日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

カテゴリー "逆転無罪in沖縄" の記事

那覇〝ヒルズ〟こと那覇拘置所。と、そこで偶然再会した人…。

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 こんにちは

 今日は、北風が強いですね…


 昨日は、傍聴後に偶然知った那覇〝ヒルズ〟こと、那覇拘置所に向かった話をしましたね

 ボクは、まさか裁判所の間隣に拘置所があるとは思わなかったので、ビックリしながらも嬉々として那覇ヒルズへと向かいました


 では、早速滅多に見る機会のない〝那覇ヒルズ〟をご覧頂きましょう


 那覇拘置所正面


 これは、拘置所の正面入り口で、ここで面会の受付をします

 
 那覇拘置所


 これは、拘置所入口にある看板です

 
 で、この写真の左下に、透明のゴミ袋があるのが分かりますよね

 実は、これはゴミではなくて、とある人物の荷物なのです

 
 その人物とは…


 そう、この荷物はボクが那覇地裁で観た、暴行事件の被告人だった城間選手の荷物なのです
 (平成26年2月27日 人生初の那覇地裁での傍聴。を参照)

 
 この記事でも触れた通り、城間選手は執行猶予の判決でしたから、当然その後釈放の手続きが執られて自由の身となる訳ですね

 その自由の身となった、城間選手と偶然那覇ヒルズの入口でバッタリ出くわしてしまったのです(笑)

 丁度、釈放の手続きが執られて出て来た所に、ボクが社会科見学に行ったと言う事です

 ボクは、傍聴席に座ったら城間選手にジロジロと睨まれたので、その睨んでいた人間が目の前に居る訳ですから、それはそれは痛快でした(笑)

 当然、城間選手もビックリしていて、こっちをかな~り怪しい目つきでジロジロと見ていました(笑)

 そりゃあそうでしょう

 ついさっきまで、傍聴席にたった一人だけポツネンと座っていた、色黒の金髪バカヤローが今度は釈放されたばかりの拘置所に居るんですから(笑)

 誰だって怪しむに決まっています

 定の案、あっ、案の定城間選手はボクの事を相当訝しんでいて、口には出しませんが「何で、コイツここに居るんだよ」と、目が言っていました(笑)

 正に、〝目は口ほどに物を言う〟ですね

 
 バッタリ出くわした後も、ボクがパシャパシャ写真を撮っているのを見ていたので、余計に訝しんでいたのでしょう。

 恐らく、彼は誰か迎えが来るのを待っていたんだと思います


 そうこうしていると、何と今度は知的障害があったあの具志堅選手も釈放されて出て来るではないですか
(平成26年2月28日 人生初の簡易裁判所での傍聴。を参照)

 彼は、法廷でもボクの存在を知らなかったので、拘置所のエントランスでボクとすれ違ってもどこ吹く風でした

 ってか、非常にニコニコしていたのが印象的でしたね(笑)

 彼も、誰かの迎えを待っているようでした


 こうして、人様の釈放を目の当たりにすると、ついこの間ボクもこれと同じ体験をしたんだな、との思いが蘇りましたね…


 だから、具志堅選手が笑顔なのも、骨身に沁みる程分かるんですよね

 恐らく、彼らはほんの数か月の拘束でしょうが、こちとら一年七ヶ月の拘束でしたからね…

 だから、その時の喜びは、彼等とは比較にはならないでしょうね

 しかも、こちとら〝逆転無罪〟なんですから(笑)



 さあ、続いて見て行きましょう


 那覇拘置所 舎房

 
 これは、被告人が収容されている舎房ですね


 布団が干してある(1)


 この布団が、ここが拘置所である何よりの証拠ですね

 これは、定期的に行われる布団干しですね


 布団が干してある(2)

 
 高い塀(1)

 高い塀(2)


 ホント、この高い壁はいつ見ても強烈ですね…


 新しい舎房


 新しい舎房(2)


