日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

カテゴリー "内柴事件控訴審傍聴記" の記事

刑事裁判の現実…。

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 今回、当初は何回かに分けて、内柴事件控訴審について綴ろうと思っていたのですが、思いの外当日の詳細を思い出してみると、色々とあって冗長になってしまいました…

 で、今日は内柴事件控訴審初公判の締め括りとして、〝元〟被告人のボクから見た内柴事件控訴審について、つぶやかせてもらおうと思います


 まず、ボクからすると、裁判所が弁護側の証拠調べ請求を全て却下したのは、極めて妥当な気がします

 報道でしか得ていない情報ですが、内柴被告の供述、詰まり〝弁解〟にはかなりの無理があるなと感じました…

 加えて、裁判所としては前提として、

 『被害者が、内柴被告を殊更無実の罪に陥れる為に虚偽の申告をするはずがない。』

 との思いがありますから、尚更内柴被告の供述、弁護側の主張は信用してもらえないのです…

 裁判所のこの前提は、性犯罪に関しては特に顕著なので、余計内柴被告にとっては不利なのです。

 当然、弁護側の戦略としては、頑強に完全否認している以上、被害者や関係人の供述の矛盾を突いて、その信用性を弾劾して反証するしかありません

 しかし、その反証が認められるかどうかは非常に難儀で、以前の記事でも述べたボクの〝裁判格言〟の通り、

 『主張は簡単、結果は難儀。』

 なのが現実です。

 
 それに、そもそも指導者が教え子とセックスする事自体が、極めて非常識で理解に苦しむ行為ですから、仮に合意の上であったとしても大問題でしょう。

 なので、ボクはこういう観点からも、内柴被告の供述の信用性を減殺させている理由の一つでもあると思います。

 裁判所と言う所は、極めて常識的な観点で物事を見ますから、指導者が教え子とセックスするなんてあり得ないと言う前提で判断するので、尚更内柴被告の供述は空疎に聞こえるのでしょう


 しかしながら、一方で前回の記事でも触れた様に、中には内柴事件を冤罪だと信じて疑わない人達も居るのです

 確かに、あのブログを読んだり、初公判の弁護側の控訴趣意書の朗読を聴くと、「確かに、それはおかしいよな。」と、思う所は多々あります

 だから、もしかしたら内柴事件は冤罪なのかも知れません…

 そればかりは、当事者達にしか真実は分かりません…

 これが、刑事裁判のホント恐ろしい所なんですが、

 『無実であっても、無罪になるとは限らない。』

 と言うのが、日本の刑事裁判の現状ですから、もしかしたら内柴事件もこれに当てはまり有罪になってしまったのかも知れません。

 あるいは、ただ単に罪から逃れる為に、嘘を言い張っているだけかも知れません

 世間的には、後者の方が圧倒的多数でしょう。(笑)


 そして、ボクは内柴事件控訴審初公判を傍聴して、つくづく思ったのは、

 『ホント、ボクは運が良かったんだな

 と言う事です

 何故なら、これだけ社会的に注目されている事件でさえ、弁護側の証拠調べ請求を全て却下したからです。

 なのに、社会的に全く騒がれもしなかったボクの事件では、ボクが控訴審で共犯者の再度の証人尋問を請求したら認められたんですから、ホントに裁判官の胸三寸一つで全ては決まるのですから、こればかりは〝運〟としか言いようがありません 

 改めて、刑事裁判と言うのは、一人の人間が国家公務員に人生の方向性を決められてしまうんですから、何とも言い難い恐ろしさがあります…


 内柴事件控訴審は、仮に真実は冤罪であったとしても、裁判上は有罪で1000%控訴棄却です

 おそらく、控訴棄却なら上告するでしょう。

 ですから、刑が確定するまではまだ少し時間が掛かりますが、少なくともボクが言えるのは、

 「上告した所で、判決は変わらないし懲役に行くのを先延ばしにしているだけ。」

 だと言う事です。

 控訴審の判決は、12月11日午後2時半ですが、ボクは多分傍聴に行かないでしょう。(笑)

 もし、気が向いて傍聴に行った時は、キッチリとこの場でご報告をします

 
 さて、今週の木曜日は『平成の毒婦』と言われた連続保険金殺人の『木嶋佳苗』被告の控訴審初公判がありますので、ボクはダメ元で傍聴に行って来るので、その状況は詳しくここでご報告します

