、と言う感覚でしょう。(笑)

 ところが、裁かれている当事者にとってはこの日はもう運命の分かれ道だったのです

 
 それは何故か


 このブログでも、再三述べている控訴審のパターンと言うか、格言がありましたよね

 それは、『控訴審は初公判が事実上の判決』と言う事です

 控訴審初公判で、結審して次回判決となった場合は1000%控訴棄却なのです

 多分、控訴審の殆どが(私見ですが99%)この〝棄却パターン〟なのが現状です…


 ボクは、この事実を知っていたので、11月15日に結審したら1000%控訴棄却だなと思っていたのです…。

 逆に、被告側からの証拠調べ請求(証人尋問)を是認してくれれば、かなり道は開けて来るなと思っていたのです

 と、言うのも、控訴審は新たな証拠調べを殆ど認めないのが現状なのです

 被告側からの証拠調べ請求は、殆ど却下なのに対して、検察側からの証拠調べ請求は殆ど認めると言う不均衡が、デフォルトなのが控訴審の現状なのです…

 なので、控訴審初公判の最大級のポイントは、「裁判所がボクが請求した証人尋問を採用してくれるかどうか」の一点だったのです

 この初公判の詳細は、別の機会にじっくりとお話しします


 そして、11月15日(火)午後1時30分東京高裁506号法廷…

 ボクは、メチャメチャ緊張しながら法廷へと入廷しました

 だって、この日の裁判所の判断一つによって、ボクの人生が左右されるからです

 証人尋問が却下なら控訴棄却、証人尋問が採用なら逆転無罪へと道が開ける、の究極な二者択一… 
 
 こんな、自分の人生が左右される極限の〝ギャンブル〟なんて、そうそう味わえないでしょう。

 って、こんな事言えるのは、こうなったからこそ言えるんですけどね。(笑)


 そして、開廷し形式通りの人定質問が終わって被告人席に戻り、証拠の採否について裁判長が述べて行き、

 『それから、被告人から請求のあった後藤隼(ごとうしゅん、事件の関係人)の証人尋問ですが、裁判所としましてはこれを採用します。』

 この瞬間、ボクは思わず右手に握り拳を作り『ヨシッ』と、ガッツポーズをして声が出てしまいました

 もう、この瞬間は、逆転無罪判決を受けたのと同じ位とてつもなく嬉しかったのです

 何故なら、ボクとしては控訴審でこの後藤隼の証人再尋問を認めてくれれば、今度こそ後藤の証言を崩せる確信があったからです

 ボクの事件は、ボクから証拠なんて一切なくて、後藤隼と小原優作(おはらゆうさく)と言う二人のアホ共の証言のみで、一審で二年六月の実刑判決と言う有罪判決を受けたのです…

 ですから、ボクとしてはこのアホ共の証言をいかに崩せるかが一番のポイントだったのです

 特に、この後藤隼の証言は非常に事件のカギを握っていただけに、ボクとしては何が何でも証人尋問を採用して欲しかったのです

 それが、採用されたので、ボクとしては何度も告白して振られていた娘にやっとOKをもらった様な感覚だったのです(笑)

 
 因みに、このアホ共の名前は、おもいっきり実名です

 個人情報保護だとか、プライバシー云々なんて、このアホ共には一切関係ありませんから、これからもどんどん実名を出して行きます

 もし、後藤や小原がこのブログを見て文句があるのなら、いつでも連絡して来いや

 と、少々感情的になってしまいましたが、ボクからしたら、このアホ共がデタラメの証言をしてくれたお蔭で、一年七ヶ月もの間自由を奪われたんですから、この位猫パンチよりも可愛いもんでしょう。(笑)


 その後、後藤の証人尋問の日程について裁判長、検察官、弁護人で話し合っていましたが、この日には決まらず(次回期日未定)、後日追って連絡という形になり初公判は終了しました

 実は、この日は傍聴人がたったの一人でした…(笑)