 この二枚の写真に見えるのは、作りからして新しい舎房ですね


 官舎裏側


 官舎正面


 ヒルズの裏側を歩いて行くと、偶然官舎に辿り着きました

 ここから、職員は歩いて通勤するのです

 ってか、古くさい団地ですよね…

 基本的には、職員はここに住まないといけないらしいです…


 裏側から見た那覇拘置所


 裏側から見た那覇拘置所(2)


 この二枚は、写真を撮る為に高い壁沿いに歩いて行ったら裏側に辿り着きました


 以上が、那覇ヒルズこと那覇拘置所でしたが、ヒルズと言うには程遠い4階建てでしたね

 多分、大きさ的に200~300人位を収容出来るのではないでしょうか。

 建物自体、古いのと新しいのが混在していたので、どちらに収容されるかは〝運〟でしょうね


 因みに、拘置所の差し入れの売店も覗いて来ましたが、たいした物は売ってなくて沖縄らしい物も売ってませんでした

 ボクは、チンスコウとか差し入れできるのかな、と思って売店を覗いたのですが、ありきたりなお菓子しか無かったです

 まっ、那覇ヒルズには残念ながら誰も知り合いが居ないので、差し入れのしようが無いんですがね…(笑)


 最後に、拘置所の面会受付の女性職員が、これまたメチャメチャ綺麗でした

 話し掛けたかったのですが、他の人の面会手続きをして忙しそうだったので、遠目から眺めるだけでした

 明らかにストーカーですね(笑)

 ホント、弁護士さんにしても、ヒルズの職員にしても、何でこう沖縄の女性は綺麗なんでしょうかね


 と、最後は鼻の下が伸びましたが、以上で逆転無罪in沖縄編は終わりです

 明日は、ちょっと最近の話題に触れたいと思います

傍聴後に行った意外な場所…。

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 おはようございます

 今日は、おもいっきり雨で嫌ですね…

 あっ、雨の日はアメダス〟と言う防水スプレーを靴に掛けると、もの凄く水を弾くので是非おススメです


 昨日は、逆転無罪in沖縄傍聴記の最後に観た、下着ドロボーの事件をお話ししましたね

 全く、たかが〝300円〟のパンティーを盗んでパクられて、刑事法廷へと引きずり込まれるんですから、大塚選手の親族はとんでもない迷惑この上ないですよね…

 それにしても、あの母親の姿は印象深かったな…


 さて、今日は傍聴後に行った、思いがけない場所についてお話ししますね

 ボクは、大塚選手の裁判が終わり、美人弁護士さんとの接触を計ろうとするも失敗し、仕方なくトボトボと裁判所のロビーへと向かいました

 ロビーには、東京地裁程の広さは無いですが、一応受付があって、そこに開廷表が置いてありその日の公判状況が分かります

 ボクは、受付に立っている職員に、

 『もう、何も観る物ないですね…』

 と、ダメ元と分かっていながら、ペラペラと開廷表を捲りながら訊きました

 そして、ボクはふと、

 『あっ、そう言えば那覇拘置所って何処にあるんですか

 と、思ったので訊ねました。

 何故、そんな事を思ったのかと言うと、ボクはご存知の通り拘置所生活が長かったので、拘置所から那覇地裁までどうやって被告人を護送しているのか興味があったからです

 すると、裁判所の職員は、

 
 『あっ、裁判所の隣ですよ。』
 

 と、言ったのです

 ボクは思わず、『えっ隣ですか』と、訊き返してしまいました。(笑)