 実は、ボクは木嶋被告とは、同じマンションに住んでいて、一度だけ話したことがあるのです
 
 そう言った、諸々を近々お話したいと思います

初公判後の思わぬ人との邂逅。

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 内柴被告が退廷し、ざわつく法廷内…

 このざわつきには、色んな要素が含まれているのだな、と思いながらボクも出口へと向かうと、ふと見覚えのある人が居ました

 それは、ミヤネ屋の中山リポーターだったのです


 当然、取材者として法廷に居るのは、何ら不自然ではなくむしろ自然ですから、ボクも『取材で来てるのだな。』と、思っていました。

 なんせ、ボクはミヤネ屋でこの日の裁判を知ったので、当然ミヤネ屋でも初公判がどうなったのかを追い掛けるはずですから、中山リポーターが居るのは当然でした。

 しかし、その様子がどうも変なんです…

 何故か、首を傾げているのです…。


 そこで、ボクはテレビで観ていたので、

 『いつも、観ています。』

 と、法廷内で声を掛けました

 そしたら、中山リポーターは、

 『あっ、どうも。』

 と、気さくに返事をしてくれました。

 続けて、

 『身体、結構鍛えてますね(笑)』

 と、言われたのでボクは少し照れながら、

 『あっ、はい。ボチボチやってます。』

 と、答えて、続けてボクは、

 『いや~、ダメでしたね~。』

 と、言うと中山リポーターは、
 
 『はぁ。弁護側の請求が全部却下だもんな…

 と、首を傾げながら言ったのです。


 ボクは、この返事を聞いた瞬間ハッとしました

 皆さんは、このボクのハッとした理由が分かりますか


 要するに、中山リポーターは、何で弁護側の請求を裁判所は認めてくれないのだろう、と嘆いていたと言う事は、内柴事件を冤罪だと思っている証拠なのです

 だってそうでしょう

 もし、内柴事件が冤罪だと思ってないとしたら、裁判所の決定に対して首を傾げる訳ないじゃないですか。

 意味分かりますか(笑)

 内柴被告が、単なる否認しているだけだと思っているのなら、裁判所が下した却下決定に対して「当然でしょう。」と、ばかりに首を横ではなく、縦に振るのが普通じゃないですか

 なのに、中山リポーターが首を傾げながら裁判所の決定に対して不満を持っているのと言うのは、何より内柴事件が冤罪だと思っているからに他ならないのです


 ボクは、非常にビックリしながらも中山リポーターに、

 『このパターンは、1000%控訴棄却ですね。弁護側の証拠調べ請求を、裁判所が認めない時は絶対に棄却です。って言うのは、ボクは先日東京高裁で逆転無罪になったので、良く分かるんです。』

