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過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

カテゴリー "東京拘置所矯正展 2013" の記事

東京拘置所矯正展 2013 (5)

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 おはようございます

 今日も、実にいい天気でホント清々しいですね

 
 さて、早速前回の続きから綴って行きましょう

 前回は、『プリズン弁当』の〝偽造問題〟にメスを入れました。(笑)

 今日は、ボクが矯正展で買った物を紹介したいと思います


 まずは、これです。


 千葉刑務所で作成されたメモ帳


 写真の通り、千葉刑務所で作成されたメモ帳です

 5個で、何と55円実に安い

 ジャパネットタカタの社長もビックリな値段設定です。(笑)


 刑務作業品の団扇


 続いては、函館刑務所で製作された団扇です

 値段は、150円なのでこれまた安い

 因みに、何故団扇なのかと言うと、実はこの日はメチャメチャ暑くて半袖一枚でも汗がダラダラ出て来る様な状況だったのです

 なので、少しでも涼もうと購入したのです
 

 〝マルゴク〟斜め掛け巾着


 続いては、函館刑務所製作の〝マルゴク〟巾着です

 この、〝マルゴク〟シリーズはかなりの人気で、ブースの前も沢山の人だかりでした。

 又、巾着の種類も様々なデザイン、形状や大きさもあり、正直どれを購入しようかかなり迷いました…(笑)

 それから、ボクは購入しませんでしたが、〝マルゴク〟シリーズのブックカバーやスマホケース等もあって、皆さんそれぞれ手に取って珍しそうに見ていました

 因みに、この巾着の値段は2000円でした

 果たして、この値段設定は安いのでしょうか、高いのでしょうか…(笑)


 東京拘置所で支給される朝食のふりかけ達


 続きましては、ご覧の通りふりかけの総選挙です(笑)

 ホント、様々な種類のふりかけがありますよね

 これらの〝メンバー〟が、いつ登場するのかと言うと、決まって朝食の時でした

 と、言うのも、小菅ヒルズの朝食は実に質素極まりなくて、朝食のメンバー紹介をすると、まずは不動のセンターである〝麦飯〟、それを支える〝味噌汁〟、そこに日替わりのメンバーである納豆や岩のりやふりかけ(どれか一品)等のおかずが付いてきます

 後、ほんの少しの漬物…たったこれだけです…

 朝食だけに、〝チョウショック〟です(笑)

 一体、これだけのおかずでどうやって一杯の麦飯を食べるんだ、と思いますよね

 でも、これが不思議と食べれちゃうんですよね。(笑)