 何故なら、まさかこの答えは予想だにしていなかったからです

 
 そうです、ボクが傍聴後に行った意外な場所とは、那覇拘置所だったのです


 これは、当初ボクのプランには一切組み込まれていなかったので、完全なサプライズでした

 それに、滅多に来れないですし、また殊更来ようとも思わない場所でしたから、このチャンスを逃すまいと急遽〝逆転無罪in那覇拘置所〟のコースが加わったのです

 
 この、裁判所の隣に拘置所と言う状況は、さいたま拘置所と同じで、ここも裁判所の隣に拘置所があり、被告人は護送バスに乗らずに歩いて裁判所まで行くのです

 勿論、その時の姿はプライバシー保護の観点から、外部からは絶対に見えないようになっています

 因みに、さいたま拘置所で思い出しましたが、あの〝佳苗ちゃん〟こと木嶋佳苗も一審時はさいたま拘置所に勾留されていたので、公判の時は拘置所からテクテク歩いて出廷していたのです


 ボクは、まさか那覇拘置所が裁判所の隣にあるとは思いもしなかったので、これは是非とも覗いて見たいと思い、裁判所の職員に行き方を訊いて、すぐさま裁判所から駆け出しました

 すると、何のことは無い、裁判所を出て左隣に看板が出ていて、おもいっきり那覇拘置所の入口だったのです

 入口から、直線に30メートル位歩くと拘置所の建物があり、テクテク歩いて行くと、そこで思いがけない人物と遭遇してしまったのです

 
 その人物とは…


 この続きは、明日の記事で拘置所の写真と共にお伝えしますね

 写真も入れちゃうと、長くなってしまうので今日は短いですがこの辺で

 足元気を付けてお出掛け下さい

沖縄にも居た下着ドロボー。

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 おはようございます

 今日も、まだまだ厳しい寒さが続いていますね


 昨日は、逆転無罪判決から八ヶ月が経った事についてお話ししましたね

 改めて、つい八ヶ月前迄は、こうして自由にキーボードを打てなかった訳ですからね…

 しかし、この当たり前の〝自由〟の時間が長くなるに連れ、そのありがたみが薄れがちになって来てしまう事に、警鐘を鳴らす意味でも書かせてもらいました

 ホント、当たり前を有り難いと思える様になると、ボクは人生において人よりも楽しく生きれると思っています

 もし、皆さんの中にも、初心に帰れる〝基準日〟等が無ければ、こじつけでも良いので作ってみてはいかがでしょうか

 見付からなければ、このブログをいい意味で活用して下さい

 〝無実の罪でパクられる事に比べたら、今の自分はまだマシだな〟と。

 そうすれば、少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。


 さて、本日は逆転無罪in沖縄傍聴記のラストです

 この日観た、最後の裁判についてお話ししますね

 
 平成26年1月30日
 那覇簡易裁判所 104号法廷
 罪名 窃盗
 被告人 大塚 正人


 この裁判は、先週お話した知的障害のある窃盗犯の判決公判の後、そのまま続けられました。

 そのまま、と言うは東の事ではなく、裁判官、検察官が退廷しないで法廷に残ると言う意味です

 ただ、被告人が変わるので、弁護士と被告人だけがチェンジしました

 確かに、知的障害者窃盗事件の判決朗読の最中に、スーツを着た女性やら、オジサンやオバサンが何人か法廷に入って来て、傍聴席に座ったのが目に付いたのです。

 その後、判決朗読が終了し、被告人が退廷して行くと裁判官と検察官はそのまま残り、弁護士と被告人が入れ替わりました

 この裁判の主役である、大塚選手は20代のスーツを着た爽やかな男でした
 
 何処にでも歩いてそうな、サラリーマンな感じの男子でした

 
 因みに、大塚選手は傍聴席から法廷に入りました

 被告人席の両脇に刑務官は居ません。

 これはすなわち、保釈されている事を意味しています

 保釈されていなければ、法廷の奥から手錠をして刑務官とトゥギャザーして入って来ますが、そうじゃなく傍聴席から入るのは、その被告人は保釈されている証拠です

 全く、保釈だなんて羨ましい限りです…

 裁判を、自由の身で迎えられるのは、天国と地獄位の開きがありますからね…
 


 一方、弁護士さんが女性だったのですが、これがまたメチャメチャ美人さんだったのです

 〝えっこんな綺麗な人が弁護士さん〟と、疑いたくなるような美貌で、これには正直ビックリさせられました

 街角で見掛けたら、わざと目の前でハンカチでも落として、〝落ちましたよ〟と言われるように、きっかけを作りたくなるような美しさでした(笑)