 と、言いました。すると、中山リポーターは、

 『そうですか…。えっご自身が逆転無罪になったんですか

 と、目を見開いて訊いて来たのでボクは、

 『そうです。7月に、高裁4部で逆転無罪になりました。』

 と、返答すると、

 『あ~、そうなんですかっそれは凄いですねおめでとうございます

 と、祝福されて、続けて、

 『やっぱり、このパターンはダメなんですか

 と、訊いて来たのでボクは、

 『はい。絶対に、無理です。棄却のパターンですね。』

 と、言い中山リポーターは、

 『そうですか…。ありがとうございました。』

 と、言って残念そうに関係者の方へと歩いて行きました


 ボクは、中山リポーターとのやり取りで、もしかしたら内柴事件は冤罪なのかも、と思い家に帰ってネットで色々とググッてみると、面白いことに沢山のサイトがありました

 すると、こんなブログを発見しました


 内柴正人無罪への道しるべ

 
 このブログは、内柴事件の不自然さを指摘しており、内柴事件は冤罪だと訴えています

 勿論、この作者が熱狂的な〝内柴ファン〟の可能性も否定できないので、全ての言い分を鵜呑みにするのは危険でしょう。

 ただ、ボクが言いたいのは、『強姦された』と言う主張と、もう一方では『冤罪だ』とする相反する主張がぶつかり合っていると言う事実です

 真実は、当事者にしか分かりません。

 『事実』『真実』、これらの言葉は似て非なるものがあるとボクは思います

 もしかしたら、冤罪かもしれないし、単に嘘を吐いているだけかもしれない…

 その正解は、我々には分かりません

 しかし、間違いなく言えるのは、裁判上での内柴被告は犯罪者、であると言う事実です

 ちょっと、話が長くなりそうなので、この続きは次回お伝えしたいと思います
 

厳しい行方の初公判…。

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 裁判長 『それでは、被告人は前へ。』

 そう、裁判長から促されて、被告人席から法廷中央の証言台へと向かう内柴被告

 裁判長 『名前は

 そう、問われると内柴被告は、

  『内柴正人です。』

 と、はっきりした声音で自らの名前を名乗ります

 裁判長 『住所や本籍等は、このカードに記載の通りで間違いないですか

 と、続けて質問しました。

 これは、内柴被告の様な有名人のプライバシー保護の為に、傍聴人に住所等が知られない様にする為の措置で、事前に住所や本籍等を記載したカードを提出しておくのです。

 それを、裁判長が見て、被告人に確認するだけで人定質問の代わりとするのです

 因みに、ボクの様な単なる一般人は、おもいっきり住所や本籍等を証言させられました。(笑)

 全く、一般人にはプライバシーはないのか、と突っ込みたくなりました。(笑)

 裁判長は、内柴被告の人定確認を終えると、席に戻るようにと促しました。


 そして、いよいよここからが〝キックオフ〟です

 
 裁判長 『え~、弁護人より控訴趣意書の要旨の陳述と言う事ですが

 弁護人 『はい。20分を予定しております。』

 裁判長 『それでは、どうぞ。』

 と、促され5人の内の一人の弁護人が起立し、事前に作成した文章を右手に力強く持ちながら、朗読を始めます

 この弁護人の陳述は、もの凄くハキハキとしていて、傍聴人に語りかけるかの様に、ゆっくりとしたスピードで朗読して行きます

 さながら、何かの朗読会かと思った程、実に素晴らしいテンポでした

 ホント、惹きつけらる絶妙な朗読でした。

 
 その内容は、簡単にまとめると以下の通りで、

 ①控訴の趣意は、法令違反と事実誤認の二本立て。
 ②被害者と、友人の供述が明白に食い違っている。
 ③強姦後の行動が、被害者の携帯電話の通話記録と矛盾している。
 ④被害者は、客観的証拠と全く矛盾する供述をしている。
 ⑤原判決は、経験則、論理則違反は明らか、むしろ全く逸脱している。
 ⑥従って、被告人は無罪であるから原判決は破棄されるべきである。

 等と、弁護側は一審判決をとことん糾弾していました

 途中、朗読者が交代して別の弁護人に代わりましたが、交代した弁護人は途中何度もつっかえていたので、ボクは最初の弁護人がそのまま朗読すれば良かったのにな、と思いました。

 朗読中の内柴被告は、微動だにせずジッと前方を見詰めていました
 
 
 因みに、通常の控訴審ならばこの様な朗読は行われません

 
 何故なら、既に初公判前に控訴趣意書(控訴審で主張したい内容をまとめた書面)を提出しているので、裁判所は弁護側の言い分を分かっているからです。

 詰まり、二度手間以外の何物でもありません。

 にも拘わらず、朗読を認めたと言うのは、弁護側が裁判所に強くアピールしたからでしょう

 要するに、弁護側の世間に向けてのアピールタイムだったのです

 当然、ボクの控訴審初公判では、こんなアピールタイムは無かったです。(笑)