 ただ、ボクは太りたくなかったので、いつも麦飯は半分しか食べませんでしたが…

 要するに、これらのふりかけがローテーションで登場するのです
 

 ふりかけを買うボク


 この写真の通り、帰りがけに偶然発見したこのブースで、懐かしの〝メンバー〟達が15個で100円と言う破格の安さで販売していたので、思わず買っちゃいました

 右手に籠を持っている通り、色んなメンバー達がドサッと置いてあって、それを自分の好きな味を選んで行くのです

 因みに、この会社は下記の写真の通り、パンに塗る様々なジャムも製作していて、これもメンバー勢揃いだったので、これも思わず購入しちゃいました

 写真の通り、6個で100円でした

 あくまでも、この会社は外部の業者であって、これらのふりかけやジャムは、刑務作業品ではありませんので念の為申し添えておきます…


 東京拘置所で支給されるパンと塗り物


 この写真を見ると、つい数か月前はこの何の変哲もないコッペパンに、これらのジャムを塗って食べていたなと思い出します…

 因みに、小菅ヒルズでは、毎週土曜日の昼食がパン食なので、詰まり月に4回支給されます

 パン好きなボクとしては、もうちょっと回数を増やして欲しいなと思いました。


 さて、以上が今回の矯正展で購入した品物でした

 少ないな、と思われるかも知れません…

 確かにそうかも知れないのですが、実は思いの外高い物は高いんですよね…

 要するに、かなり安い物もあれば、高い物もあって、例えば家具等は〝この値段出すのなら、ニトリかイケアの方がいい物買えるかな〟と、思いました

 だから、一言で言えば〝刑務作業品は一長一短〟って事ですかね


 最後に、全体的な感想としては、非常に面白かった、と言う印象です

 特に、ボクの場合は一歩間違えれば、あの建物の〝中〟にまだ居た訳ですから、それが〝外側〟から、小菅ヒルズのほんの少しの舞台裏を覗けただけでも十分に幸せでした

 まっ、あの〝偽装問題〟はちょっとガッカリでしたが…(笑)

 
 多分、来年も開催されるでしょうから、またボクは足を運びたいと思います

 その際は、是非とも皆さんご一緒しませんか(笑)

 最高の〝生き証人〟が、はとバスのガイドよりも素晴らしいガイドをして差し上げます(笑)


 さて、このタイトルは今日で終わりで、次回は本日これから東京地裁と高裁に傍聴に行くので、その模様をお伝えしたいと思います
 

東京拘置所矯正展 2013 (4)

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 こんばんは

 さて、早速昨日の続きから綴って行きます

 
 今回の矯正展で、ボクが非常に楽しみだった一つに、『ムショ飯体験』と言うイベントがありました。

 これは、読んで字の如く、東京拘置所で実際に収容者が食べている食事を体験する、と言う物です

 このタイトルの一回目の記事に、ポスターを添付しましたが、そこにも結構な大きさでムショ飯の告知が載っていました

 又、このブログにも度々登場する〝N先輩〟も、矯正展の事を知っていて、昨年の矯正展の状況をSNS等で仕入れていたらしく、そこにはムショ飯が大人気で直ぐに完売したと言う情報があったそうです。
 
 と、言う事は、今年も大人気になるだろうから早く行かないと売り切れてしまうと考え、開場時間になったら真っ先にそのブースへと向かいました。

 その状況が、以下の写真です

 
 賑わう人達


 見てお分かりの通り、スンゴイ人ですよね

 これは、開場して直ぐの状況で、左側にある〝プリズンパン〟も同じくスンゴイ人だかりでした

 因みに、プリズンパンは、その名の通り拘置所で実際に収容者が食べているパンを購入出来るのです

 そのパンがこれです(100円。)


 コッペパンとジャム


 見てお分かりの通り、実に何の変哲もないコッペパンです(笑)

 パンの中には、何も入っておらず、学校の給食の時に出されるパンの塗り物を塗って食べるのです

 これと、シチューや〝甘シャリ〟と言う、茹で小豆のどちらか一品が出て、それと一緒に食べるのです

 この甘シャリが、〝中〟に居ると、とてつもなく、とんでもなく、究極に、スペシャル美味しいのです

 皆さんに訊きますが、この写真のコッペパンが、コンビニの菓子パンコーナーに売っていたとして、果たして買いますか(笑)

 間違いなく、絶対に買わないでしょう。(笑)

 誰が好き好んで、何の味も付いていない無機質なコッペパンを買いますか

 しかも、塗り物を自分で塗らないといけないなんて、面倒臭いったらありゃしない

 しかし、当時のボクは、身柄を拘束されている以上、好きな時にコンビニに行けませんから、出される物を食べるしかないので、不思議とこのパンが美味しくなって来ちゃうのです(笑)

 又、経験のある方なら分かると思いますが、このパンをシチューや甘シャリに付けて食べると、これがまたサイコーに美味しいのです

 
 この写真のパンは、ボクの経験上間違いなく収容者が食べているのと同じものです


 何故、こんな事を言うのかは、以下の内容を読めば分かります


 さて、話は戻りまして、当初の予定だった〝プリズン弁当〟を買いに人混みに突っ込んで、何とか手に入れた二種類の弁当がこれです


 弁当のパッケージ
 
 生姜焼き弁当 2
 
 酢豚弁当 2


 プリズン弁当は、二種類あって、酢豚弁当と生姜焼き弁当で値段は500円でした

 写真からも伝わる通り、非常に美味しそうですよね

 
 ところが…。
 

 ボクは蓋を開けて中を見た瞬間に、妙な違和感を覚えました

 一体、何に違和感を覚えたのかと言うと、〝麦飯の麦の分量が異様に多い事〟でした

 これは、実際に小菅ヒルズのご飯を食べた人でないと分からない感覚でしょう。(笑)

