日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

カテゴリー "東京拘置所こと〝小菅ヒルズ〟" の記事

拘置所のラジオ事情。

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 おはようございます

 相変わらず、厳しい寒さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか

 ホント、こんな寒い中、小菅ヒルズでは一応暖房が効いていますが、効いているのはあくまでも部屋の前の通路だけなので、詰まり、職員が仕事をするのに寒くならないようにする為のものなのです

 一応、食事等を入れる〝食器孔〟と言う、小窓の下に長方形の網目状の窓があって、そこから通路に流れている空気が入って来るという建前なんですが、実際はほんの申し訳程度しか空気は入って来ません…

 ですから、独房の中には殆ど暖かい空気は入って来ませんので、事実上暖房は効いていないのと同じです…

 なので、防寒対策の服を着て、手袋を常にしていないと寒くて寒くて仕方ないです…

 ってか、それでも暖かい訳ではなく、何とか寒くないというレベルです。

 とにかく、冬の小菅ヒルズ、すなわち拘置所はとても、メチャメチャ寒いのです

 単純な話で、皆さんは現在暖房を使用していると思いますが、それを付けないで生活すれば、拘置所と同じ真冬を実体験出来るので、是非ともやってみて下さい(笑)

 因みに、その際、洗い物をする時にお湯を使ってはいけません

 何故なら、拘置所では、ご丁寧にお湯なんて出ないからです…

 部屋に備え付けの水道は、あくまでも水しか出ません

 お湯が出るのは、唯一入浴時のお風呂だけです

 従って、この厳冬の中、一切暖房を使用せずに、洗い物等は全て水を使用するという生活が、拘置所の冬の生活なのです…


 さて、昨日は拘置所のお正月事情をお話ししましたが、あんな所でも若干気を遣ってくれている事実を、知って頂ければといいかな、と。

 今日は、拘置所繋がりで、拘置所のラジオ事情についてお話しします

 早速、皆さんに質問ですが、普段の日常生活の中で、ラジオって聴きますか

 おそらく、殆どの方が、〝聴かないな~〟と、回答するのではないでしょうか。

 職業柄、運送関係の方は、移動の車の中で聴くと言う方は多いかと思います

 やはり、普段の生活では、圧倒的にテレビを何気なくでも付けるのが、無意識の行動でしてしまうのではないでしょうか。

 
 今回、何故拘置所のラジオ事情をお話ししようと思ったのかと言うと、単純に拘置所でラジオを聴いていたらすっかりラジオが好きになってしまったからです

 で、これ結構勘違いしている人が多いのですが、拘置所ではテレビは観れません

 テレビが観れるのは、あくまでも刑務所であって、拘置所では観れません…

 おそらく、こう言った勘違いの原因は、拘置所と刑務所が一緒くたになっているからだと思います。

 では、拘置所ではテレビが観れない代わりに、ラジオが流れているのです

 流れる時間帯や、放送番組はその施設によって違いますが、基本的には平日は夕方5時から夜9時の消灯までで、土日祭日は朝9時から夜9時まで流れています

 平日の昼間は、施設によって、お昼に一時間だけ流れたり、午前と午後に30分だけ流れたりと、施設によってバラツキがありますが、要は平日の昼間は殆ど聴けません

 土日祭日は、小菅ヒルズでは、朝9時からラジオが流れますが、11時になったら一回切れて12時から流れ、夕方4時に一回切れて、5時からまた流れます

 
 因みに、小菅ヒルズでは面白い現象があって、毎日お昼少し前と夜6時50分から、NHKラジオのニュースが流れているのですが、お昼に流れるニュースはその日の朝7時のニュースを録音したものが流れ、夜のニュースはその日の昼のニュースを録音したものが流れるのです 

 詰まり、ニュースに完璧なタイムラグがあるのです。

 何故、こんな事をしているのかと言うと、証拠隠滅を防ぐ為と、拘置所にとって都合の良くないニュースを削除する為らしいのです

 例えば、リアルタイムにニュースの情報源を聴いて、共犯者が起訴事実を認めたのかとか、裁判でどんな証言をしたのか等、ニュースから入って来る情報にタイムラグを置くことで、そう言った情報を遮断とまではいかなくても、制限をかけているのです。