 〝沖縄の弁護士さんレベル高ぇ~〟と、思わずにはいられませんでした

 まっ、三人しか見てませんけどね。(笑)


 と、勝手に一人傍聴席でテンションが上がっている中、粛々と開廷しました

  『それでは、被告人は証言台の前へ。』

  『では、あなたに対する窃盗被告事件について判決を言い渡します。』


  そして…


  『主文。被告人を懲役10月に処する。この裁判が確定してから、その刑の執行を三年間猶予する。』


 まっ、執行猶予は当然付くだろうと思っていたので、予想通りの判決でした。

 その後、判決理由の朗読を聴いていると、だんだんと事件の概要が分かって来ました

 
 大塚選手は、他人の家のベランダに侵入して、干してあった〝300円〟相当の下着を盗んだと言う事件だったのです

 どうやら、大塚選手は特定のアニメに性的コーフンを覚える、と言う変わった性癖の持ち主だったのです

 まっ、下着ドロボーをする位ですから、その時点で変わった性癖なんですがね…


 執行猶予にした理由としては、

 ① 被害者に被害弁済をして示談が成立している。
 ② 公判請求は初めて。
 ③ 母親が被告人を監督すると証言。

 以上の理由が、〝被告人の為に酌むべき事情〟と言うやつですね。


 この中で、母親が証言、とありますが、下着ドロボーなんて恥ずかしい事件を起こした我が息子の為に、証言台の前で証言した時の心境はいかばかりか…

 そうです、ボクが傍聴席で観たオジサンオバサンは、大塚選手の両親だったのです

 ホント、ボクもそうでしたが、柵の向こうで自分の息子が裁きを受けるのを観る親の心境は、ホント言葉に表現出来ないものがありますよね…

 幸い、ボクは無罪判決だったから良かったものの、これが有罪なら(日本の刑事裁判は殆どがそうなる)傍聴席から証言台の前に立つ息子の背中を観ながら、両親は一体何を思うのでしょうか…

 そういう意味では、ボクは結果的には最高の形でしたが、そこに至るまでは両親の寿命を縮めてしまった気がしてなりません

 そう考えると、刑事裁判乃至刑事被告人になるのは、その当事者だけではなく周りをも巻き込むんですよね

 これは、ホントに怖い事です


 判決朗読の最中も、大塚選手の母親は傍聴席に浅く座り、前かがみになりながら息子の背中をジッと見詰めていた姿が、今も脳裏に焼き付いています


 それだけ、母親からすれば様々な想いがあったのでしょう…


 他方で、事件自体は実にくっだらない事件でしたから、執行猶予の判決は妥当ですが、やはりこの手の犯罪は再犯性が高いので(何せ性癖ですから)、それをさせない為の執行猶予の長さだと思います。

 判決には、そんな狙いが込められているのを感じました


 判決朗読が終了し、閉廷するとボクは法廷の外に出て、チャンスがあれば〝美人〟弁護士さんにボクのブログ名刺を渡そうと思っていたのですが、法廷からは大塚選手と彼の両親と一緒に出て来て、話しながら歩いて行ってしまったので結局渡せずじまいでした…

 だって、刑事裁判を担当する弁護士さんからすれば、逆転無罪を勝ち取った男なんてそうそう巡り会えない訳ですから、絶対に興味を持つと思うんですよね

 だから、どうしても滅多に来ない沖縄で、ボクの名前をお見知りおきしたかったんですがね…


 因みに、この時大塚選手一向の様子を窺う為に、若干尾行するような形になってしまったのですが、何回も父親が振り返りボクを懐疑的な目で見ていました。(笑)