 ボクは、「なんでだろ~なんでだろ~(テツandトモ風に)」と、首を傾げながら口に入れてみると、やはり数か月前にB棟11階36室で食べていた麦飯と明らかに違うのです…

 「多分、イベントだから沢山作らなきゃいけないから、分量を間違えたのかな。」とか、勝手に都合良く解釈していたのですが、これが全然検討違いである事を思い知らされます

 それは、何気なく食べている時に見た、弁当の包み紙に答えはあったのです

 写真だと、字が小さくて分かりにくいのですが、そこにはプリズン弁当を作った業者が印刷されていたのです

 ん業者

 と、思った人は実に正常な感覚の持ち主です。

 
 ここで、改めて振り返りますが、このプリズン弁当の意味は、実際に収容者が食べている食事を体験出来るって事でしたよね

 と、言う事は、実際に小菅ヒルズで作っている物が提供されると誰もが思いますよね

 ボクも、おもいっきりそう思っていました

 ところが、プリズン弁当の包み紙を見ると、何だか千葉県の業者の名前が印刷されているんです…。

 つまり、このプリズン弁当は、小菅ヒルズで作っている物を提供しているのではなく、業者が小菅ヒルズの献立を忠実に再現した〝レプリカ〟だったのです

 だから、麦飯の麦の分量が明らかに違っていたのです…

 だって、明らかに〝麦飯〟じゃなくて〝麦麦〟なんですもん。(笑)

 
 これって、明らかにおかしいと思いませんか

 何故なら、告知のポスターにも、実際に収容者が食べているのと同じ物が食べれる、との記載があれば誰もが小菅ヒルズで作っている食事を提供されると思いますよね

 なのに、実際は小菅ヒルズの献立を忠実に再現した〝レプリカ〟なのに、さも本物を謳う様な告知は、今世間を騒がせている〝偽装問題〟ではないですか

 ボクは、正直この事実を知って、肩透かしを食らった様な気分でした。(笑)

 「何だ、本物じゃないじゃん」と。

 
 とは言え、この点は理解出来るんです

 何故かと言うと、拘置所でも刑務所でも、収容者の食事は〝炊場(すいじょう)〟と言う場所で、受刑者が作っているからです。

 そうすると、この日の炊場は、収容者の食事(3食)と矯正展の分の食事を作らなければ行けないので、とんでもない分量を作る事になる為、極めて大忙しになります…

 少なくとも、小菅ヒルズの収容者は軽く2000人を超えてますから、2000人分の食事に加えて、矯正展の分の食事までとなったら、それはそれはとんでもない状況になりますからね…

 だから、ボクはこの状況が理解出来るので、〝レプリカ〟であっても仕方ないかなと思いました。(笑)

 とは言うものの、実際の〝炊場〟で作った食事を食べたかったのは本音です

 多分、この〝弁当偽装〟の事実を知らない人は、あたかもこのプリズン弁当が、実際に小菅ヒルズで出されている物と同じだと思っているのです

 詰まりは、騙されているのです。(笑)

 なのに、皮肉にも、ソッコーで完売していました。(笑)


 そして、写真の〝レプリカ弁当〟を両方食べましたが、実際にボクが小菅ヒルズで食べていたのと同じだったかと言うと、決してそんな事はなくて、なんとなく似ているな、と言う程度でした…

 やはり、〝偽物〟〝本物〟にはなれないと言う結果でしょう。(笑)


 と、言う訳で、今日は矯正展の〝偽装問題〟について、〝バンキシャ〟バリに鋭いメスを入れました(笑)