 ボクから言わせると、こんなことをした所で、一体何の意味があるんだってつくづく思いますよ

 だって、身柄を拘束されている以上、一体どんな証拠隠滅が出来るんだって話です

 しかも、そのニュースに制限をかけた所で、他の番組でもちょくちょくニュースが流れる為、そこでリアルタイムのニュースが聴けちゃうので、実は全く意味が無いんです。(笑)

 流石に、小菅ヒルズも生放送のラジオに対しては何も出来ませんからね…


 一方、ボクが一審時に居た千葉刑務所では、こんな面倒な事は一切しなくて、そのままリアルタイムのラジオが聴けました

 ただ、千葉刑務所はその名の通り刑務所なので、夕方5時からではなく、6時からじゃないとラジオが流れないんですよね…

 これは、刑務所のテレビ視聴が原因と思われます。

 基本的に刑務所では、平日は夜6時から9時までがテレビ視聴時間なので、ラジオもそれに合わせているのだと思います

 千葉刑務所では、所在地が千葉県と言う事もあってか、比較的bayfm78が多く流れていた気がしました

 ホント、千葉刑務所の番組選局に関しては、ボクの中では酷かったですね…


 そして、控訴審の為に移送した〝小菅ヒルズ〟ですが、ボクの印象ではまだ千葉刑務所より良かったです

 小菅ヒルズは、所在地が東京にあるからか、比較的TOKYO FMとJ-WAVEが多く流れていた気がします

 小菅ヒルズの番組選択も、〝なんでやねん〟と首を傾げたくなるものも多々ありましたが、全体的にはまあまあかなと思いました


 さて、明日はボクが居た千葉刑務所、東京拘置所で当時流れていた番組を、思い出せる範囲で書こうと思います

 

小菅ヒルズのお正月事情。

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 おはようございます

 今日は、もの凄い冬晴れで清々しいですね

 
 さて、前回は小菅ヒルズの意味や、歴史、死刑囚事情についてお話ししました

 ですので、今後はこのブログで小菅ヒルズと言う言葉が出て来ても、何の事なのか分かると思います

 今日は、少しお正月を過ぎてしまいましたが、小菅ヒルズのお正月事情についてお話ししますね

 皆さんは、毎年お正月はどんな過ごし方をしてますか

 31日は、紅白を見たり、それか何処かの繁華街に出掛けてカウントダウンをしたりと、十人十色でしょう

 1日は、おせち料理を食べたり、お雑煮を食べたり、何処かに初詣に出掛けたり、セールに行ったりとイベント盛り沢山ですよね

 ボクも、今年は二年振りに〝シャバ〟での年末年始を迎えられたので、ダウンタウンの笑ってはいけない24時を観ながら、所々で紅白を観たりしていました

 2013年度の年末に関しては、久し振りのシャバだから何処かで弾けよう、みたいな考えは全く思い浮かばず、とにかくゆっくりして居ようと率直に思いました


 では、2012年度の年末年始を、ボクは何処で過ごして居たのか…。


 それは、ご承知の通り小菅ヒルズでした


 小菅ヒルズでの年末年始は、初体験だったので、当時は一体どんな処遇になるのかなとワクワクしていました(笑)

 すると、12月29日から1月3日までは、正月休みになるので、普段の土、日、祭日と同じ処遇になりました

 12月28日が、御用納めで、その年の最後の営業になります。

 詰まり、手紙の発信や面会が、その日で最後になるのです

 なので、12月29日や30日に手紙を出したくても出せませんし、面会したくても面会出来ません…

 次回は、年始の1月4日からになります。


 2012年12月29日に、小菅ヒルズ側から、紙袋に入ったお菓子の詰め合わせが配られました

 しかし、その内容がかなりしょぼかったのを今でも覚えています。(笑)

 例えば、クッキーでも丸ごと一パック入っている訳ではなく、一つ一つ小分けになっているクッキーが、何個か入っていると言う体たらくで、〝丸ごと一パック入れろや…〟と、思ったものです…(笑)