 そりゃあそうですよね…

 色黒で金髪の男が、裁判を傍聴して、その後同じ方向に歩いているんですからね。

 なので、ボクは途中で追尾を諦めるしかなかったんですよね

 正に、〝内偵失敗〟です。(笑)



 これで、逆転無罪in沖縄編は終わり…ではありません

 実は、この後思いがけない場所に行く事になりました


 その場所とは…


 続きは明日

 

人生初の簡易裁判所での傍聴。

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 こんにちは

 今日で、今週最後ですね

 きっと、繁華街で日頃のストレスを解消しに行くのでしょうか。


 さて、昨日は人生初めての那覇地裁での傍聴についてお話ししましたね

 ホント、実にくだらな過ぎる事件でしたが、タイミング的にこの事件しか傍聴出来なかったので仕方無かったんですよね


 で、今日は地裁での事件はもう観れなかったので、丁度簡易裁判所で立て続けに判決の言い渡しがあるので、その事件についてお話ししますね

 ボクが、暴行事件の判決を観てから10分後位に、同じ法廷で立て続けに窃盗事件の判決がありました。


 平成25年1月30日
 那覇簡易裁判所 104号法廷
 事件名 窃盗
 被告人 具志堅 正樹


 ボクが、法廷に入ると弁護士と検察官が既に座っていて、直ぐに刑務官に連れられて具志堅選手が入場して来ました

 具志堅選手の見た目は、背が小さくてちょっと頭は剥げていて、その辺に歩いているオッサンでした

 外見は、沖縄感が感じられませんでしたが、苗字はおもいっきり沖縄感丸出しですね(笑)

 
 因みに、ボクは簡易裁判所の法廷に初めて入ったのですが、予想外にも法廷は小さくて、傍聴席も地裁や高裁の法廷にあるのとは違い、ベンチに毛が生えた様な傍聴席でした

 思わず、『傍聴席も簡易かっと、一人突っ込みをしちゃいました(笑)

 東京簡易裁判所の、法廷に入った経験が無いので分かりませんが、那覇簡裁がそういう作りなのか簡裁自体が元々そういう作りなのか分かりませんが、ホント作りも〝簡易〟でした
 
 
 では、ここで恒例のスタメン発表ですが、傍聴席から向かって正面が裁判官で〝ワントップ〟、右手が弁護士でお爺さんの〝ワントップ〟、最後に左手が検察官で〝ワントップ〟の布陣でした

 まっ、この辺の布陣は事件の軽重によるので、簡易裁判所レベルの事件なら全てこの布陣と言っても過言ではないでしょう

 そして、裁判官が具志堅選手に、証言台の前に来る様に促します

 
  『それでは、あなたに対する窃盗被告事件について判決を言い渡します。』


  『主文、被告人を懲役1年6月に処する。この裁判が確定してから、その刑の執行を3年間猶予する。』


 予想通り、執行猶予の判決でした

 思いの外、刑が重いかなと感じたのですが、その理由は判決理由を聴くと納得出来ました

 まとめると、

 ①以前も窃盗で罰金刑を受けた前科があった
 ②被害金額の5万円より1万円多く被害弁済をしている
 ③公判請求は初めてである
 ④酒に酔っての犯行である
 
 で、ここが引っ掛かったのですが、

 ⑤知的レベルが低い

 と、言う内容でした

 要するに、具志堅選手には知的障害があり、その事実が犯行に大きな影響を及ぼしていたのです


 実は、何の因果か、ボクの裁判を全て傍聴して来た〝桃山商事の清田代表〟から、「この本面白いから読んでみな」と、紹介された本が山本譲司さんが上梓した『累犯障害者』と言う本でした