 
 さて、次回は矯正展でボクが購入した物を紹介したいと思います
  
 

東京拘置所矯正展 2013 (3)

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 こんにちは

 今日も、ちゃんと更新しますよ(笑)

 ホント、今日は雲一つない晴天で、非常に清々しいですね(@^^)/~~~

 ふと、一年前を思い出すと、丁度この頃はこれから綴る東京拘置所の〝中に〟居て、まともに外の景色なんて見れなかったですからね…

 そうなんです。

 実は、東京拘置所こと〝小菅ヒルズ〟では、被告人が収容されている部屋から外の景色は見れません…

 一応、見れなくもないんですが、お風呂を覗かれないようにする為の、斜めになっているルーバーが設置されているので、ほんの隙間からチラッとしか外が見れないので、事実上景色は見れないのと同義です。

 これは、プライバシー保護の為とは言え、何だか腑に落ちませんでした…。

 別に、外の景色位見せてくれたっていいじゃないですかね


 さて、前置きが長くなりましたが、昨日の続きを綴って行きましょう


 職員の入口に貼られた看板

 
 この写真は、正門を入って真っ直ぐ歩いて来た所にある正面入り口で、職員はここから出入りします。

 
 東京拘置所A棟


 この写真の右手に写る、横長の建物が被告人が収容されているA棟と言い11階建です

 その一番上に見える、かまぼこ上のフェンスの下にあるのが運動場です。

 運動場と言っても名ばかりで、3畳位の長方形の部屋がそれぞれあって、下は陸上競技場のトラックの様な柔らかい素材の物が敷いてあり、そこに一人一人入れられてその長方形の部屋を行ったり来たりするのです…

 一応、縄が借りれるので、縄跳びが出来ます。(笑)

 また、この時に爪切りを借りて爪を切ります

 逆に、運動に行かない限り、爪は切れません…。

 平日は、毎日30分運動に出れるのですが、運動に行く行かないは個人の自由です。

 と、言うか、こんなの果たして運動と呼べますか


  東京拘置所A棟とB棟

  東京拘置所A棟


 これらの写真の左手に見えるのが、職員の居る建物です

 なので、被告人が行く事は有り得ません。


 東京拘置所C棟

 東京拘置所C棟 2


 これらの写真の建物は、C棟です

 〝小菅ヒルズ〟では、中央が円柱になっていて、そこからX(エックス)の字の様に放射状になっています

 それぞれの棟に、きちんと区分けがされていて、A棟B棟C棟D棟となっています

 因みに、ボクが居たのはB棟11階36室でした。(笑)

 初めは、9室に居たのですが、半年経った頃に〝転房(てんぼう)〟と、言って部屋を移されるのです

 これは何故かと言うと、同じ部屋に長く居ると、色々と細工をされる恐れがあるからです。

 詰まり、細工をされて万が一脱走されるのを未然に防ぐ為です…。

 尤も、そんな細工が出来る様な物はそもそも部屋に入れられませんから

 だからこそ、〝そんな事ある訳ないじゃん〟と、思いますよね

 ボクも、全くそう思ってました

 しかし、拘置所や刑務所では、その〝万が一〟が起こらない様に、実にバカげていると思う事でも徹底するのです


 東京拘置所の官舎
 
 東京拘置所の官舎 2
 
 東京拘置所の官舎 3


 さて、この場所もこの時じゃないと行けない場所なので触れて行きましょう

 きっと、何でこんな所の写真を撮ったのだと疑問に思ったでしょう

 ここは、矯正展とは全然関係ない、東京拘置所の官舎です

 この道を通って、被告人を乗せた護送バスは裁判所へと向かいます

 又、茶色の建物が官舎なので、小菅ヒルズの職員は徒歩で通勤するのです。(笑)

 通勤徒歩1分位ですから、〝チンタイ〟もビックリな立地条件です。(笑)