 要するに、〝ケチ〟なんですよ

 この点、刑務所に関しては、もっともっと豪華で、受刑者全員が楽しみにしている位、特別なお休みなのです

 まっ、刑務所は自分でお菓子とか購入出来ませんが、拘置所は自分で購入出来たり、差し入れが入ったりするので、その分刑務所の方がお菓子は豪華なのでしょう


 そして、12月31日には夕食時にコンビニで売っている様な、ざるそばが支給され、すなわち年越しそばと言う意味合いです

 このソバは、どこの業者が作っているのか分かりませんが、まあシャバに居たら絶対に買う事はない位の、味のクオリティーでした…

 ボクは、年越しそばよりも、断然楽しみがありました

 
 それは、紅白歌合戦をラジオで聴けること


 実は、一年に一回だけ、この日だけはラジオが0時過ぎまで流れて、午後7時15分からのNHK紅白歌合戦を最後まで聴けるのです

 通常は、午後9時でラジオ放送はピシャっと終了してしまうのですが、12月31日だけは0時までラジオが聴けるのです

 そんな些細な事でさえ、喜びを感じるんですから、一体どれだけ底辺な生活を送っているんだって話です…

 ラジオで聞く紅白歌合戦は、当然目で見えませんので、アナウンサーがアーティストの状況を逐一実況中継するのです

 例えば、「司会の嵐の皆さんは、白いはかま姿でステージに並び、その隣に紅組司会者の綾瀬はるかさんが赤を基調とした着物で立っています。」みたいな感じです。

 それを独房で聴いて、自分の中でその情報を基に、どんな衣装なのかを妄想するのです…

 なんせ、テレビが無いので、視覚からの情報が一切ありませんからそうするしかないのです…

 それに比べると、今年はのんびりとテレビで紅白を観れて、視覚でも楽しめたので大変幸せでした

 この年の紅白歌合戦は、布団を敷いて、横になって本を読みながら聴いていました…


 そして、年は明けて、2013年1月1日になりました

 当然、初日の出なんて見れる訳はありません…

 前日、ラジオが深夜まで流れていたとしても、起床時間はいつもと変わらずです

 実は、拘置所や刑務所は、この三が日がお正月のメインイベントなのです

 
 その第一弾は、おせち料理が支給される

 と、言っても、何重にもなっている、豪華絢爛なおせちではなく、一重のおせち料理でそれを4日の朝までに喫食して、空になった容器を回収するのです…

 尤も、ボクはあまりおせち料理が好きではないので、正直どうでも良かったんですが…(笑)

 
 続いて、第二弾は、三日間は銀シャリになる

 銀シャリとは、刑務所用語の一つで、白いご飯のことで、通常は7対3の比率の麦飯なので、久し振りに麦の無いご飯を食べました

 ところが、小菅ヒルズの銀シャリは全然美味しくなく、むしろ普段の麦飯の方が美味しかったです


 続いて、第三弾は、お餅が出る

 普段は、お餅が支給されることはないので、この時はお正月バージョンでお餅が出て、それに加えて〝甘シャリ〟が出ておしるこの完成です

 甘シャリとは、刑務所用語の一つで、茹で小豆のことです

 要するに、おしるこのお餅が入っていない状態の物です

 元々、甘い物が大好きなボクにとっては、これがとてつもなく美味しくて美味しくてたまりませんでした

 実は、久し振りに甘シャリが食べたくなって、お正月に作ってみました

 甘シャリをシャバで作る

 こんな感じのを、小菅ヒルズでも食べて、非常に美味しかったです

 
 続いて、第四弾は、マグロが出る

 普段の食事では、お腹を壊さない様に、ナマモノは一切支給されないのですが、この時はマグロが出ました

 とは言っても、所詮は中トロには遥か遠く及ばないレベルのマグロで、ボクは二キレだけ食べて後は残しました…


 続いて、第五弾は、エビ等の天ぷらが出る

 普段は、天ぷらが支給されることは無いのですが、この時ばかりはエビやらサツマイモやらと、様々な天ぷらが支給されて、そこそこ美味しかったです

 でも、衣がメチャメチャ固かったなぁ…

 とてもじゃないですが、お金を取れるレベルのクオリティーではありません


 と、三が日は普段の拘置所生活では、味わえない食べ物が支給されて、それなりにお正月気分を味わえました

 ただ、流石に〝お年玉〟は出ませんでした…(笑)


 因みに、拘置所からも年賀状は出せました

 これは、事前にアナウンスがあり、普段の手紙の発信とは別カウントされて、12月15日までに書いて提出すれば、元旦に届くとの事だったので、ボクは何だかんだ20通以上出しました

 この時、拘置所側から、スタンプを貸与してくれたので、それを年賀ハガキに押して行きました。

 ボクは、何と11月末には提出していたので、ボクの友人や知人達は、小菅ヒルズからの年賀状を受け取ったのです

 今となっては、〝逆転無罪の年賀状〟に昇華したので、きっとプレミアが付いたことでしょう(笑)


 以上の通り、一応拘置所側でも、年末年始はそれなりに気を遣ってくれているみたいでした…


 まっ、一番はシャバで自由に年末年始を迎え、自分の好きな様に過ごすのが、最大にして最高の幸せなんだと思いますね


 さて、明日は拘置所のラジオ事情についてお話ししようと思います

小菅ヒルズって何ぞや?