 しかし、この傍聴人と言うのは、ボクの友人でもありサッカー仲間でライターをやっている〝K田〟君だったのです

 彼は、ボクの一審公判から全て傍聴してくれて、逆転無罪判決もしっかりと傍聴してくれた唯一の〝皆勤賞〟でした

 ボクは、その彼に、裁判長が証人尋問の採用を認めた時、ガッツポーズをしながら目で合図して、退廷時も首を縦に振って「これは面白くなるぞと、メッセージを送っていました

 いかんせん、法廷では傍聴人と会話出来ないので、首を振ったり、目配せするしかないのです…

 
 この、一年前の11月15日からボクの逆転無罪判決は始まったので、どうしても強く印象に残っているのです


 さて、明日は忘れられない11月度のもう一日についてお話ししたいと思います

逆転無罪判決から五ヶ月が経ちました…。

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 こんにちは

 早いもので、12月に入り今年も後一ヶ月を切りました…

 皆さんにとっての、2013年は(まだ終わってないけど)いかがでしたか

 ボクにとっては、勿の論こうしてブログを書けている状況に、この上ない幸せを感じていて、事実上7月2日(逆転無罪判決の日)から2013年は始まったようなものですが、最高の2013年でしたね


 さて、本日は12月2日で、毎月2日はボクの判決〝月〟命日です(笑)

 実は、今日は別の内容の記事を書いている最中に、「あっ、今日は2日じゃん」と、気付いて慌ててこのタイトルの内容に変更したのです…

 詰まり、時間が経つに連れてその記憶もだんだんと薄れて行くのです…

 勿論、忘れていた訳ではありませんが、「あっ、そう言えば」位に、この〝月〟命日の想いが低くなっているのかも知れません。

 やはり、〝シャバ〟での生活がだんだんと長くなって行くと、それが当たり前になって行く為、ついついそういう貴重な日の思い入れが小さくなって行くのかも知れませんね…

 
 しかし、それではダメなのです


 このタイトルの意義は、逆転無罪判決の日を振り返り、1年7ヶ月振りに手に入れた自由のありがたみを再確認する、と言うものです


 要するに、『初心忘れべからず』で自分に対しての戒めなのです

 だから、しつこい位に謙虚な気持ちで今の日常に感謝しないといけないのです


 さて、逆転無罪判決からの5ヶ月は、一言で言うと怒涛の1ヶ月でした…

 11月の初めに、13年振りにワイハに〝逆転無罪祝い〟旅行に出掛けて、帰国後直ぐに、このブログでも度々登場する〝N〟先輩のお店を手伝ったりと、実に慌ただしかったです

 でも、その慌ただしさと同じ位、充実していました

 何故ならば、自由であるからこそ、慌ただしさを味わえるからです 

 もし、ボクがまだ〝小菅ヒルズ〟に居たとしたら、この慌ただしさは味わいたくても味わえませんからね…

 振り返ると、拘置所にぶち込まれている時に、疲れる事なんて全く無かったですね。(笑)

 だって、1日中部屋から出れないんですから(運動や入浴や面会位しか部屋から出れない)、疲れる訳がないんです。(笑)

 何をする訳でもなく、ひたすら本を読んで時間を潰すしかないんですから、逆に疲れる方がおかしいのです…。

 拘置所に居る当時、ボクはつくづく「忙しいっていいなぁ」と、羨んでいました…

 何処へ行くのも自由、何時に起きるのも自由、何を買おうが自由、自由、自由、自由…。

 自由自由言っているので、何だか尾崎豊みたいですが、ボクからしたらそんな歌に込めた自由なんかよりも、比べものにならない位切実に自由への渇望がありました…

 でも、ホント人間ってふざけていて、いざその渇望していた自由を手に入れて、喉の渇きを生ビールで潤した様にスッキリすると、ついつい今までの喉の渇きを忘れてしまうんですよね。

 ボクも、11月に関しては、先輩のお店を手伝っている最中はどうしても疲れてしまい、その疲れにかまけてこのブログを暫くの間更新出来ませんでしたからね…

 なので、繰り返しますが、初心忘れべからずで常に謙虚な気持ちでいないといけませんね


 さて、11月に関してはボクにとって忘れられない日が2日間あるのですが、それを綴ると今回の記事がとても冗長になり、途中でスマホを閉じられそうなので、次回にお話ししたいと思います

 今日は、いつもより短いですがこの辺で…