 この本は、何度も罪を犯す人達の中には、知的障害を持った人達が少なからず存在している事実に焦点を当てて、その問題提起をしている内容です

 ボクは、この本を沖縄行きの飛行機の中で読んでいて、意外な事実に驚いていた矢先に、見事この本と同じ内容の状況の被告人を観たので、大変ビックリさせられました

 『正に、本の内容と一緒じゃん』と。

 そう考えると、やはり罪を犯す人達の中には、知的レベルが低い人達が多いのかも知れませんね…。

 勿論、たった一件しかぶち当たっていないので、サンプル数が少ないですが、とは言えそうそう当たる物ではないですからね

 
 これは、非常に大きな社会問題だな、と率直に感じました…

 我々が知らない所で、善悪の判断が余り出来ない人達が罪を犯し、その結果普通の人と同じく裁きを受けるのは、果たしてどうなのかな、と感じます

 沖縄にも、こんな根深い問題が起こっているのですね


 今後、具志堅選手は、手癖の悪さが出ないで普通に生活していけるのか。

 具志堅選手をサポートしてくれる家族はいるのか。

 誰かの支援が必要不可欠なのではないか。

 

 判決理由の朗読が終わり、ブレスレッド(手錠)をしないでテクテク歩いていく具志堅選手の背中を観ながら、ふとそんな事を思いました


 果たして、具志堅選手は今後二度と事件を起こさないで居れるのでしょうか…。

 

 この後、そのまま次の事件の裁判となるのですが、この続きは来週お伝えしますね

 良い週末をお過ごし下さい

人生初の那覇地裁での傍聴。

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 こんにちは

 今日は、珍しく雨ですね…

 ここ最近は、天気が悪い時は専ら雪でしたからね…


 さて、昨日は慶大生自殺教唆事件についての問題提起をしましたが、皆さんの考えはいかがだったでしょうか。

 直紀さん派、ボク派、あるいはまた別の考えがある方もいらっしゃるでしょう

 そのどれであっても、正解はないし不正解もありません

 皆さんそれぞれの考えが正しいのです


 で、今日はやっとこさお伝えしようと思っていた、逆転無罪in沖縄傍聴記をお話しします

 まっ、結論から言ってしまうと、どっれもくっだらない事件のオンパレードでした…

 
 では、早速行きましょう


 平成26年1月30日
 那覇地裁 204号法廷
 事件名 暴行
 被告人 城間 俊秋(ジョウマトシアキ)


 ボクは、開廷2分位前に到着し、傍聴人入口のドアをそぉ~っと開けると、案の定傍聴席には誰も居なくて傍聴人はボクだけの〝ワントップ〟 

 しかも、この見た目ですから、尚更怪しさ満点でした(笑)

 お蔭様で、法廷に入った瞬間、被告人席に鎮座していた城間選手にギロッと睨まれてしまいました…

 城間選手は、中肉中背のちょっと小太りなオッサンで、顔はこれと言った特徴は無く、髪の毛は黒髪で短いのですがボサノバ、あっ、ボサボサでした。(笑)

 もう、笑うしかありませんでした(笑)