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 こんばんは

 今日は、ホントに寒いですね…(。>д<)

 何だかんだで、日付が変わってしまいましたがお許し下さい…


 さて、昨日はホントタイミング良く、ボクがブログをアップした後に、杉本君がパクられると言う絶妙のタイミングでした

 ボクは、丁度家でランチをしながら笑っていいともを見ていると、ニュース速報の字幕が流れたので、〝あっ、13時のNHKのニュースでやるな〟と、予想しました

 すると、見事に杉本君がパクられた直後で、パトカーに連行されていく姿をヘリから撮影していて、それはそれはとても迫力がありました

 そんな事を論評した記事があるので、興味があったら覗いてみて下さい

 『テレビのミカタ』

 杉本君に関しては、あれこれ報道されているみたいですが、脱走して直ぐにたまたま後輩に会うとか、何とも言えぬ偶然が味方しましたが、結局は鬼ごっこも終了しましたね

 ただ、ボクもビックリだったのが、杉本君には逃亡罪が適用されないと言う事実で、これにはボクも疑問符でした

 しかし、調べてみると、確かに杉本君は脱走時にまだ勾留されていた訳ではなく、勾留手続きをしている最中に逃亡したのです(手続きと言っても、身柄は拘束されています)。

 とは言え、逃亡時の杉本君には警察の48時間勾留が付いていたので、ボクはテッキリ逃亡罪が付くものと思っていたので、それが付かないんですから、そういう意味では杉本君は“持ってる”なぁ、と。

 詰まり、刑法上は脱走した事に対しては何ら罰せられないということです

 しかしながら、そもそもの逮捕容疑の裁判時には極めて不利に働くので、杉本君にとっては非常に厳しい判決となるでしょう。

 是非、杉本君の裁判は傍聴に行かないとな(笑)


 と、前置きが長くなりましたが、今日は予定通り小菅ヒルズのお正月事情についてお話しようと思っていたのですが、先日地元の同級生のI君から、

 『あのさ、良くブログに出てくる小菅ヒルズって何

 って、素朴な質問を受けたのですが、この質問を受けてボクはハッとしました

 それは、“もしかしたら、小菅ヒルズの意味を入っていたボクは分かっているけど、余り縁がない人には分からないのでは、と。

 なので、敢えて小菅ヒルズの意味について解説しますね。(笑)