 
 しかし、このアピールタイムを肝心の裁判官達は、聞いているという感じではなく、ただ座っているだけと言った感じで、心ここに在らずに見受けられました

 
 ボクは、弁護人が朗読中、朗読の内容も注目していましたが、それと同じ位に裁判官達の表情を追い掛けていました。

 何故なら、〝元〟被告人のボクからすると、裁判官達がどんな表情をしているかで、その事件に対してどれだけの興味を持っているかを量る基準となるからです
 
 だから、耳は弁護人に集中して、目は裁判官に向いている感じでした。

 
 正直、ボクは弁護人が朗読している時の裁判官達の表情を見た時に、

 『あっ、これは全く興味持ってないからダメだな…

 と、その後の趨勢が読めてしまいました…。

 
 このボクの予想は、案の定的中する結果となります


 続いて、裁判長が弁護人に、

 『弁護人から請求の、鑑定と、被害者と友人の証人尋問、被告人質問と言う事で宜しいですか

 と、問われ弁護人は、

 『はい。』

 と、返答します。

 そして、裁判長は、

 『検察官のご意見は

 と、問うと検察官は、

 『控訴の理由がないので、控訴棄却を求めます

 と、強い口調で意見を述べます。

 これは、当然の主張です

 
 そして、裁判長は検察官の意見を聞くと、両サイドの裁判官と相槌を交わし、

 『弁護人からの請求は、いずれも却下します

 と、実に淡々と言い放ちました…

 まるで、予めそのセリフを言うのが決まっていたかのように…。

 って、ぶっちゃけそうなんです

 もう、控訴審初公判の段階で、裁判所の方向性は決まっているので、裁判所からすればこのセリフを言うのは、予定調和だったのです
 
 だから、幾ら弁護人が初公判で、一生懸命控訴趣意書の朗読をしようとも、この一言は不可避だったのです…

 
 悲しいかな、これが刑事裁判の現実です…。

 
 このセリフは、事実上の判決で、弁護側の請求を認めないと言うのは、その必要性が無い、即ち一審判決は間違っていないと言う意味です

 ですから、これにて控訴審は結審して次回が判決になります。

 このパターンは、1000%控訴棄却です

 詰まり、一審判決が覆り、内柴被告が無罪になる可能性は地球がひっくり返ってもない、という意味です

 この裁判長からの一言を聞いた弁護人達は、一様にメモを取っていましたが、その表情はどれも厳しいものでした

 
 そして、裁判長は内柴被告を証言台の前に来るように促し、

 『それでは、これで結審します。判決の言い渡しは、12月11日午後2時半にこの法廷で行います。では、終わります。』

 と、言い内柴被告は、

 『はい。』

 と、力無く返答し、全員が起立し一礼した後、被告人席へと戻りブレスレッドを刑務官にはめられます。

 
 その後、内柴被告は刑務官に連れられて退廷する途中に立ち止まり、ボクの隣の傍聴人が内柴被告の関係者だったらしく、内柴被告と目を合わせ一礼していました。

 何故か、この傍聴人の眼には涙が浮かんでいました…

 法廷内は、全員が立って〝ざわざわ〟していて、視線は内柴被告に注がれていました

 ボクも、内柴被告をじっと見ていましたが、当然目が合うことはなく、納得のいかない表情で法廷を後にしました

 
 ボクも、法廷を出ようと出口に向かっていると、思わぬ人と出くわしました…

いよいよ内柴選手の入場です!

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 一通り、公判前の儀式が終了し、いよいよ公判が始まります。

 
 裁判長 『それでは開廷します。被告人は前へ。』

 
 と、裁判長は言いますが、実はこの時内柴被告は入廷して居なかったのです

 詰まり、裁判長は先走ってしまったのです。(笑)


 裁判長 『あれ被告人は

 弁護人 『まだ、入廷してません。』

 裁判長 『では、入廷させて下さい。』

 と、やり取りがあって、ようやく内柴被告の入場です

 きっと、裁判長も緊張していたのでしょう。(笑)


 そして、書記官が被告人が待機している方のドアを開けて、入廷を促します。

 内柴被告が、法廷に入るまでの刹那、傍聴席には独特とした空気が流れ、傍聴人全員が唾をのみ込む音が聞こえそうな位の、固唾を飲んだ状況でした

 きっと、傍聴人全員が、

 『一体、内柴被告はどんな風貌になっているのだろう

 と、思っていたのだと推察します


 こうして、やっとこさ内柴被告が3人の刑務官に連行されて入廷して来ました

 内柴被告は、グレーのロンTに紺のチノパンを穿き、サンダルを履いていました

 ボクは、内柴被告のサンダルを見て、『あっ、東拘で購入出来るサンダルだと瞬時に気付きました。(笑)

 因みに、値段は千円です。(笑)

 多分、傍聴人の中で、内柴被告のサンダルの出所に気付いたのは間違いなくボクだけでしょう

 
 ボクは、当然初めて〝生〟内柴被告を拝見しましたが、その印象は思いの外背は小さく165cm位で、体格は小太りでした

 以前、週刊誌等で見た内柴被告よりも、顔がふっくらしていて、明らかに金メダルを獲った時の写真よりも太っていました 

 ボクの予想では、間違いなく東京拘置所の食事で肥ったんだと思います

 東京拘置所の食事は、味は微妙ですが量が多いので、毎回完食していると〝テッパン〟で肥ります

 そりゃそうです。4畳一間の部屋から、一日中殆ど出れないので、カロリーを消費しないんですから…

 ましてや、内柴被告の様な有名人は、お菓子や食糧品の差し入れが相当あると思料されるので、三食の食事以外にこれらの物を食べていれば、肥るなと言うのが無理な話です。(笑)