  
 東京拘置所の官舎 4


 しかし、良く見て下さい

 結構な築年数だと言うのが、良く分かりますよね…


 さて、今日はこの辺までにして、明日はこの矯正展のメインについて綴りますのでご期待下さい

東京拘置所矯正展 2013 (2) 

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 こんにちは

 11月12日以来のご無沙汰でございます

 このブログ始まって以来の、更新の無さでさぞかし驚かれただろうと思います…

 普段、平日は毎日更新を義務付けているボクとしては、これだけの間更新出来ないのは非常にもどかしかったのですが、これには明確な理由があっての事ですので、どうかご理解下さい。

 一言で言うと、仕事が忙しかった、って事です


 さて、前回は刑務所と拘置所の違いをお話ししました

 そして、本来刑務所ではない東京拘置所が、矯正展を開催する事自体が珍しいと言う話もしました

 実は、ボクは去年の第一回の矯正展は、おもいっきり拘置所の中に居たので参加出来ませんでしたが、当時毎日購読していた日刊スポーツで、『東京拘置所で初の矯正展』との記事が載っていたので、ボクは「へぇ~、東拘でも矯正展やったんだぁ~」と、思っていたのです。

 と、同時に、「一体、刑務所ではない東拘でどんな矯正展をやるんだ」とも思っていました

 何故ならば、前回もお話した様に、東京拘置所は刑務所ではないので、何も作業品を製作していないからです

 詰まり、東京拘置所には『工場』と言う概念がないのです

 だからこそ、余計に興味があったのです

 
 では、早速その中身を紹介する、『東京拘置所アドベンチャーツアー』の出発です

 ここからは、写真を載せて行き、それについて解説して行こうと思います

 東京拘置所の看板

 東京拘置所の看板 2


 これは、東京拘置所の正門になりますが、普段は一般の人は立ち入り禁止になっています

 ですから、こうして写真を撮れるのは実に貴重です

 この正門は、職員が通勤に通ったり、搬入の業者が通ったりと、すなわち関係者しか通る事は出来ません。

 普段の一般面会の入口は、全く別の場所にあるので、必然的にここを一般人が通る事はありません。


 開場前の矯正展


 次に、正門を入って右手に車庫があり、そこが解放されて刑務作業品の販売ブースになっていました。

 そこからの一枚なんですが、この写真の中央に小さく見える着物姿の人が、今回の矯正展のポスターにも載っていた藤原紀香さんです

 いかんせん、開場時間前から凄い人だったので、テープカットの近くまでは行けず、遠目から眺めるしかありませんでした…


 刑務作業品の販売ブース

 
 先程のテープカットの写真を撮ったのが、このブースから撮った物です。


 刑務作業品の販売ブース 2

 刑務作業品の販売ブース 3


 これらの写真の通り、前記のボクの疑問は氷解しました

 それは、他の刑務所で製作した作業品を、東京拘置所で販売していたからです

 これならば、東京拘置所で何も製作していなくても、矯正展を開催できる訳です。(笑)

 東京拘置所で、〝自給自足〟する必要はないんですからね


 賑わう矯正展

 休憩所

 ブースに賑わう人達

 警察犬のシェパード


 
 これらの写真は、ブースで買った物を食べたりする休憩所で常に満員でした

 行ってみて初めて知ったのですが、矯正展には様々な企業のブースが出店していて、例えば地元の自治会や葛飾警察署や消防署、更には銀だこやミスタードーナッツなどの飲食店まで鎮座していました

 尤も、普段買えるようなお店で買おうとは思いませんでしたから、写真にも収めませんでした。(笑)

 でも、警察犬のシェパードはとってもいい子で可愛かったです


 因みに、写真には収めませんでしたが、消防署のブースで〝煙体験〟と言うのをやりました

 これは、四方を囲んだ長方形のテントに煙を送り、火事の際の煙を実体験すると言うものです。

 勿論、何かを燃やした煙は身体に毒ですから、身体に害のない白煙を使用しました。

 いや~、これが思いの外視界が全く見えない見えない…

 コツとしては、体勢を低くして、左手で壁を触りながら少しずつ進んで行くのだそうです

 これは、模擬だとは言え、実際に体験したら非常に恐ろしいなと思いました…。


 又、消防署のブースの傍に、葛飾警察署のブースがあり、そこでは白バイとパトカーに乗って写真が撮れるようになっていて、家族連れが子供を白バイに乗せて、楽しそうに写真を撮っていました