 
 まず、小菅ヒルズとは東京拘置所の事を差します

 では、東京拘置所とはどういう所かと言うと、逮捕されて起訴(裁判になること)された被告人を収容する施設です。

 なので、逮捕されて起訴されると、警察の留置場から拘置所へと移送されます。

 以前もお伝えした通り、拘置所は刑務所ではありません

 管轄は法務省で、職員も刑務所に居る刑務官と同じです。

 東京拘置所は、東京23区内で逮捕され起訴された人の管轄になります。

 すなわち、東京地裁に事件が係属されている被告人達が収容されています

 因みに、東京都内でも23区外の人(武蔵野市や調布市等)は、同じ東京地裁でも東京地裁立川支部で裁判をやるので、立川拘置所に収容されるのです。

 そして、立川支部での一審判決に不服があって、控訴すると東京拘置所に移送されます。

 加えて、東京拘置所は、関東の地方裁判所で一審判決を受けて、控訴すると東京高裁の管轄になるので、そうすると関東全域から控訴審を審理する為に集められます

 従って、東京拘置所は東京地裁と東京高裁に係属する全ての被告人達を収容するので、少なくとも2000人以上は常時収容されています。

 と、言うように、明確な管轄が存在するのです。


 因みに、かなり昔は東京拘置所は今の小菅には無く違う場所にありました

 その場所は何処かご存知ですか

 
 それは…。


 現在の池袋サンシャインがあるあの一帯なのです


 現在は、サンシャインやプリンスホテル等がありますが、その昔はあの一帯に東京拘置所が有り、A級戦犯が収容されて次々に処刑されて逝きました…

 その代表格が、東條英機です

 だからよく、サンシャイン周辺は幽霊が出ると言う噂が絶えないのは、そのせいなのかも知れませんね…

 なので、その昔の東京拘置所は、“巣鴨プリズン”と呼ばれていました
 きっと、歴史好きの方なら、この呼び名に聞き覚えがあるのではないでしょうか。


 そして、戦争が終わり、GHQの管理下から脱っすると、東京拘置所は葛飾区小菅にあった当時小菅刑務所に引っ越す事となります

 それが、現在の東京拘置所なのです

 実は、その昔東京拘置所は刑務所だったのです

 一方、引っ越した後の〝元〟東京拘置所の国有地を買い取ったのが、西武グループで、現在のサンシャインを建設したりと再開発をしたのです
 
 従って、現在のサンシャイン周辺には、思いもよらぬ歴史が詰まっている場所なのです…
 
 だって、その昔はそこで死刑が執行されていたんですから…

 
 あっ、それと重要な事を言い忘れてました

 実は、東京拘置所は、全国で一番死刑囚が多く収容されているのです

 従って、東京拘置所には、おもいっきり死刑場があるのです。

 詰まり、死刑を執行する為の絞首台があり、定期的に合法的な殺人が行われているのです。

 要するに、死刑は刑務所で行われている訳ではないのです。

 何故かと言うと、死刑囚は法律上は未決囚だからです。

 懲役刑の人は、判決が確定すると刑務所に移送され、懲役と言う名の強制労働をさせられます。

 すなわち、刑の執行が始まります。

 これが、既決囚です。
 
 “既”に刑が“決”まった“囚”人と言う意味です。

 しかし、死刑の人は、死んで始めて刑が執行される訳てす

 “死”ぬ事が“刑”だから死刑なんです。

 ですから、死んで始めて刑が執行されることになるので、死なない限り刑は執行されていないので、未決囚のまま拘置所に収容されているのです。


 刑事訴訟法の規定では、死刑が確定したら六ヶ月以内に刑の執行をしないといけないと定められています。

 しかしながら、現状はこの法律は形骸化していて、死刑が確定しても半年以内に刑の執行がされる事は殆どありません。

 その理由は、やはり一人の生命が懸かっていると、機械のベルトコンベアーの様に、流れ作業でポコポコ絞首台へと送れないからです。

 それと、厳密には死刑が確定して半年以内に執行されなければ、立派な法律違反ですが、この法律違反を犯したところで、一体誰が不利益を被るのでしょうか。

 誰も不利益を被らないですよね

 仮に、法律違反だと罰せられたとしても、死ぬ事が刑である死刑囚に対して、それ以上の刑はないじゃないですか。

 と、言うより、国が法律違反(確定してから六ヶ月以内に死刑を執行しない事)を犯しているんですから、その国に対して誰が罰則を与えるんでしょうか…。

 だから、法律上死刑が確定して六ヶ月以内に死刑が執行されなくても、事実上は全く問題がないのです。

 これが、ボクが常々言っている、『法律上と事実上の乖離』です。

 

 と、話が脇ロードに逸れてしまいましたが、では何故小菅ヒルズと呼ばれているのか(ってか、勝手にボクが言っているだけですが)

 これは、元livedoor社長のホリエモンこと、堀江貴文さんが証券取引法違反で逮捕された時に、マスコミが当時六本木ヒルズに住んでいたホリエモンと掛けて、揶揄する意味で名付けたのです

 小菅(こすげ)とは、東京拘置所の所在地で、葛飾区小菅にある為、六本木ヒルズから小菅にホリエモンが移った事を面白可笑しく表現した造語です

 しかも、東京拘置所に一度でも来た経験がある方なら、充分ご存知かと思いますが、東京拘置所は物凄いデカさで、高さは11階建てなので、その様な造りもある種六本木ヒルズを彷彿とさせる為、“小菅ヒルズ”と言う名前が付いたのです

 ボクは、このネーミングはかなり正鵠を得ていて、実に面白いと思っています

 なので、ボクは収容されている時に、友人に宛てた手紙や面会時には好んでこのネーミングを使っていて、逆転無罪後の本ブログでもついつい使ってしまうのです。(笑)


 と、言う訳で、今日もまた番組内容を変更してお送りしました(笑)

 来週こそ、小菅ヒルズのお正月事情についてお話ししたいと思います


 良い三連休を