 因みに、ボクの拘置所での生活については別の機会に詳述しますが、ボクは絶対に絶対に絶対に太りたくなかったので、ご飯(麦飯)はいつも半分残していました

 そしたら、いつの間にか胃が小さくなってしまいました…

 
 話は戻って、この時の内柴被告は、何か憮然とした様な、何か納得がいかない様な表情をして、傍聴席には一瞥もしませんでした
 
 きっと、自らの事件の社会的注目度を認識しているのか、傍聴席が満席なのを入廷した時に横目で分かったのだと思います

 
 そして、被告人席で、ブレスレッド(手錠)をした両手を刑務官に差し出し、手錠を外してもらう内柴被告…。

 ボクは、この光景を見た時、

 『ついこの間までは、ボクもこうして手錠を外してもらっていたな。』

 と、妙な感慨が湧いて来ました。(笑)

 内柴被告は、ブレスレッドを外されると、弁護人の前にある長椅子に着席しました


 ここで、内柴事件控訴審の陣営を説明しますと、傍聴席から向かって左側が弁護人席でその数、な、な、な、な、なんと5人 

 もの凄い、弁護人の数です

 ホント、その内の一人位ボクの事件の時に分けて欲しかったな、と思いました。(笑)

 おそらく、これだけの数の弁護士は国選弁護人とは考えにくいので、そうすると必然的に私選弁護人になりますから、これだけの私選弁護人を選任するとなると、相当な弁護料が掛かっていると容易に推測出来ます

 やはり、金メダリストはお金があるのでしょうか 

 一方、傍聴席から向かって右側が検察官の席で、その数2人。

 この数が、多いのか少ないのかはボクの感覚では何とも言えませんが、少なくともこの事件は検察は控訴してませんので、すなわち検察は〝受け身〟ですから形式的に一人の検察官が居れば十分なのです。

 で、傍聴席から向かって正面が裁判官の席で、その数は3人。

 基本的に、控訴審は合議制で3人の裁判官で審理するので、これは通常の状態です。

 因みに、裁判官は全員男性でした

 これが、内柴被告にとって有利なのか不利なのかは、ボクには分かりません。(笑)

 良く、性犯罪を審理する時、女性の裁判官だと刑が重くなる傾向があると言われていますが、ボクから言わせればこんなのは都市伝説以外の何物でもありません(笑)

 もし、そんなんで刑が重くなるのなら、性犯罪を全部女性の裁判官が審理すれば、自動的に刑が重くなるじゃないですか。

 そんな不均衡は、ボクは無いと思っています。


 そして、裁判長が、

 『それでは、被告人は証言台へ。』

 と、言い内柴被告は証言台へと向かいます


 いよいよ、内柴事件控訴審の幕開けです…。

 

厳戒体制の裁判所。

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 見事、三倍の倍率を潜り抜け、傍聴券をゲットしたボクはワクワクしながら裁判所の中へと入りました

 この時、一気に人が入口に集中した為、ちょっとした行列が出来ていました

 これは、東京地裁に来た経験のある方ならご存知かと思いますが、裁判所入口には金属探知機での荷物検査があるからです

 要するに、事件の利害関係者が、被告人に対して危害を加えない様にする為の措置です。

 感情論で言えば、例えば殺人事件で無念の死を遂げた被害者の関係者なら、殺した人間を同じ目に遭わせてやりたいと思うでしょう…

 詰まり、目には目を、歯には歯を、の論理です。

 そう言った、トラブルを避ける為に、東京地裁では成田空港かと思うような厳重な警備体制を敷いています

 因みに、弁護士や検察官や裁判所職員は、この荷物検査は受けず、一般傍聴人の隣の入口からスーっと入って行きます

 これは、暗黙の信頼関係がある証左でしょう。(笑)