 因みに、ボクもパトカーに乗って、自分が逮捕された時の状況を再現して写真を撮りましたが、恥ずかしいので載せるのは止めておきます。(笑)


 かなり昔に建てられた建物


 この写真の建物は、かなり昔に建てられた物で、普段は特に使用していないそうです。

 この建物の中には、〝開かずの門〟と言うモニュメントがあって、そこで刑務官の制服を着て記念撮影が出来ました


 護送バスが出て来るスロープ

 
 この写真は、東京拘置所の地下に向かうスロープで、ここから被告人を乗せた護送バスが出入りして行きます

 スロープを右に降りて行くと、二車線になっていて、その両方に上下に開閉するシャッターが備え付けられ、高速道路の料金所の様に係員が居て自動で開閉して行きます。

 詰まり、絶対に脱走させない為の措置が徹底的に執られているのです

 また、地下から被告人は護送バスに乗り降りするので、完全に外からは見えないようになっています。

 因みに、護送バスの乗り場の隣にある部屋が、入所時や釈放時に荷物整理をする、〝領置調べ〟の部屋になっています


 さて、今日はこの辺までにしておいて、明日はこの続きをお話しようと思います

 

東京拘置所矯正展 2013 (1)

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 首都高速都心環状線(C2)を、四つ木方面に向かって車を走らせ、千住新橋を過ぎた辺りで左手に見えて来る灰色の無機質なドデカイ建物…。

 東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の、小菅駅ホームから見える、やたらとデカイ要塞…。

 小菅駅のホームから見た東京拘置所
 
 小菅駅のホームから見た東京拘置所 2

 東京メトロ千代田線(常磐線直通)で、北千住駅から綾瀬駅に進行し、荒川の橋脚を渡ると右手に見えて来る、灰色の無機質な要塞…。

 
 そう、ここは日本で一番の収容人数を誇る『東京拘置所』です(約3000人居ると言われている)

 
 丁度、一ヶ月前の10月12日に、ボクが7月2日まで住んでいた東京拘置所、ボクの中での別名〝小菅ヒルズ〟にて、

 『第二回東京拘置所矯正展』

 が、開催されました

 
 東京拘置所矯正展


 このイベントは、東京拘置所で年に一回だけ行われるイベントで、普段一般人が立ち入り禁止の場所が解放されて、各刑務所で作成された作業品の販売があったり、東京拘置所で支給されているパンが買えたり等々、様々なブースが出展する〝お祭り〟です

 狙いとしては、東京拘置所と言う物を、もっと身近に知ってもらおうと言うものではないでしょうか

 刑務所では、年に一回刑務作業品が買えるイベントが開催されるのは、結構知られた話ですが、刑務所ではない東京拘置所でこの様なイベントが開催されるのは非常に珍しいのです

 何故なら、東京拘置所は刑務所ではないからです


 と、言うのは、拘置所と言う物の意味を知っている方なら、『そんな事は知っとるわ』と、突っ込みが入りますが、実は意外と刑務所と拘置所の違いを知らない方が結構居るのです。

 これは、ボクが趣味でやっているサッカーのチームメイトと話した時に、多くの人がボクが身柄を拘束されている時に何か作業をしていると思っていたのです…

 
 では、ここで皆さんに訊きますが、拘置所と刑務所の違いは何かと訊かれたら、明確に答えられますか

 
 もし、答えられる方は、法律関係の仕事をしているか、あるいは裁判等に興味がある方ではないでしょうか。

 そうでなければ、まずそんな知らなくてもいい事を知っているはずはないですからね…。(笑)