 法廷は、裁判員裁判対応の法廷で、左右に大きいモニターが備え付けられていていました

 傍聴席の数は、横3列×縦5列のブロックが3つなので、合計45席あります

 この傍聴席が、満席になる事はあるのでしょうか…。


 そして、ボクが興味のあった刑務官の服装です、やはり予想通りジャケットではなく長袖のワイシャツでした

 これは、冬の時期に裁判所に傍聴に行くと分かるのですが、被告人を連行して来る刑務官は冬服のジャケットを着ています。

 ホント、地味な濃紺のジャッケットで、袖の部分に線が引いてあり、その色で大体の階級が分かるのです

 順番的には、何もなし→銀線→金線、の順番です

 まっ、ジャケットって言ってますが、そんなオサレな物ではなくて、当たり障りのない公務員の制服です


 ボクが、興味があると言ったのは、沖縄は冬でも非常に暖かいので、連行する刑務官はどの制服を着て対応しているのかな、と思ったのです

 そこで、ボクの見立てでは、恐らくジャケットではなく春服のワイシャツだろうな、と言うものでしたが見事正解でした

 〝だから何だよ〟って話なのですが、やはり半年前まで四季折々で制服が変わる刑務官に連行されていた身としては、ついついその辺の事に興味が向いてしまうのです

 この辺の事情は、当然関東とは違うんですね。

 
 あっ、これはマメ知識なのですが、被告人を連行する人によって、その人が何処に勾留されているのか分かるのです

 見分ける方法としては、被告人席の両脇に座っているのが、警察官だったらその被告人は警察署の留置場に勾留されています
 
 一方、被告人の両脇に座っているのが、刑務官の場合、すなわち警察官の制服じゃない人の場合は、その人は拘置所に勾留されています

 警察署の場合は、どこの留置場か調べるのは難しいですが、拘置所の場合ならその地域を管轄する拘置所に勾留されているので、拘置所宛に手紙を出せばその被告人に届きます

 なので、今後もし傍聴に行って興味のある被告人が居たら、直接拘置所宛にラブレターを書けば届きますので、やってみてはいかがでしょうか


 話は戻って、法廷に目を向けると、ホント裁判員裁判用に改装したのかとても綺麗なのですが、それと同じ位必要最低限のものしか置いていない、実に無機質な空間です

 しかも、結構天井が高い為、余計に広く感じるのでその無機質さを強調します


 そして、開廷時間になり裁判官が入廷して来ました

 この事件は、たいして大きい事件ではないので、裁判官は一人でした。

 では、恒例のスタメン発表ですが、傍聴席から向かって正面が裁判官席で、お伝えした通り〝ワントップ〟で、右側が被告人と弁護側の席でこれも〝ワントップ〟、最後に左手の検察官席も〝ワントップ〟で、今日は各布陣は全てワントップでの戦術を選択して来ました

 まっ、〝試合内容(事件内容)〟を考えたら実に当然の布陣でしょう…(笑)


 今日は、判決宣告なので、開廷すると被告人を証言台の方へ来るようにと裁判官は促します。

 
 そして、運命の判決が言い渡されます…


  『主文、被告人を懲役8月に処する。この裁判が確定してから、その刑の執行を3年間猶予する。』


 要するに、執行猶予の判決でした

 まっ、当たり前っちゃ当たり前田の敦子なのですが、思いの外執行猶予の期間が長いなと気になったのですが、その理由は判決理由を聴いて解せました

 事件の概要は、平成25年9月25日に、交番の駐車場で酒に酔って被害者の髪を掴んで押し倒し足蹴りにしたと言うものでした。

 城間選手には、どうやら同様の前科があった事が、執行猶予の長さに繋がったのだと思います

 因みに、執行猶予にした理由として、反省して罪を認めている事、断酒すると言っている事、が挙げられていましたが、酒に酔っての犯行なら〝お酒を止めます〟って言わないと格好が付かないですからね(笑)

 恐らく、城間選手は間違いなく飲むだろうな(笑)

 
 最後に、裁判官は執行猶予の意味を城間選手に問い、それに城間選手はコクリとニワトリの様に頷いて、小さい声でハイと返事していました

 結局、開廷してから10分も経たずに判決宣告は終了し、城間選手はブレスレッド(手錠)をしないで、刑務官に連行されて奥へと消えて行きました

 心なしか、足取りが軽く見えたのは、ボクの気のせいでしょうか…(笑)


 因みに、この城間選手と、ボクはとある場所で再会してしまったのです…

 それは、一体何処だったのでしょうか…


 以上が、那覇地裁で観た唯一の事件で、この後立て続けに簡易裁判所での事件を傍聴したのですが、それについては明日お話ししますね