 以上の理由から、入口に一気に人が集中すると、〝入口渋滞〟が起きるのです


 ボクは、〝首都高かっと、心の中で一人突っ込みをしながらこの渋滞を抜けて、勇んで102号法廷へと歩を進めます

 そうすると、なにやらここでも〝ざわざわ〟しています

 念の為、〝ざわわ〟ではありません。(笑)

 ここでも、腕章を巻いた裁判所職員が忙しなく動いていて、きびきびと傍聴人を誘導しています

 そして、傍聴券を職員に見せて誘導された方へ向かうと、何とここでも金属探知機による荷物検査です

 これは、通常の裁判では行われない状況です

 更には、荷物をホテルのクロークの様に預かると言うのです

 その際、筆記用具は手で持っていて構わないが、携帯電話も電源を切って全て預けろと言う徹底した措置が執られていました

 こう言った、裁判所の対応からも、この事件の注目度が容易に伺えます

 ボクは、荷物を全部預け、筆記用具を片手に持ち、職員から荷物の番号札を受け取り一般傍聴人の列へと並びました。

 この時で、既に15人位並んでいたので、〝最前列は厳しいかな…〟と、思っていました

 
 そして、時刻は1時20分になった頃、裁判所職員から、

 『本日は、開廷2分前から法廷内撮影がありますので、写りたくない方は職員に申し出て下さい。』

 との、アナウンスがありました。

 そうですこれが、良くニュースで観る法廷の様子なのです

 何かの事件の裁判があった時、ニュースの映像で法廷の様子が流れ、裁判官や弁護人が写ってますよね

 あれです。まさしく、あの状況の撮影をするのです

 詰まり、先に撮影を済ませてから、被告人を入廷させるのです。

 ボクは、特に写りたくない理由も無かったですし、そもそも傍聴席の最後列から撮影するので、仮に写ったとしても後頭部だけですから一切気にしませんでした

 
 そして、職員が、

 『では、傍聴人の方どうぞ。』

 と、指示があり、先に並んでいた人から順に法廷の中へと入って行きます

 ボクは、法廷に入った瞬間、真っ先に最前列に目をやりました

 すると、丁度被告人席の真ん前が空いてるではないですか

 当然、その席を目がけて最大限の早歩きをして、見事被告人席の真ん前をゲット

 因みに、基本的に傍聴席は、椅子に白いカバーが掛かっていない席は、〝自由席〟なのでどこに座ろうが勝手です。

 白いカバーには、「報道関係者」と印刷がされているので、マスコミ専用の席になります。

 たまに、職員が順番に座るように指示する時もあるのですが、この時は全くの自由だったので、自分の好きな席を選択出来ました


 そして、静かに着席します…。

 着席して、改めて法廷を見ると、それはそれはドデカイ法廷で、もの凄い荘厳な雰囲気を感じました

 と、同時にボクが思ったのは、仮にボクがこの法廷の証言台に立たされたとして、果たしてまともに証言出来たのかどうか、疑問に思う位の厳かな雰囲気があり、ボクが裁かれた506号法廷とは明らかに〝格〟が違うと思いました。(笑)

 新幹線で例えるなら、自由席とグリーン車の様なものでしょうか(笑)

 勿論、自由席が506号法廷、グリーン車が102号法廷です。(笑)


 その後も、次から次へと傍聴人が入場して来て、いつの間にか法廷はほぼ満席となりました。

 どの人も、今か今かと開廷を待ちわびています

 
 時刻が、1時25分を過ぎたあたりで、裁判官の三人が入廷して来ました。

 この点は、普段の法廷とは逆ですね。

 普段は、被告人が先に入廷していて、裁判官が最後に入廷して来ますからね。


 そして、時刻が1時27分に差し掛かった頃、職員が、

 『これより、2分間の法廷内撮影を始めます。撮影開始

 の、号令とともに撮影が始まりました

 と、言っても、何をする訳でもなく、それぞれがじっと前方を見つめていて、さながら目を開けた黙とうと言った感じです

 この時の法廷内は、全くの無音で、そこに約100人位の人間が存在しているのを忘れさせる様な、静謐な時間が流れて行きました


 すると、職員が、

 『1分経過。』

 と、カウントダウンして行き、

 『残り30秒。』

 
 
 『撮影終了。』

 
 と、号令があり、法廷内の撮影が終了

 その終了の合図に合わせて、カメラに写りたくなかった傍聴人がポツポツと入場して来ます


 そして、いよいよ内柴被告が入廷して来ます…。