 では、折角の機会なので、ここで拘置所と刑務所の違いをお話ししておきます

 
 単純明快な答えとしては、刑務作業をするかしないか、の違いです


 まず、拘置所は起訴(裁判になること)された被告人の身柄を収容する施設です

 簡単に言えば、裁判の判決が確定するまでの〝待機所〟と言った所でしょうか。

 この被告人の事を、『未決囚(みけつしゅう)』と、言います。

 これは、読んで字の如く、〝未〟だに刑が〝決〟まっていない〝囚〟人、と言う意味です

 拘置所の中では、俗に〝未決〟と呼ばれていて、基本的には面会も手紙も差し入れも、施設の規定内ならば自由です

 なので、自分でお菓子が購入出来たり、差し入れでお菓子が入ったり、面会も誰とでも出来たり、手紙も自由に出せます(施設によって一日の発信回数に差があり)。


 一方、刑務所は刑が確定した人を収容する施設です

 ですから、刑務作業と言う名の、事実上の強制労働が平日は毎日科されます…

 この受刑者の事を、『既決囚(きけつしゅう)』と、言います。

 これも、読んで字の如く、〝既〟に刑が〝決〟まった〝囚〟人、と言う意味です

 とは言え、刑務所の中では、単純に〝受刑者〟と呼ばれていて、既決囚と呼ばれる事は殆どありません。

 何故かと言うと、刑務所には受刑者しか居ないからです。(笑)

 拘置所は、判決が確定して、これから刑務所に移送する人が居る為、未決と既決が入り混じっていますが、刑務所は既に判決が確定して刑(懲役)を受けている人しか居ませんから…

 受刑者は、未決の時と違い、自由がかなり制限されます…。

 一例を挙げると、面会は基本的に家族や親族のみしか出来ず、月何回までとその人のランク(類と呼ばれる)によって回数が決められていて、手紙も同じくランクによって月に発信出来る回数が決まっています(受信は何通でもOK)。

 面会は、最低ランクで月2回、手紙は最低ランクで月4通です

 ですから、未決の時みたく、誰とでも面会出来たり、毎日の様に誰かに手紙を出せないので相当キツイのです

 因みに、未決の時みたく、お菓子等の食料品は自由に購入できないので、いくら自分の所持金があっても購入できないのです…

 差し入れも同じくで、そもそも刑務所では差し入れの売店にお菓子なんて全く売ってません。(笑)

 なので、拘置所でバクバクお菓子を食べていた人は、相当キツイのではないでしょうか…

 
 要するに、拘置所にしろ刑務所にしろ、同じ身柄を拘束されている状況とは言え、その処遇にはかなりの差異があるのです

 これを読んで、明らかに受刑者の方が処遇は厳しいのが分かりますよね

 ただ、ボクは思うに刑務所では一点だけ拘置所と違って良い所があります

 それは、刑務所ではテレビが観れる事です

 拘置所では、テレビは一切観れず、ラジオ放送だけなのです…

 お蔭様で、ボクはずっとラジオを聴いていたので、すっかりラジオ好きになってしまい、シャバに出てスマホを購入して真っ先にダウンロードしたアプリは〝ラジコ〟でした。(笑)


 因みに、拘置所でも刑務所でも、管理するのは同じ刑務官です

 拘置所だろうと、刑務所だろうと刑務官に差異はありません。


 さて、東京拘置所は、あくまでも拘置所ですから受刑者は何か作業をして製品を作っている訳ではありません…

 東京拘置所にも、受刑者は居ますが、それは未決の食事を作ったり、未決の食事を配ったり、フロアの掃除をしたりと言う〝雑用係〟としての受刑者であって、何か製品を作っている訳ではありません。

 なのに、本来であれば矯正展をやるはずのない東京拘置所が、昨年から矯正展を始めたので結構話題になったのです…

 だから、東京拘置所自体の歴史は古くても、矯正展は今年で二回目なのです


 と、少し冗長になってしまったので、次回は矯正展の中身を紹介したいと思います